9月25日のニュース:FAMとパハン州FAはお互いを非難、スランゴール州FAはスマレとの交渉はFAMの承認済みと主張するもFAMは否定、期限まで1週間となった民営化が完了しているのは現時点で12クラブ

FAMとパハン州FAはお互いを非難
 マレーシアサッカー協会FAMとMリーグ1部パハンFAを運営するパハン州サッカー協会(パハン州FA)はお互いに非難を応酬し合う状況になっています。
 パハン州FAを離れてタイ1部リーグのポリス・テロFC移籍を発表したモハマドゥ・スマレに対して、今月9月11日にパハン州FAはFAMへ不服申し立てを行いましたが、FAMの対応が不十分として、一昨日9月22日にFAMを強い調子で非難する声明を公式Facebookなどで公開しました。
 パハン州FAのノーリア・アブドル・マナフ事務局長は自身の名で出された公式声明で「(対応が遅れていることについて)FAMはFIFAの対応を待っているといることを理由にしているが、パハン州FAはこの理由を受け入れることはできない。マレーシア人選手に関する事例への対応はFAMの管轄であり、アジアサッカー連盟のウインザー・ポール事務局長もメディア向けの声明でこれを肯定している。」と述べ、パハン州FAも含め国内の州FAを統括する立場のFAMは、今回のスマレ選手に関する件についてパハン州FAの申し立てに真剣かつ速やかに対応するべきだとしています。
 さらにパハン州FAのノーリア事務局長は、FAMが早急に対応しない場合、マレーシア国内のスポーツに関する問題を裁定するスポーツコミッショナーにこの件についての裁定を仰ぐことも検討しているとしています。
 「パハンFAを離脱するに至った理由としてスマレ選手が挙げている内容は不正確な上にでっち上げであり、パハン州FAは事実に基づきスマレ選手の主張に異議を申し立てる用意がある。」と話すノーリア事務局長は、スマレ選手が離脱の最大の理由として挙げている契約内容とは異なる給料が過去3年間に渡り支払われていたことについても、これを全面的に否定しています。
 一方のFAMは公式サイトに反論を掲載し、パハン州FAによる非難は根拠がない上に無責任であるとしてこれを糾弾しています。
 FAMはこの件がパハン州FAから報告された当初から、スマレ選手に関する提訴をFIFAへ行うための手順や必要条件などを提示してパハン州FAに協力してきたと主張し、パハン州FAへの反論ではその事実を時間の経緯に沿って説明しています。その上でスマレ選手が契約破棄の根拠としている「給料未払いが発生した際には契約を破棄できる」という条項が使われた事実について自身の責任を理解するべきだと、パハン州FAの非難に応酬しています。

スランゴール州FAはスマレとの交渉はFAMの承認済みと主張するもFAMは否定
 またパハン州FAとFAMの論争の最中に明らかになったのが、Mリーグ1部スランゴールFCを運営するスランゴール州サッカー協会(スランゴール州FA)がスマレ選手に接触する際にFAMがこれを承認していたというニュースです。
 こちらはスランゴール州FAのジョハン・カマル・ハミドン事務局長がFAMに事前に資格紹介を行い、さらにFAMから承認を得た上で獲得交渉を行っていたことを明かし、これがパハン州FAのFAMに対するさらなる非難を産む原因になっています。
 英字紙ニューストレイトタイムズにはパハン州FA関係者の話として、パハン州FAとスマレ選手の「離婚調停」を行なっていたFAMが、その裏ではスランゴールFAとスマレ選手の「結婚」を承認していたと、FAMを非難しているとしています。
 しかもこの話がここで終わらないのがマレーシア。FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は、FAMにはスランゴール州FAとスマレ選手の交渉を許可する資格も禁止もする資格もないと話し、スランゴール州FAのジョハン事務局長の問い合わせてに対しては、スマレ選手は契約内容に含まれていた「給料未払いが起こった際に契約を破棄できる」という条項を使って契約を破棄したという事実を伝えただけであると話しています。
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 正式な契約書が交わされていながらこの様な問題が発生すること自体、正直、理解ができませんし、誰かが(あるいは関係者全員が)自身に都合よくその内容を解釈しているのかも知れません。結局はプロサッカーチームの運営を各州の議員や公務員といったアマチュアが運営していることに起因している様に感じます。皇族を協会の会長に置くパハン州FAとスランゴール州FAがこの件に関連しているのは単なる偶然ではなく、そういった権威の下でそれを傘にきた輩が自身の権力闘争にサッカーを利用している図式が見え隠れしている気がします。監督をクビにしてもその任命責任が問われないスランゴール州FAはその際たるものでしょう。そのためにも次の記事で取り上げるクラブの民営化は何としても進めていかなければならない様に思います。

期限まで1週間となった民営化が完了しているのは現時点で12クラブ
 マレーシアサッカー協会FAMが期限を9月30日に設定したクラブの民営化ですが、現時点では12クラブが民営化手続きを完了していることをFAMが公式サイトで発表しています。マレーシアのプロクラブの大半は、各州サッカー協会(州FA)が運営していますが、FAMはアジアサッカー連盟AFCの指導に基づき、各州FAが運営するクラブを州FAから切り離す民営化を求めており、その期限はあと1週間ほどに迫っています。
 今回FAMが発表した民営化手続きが完了しているクラブは、ジョホール・ダルル・タジムJDT、PJシティFC、マラッカ・ユナイテッドFC、トレンガヌFC、サバ、ペラTBG(以上Mリーグ1部)、サラワク・ユナイテッドFC、ヌグリスンビラン、ケランタン・ユナイテッドFC、クチン・シティFC、クアラルンプール(以上Mリーグ2部)そしてMリーグ3部所属のマレーシア国軍FCの12クラブです。
 またこの他、Mリーグ1部のスランゴールFC、フェルダ・ユナイテッドFCと2部ケランタンは手続きの最終段階に入っていること、また1部のパハンとクダ、2部のペナンは手続きの最中であるともされています。
 その一方でマレーシア王立警察を母体とするPDRM FCと国立大学を母体とするUITM FCとUKM FCについては手続きを始めたばかりの段階ということで、FAMは速やかな対応を求める督促状を送ったとしています。
 民営化が完了しないクラブは、AFC主催のAFCチャンピオンズリーグやAFCカップなどの大会にはマレーシア代表として出場できない他、来季2021年以降は国内リーグのMリーグ1部と2部でもプレーするためのクラブライセンスが発給されません。
 なおFAMのプロ委員会のモハマド・フィルダウス・モハマド委員長名で出されたこの発表では、民営化手続きを完了していないクラブに対して9月30日の期限は決して延長されないとする一方で、必要な支援をいつでも行う用意があり、今季の1部と2部の全クラブが民営化手続きを期限までに完了することを望んでいるとも書かれています。

9月23日のニュース:低迷するスランゴールFCが監督解任、スマレは来季スランゴールFC入りか、タイ1部リーグ第6節-ポリス・テロFCのドミニク・タンは今季初のフル出場

低迷するスランゴールFCが監督解任
 Mリーグ1部第8節を終えて7位と低迷するスランゴールFCは、9月21日にサティアナタン・バスカラン監督を解任しています。9月19日に行われたMリーグ第8節でジョホール・ダルル・タジムJDTに1-6と粉砕されたスランゴールFCは、その大敗から2日も経たないうちに解任を発表しています。
 新型コロナウィルスにより中断されていたMリーグが8月28日に再開されて以降、スランゴールFCは1勝2分と上位進出のきっかけをつかめませんでした。そんなチーム状態で臨んだJDT戦で大敗したことで解任となった可能性があります。
 スランゴールFCの監督に就任した昨季2019年シーズンはリーグ3位とは言え、首位のJDTとは勝点差16をつけられ、マレーシアカップでは準決勝でJDTに、FAカップでは3回戦でフェルダ・ユナイテッドFCにそれぞれ破れるなど、サティアナタン監督は在任中は目立った結果は残せていませんでした。
 またスランゴールFCのレジェンドプレーヤーのアムリ・ヤハヤ(現サラワク・ユナイテッドFC)と対立して退団を余儀なくさせたことや、ライバルJDTとスランゴールFCの選手の質や選手層の差などを嘆く発言も多かったことから、一部のサポーターからは敗戦に対して自身の責任を認めず、言い訳ばかりが多いと批判されることも少なくありませんでした。
 9月21日の朝に解任が伝えられ、その日の午後に予定されていた練習で選手に挨拶することが許されなかったと話すサティアナタン監督は、マレーシアカップも含めた今季の残り試合で采配を振るえなかったことだけが残念だと話し、残り3試合となったリーグ戦の残り全勝とマレーシアカップでのチームの検討を期待しているとメディアに向けて話しています。
 なおスランゴールFCを運営するスランゴール州サッカー協会FASは、暫定監督としてスランゴールFCのBチームであるMリーグ2部のスランゴール2のマイケル・ファイヒテンバイナー監督が就任することを発表しています。
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 2017年にはフェルダ・ユナイテッドFCの監督として1部スーパーリーグ3位、翌年にはクラブライセンス問題で2部プレミアリーグに降格になったチームを1年でスーパーリーグ復帰させた後のスランゴールFC監督就任ということもあり、期待されていた分だけサポーターの失望も大きかったかも知れません。歯に衣着せぬ物言いで、選手やサポーターと衝突することも多かったサティアナタン監督ですが、結果が出なかったことで窮地に追い込まれてしまった様です。
 またFASは、例え今季優勝してもサティアナタン監督退任が既定路線だったことを明かしていますが、個人的には、スランゴールFCのBチーム、スランゴール2など若い選手を鍛え上げ、さらに強烈なプロ意識を教えることができる様な環境でまた監督をしてもらいたいですが、さすがにこの状況ではスランゴール復帰はないだろうなぁ。

スマレは来季スランゴールFC入りか
 Mリーグ1部が中断中に所属するパハンFAを離れ、タイ1部リーグのポリス・テロFCとの契約を明らかにしたモハマドゥ・スマレには、今季残りはタイでプレーするものの、来季はJDT入りと噂されていましたが、実際にはスランゴールFC入りが濃厚な様です。
 これが明らかになったのはJDTのオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下のインスタグラム投稿からでした。マレーシア語紙ブリタハリアン電子版では、イスマイル殿下が公開した自身のインスタグラムのスクリーンショットを掲載していますが、その中ではスマレ選手とスランゴールFCを運営するスランゴール州サッカー協会FAS幹部(FASのジョハン・カマル・ハミドン事務局長とされています)との生々しいやりとりを公開しています。(以下は公開されているイスマイル殿下のインスタグラム上のスマレ選手とFAS幹部のwhatsappチャットのスクリーンショット)

公開されたやり取りに加えて、イスマイル殿下はFASがスマレ選手に月給1万7000US米ドル(およそ178万円)の3年契約と違約金300万リンギ(およそ7620万円)の契約解除条項を提示したと明かしていますが、公開されたやり取りの中でスマレ選手が2万US米ドル(およそ210万円)を求める様子なども見ることができます。
 さらにこれに関しては続報がブリタハリアン電子版に掲載されており、そこではFASのハミドン事務局長がスマレ選手へのオファーを認めた上で、そのオファーはマレーシアサッカー協会FAMに可否を確認した上で行ったものであり、スランゴールFCによるオファーがスマレ選手のパハンFA離脱を促したものであるという批判に反論しています。
 またJDTオーナーのイスマイル殿下が明らかにした、FASによるスマレ選手へのオファーは月額1万7000米ドルであることも、ハミドン局長は正しいと認めた上で、このオファーを受けるかどうかはスマレ選手次第であると話しています。
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 このスマレ選手関連では、スマレ選手との契約が2022年まで残っていると主張するパハンFAがFAMの対応の遅さを非難し、この件をマレーシア国内のスポーツ裁判所へ持ち込むともしており、泥仕合が長期化しそうです。

ポリス・テロFCのドミニク・タンは今季初のフル出場
 9月19日に開催されたタイ1部リーグ第6節では、ポリス・テロFCに在籍するドミニク・タンがラーチャブリー・ミトポンFC戦で移籍後初のスタメン出場し、しかもフル出場を果たしています。試合はポリス・テロFCが終了間際にラーチャブリー・ミトポンFCに追いつかれて1-1で引き分けています。
 今季はここまで後半終盤からの途中出場が続いていたタン選手ですが、初のスタメン出場を勝ち取り、韓国出身のクォン・ダエヒーとともにコンビを組みましたがインジャリータイムでの失点を許しています。
(以下はポリス・テロFC対ラーチャブリー・ミトポンFCのハイライト映像-ポリス・テロFCのYoutubeチャンネルより)

 また同じ1部リーグのBGパトゥム・ユナイテッドのノーシャルル・イドラン・タラハはベンチ入りしたものの、出場はありませんでした。
 なおBGパトゥム・ユナイテッドは、来季2021年AFCチャンピオンズリーグ出場に向けて、現在、Jリーグ清水でプレーするティーラシン・デーンダーを12月末に開くトランスファーウインドウ期間中に完全移籍で獲得するという噂が出ています。清水では絶対的なレギュラーポジションが獲得できていないティーラシン選手がBGパトゥム・ユナイテッドに移籍すれば、FWが飽和状態になり、そうでなくとも出場機会が少ないノーシャルル選手は1年契約ということもあり放出される選手の最右翼となりそうです。

Mリーグ1部スーパーリーグ2020年シーズン第8節結果

 9月19日(土)から9月21日(月)の3日間に、1部スーパーリーグ第8節の6試合が行われました。以下結果です。(ホームチームが左側です。)
 *試合のダイジェスト映像は全てMFLの公式Youtubeより。

9月19日(土)
スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダルプテリ)
ジョホール・ダルル・タジムJDT 6-1 スランゴールFC
得点者:JDT-サファウィ・ラシド2(45+2分、49分PK)、ジオゴ(64分)、ゴンザロ・カブレラ(67分)、ラマダン・サイフラー2(72分、75分)、スランゴール-ルフィアノ・セゴヴィア(81分)
 直接対決でJDTとの勝点差を詰めるどころか粉砕されたスランゴールFCは、累積警告でブレンダン・ガンを欠くなど苦しいメンバーではありましたが、それでもこの惨敗は許容されなかったのか、この試合から数時間後にサティアナタン・バスカラン監督が解任されています。
 JDTはリーグ再開後にBチームから昇格したラマダン・サイフラーが既に3ゴール目を決めており、改めて選手層の厚さを見せつけました。

UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
UITM FC 2ー1 トレンガヌFC
得点者:UITM-アリフ・アンワル(5分)。ヴィクター・ニェノルド(61分)、トレンガヌFC-リー・タック(38分PK)
 某新聞の某記者からは予算のない大学生のチームはトップリーグにいるべきでないと辛辣なコメントをされていたUITM FCでしたが、第8節を終わって4位と大健闘どころか着実に勝ち星を重ねています。残り3試合はチームの士気が下がっていそうなスランゴールFC、降格圏内に低迷するPJシティFC、サバFAと続くため、リーグ2位に与えられる来季のAFCカップへの出場権獲得も見えてきました。

9月20日(日)
トゥン・アブドル・ラザクスタジアム(パハン州ジェンカ)
フェルダ・ユナイテッドFC 2-2 パハンFA
得点者:フェルダ-ニコラ・ラスポポヴィッチ(38分)、ハイカル・アズハ(45+2分PK)、パハン-ムスリム・アーマド(14分)、イヴァン・カルロス(79分PK)
 フェルダ・ユナイテッドFCの恵龍太郎選手は先発してフル出場しています。

ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州クルボン)
マラッカ・ユナイテッドFC 1-1 PJシティFC
得点者:マラッカ-ロメル・モラレス(72分)、PJ-コギレスワラン・ラジ(90+3分)

クアラルンプールフットボールスタジアム(クアラルンプール)
PDRM FC 0-2 ペラTBG
得点者:ペラ-シャーレル・フィクリ(分)、レアンドロ・ドス・サントス(87分)

9月21日(月)
クアラルンプールフットボールスタジアム(クアラルンプール)
クダFA 3-1 サバFA
得点者:クダ-クパ・シャーマン(26分)、チェチェ・キプレ(71分)、ファイヤッド・ズルキフリ(75分)、サバ-デニス・ブシェニング(28分)
 途中出場ながらファイヤッド・ズルキフリが1アシスト1ゴールと活躍した他、両エースが揃ってゴールを決めたクダFAがサバFAを振り切っています。

マレーシアスーパーリーグ順位表(第8節終了時)

順位クラブ試合勝分負得点失点得失差勝点
1JDT87102251722
2クダFA8512159616
2ペラTBG84221112-114
4UiTM FC841398113
5マラッカU8422117411
6トレンガヌFC83141513210
7パハンFA83141212010
8スランゴールFC82421015-510
9フェルダU81431013-37
10PJシティFC8153711-48
11サバFA8134815-76
12PDRM FC8026414-10-1
*5位のマラッカUと12位のPDRM FCはそれぞれ、給料未払い問題により勝点3が剥奪されています。

マレーシアスーパーリーグ ゴールランキング(第8節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
7ドミニク・ダ・シルヴァトレンガヌFC8
6チェチェ・キプレクダFA8
5シャーレル・フィクリペラTBG8
5ゴンザロ・カブレラJDT8
5イフェダヨ・オルセグンスランゴールFC8
5チェチェ・キプレクダFA8
5イヴァン・カルロスパハンFA8
5クパ・シャーマンクダFA8

Mリーグ2部プレミアリーグ2020年シーズン第8節結果

9月18日(金)から9月20日(日)の3日間に、2部プレミアリーグ第8節の6試合が行われました。以下結果です。(ホームチームが左側です。)

9月18日(金)
サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
サラワク・ユナイテッドFC 2−1 ケランタン・ユナイテッドFC
得点者:サラワク-アムリ・ヤハヤ(7分)、パトリック・ウレー(18分)、ケランタン-アルフサイネイ・カッサーマ(79分PK)
 ザハスミ・イスマイル監督を「休養」させたケランタン・ユナイテッドFCは、モハマド・ナズルレルワン・マクモル新監督も連敗が止められず4連敗となっています。

9月19日(土)
シティスタジアム(ペナン州ジョージタウン)
ペナンFA 2-1 クアラルンプールFA
得点者:エンドリック(45分)、ラファエル・ヴィトール(90+2分)、クアラルンプール-インドラ・プトラ・マハユディン(71分)
 1位と2位の対決となったこのカードは、ペナンFAが勝利しています。この勝利によって昇格資格を持つ他のクラブを含めても上位2位に入ることが決まり、来季1部スーパーリーグへの自動昇格権を獲得しています。

MPMスタジアム(ペラ州マンジュン)
ペラII 0-0 ヌグリスンビランFA
得点者:なし
 ヌグリスンビランFAの中武駿介選手はスタメンでフル出場しています。

9月20日(日)
サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
クチンFA 2-0 ケランタンFA
得点者:クチン-鈴木雄太(67分)、谷川由来(77分)
 クチンFAは日本人コンビの2ゴールに加え今季初完封勝利を挙げ、これで2連勝。今季初めて最下位を脱出しています。
 クチンFAの鈴木雄太選手と谷川由来選手はいずれも先発してフル出場し、それぞれ今季初ゴールも決めています。
 ケランタンFAの渡邉将基選手は先発してフル出場しましたが、この試合でイエローをもらっています。

(ゴールを挙げた鈴木選手に駆け寄る谷川選手-クチンFAのFacebookより)

スルタン・イスマイル・ナシルディン・シャースタジアム(トレンガヌ州クアラトレンガヌ)
トレンガヌFC II 2-2 UKM FC
得点者:トレンガヌ-チェ・アリフ・チェ・カマルディン(18分)、鈴木ブルーノ(20分)、UKM-バキウディン・シャムスディン2(47分、85分)
 トレンガヌFCIIはこの引き分けでリーグ再開からの連敗を4で止めています。
 トレンガヌFC IIの鈴木ブルーノ選手は先発でフル出場し、今季2度目のゴールを決めています。

(ゴールを挙げた鈴木選手-トレンガヌFC IIのFacebookより)

MPPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴール2 1-6 JDT II
得点者:スランゴール-ダニアル・アスリ(57分)、JDT-ニコラス・フェルナンデス2(21分、33分)
フェルナンド・ロドリゲス2(25分、49分)、チェ・ラシド・チェ・ハリム(69分)、シャズワン・アンディック(71分)
 トップチームがスランゴールFCを6-1と粉砕した翌日に、JDTのBチームがスランゴールFCのBチームを同じスコアで撃破するという作り話の様な試合でした。
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発して、今季初のフル出場を果たしています。

マレーシアプレミアリーグ順位表(第8節終了時)

順位クラブ試合勝分負得点失点得失差勝点
1ペナンFA86201861220
2クアラルンプールFA8521168817
3JDT II84221813514
4トレンガヌFC II84131212013
5スランゴール283141015-510
6ヌグリスンビランFA8314712-510
7ケランタンU8305911-29
8UKM FC8232712-59
9ケランタンFA832310918
10サラワクU82231213-18
11クチンFA8215916-77
12ペラ II8134910-16
*9位のケランタンFAは給料未払い問題により勝点3が剥奪されています。

マレーシアプレミアリーグ ゴールランキング(第8節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
7カサグランデペナンFA8
7エンドリックペナンFA8
6フランシス・コネクアラルンプールFA8
6フェルナンド・ロドリゲスJDT II8
5ダニアル・サアリスランゴール28
5パトリック・ウエーサラワク・ユナイテッド8

9月18日のニュース:ケランタンUの暫定監督に元スランゴールFAのナズルレルワン氏が就任、FAMはスマレとパハンFA間の争議についてFIFAの裁定待ち、前FAM審判委員長はJDT戦の審判の処分を主張

ケランタンUの暫定監督に元スランゴールFAのナズルレルワン氏が就任
 新型ウィルス感染により5ヶ月近く中断し、先月下旬に再開したMリーグの2部プレミアリーグで、リーグ再開後は3戦全敗したことから監督を「休養」させたケランタン・ユナイテッドFCの暫定監督が決定したと、マレーシア語紙ハリアンメトロ電子版が報じています。
 今季残り4試合で暫定監督を務めることになったのは元スランゴールFAなどでプレー経験のあるモハマド・ナズルレルワン・マクモル氏で、早速、記者会見したナズルレルワン新監督は、今季のプレミアリーグでトップ3入りと、2部プレミアリーグの上位5クラブに出場資格が与えられるマレーシアカップ出場を目指すと話しています。
 「質の高い選手が多いケランタン・ユナイテッドは良いチームであり、自分はチームを大きく変えることはせず、弱点を修正する形でチームを強化したい。」と話すナズルレルワン新監督は、まず今日9月18日のMリーグ公式戦の対サラワク・ユナイテッドFC戦で勝点3を獲得することに集中したいとしています。
 なおナズルレルワン新監督の他、ケランタン・ユナイテッドのプレジデントカップチーム(U21)のハムダン・モハマド監督がコーチとしてナズルレルワン新監督をサポートする他、同じプレジデントカップチームのロジ・ムハマド チームマネージャーがトップチームのチームマネージャーに就任することも併せて発表されています。
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 個人的にはナズルレルワン監督就任と同時に、チームマネージャーが交代したという点が興味深いと感じました。チームマネージャーがどれくらい経営陣側に近いかはわかりませんが、監督、コーチといった現場の人間にだけ責任を取らせるのではないという意図なのであれば、クラブの本気度も伝わってきます。

FAMはスマレとパハン州FA間の争議についてFIFAの裁定待ち
 給料未払いを理由にチームを離れてタイ1部リーグのクラブと契約したモハマドゥ・スマレと前所属となったパハン州サッカー協会(パハン州FA)との間の争議について、マレーシアサッカー協会FAMは、FIFAによる裁定を待った上で対応するようです。
 マレーシアの通信社ブルナマは、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長の話として、パハン州FAに対するスマレ選手の不服申し立てに対してFIFAの裁定が出てから行うとしています。
 「FAMはFIFAがスマレ選手の不服申し立てを審理するかどうかを見守っているところであり、場合によってはFIFAがFAMにその裁定を委ねる可能性もある。外国籍選手はMリーグでの不服申し立てをFIFAに行うことはあるが、マレーシア人選手はFAMに裁定を出すことが求められることも多く、帰化選手であるスマレ選手の場合は後者となる可能性がある。」と話すスチュアート事務局長は、それでも給料未払い問題についてはFIFAが審理を行う可能性にも言及しています。またFIFAの裁定を待たずにFAMが審理を始めた場合には、FIFAがこれを特殊な例としてみなして、FAMではなくFIFA自身が審理を行う可能性もあるとしています。

前FAM審判委員長はJDT戦の審判の処分を主張
 前FAM審判委員会で委員長を務めたスブヒディン・サレー氏は、前節第7節のMリーグ1部JDT対トレンガヌFC戦で試合を十分にコントロールできなかったワン・モハマド・タルミジ・ワン・イブラヒム主審について、下部リーグへの降格などの処分を行うべきだと述べています。
 この試合はJDTが1-0でトレンガヌFCを破っていますが、JDTのオーナーであるジョホール州皇太子トゥンク・イスマイル殿下自身がトレンガヌFCは2つのPKを与えられるべきであったと発言するほど、明らかに誤審が複数回観られた試合でした。
 スポーツ専門サイトのスタジアムアストロは、スブヒディン氏の話として、タルミジ主審の審判としての技量を向上させることはもとより、国内リーグの審判のレベルを維持したとFAMが考えるなら、タルミジ主審の下部リーグ降格処分を行うべきと提言したようです。
 またFAMは公式Facebookでは、現在の審判委員会のモハマド・ダリ・ワヒド委員長を中心に、Mリーグでの審判の評価を行なっていることを明らかにしています。Mリーグ再開後は2週間に1度の割合で主審、副審および各試合の審判評価担当者を対象に評価を行っているということで、こちらからもタルミジ主審への処分が発表になるかもしれません。


9月16日のニュース:ケランタンUが監督解任、新型コロナの影響でMリーグ1部の試合会場と日程が変更、前U23監督がFAMのテクニカルダイレクター就任へ

 本日9月16日は1963年にマレーシアが成立したいわばマレーシアの建国記念日で国民の祝日となっています。1963年のこの日、既に独立していたマラヤ連邦、サバ、サラワク、シンガポールがマレーシアを成立させました。(1965年にシンガポールはマレーシアから離脱しています。)
 ちなみにマレー半島では8月31日の独立記念日が盛大に祝われますが、これはマレー半島にあったイギリス領マラヤがイギリスから独立した日であり、サバやサラワクには全く関係のない祝日です。(但しはサバはマレーシア成立に向けて1963年8月31日にイギリスから独立しており、「偶然」この日がサバにとっても独立記念日に当たります。)
 では、本日のニュースです。

ケランタンUが監督解任
 マレーシアの通信社ブルナマは、Mリーグ2部で現在、6位のケランタン・ユナイテッドFCのザハスミ・イスマイル監督が解任されたことを報じています。
 ケランタン・ユナイテッドFCは、新型コロナウィルス感染拡大によるリーグ中断までの4試合を3勝1敗としながら、8月28日のリーグ再開以降は3連敗しており、これが解任の原因のようです。ザハスミ監督は今季のMリーグ監督解任第1号となりました。
 「今回の経営陣による決断を受け入れたい。また経営陣からこれまで信頼してもらったことに感謝したい。」と話すザハスミ監督は昨季はチームをMリーグ3部のM3リーグ優勝に導き、クラブを2部プレミアリーグに昇格させています。
 ザハスミ監督にはこれまでの業績に対して感謝の意を示したケランタン・ユナイテッドFCのアナス・カリミ・アーマド・タニ名誉事務局長は、ザハスミ監督の元でコーチを務めたサザミ・シャフィイ氏とザハリマン・ガザリ氏にも「休養」が与えられたことを明かし、監督を含めた後任については後日発表されるとしています。
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 M3リーグでは他のチームを圧倒して2部に昇格したケランタン・ユナイテッドFCは、リーグが中断する第4節までは、同じ3部からの昇格組であるクチンFAなど比較的楽な相手との対戦が続きましたが、リーグ再開後は1部昇格を狙うクアラルンプールFAやJDTのBチーム、JDT IIなど強豪チームとの対戦が続いていました。このまま順位が下がれば、2部プレミアリーグの上位5チーム(1部スーパーリーグのBチームを除く)に与えられるマレーシアカップの出場権獲得が危うくなりつつある中で、勝利が期待されていた前節第7節のUKM FC戦に敗れたことが、今回のザハスミ監督解任の直接のきっかけになった可能性があります。

新型コロナの影響でMリーグ1部の試合会場と日程が変更
 今月9月18日に予定されているMリーグ1部第8節のクダFA対サバFAのの試合会場と日程が変更になったことをMリーグを運営するマレーシアフットボールリーグMFLが発表しています。
 MFLの公式Facebook上では、クダFAのホームゲームとなるこの試合は試合会場となるダルル・アマンスタジアムのあるクダ州アロースターが、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐためにマレーシア政府が9月11日より移動制限強化地域に指定したコタ・スター地区内にあることが理由とされています。なお移動制限強化地域への出入りは原則として禁止されており、出入りが必要な場合はその理由と合わせて申請が必要となっています。
 またMFLは、このクダFA対サバFAの試合を両チームの同意の元に、アロースターから350km以上離れたクアラルンプールのクアラルンプールフットボールスタジアムで9月21日に行うことも併せて告知しています。またMリーグ1部と2部の第8節の他の試合には変更がないということです。
(クダFA対サバFAの試合日程と会場の変更を告知するMFLの投稿-MFL公式Facebookより)

前U23監督がFAMのテクニカルダイレクター就任へ
 英字紙ニューストレイトタイムズ電子版は、マレーシアサッカー協会FAMのペーター・デ・ルー テクニカルダイレクター(TD)が今年末に切れる契約を更新しないことを表明し、その後任には前U23代表監督のオン・キムスイ氏が有力であると報じています。
 オン氏はU23代表監督として2011年の東南アジア競技大会通称シーゲムズ優勝などの実績があり、現在はFAMのTD補佐兼ユース強化担当のトップを務めています。
 ニューストレイトタイムズによると、FAMのハミディン・アミン会長とスチュアート・ラマリンガム事務局長は既にオン氏とTD就任に関する条件などを話し合う会合を持ったということです。
 一方、自身のFacebookで契約を更新しないことを表明したオランダ出身のデ・ルーTDは、2017年からFAMのTDを務め、昨年2019年7月に発表されたFAMによる「マレーシアDNA計画」の中心人物です。このマレーシアDNA計画は、「マレーシアスタイル」のサッカーを4-3-3のフォーメーションと定義し、これを草の根レベルから浸透させ、さらにこれに即した育成や強化を行うことで、将来の代表強化につなげようという計画です。



9月15日のニュース:クダFAはクラブライセンス申請期限までに必要書類を用意できず、就任から1年のハミディンMFL会長に続投期待の声、元リーグ得点王が売りに出したゴールデンブーツはスランゴール州スルタンが購入、タイリーグが再開し、ドミニク・タンは途中出場

クダFAはクラブライセンス申請締め切り期限まで書類提出できず
 マレーシアの通信社ブルナマは、Mリーグ1部クダFAを運営するクダ州サッカー協会(クダ州FA)が本日9月15日が期限となっている来季のクラブライセンス申請について、必要書類が全て整っていないことから、マレーシアサッカー協会FAMに期限延長を求めたと報じています。
 クダ州FAのムハマド・サヌシ・モハマド・ノー会長は、クラブライセンス申請に必要な書類は98%は揃っているとして、残る書類が用意でき次第、直ちに申請を行うと話しています。
 「クダ州FAが抱える未払い給料などの負債は1060万リンギ(およそ2億7100万円)を超えているが、従業員積立基金EPFや内国歳入庁への納入、そして選手への未払い給料の支払いなど全ての負債を解消しようとしている最中である。この財務面以外はクラブライセンスの申請に必要な条件を満たしているので、FAMに期限の延長を求めている。」とサヌシ会長は話しています。

就任から1年のハミディンMFL会長に続投期待の声
 マレーシア語紙ブリタハリアン電子版は、Mリーグを運営するマレーシアフットボールリーグMFLのハミディン・アミン会長が就任から1年を迎えたことを報じるとともに、その任期の延長が期待されていると伝えています。
 マレーシアサッカー協会FAMの会長でもあるハミディン会長がMFLのトップに就任して以降、新たなリーグスポンサー獲得や、Mリーグ各クラブの経営状況を評価する経済コントロールプログラム(ECP)の導入などが行われており、これを評価する声がMFLの理事会だけでなく、Mリーグクラブからも出ているとしています。
 MFLのムスタザ・アーマド理事は。「特にECPの導入により、Mリーグは近隣諸国のリーグと肩を並べられるリーグへ変貌している。」とハミディン会長が強力な統率力を発揮することで、多くの改善が見られてると話しています
 またMリーグ2部クアラルンプールFAのノクマン・ムスタファ事務局長やペナンFAのアマル・プリトパル・アブドラ会長らも就任から1年を迎えたハミディン会長を祝福するとともに、今後もMリーグをリーダーとして引っ張っていくことを期待するコメントを寄せています。
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 これまでは王族や政治家によって運営されてきたマレーシアサッカー協会FAM会長の座にビジネスマンとして初めて就任したのがハミディン会長です。その後はMFLの会長にも就任しており、名実ともにマレーシアサッカーのリーダーとなっています。

元リーグ得点王が売りに出したゴールデンブーツはスランゴール州スルタンが購入
 経済的な困窮からかつて自身がMリーグ得点王として獲得したゴールデンブーツをオークションにかけた元代表でペラTBGのストライカー、カリド・ジャムルス氏については、このブログでも何度か取り上げましたが、そのゴールデンブーツはスランゴール州スルタンのシャラフディン・イドリス・シャー殿下が購入することになったようです。
 スランゴール州王室事務所の公式Facebookによると、シャラフディン・イドリス・シャー殿下とカリド氏の双方が同意する金額で買い取られたというゴールデンブーツはカリド氏が2002年シーズンに17ゴールを挙げて獲得したもので、今後はスランゴール州クランにあるスランゴール州サッカーギャラリーに展示されるということです。
 (カリド氏-写真右-とシャラフディン・イドリス・シャー殿下が出席した移譲式典の写真-スランゴール州王室事務所の公式Facebookより)

タイリーグが再開し、ドミニク・タンは途中出場
 マレーシア同様、国内リーグが中断していたタイリーグが9月12日に再開しました。今季のタイ1部リーグには、先日このブログでも報じたパハンFAから電撃移籍したムハマドゥ・スマレ(ポリス・テロFC)の他、ドミニク・タン(ポリステロFC)、ノーシャルル・イドラン・タラハ(BGパトゥム・ユナイテッド)の3名の代表選手が在籍しています。
 第5節からの再開となった先週末は、ノーシャルル選手が所属するBGパトゥム・ユナイテッドはブリーラム・ユナイテッドと対戦予定でしたが、直前の検査でブリーラム・ユナイテッドの選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため延期されるなど、再開からいきなり波乱含みでした。
 一方、スマレ選手とタン選手が所属するポリス・テロFCはポートFCと対戦し、1ー1の引き分けでした。タン選手は67分から途中出場しましたが、スマレ選手はベンチ入りしませんでした。

タイ1部リーグ第5節
9月12日(金)
PATスタジアム
ポートFC 1-1 ポリス・テロFC
 この試合は87分にスタジアムが停電となり、そのまま試合中止になっています。(タイリーグの公式サイトはsuspended「一時停止試合」と表示されています。)。
 この試合ではドミニク・タン選手は67分から途中出場していますが、モハマドゥ・スマレ選手はベンチ入りしませんでした。
(ハイライト映像はポリス・テロFCのYoutubeチャンネルより-停電の様子も写っています。)

Mリーグ1部スーパーリーグ2020年シーズン第7節結果

 9月11日(金)と9月12日(土)の両日に、1部スーパーリーグ第6節の6試合が行われました。以下結果です。(ホームチームが左側です。)
 *試合のダイジェスト映像は全てMFLの公式Youtubeより。

9月11日(金)
ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラTBG 1ー0 UITM FC
得点者:シャレル・フィクリ(4分)
 前節ではJDTに0ー7と大敗したペラTBGでしたが、この試合は開始直後4分のゴールを守り切って勝利しています。
 UITM FCは司令塔ラビ・アタヤを累積警告による出場停止で欠く苦しい布陣ながら善戦するも惜敗し、リーグ戦の連勝が3でストップしました。

スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴンバダ)
トレンガヌFC 0-1 ジョホール・ダルル・タジムJDT
得点者:JDT-サファウィ・ラシド(5分)
 JDTが3連勝、開幕からも7試合負けなしとなり、リーグ7連覇にまた一歩近づきました。AFCチャンピオンズリーグ過去10年のベストゴールを受賞したサファウイ・ラシドがゴールを決めています。
 下のハイライト映像にはありませんが、トレンガヌFCにとってはPKを与えられても良い場面が少なくと2度あり審判に泣かされた試合でもありました。これにはJDTのオーナーのトゥンク・イスマイル殿下も審判を非難するコメントを出すほどでした。

UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
スランゴールFC 1-1 マラッカ・ユナイテッドFC
得点者:スランゴール-サンドロ・ダ・シルヴァ(40分)、マラッカ-ウチェ・アグバ(39分)
 来季のAFCカップ出場を目指すスランゴールFCにとっては上位進出が遠のく引き分けでした。試合終了間際にはブレンダン・ガンが2枚目のイエローで退場となり、次節の注目カード、首位JDT戦に出場できなくなりました。
 一方のマラッカUはリーグ再開後は2勝1分と好調を維持しています。

9月12日(土)
トゥン・アブドル・ラザクスタジアム(パハン州ジェンカ)
フェルダ・ユナイテッドFC 1-2 クダFA
得点者:フェルダ-シャミ・ザムリ(41分)、クダ-チェチェ・キプレ(48分)、ハディン・アズマン(66分)
 クダFAが昨季までフェルダ・ユナイテッドに在籍していたハディン・アズマンの逆転ゴールでリーグ再開後3連勝し、今季最高位の2位に浮上しています。
 一方のフェルダ・ユナイテッドはリーグ再開から1分2敗と勝ち星がありません。
 フェルダ・ユナイテッドの恵龍太郎選手は先発でフル出場しています。

ダルル・マクマルスタジアム(パハン州クアンタン)
パハンFA 2-1 PDRM FC
得点者:パハン-イヴァン・カルロス(37分)、ファイザル・ハリム(74分)、PDRM-アミル・サイフル(83分)
 パハンFAはFWディクソン・ヌワカエメを欠きながらも最下位のPDRM FCに勝利し、連敗を2で止めています。
 PDRM FCは給料未払い問題により勝点3を剥奪されており、このままだと勝点がマイナスでシーズンを終える可能性が出てきました。

MPPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティFC 1-1 サバFA
得点者:PJ-エリゼウ・アラウージョ(53分)、サバ-ロドリュブ・パウノヴィッチ(88分)
 ともに降格圏にいる両チームの争いは引き分けに終わっています。

マレーシアスーパーリーグ順位表(第7節終了時)

順位クラブ試合勝分負得点失点得失差勝点
1JDT76101641219
2クダFA7412128413
3ペラTBG7322912-311
4マラッカU741264210
5トレンガヌFC73131411310
6スランゴールFC724199010
7UITM FC731377010
8パハンFA7304101009
9フェルダU7133811-36
10PJシティFC7133610-46
11サバFA7133712-56
12PDRM FC7024310-7-1
*4位のマラッカUと12位のPDRM FCはそれぞれ、給料未払い問題により勝点3が剥奪されています。

マレーシアスーパーリーグ ゴールランキング(第7節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
7ドミニク・ダ・シルヴァトレンガヌFC7
5イフェダヨ・オルセグンスランゴールFC7
5チェチェ・キプレクダFA7
4サンジャル・シャアフメドフ他6名

Mリーグ2部プレミアリーグ2020年シーズン第7節結果

 9月11日(金)と9月12日(土)の両日に、2部プレミアリーグ第6節の6試合が行われました。以下結果です。(ホームチームが左側です。)
 1位のペナンFAと2位のクアラルンプールFAがいずれも勝利し、1部昇格を狙うライバルとの勝点差を8としています。

9月11日(金)
MPSスタジアム(スランゴール州スラヤン)
UKM FC 1-0 ケランタン・ユナイテッドFC
得点者:UKM-ハイズ・ハニフ(90分)

9月12日(土)
サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
クチンFA 2-1 サラワク・ユナイテッドFC
得点者:クチン-ハイロル・モクタル(18分)、ラフィエザン・ラザリ(87分)、サラワクU-パトリック・ロナルジーニョ(60分)
 ともにサラワク州クチンを本拠地とする2チームのサラワクダービーでは、クチンFAが今季初勝利を挙げています。
 クチンFAの鈴木雄太選手と谷川由来選手はいずれも先発してフル出場しています。

スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタバル)
ケランタンFA 1-0 ペラII
得点者:ケランタン-ニック・アキフ・シャヒラン(45分+1分)
 ケランタンFAの渡邉将基選手は先発でフル出場しています。

クアラルンプールフットボールスタジアム(クアラルンプール)
クアラルンプールFA 4-1 トレンガヌFC II
得点者:クアラルンプール-フランシス・コネ2(12分PK、47分)、パウロ・ジョズエ(20分)、ズハフリ・ヤハヤ(90分+5分)、トレンガヌ-ジョーダン・ミンター(82分)
 この勝利で勝点で並びながらも、得失差でペナンFAに次ぐ2位となっているクアラルンプールFAは次節第8節でペナンFAと直接対決します。
 一方のトレンガヌFC IIは新型コロナウィルスによる中断からの再開後は3連敗となっています。
 トレンガヌFC IIの鈴木ブルーノ選手は先発でフル出場しています。

トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビランFA 2-1 スランゴール2
得点者:ヌグリスンビラン-アルミール・ネト2(30分、87分)、スランゴール-クエンティン・チェン(29分)
 ヌグリスンビランFAの中武駿介選手はスタメンでフル出場しています。

タン・スリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州ラーキン)
ジョホール・ダルル・タジムJDT II 1-2 ペナンFA
得点者:JDT-フェロズ・バハルディン(31分)、ペナン-カイル・アズリン(4分)、エンドリック(44分)
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発出場し、83分に交代しています。

マレーシアプレミアリーグ順位表(第7節終了時)

順位クラブ試合勝分負得点失点得失差勝点
1ペナンFA75201651117
2クアラルンプールFA7520156917
3トレンガヌFC II74031010012
4JDT II73221212011
5スランゴール2731399010
6ケランタンU730489-19
7ヌグリスンビランFA7304712-59
8ケランタンFA732210738
9UKM FC7223510-58
10ペラ II7124910-15
11サラワクU7123910-15
12クチンFA7115716-94
*8位のケランタンFAは給料未払い問題により勝点3が剥奪されています。

マレーシアプレミアリーグ ゴールランキング(第7節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
7カサグランデペナンFA7
6エンドリックペナンFA7
6フランシス・コネクアラルンプールFA6
4パウロ・ジョズエ他5名

9月11日のニュース:AFCU19選手権は来年へ延期決定、クダ州FA会長はアイディル監督に固執せず、ケランタンUの民営化手続きが完了

AFCU19選手権は来年へ延期決定
 アジアサッカー連盟AFCは、新型コロナウィルスの影響を理由に10月にウズベキスタンで開催が予定されていたAFC U19選手権の延期を公式サイトで発表しています。またバーレーンで開催予定だったAFC U16選手権の延期も併せて発表されており、いずれの大会も2021年初旬の開催を目指していると言うことです。
 マレーシアも出場予定だったAFC U19選手権は来年2021年5月にインドネシアで開催予定の国際サッカー連盟FIFA U20W杯のアジア予選も兼ねています。
 AFCは公式サイト上でアジアの多くの国で新型コロナウィルス感染拡大が収束していない中、大会に参加する若い選手の健康を最優先することに加え、移動に伴う健康上のリスクなども延期の理由に挙げています。
 AFCのシーク・サルマン・エブラハム・アル・カリファ会長はAFCとAFC加盟国のサッカー協会MAの財政の健全性を確保することは重要だとした上で、全員が協力してこの苦境を乗り越えることを提案しています。
 U19選手権とU16選手権に加え、今年2020年のAFCカップとAFCソリダリティカップの中止を決定した他、フットサルクラブ選手権は2021年にアラブ首長国連邦を開催国として来年2021年に開催することも発表しています。また11月にトルクメニスタンで開催が予定されていたAFCフットサル選手権は、12月2日から13日の予定でクウェートに開催地を変更して行うことも発表しています。

クダ州FA会長はアイディル監督に固執せず
 マレーシアの通信社ブルナマはMリーグ1部クダFAを運営するクダ州サッカー協会(クダ州FA)会長の「アイディル・シャリン監督が他のクラブへ移籍したければ、それを慰留しない」と言う発言を報じています。
 来季は同じMリーグ1部のペラTBGの監督就任が噂されているアイディル監督について報道陣に問われたクダ州FAのムハマド・サヌシ会長は「自分のところには何の情報も届いていないが、マレーシアは民主主義の国であり、誰でも自由に自分の行きたいところへ行く自由がある。」と話しています。
 同じ記事では、ムハマド・サヌシ会長はクダFAの選手と給料体系の見直しのために話し合いを行ったことも明らかにしています。
 「クダ州FAは経営が困難になっており、その大きな理由の一つが現在の給与体系である。給料削減に応じられない選手や自身の技量にそぐわない給料を希望する選手に対しては、クダFAは希望があれば放出する準備がある。」とも話す一方でムハマド・サヌシ会長は、クダ州出身の選手にはクダFAに残って欲しいというとも話しています。
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 アイディル監督は、来季の構想や自身の契約についてクダ州FAと話し合いを希望していることを表明していますが、それに対してクダ州FAが何の対応もしていないことに不満があるとされており、今月9月半ばまでにクダ州FAから何の返事もなければ、他のクラブと交渉に入ることも明らかにしています。

ケランタンUは民営化手続きが完了
 Mリーグ2部のケランタン・ユナイテッドFCは、マレーシアサッカー協会FAMがMリーグ1部と2部の全クラブに求めているクラブ民営化手続きを完了したようです。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、ケランタン・ユナイテッドFCは今月に入ってFAMに民営化手続きに必要な書類を提出したと言うことですが、ブルナマの記事ではケランタン・ユナイテッドFCのワン・モハマド・ズル・イクマン事務局長の話として、FAMから正式に民営化承認の手紙がケランタン・ユナイテッドFCに届いたと言うことです。
 FAMは来季2021年以降のMリーグ出場のクラブライセンス発給条件の一つして、各州のサッカー協会(州FA)などが運営するクラブの民営化を義務付けており、今回の民営化手続き完了により、ケランタン・ユナイテッドFCは来季のMリーグに出場するためのクラブライセンス申請資格を得たことになります。
 ケランタン・ユナイテッドFCは昨季、Mリーグ3部にあたるM3リーグの優勝チームとして今季から2部に昇格しています。

“Thank you to FAM, the Malaysian Football League (MFL) for helping the club complete this privatization. However, KUFC’s participation in the national level competition or the Asian Football Confederation (AFC) is subject to the acceptance of the KUFC club license this year,” he said. .

Wan Mohd Zul said at this time, his party was completing the documents required by FAM for the purpose of application and license approval.

“Currently, 95 percent of the documents have been sent to FAM for club license matters,” he said.

  • BERNAMA