8月28日のニュース:JDTが2試合を残してリーグ8連覇達成、協会が「マラヤの虎」ブランド売り込みに国内大手スポーツ店と販売代理店契約締結、フットサルクラブが地元パハン州企業とスポンサー契約締結で今季初優勝を目指す

JDTが2試合を残してリーグ8連覇達成
 8月27日にMリーグ第20節の1試合が行われ、本拠地のスルタン・イブラヒムスタジアムでスリ・パハンFCと対戦したJDTはこの試合に3-0で勝利し、今季のMリーグ優勝とリーグ8連覇を達成しています。
 エースのベルグソン・ダ・シルヴァが前半でハットトリックを決めるなど、2部降格危機のスリ・パハンFCを相手に危なげなく勝利を挙げたJDTはこの勝利によって今季の勝点が51となり、残り2試合を残し2位のトレンガヌFC以下どのチームもこれに追いつくことができなり、優勝が決まりました。

協会が「マラヤの虎」ブランド売り込みに国内大手スポーツ店と販売代理店契約締結
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイトで国内スポーツ用品大手のアル-イサンと公式販売代理店契約を結んだことを発表しています。
 この発表によると9月16日から国内のアル-イサン全店でマレーシア代表のグッズの販売が開始されるということです。アル-イサンとの公式販売代理店契約今年5月に締結されていたということですが、商品販売開始時期の調整と新型コロナウィルス感染拡大が続いている状況から、この時期になったことが明かされています。
 FAMのハミディン・アミン会長によると、マレー半島部に125店舗を運営するアル-イサンと提携することで、「マラヤの虎」の愛称で知られるマレーシア代表のサポーターがどのような公式グッズを求めているかといった情報をFAMが入手する貴重な経路となるだけでなく、「マラヤの虎」ブランドを国内はもちろん海外へも発信することが可能になるだろうと述べています。
 なおマレーシア代表公式グッズと子供向けブランドの「スーパーリマウ」の新商品が9月16日より年末の東南アジアサッカー連盟AFF選手スズキカップまで順次、発表されるということです。
 アル-イサンはその傘下にサッカーウェア専門ブランド「フットボールリパブリック」を持ち、Mリーグ1部のトレンガヌFCやマラッカ・ユナイテッドFCに練習用や試合用ユニフォームを提供しています。ただし、マレーシア代表はナイキとユニフォーム提供について契約中なので、代表ユニなどはアル-イサンとフットボールリパブリックいずれのブランドでも作成できないでしょう。

フットサルクラブが地元パハン州企業とスポンサー契約締結で今季初優勝を目指す
 マレーシアプレミアフットボールリーグMPFLに所属するパハンレンジャーズはクラブの公式Facebook上で、鉱物探査や採掘を行う企業のSMGB社がの今季2021n年シーズンのスポンサーとなったことを伝えています。
 今回のスポンサー契約によってSMGB社はパハンレンジャーズのMPFL参戦のための運営資金支援する他、クラブが行うフットサル教室やアカデミーの運営、さらには地元パハン州のテメルローの先住民族オランアスリを中心としたフットサル選手発掘などにも支援を行なっていくということです。
 パハンレンジャーズの会長で現マレーシア国王のアブドラ国王の弟君であるファハド・ムアッザム・シャー殿下は今回のSMGB社とのスポンサーシップ契約について、クラブが国内フットサル界で成功を収め、新たな歴史を作るための大きな力になるだろうと述べています。
 パハンレンジャーズはマレーシアプレミアフットサルリーグMPFL初年度となった2019年にはリーグ準優勝した強豪で、フットサル代表にも11名が選出されています。MPFLは昨季2020年シーズンは新型コロナ禍により中止となりましたが、今季2021年シーズンは10月あるいは11月に開幕が予定されており、パハンレンジャーズはリーグ初優勝を目指して参戦します。この他、パハンレンジャーズは2020年にはスペインのレバンテ・ウニオン・デポルティーボやタイのチョンブリーブルーウェイヴといった国外のフットサルクラブとも協力契約を結んでいます。

8月27日のニュース:AFCU23アジアカップ予選に向けた代表候補発表、AFLチェアマン-M3リーグは10月開幕を目指す、鈴木ブルーノ-後半戦の活躍はポジション変更のおかげ

AFC U23アジアカップ予選に向けた代表候補発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で今月8月30日から9月7日まで行われる「U20代表」第1次合宿の招集メンバー27名を発表しています。
 公式サイトの説明では、オーストラリア出身のブラッド・マロニー監督が率い、完全隔離形式で行われるU20代表の第1次合宿は、10月23日から27日にモンゴルのウランバートルで開催されるアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けてのものということです。なおこのAFC U23アジアカップではマレーシアは集中開催地となったモンゴルの他、タイ、ラオスとともに東地区予選J組に入っています。
 なお8月30日から9月7日はFIFAの国際マッチデー期間ですが、フル代表の活動がないため、Mリーグ1部はこの期間に試合が組まれており、今回の合宿招集メンバーはこの期間に試合が組まれていないMリーグ2部の選手が27名中22名となっており、その内訳はスランゴールFC 2から10名、トレンガヌFC IIから5名、FAM-MSNプロジェクトから4名、JDT IIから3名となっています。また、この他にMリーグ1部のクダ・ダルル・アマンFCから1名、JDTのU21チームであるJDT IIIから2名、そして英国のセミプロリーグのクラブでプレーする選手2名が招集されています。
 「U20代表」はこの第1次合宿の後、9月12日に終了するMリーグ1部でプレーする選手が加わった上で第2次合宿を9月19日から開催する予定になっています。
 第1次合宿の招集メンバーのリストはこちらです。
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 2024年パリオリンピック出場を目指すという目的で、当初はこのU23アジアカップ予選にU20代表を派遣すると言い続けてきたFAMでしたが、その後は方針転換しこの年代のベストチームで予選に臨むためU22代表を派遣するとFAMのハミディン・アミン会長が発言したことはこのブログでも取り上げました。そんなニュースの後での今回の「U20代表」合宿開催なので、その方針が再び変更されたのか、それともハミディン会長の発言は単なる個人的見解だったのかは不明ですですが、今回は「U20代表」には、21歳以上の選手は27名中5名しか招集されていません。というか、これがU20代表合宿ならそもそもこの21歳以上の選手5名がなぜ招集されているかも不明です。

AFLチェアマン-M3リーグは10月開幕を目指す
 Mリーグ3部にあたるM3リーグは今年3月に開幕する予定でしたが、マレーシア国内の新型コロナ感染拡大が止まらなかったことから一旦は6月に延期されたものの、その後も感染状況が改善せずさらに延期され、8月現在も未だに開幕していません。。
 この状況についてM3リーグを運営するアマチュアフットボールAFLのモハマド・ユソフ・マハディ チェアマンは、最終的な決定は政府の認可次第であるとしながらも、今季のリーグ中止は検討しておらず、10月の開幕を目指すと述べています。
 コロナ禍により昨季は中止となったM3リーグですが、今季も中止となれば2部プレミアリーグとの入れ替え戦も2年で連続中止となることから、AFLはその事態を避けるためにも今季の開催を諦めず10月開幕を模索しているとマレーシアの通信社ブルナマは報じています。
 さらにモハマド・ユソフAFLチェアマンは、今季からM3リーグは新たな方式で開催されることから、来年以降のリーグ運営の参考とするためにも今季の開催を熱望していることに加え、2年連続の中止となれば、今後のM3リーグのスポンサー獲得にも影響が出ることへの懸念なども理由に挙げています。
 セミプロ化を目指すM3リーグは20クラブをA、Bの2グループに分けて対戦する方式へと変更されることが発表されていますが、M3リーグの試合が開催されるのは大半がスタンドがないオープンフィールドで観戦者の制限が難しいことから、10月になっても新型コロナ感染拡大が続く場合には開催方法などの変更もありうると話しています。
 今季のM3リーグは開幕の延期に加え、外国籍選手および外国籍指導者の登録が禁止され、マレーシア人選手と指導者のみで開催されることも決定しています。

鈴木ブルーノ-後半戦の活躍はポジション変更のおかげ
 Mリーグ2部PDRM FCでプレーする鈴木ブルーノ選手をMリーグを運営するMFLの公式サイトが特集記事で取り上げています。
 昨季は同じ2部のトレンガヌFC IIでプレーした鈴木ブルーノ選手は今季開幕直前にPDRM FCに移籍したものの、今季開幕2戦目の3月10日のケランタン・ユナイテッドFCで負傷により途中退場して以降は復帰に1ヶ月ほどを要し、その間にチームはわずか1勝と低迷。その結果、マット・ザン監督は更迭され、後任にはこれまでMリーグで指導経験がないワン・ロハイミ・ワン・イスマル監督が就任しました。
 4月11日のペラFC II戦で5試合ぶりに復帰したブルーノ選手は前半戦最終戦となった5月8日のスランゴールFC 2戦で今季初ゴールを挙げたものの、前半戦は前述のケガもあり11試合で1ゴールという期待を裏切る成績で、1シーズンで1部復帰を目指したチームも3勝2分6敗でした。
 しかし後半戦が7月25日に開幕するとブルーノ選手は6試合で6ゴールを挙げる活躍を見せ、4勝2分0敗というチームの好成績を支える原動力となっています。
 前半戦最終戦も含めれば7試合で7ゴールの驚異的な成績を収めているブルーノ選手ですが、MFL公式サイトの記事では、それまでセカンドストライカーで起用していたブルーノ選手をワン・ロハイミ監督がセンターフォワードへと配置転換したことが大きな転機なったと述べています。
 「前半戦は長期間チームから離脱する原因となったケガをする前から試合にうまく対応できていなかった。しかし、後半戦では、ワン・ロハイミ監督が自分をセンターフォワードとして起用してくれたおかげで、これまで失っていたゴールの感覚をやっと取り戻すことができた。ワン・ロハイミ監督の信用にも応えられて嬉しく思っている。」と話すブルーノ選手は、その信用のおかげでチームも5位に浮上し、マレーシアカップ出場が狙える位置となったことにも貢献できたとも話しています。
 「今季ここまでに上位のサラワク・ユナイテッドFCやトレンガヌFC IIも破っていることから、さらにトップ3入りも狙えると思っている。チーム内の雰囲気も良く、全ての選手が自信を持ってプレーすれば2部のどのチームと戦っても勝つ力が今のチームにはある。」と述べたブルーノ選手は、個人の目標としては今季開幕前に目標としていたシーズン10ゴールまであと3ゴールとなっていることから、今季残り3試合ながらこの目標を達成したいと話しています。

8月26日のニュース:Mリーグ1部-クダが3連勝で4位に浮上、Mリーグ2部-クチンシティが連勝でマレーシアカップ出場権争いが混戦に、Mリーグ運営組織の新CEOはJDT勤務の兄との関連を否定

 チーム内に新型コロナ陽性者が見つかり、複数の試合が延期されていたMリーグ1部のクダ・ダルル・アマンFCと2部のクチンFCが試合を行い、両チームとも勝利しています。

2021年8月25日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティFC 1-4 クダ・ダルル・アマンFC
得点者:PJ-カイリル・ムヒミーン(61分)、クダ-ラビー・アタヤ(4分)、プラバカラン(45+4分OG)クパー・シャーマン(56分)、ファヤッド・ズルキフリ(90+3分)
 クダ・ダルル・アマンFCがエースのクパー・シャーマンらの4ゴールでPJシティFCに圧勝し、3連勝で4位に浮上しています。
 Mリーグ1部で唯一、外国籍選手が一人もいないPJシティFCはここまで8位と大健闘としていますが、残り3試合で降格権となる11位のペラFCとは勝点差5と今後も厳しい状況が続きます。そんな中での朗報は、ケガで長期離脱を余儀なくされていたダレン・ロックがこの試合に途中出場したことでしょう。開幕5試合で2勝2分1敗と快進撃する中、3ゴールを挙げたロック選手は、ケガをした3月21日の第5節スリ・パハンFC戦以来の復帰を果たしており、1部残留がかかる残り3試合に間に合った!といったところでしょうか。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第19節終了時)

ClubGWDLGFGAGDP
1JDT1915314483648
2TFC19114431161537
3KDA17112433201334
4PEN1910453126534
5SEL1995537271032
6KL196942317627
7SBH194782026-619
8PJ194691225-1318
9MU194872024-417
10PHG184592029-917
11PRK1934121741-2413
12UITM181314837-296
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

2021年8月25日@MBPGスタジアム(ジョホール州パシルグダン)
クチンシティFC 2-1 JDT II
得点者:クチン-イルワン・シャズミン(59分)、アミル・アムリ・サレー(82分)、JDT-フェルナンド・ロドリゲス(18分)
クチンシティFCが2連勝し、8位と勝点差4の9位に浮上しています。消化試合数が他のクラブよりも少ないクチンシティFCは、今後の成績次第でも2年連続となるマレーシアカップ出場も見えてきます。今季の残りのホームゲームはジョホール州のMBPGスタジアムを使用するクチンシティFCからは、移動の負担も少なくなる上、ピッチの状態も本来のサラワク州立スタジアムより良いという話も聞こえてきており、さらに上位を目指す環境は整っているようです。
 この試合ではクチンシティFCの鈴木雄太選手とJDT IIの廣瀬慧選手はいずれも先発してフル出場しています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第19節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1SU16104233112234
1NS1695225111432
3TFC1678129131629
4JDT1776431171427
5PDRM177462018225
6SEL175842419523
7KEL176381923-421
8KU176292126-520
9KCH124441414016
10PRK1835101235-2314
11FAM1703141152-413
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト

MFLの新CEOはJDT勤務の兄との関連を否定
 9月1日付でMリーグを運営するMFLのCEOに就任するスチュアート・ラマリンガム氏は、MFLのCEOが受けるプレッシャーはこれまで以上に厳しくなっていることは理解している上で、自分にはその状況に対処する能力があると話しているとマレーシアの通信社ブルナマが報じています。。
 就任発表後初めてとなる会見で、自身を仕事としてではなくサッカー好きとしてサッカー界に関わっている人間であると評したスチュアート氏は、産業としての国内サッカーが向かう方向性が未だ定まっていないことを問題として挙げ、就任後は直ちにMリーグに変革をもたらしたいと話す一方で、長期的視野に立った改革も同時に行いたいとも話しています。
 前任者のアブドル・ガニ・ハサン氏がMFL会長に就任したことを受け、MFLのCEOが空席となったことにより、2018年7月からマレーシアサッカー協会FAMの事務局長を務めてきたスチュアート氏がMFLの新CEOとなることが今週発表されています。
 またオンラインで行われた会見の席上では、MFLの前身であるFMLLPが2015年に設立された際にCEOを務めた兄のケヴィン・ラマリンガム氏との関連を問われると、自分たちは兄弟ではあるものの、それぞれが異なる能力を持つ別の人間であることを強調し、今回のMFLのCEO就任と現在はMFLが運営するMリーグの1クラブであるJDTで働く兄とは全く関連がないとし、「各州のサッカー協会が運営するMリーグクラブが民営化する先鞭をつけた兄の実績を評価するとともに、自分の役割はそこで作られた仕組みを改善して前進することだと理解している。」と答えています。
 2015年4月にFMLLPのCEOに就任したケヴィン・ラマリンガム氏は、2018年3月に現在のMFLとなった後もCEOを務めた後、2019年11月に健康上の理由で退任しています。そしてその後任としてMFLの第2代CEOに就任したのが今回、MFLの新会長に就任したアブドル・ガニ・ハサン氏でした。



8月25日のニュース:出場機会不足に不満を述べた選手へのJDTオーナーの反応に多くのサポーターが同意、そのJDTオーナーが退任をほのめかす?、代表は10月に国内合宿と海外遠征を開催か、 ペラFCが未払いとなっていた7月分の給料を支給

出場機会不足に不満を述べた選手へのJDTオーナーの反応に多くのサポーターが同意
 「チームメートがサッカーをしているのを見るのは楽しいな。」と間接的に自身の出場機会がないことをツイートしたJDTのFWシャフィク・アフマドが、オーナーからクラブは仲良しグループではなく、不満があるなら他のクラブへ移籍することを止めない、と反応されたニュースは先日このブログでも取り上げましたが、このトゥンク・イスマイル ジョホール州皇太子の反応については様々な意見が出ていることを、マレーシア語紙ウトゥサンマレーシアが報じています。
 このイスマイル殿下によるクラブ公式Facebookへの投稿にはこの執筆時点で1万7000件の「いいね」と2900件近いコメントがついていますが、その多くがイスマイル殿下に同意すると同時に、JDTでは出場機会が得られないシャフィク選手に移籍を勧める内容です。「JDTヘ移籍する前にプレーしていたクダ・ダルル・アマンFC(当時はクダFA)に戻るべき」といったものから「シャフィク選手自身は努力はしているのだろうが、これまでにリーグ2位の20ゴール(17試合)を挙げているブラジル出身のFWベルグソン・ダ・シルヴァにポジション争いで勝つのは難しい。」、「スランゴールFCに来い。JDTを除けばスランゴールFCは給料もいいぞ。」まであり、さらには「(高給とされるJDTでプレーすることで)銀行口座に金がたくさんあるなら、それで十分ではないか。出場機会が少ないことなど気にするな。」といった皮肉混じりのものもあります。
 そんな中で「我々マレーシアサポーターはシャフィク選手が代表でプレーするところを見たいが、JDTに残り控えのままでは次の代表に招集されることも難しくなる。6月のW杯予選では役立たずだったギリェルメ・デ・パウラが代表に招集されたのも彼がペラFCの主力選手だったからだ。」といった意見に代表されるように、FWに人材不足の現在の代表には、新型コロナ禍による中断前に行われた一昨年のW杯予選でアラブ首長国連邦やインドネシア相手にゴールを挙げたシャフィク選手は必要な選手なのは明らかです。
 なおイスマイル殿下は既にシャフィク選手と直接話し、JDTでは試合出場の用意ができているとチームが判断すれば試合に出ることができ、シャフィク選手も同様であると伝えたことを明かすとともにこの件に関してはこれで解決したとも述べています。
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 ボラセパマレーシアJPでは、今季開幕前にJDTの注目選手としてこのシャフィク選手を取り上げました。U23代表から順調に成長し26歳となる今年は同じJDTのサファウィ・ラシドとともに代表を引っ張る存在として期待したからでした。しかし、今季はトップチームでの先発出場どころかベンチ入りしたのがわずか3試合、試合出場は1試合でそれも90分からの出場でした。また、7月24日から始まった後半戦ではこれまで1試合もベンチ入りしていません。昨年2020年12月には自らが運転していた自動車の事故で生後1年未満の息子を失うなど悲惨な出来事も経験したシャフィク選手が、イスマイル殿下が指摘しているようにその事故を境に別人になってしまったのかどうかは外部からはわかりませんが、自身の選手としてのキャリア、特に代表選手としてのキャリアを考えるのであれば、国外も含めて他のクラブへ移籍を考えてみるのも悪くないのでは、とファンの一人として思ってしまいます。

JDTオーナーが退任をほのめかす?
 JDTのオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下が退任をほのめかすような投稿を自身のインスタグラムに行ったと、マレーシア語紙のブリタハリアンが報じています。
 イスマイル殿下がオーナーを務めるJDTは昨季までMリーグ7連覇を達成し、今季も次節に勝利すれば8連覇が決まる状況ですが、そんな中で以下のような投稿を行なっています。
 「これまでJDTがピッチ内外で成功を収めるよう尽力してきた結果、JDTは立派なブランドになった。最高の設備のもと、過去8年間でトップチームはリーグ戦やカップ戦などで18回の優勝を、ユースレベルでは10回の優勝を達成した。」という投稿はさておき、多くのサポーターに衝撃を与えたのは、その投稿の最後に書かれた「これが私からクラブへの最後の贈り物だ。」という部分でした。10月から建設が始まる本拠地スルタン・イブラヒムスタジアムに隣接する巨大なトレーニング施設の写真が添えられたこの投稿に対し、多くのサポーターやメディアはイスマイル殿下がJDTオーナーを退任するのではと色めき立っています。
 イスマイル殿下の真意は現時点では不明ですが、今週末の第20節にもJDTのリーグ8連覇が決まる可能性があり、その後には何か重大な発表があるかも知れません。

代表は10月に国内合宿と海外遠征を開催か
 マレーシアサッカー協会FAMが10月に代表合宿と練習試合を企画しているとマレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
 代表チームは今年12月には昨年から延期された東南アジア(アセアン)サッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020年大会が、そして来年2月にはアジアサッカー連盟AFC選手権アジアカップ2023年大会3次予選が控えていますが、FIFAの国際マッチカレンダー期間の今月8月30日から9月7日までは、新型コロナ禍により終了が遅れたリーグ戦中期間である上、マレーシア政府が全ての渡航者に求めている14日間の検疫隔離期間によって、代表チームは他国の代表チームを招いて練習試合を行うことも、他国へ遠征に行くこともできず予定されていた代表合宿が中止に追い込まれています。
 Mリーグを運営するMFLの新たなCEO就任が決まったマレーシアサッカー協会FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は、代表チームの予定として10月には国内での代表合宿と国外での練習試合開催を検討中であることをハリアンメトロによる取材で明らかにしています。

ペラFCが未払いとなっていた7月分の給料を支給
 給料未払いが明らかになり主力選手が大量退団した結果、Mリーグ1部で11位と低迷するペラFCの選手らに対し、今週末に予定されているMリーグ第20節の前に未払いとなっている7月分の給料が支払われることをウトゥサンマレーシアが報じています。
 今季は残り3試合となり、現在11位と2部降格危機にある中で、未払い給料を支払うことで選手の士気を高めたいとペラFCのアズマン・ノーGM(ゼネラルマネージャー)は話しています。
 8月1日付で就任したアズマンGMは、2部降格を食い止めるため最終戦までできる限りの泥苦を続けたいとも話し、ペラFCのサポーターにも12番目の選手として最後までチームへの応援を続けて欲しいと訴えています。
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 このように未払い給料支払いをメディアに公表しながら、その裏では全額ではなく一部のみを支払っていた、といった他のクラブの事例もあるので、ここは選手らには支払いを事前に伝えても、メディアには支払ってからそれを公表すれば良いのではないか、とも思ったりもします。今回のメディアへの公表はアズマンGMによる自チームのサポーターを含めた対外的なアピールなのかもしれませんが、アズマンGM就任以降のペラFCは3試合で最下位のUITM FCでの敗戦も含め0勝3敗、3得点10失点と、いまさら未払い給料を支払っても焼け石に水といった印象です。

8月24日のニュース:スチュアートFAM事務局長がMリーグのCEOに就任、インドスーパーリーグのクラブがクラスニキの期限付き移籍を正式に発表、現在改修中のシャーアラムスタジアムが来季開場へ

スチュアートFAM事務局長がMリーグのCEOに就任
 マレーシアサッカー協会FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長がMリーグを運営するMFLの新たなCEOに就任したことがMFLの公式サイトで発表されています。
 MFL前会長のハミディン・アミン氏が兼任していたマレーシアサッカー協会の会長職に専念するために辞任し、トコロテン式に前CEOのアブドル・ガニ・ハサン氏が8月12日にMFLの会長に就任したことで空席になったMFLのCEO職は当初は東南アジア最大の格安航空会社エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデス氏の名前なども上がっていましたが、このブログでも予想記事を取り上げた通り、15年以上に渡り国内外のサッカー事業に関わってきた44歳のスチュアート氏がMFL理事会の満場一致を経て順当にCEOに就任しています。なおスチュアート氏は9月1日付けてCEOに就任するということです。

インドスーパーリーグのクラブがクラスニキの期限付き移籍を正式に発表
 インドスーパーリーグのオディシャFCはクラブの公式サイトで、Mリーグ1部のJDTからMFリリドン・クラスニキが期限付きで移籍することを正式に発表しています。
 インド南東部のオディシャ州の州都ブバネーシュワルを本拠地とするオディシャFCは、クラスニキ選手がアルバニアU21代表、コソボ代表、そして帰化したマレーシアでも代表でプレーと3ヶ国の代表でプレーした経歴などを紹介している他、インドでのシーズン開幕を楽しみにしており、早くキコ・ラミレス監督やチームメートに合流し、試合ではファンを喜ばせたいというクラスニキ選手のコメント、そして優れた体躯と技術を持ち合わせたいわゆる「ボックストゥボックス」MFのクラスに貴選手には攻撃と守備の両面で期待しているというラミレス監督のコメントなども発表しています。

現在改修中のシャーアラムスタジアムが来季開場へ
 Mリーグ1部スランゴールFCの本拠地シャーアラムスタジアム(スランゴール州)は1994年開場の8万人収容の巨大スタジアムですが、老朽化による施設の劣化によりMリーグの公式戦では使用が禁止され、2020年より改修工事が始まっています。
 総額3億5000万リンギ(およそ91億円)とされるその膨大な費用により、長期化が予想されていた改修工事ですが、これが遅くとも来年初めには終了するだろうとマレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
 シャーアラムスタジアムを管理するスランゴール州のアミルディン・シャリ州首相は改修費用をスランゴールFCの会長でスランゴール州皇太子のテンク・アミル・シャー殿下がその一部を負担することとなったということです。
 シャーアラムスタジアムが使えないスランゴールFCは、昨季はUITMスタジアムをUITM FCと、今季はMBPJスタジアムをPJシティFCと共用しています。
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 シャーアラムスタジアムでは2020年1月にプレシーズンマッチとして開催されたスランゴール・アジアチャレンジ2020で、この時には当時細貝萌が所属していたバンコク・ユナイテッドFC(タイ)、ハノイFC、プルシブ・バンドンFCが参加しましたが、この大会を最後にスタジアムの使用が禁止され、また新型コロナウィルス感染が拡大や改修費用工面の問題などから、来季2022年もスランゴールFCはMBPJスタジアムを本拠地とするのではとも言われていました。
 拙宅から車で30分以上がかかるシャーアラムスタジアムより、15分程度で行けるMBPJスタジアムでホームゲームを開催してくれる方が、スランゴールFCサポーターとしては嬉しいのですが…。そもそも近年は8万人どころかその半分の観衆も入ることがなくなったシャーアラムスタジアムを来季に間に合うように急いで改修するよりも、サッカー観戦だけでなく試合のない日も足を運びたくなるような総合娯楽施設化なども視野に入れるなどして「ホワイトエレファント」とはならないようにしてもらいたいです。

8月23日のニュース:ペラFCは「休養」明けのチョン監督が今季最終戦まで指揮、Mリーグの新CEOにサッカー協会事務局長が就任か、JDTオーナー-クラブは仲良しグループでもなければ監獄でもない

ペラFCは「休養」明けのチョン監督が今季最終戦まで指揮
 Mリーグ1部ペラFCは8月2日にから「休養」していたチョン・イーファット監督の復帰を発表しています。なおチョン監督は今季Mリーグの残り3試合の指揮を取るということです。
 マレーシアの通信社ブルナマはペラFCのアズマン・ノーGM(ゼネラルマネージャー)の話として、チョン監督に代わるAライセンス保持者を見つけられなかったことを理由に挙げており、チョン監督の2週間の「休養」期間を8月16日付で終了したとしてます。なおMリーグ1部ではこのAライセンスの保持が監督就任の条件となっています。
 チョン監督が「休養」中はシャーリル・ニザム アシスタントコーチが監督代行を務めましたが、この間の3試合は0勝3敗で3得点10失点という成績でした。
 開幕直前にメフメト・ドゥラコビッチ前監督の辞任を受けて就任した地元ペラ州イポー出身のチョン監督の契約は2022年11月までとなっていますが、アズマンGMはチョン監督が来季もペラFCの指揮を取るかどうかは今季終了後に決定するということです。
 給料未払い問題が発覚し、シーズン半ばには今季開幕戦の先発XIの半数以上が退団したペラFCは第19節を終えて3勝4分12敗の11位とクラブ史上初の2部降格が目前に迫っています。
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 成績不振の原因をチョウ監督一人に押し付ける形になっていますが、開幕直前のドゥラコビッチ前監督辞任と主力選手の大量退団の責任は現場ではなく給料未払い問題を起こしたフロントの責任なのは明らかです。前任者のリザル・アリ・アイザリCEOが引責辞任し、それを引き継いだ自身には責任がないという立場からなのか前CEOが獲得した選手を非難する声明を度々出しているアズマンGMですが、その姿勢がチームの士気低下に影響しているという自覚はなさそうです。

Mリーグの新CEOにサッカー協会事務局長が就任か
 Mリーグを運営するMFLの新会長にアブドル・ガニ・ハサン氏が就任したことで、アブドル・ガニ氏の前職であったMFLのCEO職が空席になっていますが、その空席を埋めるのはマレーシアサッカー協会FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長となる可能性が高いと、マレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
 44歳のスチュアート氏は、2008年にFIFAのプロリーグ化コンサルタントとなり、2010年から2011年まではCEOを務め、2012年にはAFCに加わるとクラブコンペティション責任者などの要職を2年間務めた後、4年間務めた電通スポーツアジアの副社長職を経て2018年7月から現職となるFAMの事務局長に就任しています。
 またこれに伴いFAMの新たな事務局長には現副事務局長で、AFCやカタールリーグやオマーンリーグでの勤務経験もあるモハマド・サイフディン・アブ・バカル氏が最有力候補とされています。.

JDTオーナー-クラブは仲良しグループでもなければ監獄でもない
 Mリーグ1部で7連覇中のJDTのオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下が所属選手の批判とも取れるソーシャルメディア投稿に対して示した反応が注目を集めています。
 事の発端はJDTに所属するシャフィク・アフマドが「仲間の選手がプレーするのを見るのは楽しいな。」とツイートしたことでした。
 6月にアラブ首長国連邦で行われたFIFAワールカップ2022年大会アジア2次予選では先発1試合を含む全3試合に出場しながら、JDTでは後半戦に入ってからは出場どころかベンチ入りすらしていないシャフィク選手のこの投稿に対して、イスマイル殿下はクラブは仲良しグループではなく、プロ意識を持つ選手の集団であり、常に全力で練習に臨み、常に全力で試合に臨む選手にのみ出場機会が与えられると即座にツイートで反応しています。
 さらにイスマイル殿下は、クラブの方針に不満を持つ選手はいつでもクラブを去ることができるとし、クラブは選手を拘束する監獄でもないとして、単に出場機会を求めるのであれば他のクラブへ移籍することを止めるつもりはないともツイートしています。
 さらに選手はJDTに移籍する際にはそういった条件を理解しているはずだとして、不満があるのであればソーシャルメディアでそれを明らかにするのではなく、直接話し合いをもつべきだとシャフィク選手を諭しています。
 これをツイートの直後にシャフィク選手は当初のツイートを削除した上で、イスマイル殿下やクラブ、チームメイトに対して謝罪のコメントを投稿しています。
*****
 シャフィク選手は昨年12月に自身が運転していた車による事故で生後22日の息子と同乗していた義理の母を亡くし、夫人も重傷を負っていました。イスマイル殿下はこの事故の後、その傷を癒す時間も支援も十分に行なってきたことも明らかにし、その一方でシャフィク選手は以前とは変わってしまったとして、もう一度、真摯にサッカーに向き合うことを求めたいともしています。


Mリーグ2部プレミアリーグ第19節結果

 8月20日から22日にかけてMリーグ2部プレミアリーグ第19節が開催されました。

2021年8月20日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
スランゴールFC 2 1-1 JDT II
得点者:スランゴール-アレクサンダー・アギヤクワ(21分PK)、JDT-フェルナンド・ロドリゲス(45+1分)
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発してフル出場しています。

2021年8月21日@MBPGスタジアム(ジョホール州パシルグダン)
クチンシティFC 3-1 ケランタンFC
得点者:クチン-モハマド・アリフ・ハサン(13分)、マイケル・イジェジー(34分)、ジョセフ・カラン・ティー(57分)、ケランタン-クリストス・インズィディス(32分)
 後半戦開幕となった7月24日のトレンガヌFC II戦前の検査で新型コロナ陽性者が見つかり、2週間の検疫隔離期間などを経てやっと後半戦初戦に臨んだクチンシティFCは、この試合からは本来の本拠地であるサラワク州クチンのサラワク州立スタジアムではなくジョホール州のMBPGスタジアムを今季の暫定本拠地として使うことになるなどさまざまな困難に直面しましたが、4月27日以来およそ4ヶ月ぶりの試合となったこの試合を今季最多の3得点で勝利しています。
 この試合ではマルコ・ラギニ監督に代わりリーザル・ザムベリ・ヤハヤ アシスタントコーチが指揮を取ったケランタンFCは同点に追いつくのが精一杯。マレーシアカップ出場権を争うクチンシティFC相手に敗れています。
 クチンシティFCの鈴木雄太選手は先発してフル出場しています。

2021年8月21日@スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタバル)
ケランタン・ユナイテッドFC 0-2 ヌグリスンビランFC
得点者:ヌグリスンビラン-ザクアン・アドハ(11分PK)、フランシス・コネ(82分)
 この日の試合も含め、直近の4試合で3得点という成績で、試合後にナズルレルワン・マクモル監督がメディアにストライカー不在を嘆く事態となっているケランタン・ユナイテッドFCは引き分けを挟み3連敗となり、シーズン中の監督交代という荒療治がここまでは功を奏していません。
 一方のヌグリスンビランFCはこの日の勝利で、リーグ戦後のマレーシアカップ出場権を獲得するとともに2部の上位2チームに与えられる1部への自動昇格権にまた一歩近づきました。
 ケランタン・ユナイテッドFCの深井脩平、谷川由来両選手は先発してフル出場、本山雅志選手は64分から交代出場し、試合終了までプレーしています。

2021年8月22日@UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
FAM-MSN プロジェクト 0-4 サラワク・ユナイテッドFC
得点者:FAM-、サラワク-サンドロ・ダ・シルヴァ(22分)、テイラー・リガン(43分)
 サラワク・ユナイテッドFCが最下位のFAM-MSN プロジェクトに圧勝して首位に浮上し、マレーシアカップ出場権を確定させています。次節は昇格のライバルPDRM FCとの直接対決が控えています。

2021年8月22日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラFC II 0-3 PDRM FC
得点者:ペラ-、PDRM-鈴木ブルーノ2(15分、29分)、ナビル・ラトピ(22分)
 3枚のレッドカードが出された荒れた試合は、PDRM FCが今季初となる鈴木ブルーノの1試合2得点などで快勝し、今季最高位となる5位に浮上しています。PDRM FCは次節第20節は首位のサラワク・ユナイテッドFCと、最終第22節には現在2位のヌグリスンビランFCとの直接対決が控えており、他力本願ながら計算上は残り試合全勝で逆転での1部昇格の可能性が残りました。
 PDRM FCの鈴木ブルーノ選手は先発してフル出場し、FAMのCMS(Competition Management System)が発表するMOMに選ばれています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第19節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1SU16104233112234
1NS1695225111432
3TFC1678129131629
4JDT1676330151527
5PDRM177462018225
6SEL175842419523
7KEL176381923-421
8KU176292126-520
9PRK1835101235-2314
10KCH113441213-113
11FAM1703141152-413
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第19
節はトレンガヌFC IIの試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第19節終了時)

選手名(クラブ)ゴール数
1ジョーダン・ミンター(TFC)14
2フェルナンド・ロドリゲス(JDT)13
3ウチェ・アグバ(SU)12
ガッサマ・アルフセイネイ(KU)10
5アライン・アコノ(NS)9
ジョージ・アトラム(SEL)8
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト

Mリーグ1部スーパーリーグ第19節結果

 8月20日から22日にかけて、Mリーグ1部スーパーリーグ第19節が開催されました。今節もJDTが勝利し、次節にも今季優勝とリーグ8連覇が決まります。このために残り3節の注目はリーグ2位と3位に与えられるAFCカップ出場権争いと2部降格をめぐる争いとなりました。
 試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルよりお借りしています。

2021年8月20日@ダルル・マクモルスタジアム(パハン州クアンタン)
スリ・パハンFC 0-2 KLシティFC
得点者:KL-ロメル・モラレス(48分)、ザムリ・ヤハヤ(71分)
 今年2度目のトランスファーウィンドウ期間に獲得したFWキリアン・ヌワブエズがチーム合流初戦で膝前十字靭帯損傷で今季絶望となったことから、本来のMFではなくFWとして起用されているロメル・モラレスが先制ゴール、後半にはザフリ・ヤハヤの今季2得点目となるゴールでKLシティFCが連勝し、無敗記録を9試合に更新しています。なおKLシティFCは今季これまでの勝利が全てホームゲームで、この試合で今季アウェイゲーム初勝利も記録しています。
 一方のスリ・パハンFCは今季初先発となったGKダニエル・ワフディン・サドゥンが活躍したものの攻撃陣の不発で連敗となり、10位に交代し、11位のペラFCまでとも勝点差が4と降格争いから抜け出せていません。

2021年8月21日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラFC 0-3 スランゴールFC
得点者:オリヴァー・バフ(42分)、イフェダヨ・オルセグン2(45+2分、60分PK)
 スランゴールFCが得点王争いでトップに立つイフェダヨ・オルセグンの2ゴールで勝利し、4連勝。AFCカップ出場権の懸かる3位以内でリーグを終える可能性を残しました。
 一方のペラFCは、この試合前に「休養」させていたチョン・イーファット監督が今季最後まで指揮を取ることを発表していますが、この「休養」期間中にシャーリル・ニザム コーチが監督代行を務めたチームはこの試合も含め3得点10失点で3連敗、後半戦開幕以降では1分5敗となり2部降格が一段と近づきました。

2021年8月21日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティFC 0-2 JDT
得点者:JDT-ベルグソン・ダ・シルヴァ(27分)、モハマドゥ・スマレ(83分)
 JDTはエースのベルグソン・ダ・シルヴァのゴールなどで快勝しています。この勝利で勝点48となったJDTは今季3節を残し、2位のトレンガヌFCとの勝点差が11に、試合数が3試合少ないクダ・ダルル・アマンFCとも勝点差が16となり、次節第20節のスリ・パハン戦に勝利すれば今季優勝とリーグ8連覇が決まります。
 PJシティFCは4試合連続でゴールなしの4連敗となり、11位のペラFCとは勝点差5のままとなっています。

2021年8月21日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴンバダ)
トレンガヌFC 1-2 クダ・ダルル・アマンFC
得点者:トレンガヌ-ドミニク・ダ・シルヴァ(70分)、クダ-ラビー・アタヤ(45+3分)、シャズワン・ザイノン(50分)
 首位JDTと直接対決を残すトレンガヌFCでしたがホームでクダ・ダルル・アマンFCに敗れる痛い敗戦で優勝争いから脱落したどころか2位の座も危なくなってきました。
 新型コロナ陽性者が出たことで、消化試合数が少ないクダ・ダルル・アマンFCは連勝で3位のスランゴールFCに勝点で並び、得失差で4位となっています。またこの日の勝利でクダ・ダルル・アマンFCは乗り試合を全勝し、JDTが残り試合全敗となれば、JDTの優勝を阻止できる唯一のチームとなりました。なおこの試合でDFロドニー・ケルヴィンが肩を負傷して途中退場し、その後の報道では今季残り試合の欠場が発表されるほどの重症と判明しました。

2021年8月22日@リカススタジアム(サバ州コタキナバル)
サバFC 0-1 ペナンFC
得点者:ペナン-カサグランデ2(38分、55分)、シェリディン・ボボエフ(68分)
 前節で敗れたクダ・ダルル・アマンFC戦ではベンチ入りもしなかったカサグランデとエンドリックのブラジル出身コンビが復帰したペナンFCはそのカサグランデが3試合ぶりのゴールを決め3位を死守しています。
 サバFCは後半戦開幕以来3分3敗と未だ勝ち星がなく、7位ながら降格圏の11位まで勝点差6と残り3試合で下位のクラブ相手に取りこぼすことがあれば降格もあり得ます。

2021年8月22日@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ・ユナイテッドFC 1-1 UITM FC
得点者:マラッカ-S・クマーラン(45分)、UITM-ヴィクター・ニーレノルド(88分)
 UITM FCが終盤に主将のヴィクター・ニーレノルドのゴールで執念のドローに持ち込み、首の皮一枚のところで1部残留の可能性を残しています。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第19節終了時)

ClubGWDLGFGAGDP
1JDT1915314483648
2TFC19114431161537
3PEN1910453126534
4SEL1995537271032
5KDA16102429191032
6KL196942317627
7SBH194782026-619
8PJ184681121-1018
9MU194872024-417
10PHG184592029-917
11PRK1934121741-2413
12UITM181314837-296
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ得点ランキング(第19節終了時)

選手(クラブ)ゴール数
1イフェダヨ・オルセグン(SEL)22
2ベルクソン・ダ・シルバ(JDT)20
3クパー・シャーマン(KDH)11
4カサグランデ(PEN)10
5パウロ・ジョズエ(KL)9
クラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJC-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

8月21日のニュース:女子アジアカップ予選出場の代表合宿参加メンバー発表、元Mリーグ選手のMリーグ会長就任を歓迎、マッチョになった「エキィ」が注目を集める

女子アジアカップ予選出場の代表候補発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で、来月9月に行われるアジアサッカー連盟AFC女子アジアカップ予選に向けた代表合宿に参加するメンバー28名を発表しています。
 28名中、18歳の選手が5名、19歳の選手が3名招集された今回の代表合宿は本日8月21日からスランゴール州プタリンジャヤのマレーシアサッカー協会FAMの施設で新型コロナ対策として完全隔離形式で始まり、8月28日からはクアラルンプールのブキジャリルにある国立スポーツ評議会NSCの施設に会場を移して行われます。
 国内での合宿終了後、マレーシア女子代表は9月15日に集中開催地となるパレーシアへ出発し、9月19日から25日まで開催される予選でマレーシアは同じ予選H組のペレスチナ、タイと対戦します。
 代表候補28名のリストはこちらです。

女子アジアカップ予選出場の代表候補発表

元Mリーグ選手のMリーグ会長就任を歓迎
 Mリーグを運営するMFLの新会長に就任したアブドル・ガニ・ハサン会長は元Mリーガーがでもありますが、このアブドル・ガニ新会長の就任を元チームメートが歓迎しています。
 8月16日にMFLのCEOから会長に就任した58歳のアブドル・ガニ会長は、19歳だった1982年から現在のヌグリスンビランFC、かつてのヌグリスンビランFAのトップチームでのプレー経験がありますが、このときのチームメートで、マレーシアサッカー指導者協会のB・サティアナタン会長が、このアブドル・ガニ新会長の就任を歓迎しています。
 現役引退後も1993年に自身がヌグリスンビランFAでアシスタントコーチを務めていた同時期に、アブドル・ガニ氏がアシスタントチームマネージャーを務めていたと話すサティアナタン氏は
 「彼との長い付き合いから言えることだが、運営だけでなく選手としても十分な経験を持つアブドル・ガニ氏のMFL会長就任は喜ばしい。1980年代後半に一緒にプレーした経験を振り返ると、彼(アブドル・ガニ氏)はディフェンダーとして規律正しく、チームプレーを優先する選手だった。もし彼が銀行員としてのキャリアに専念していなければ、代表でもプレーできていたのではないかと思うほどの選手で、空中戦に強く、試合を読むことに長けていた選手だった。また経営側に回ってアシスタントマネージャーとなった後も、現場の選手と時間を過ごすなど、MFLに加わる前には既にサッカー界のあらゆるレベルを経験していた人材だと言える。」と述べています。
 さらにサティアナタン氏はアブドル・ガニ新会長がMFLのCEO就任以降も他人の意見に耳を傾け、国内サッカー関係者と良好な関係を築いてきたことなどを挙げ、MFL会長として最善の自分物だと話しています。

マッチョになった「エキィ」が注目を集める
 昨季2020年シーズンにはペラFA(現ペラFC)でマレーシア人選手リーグ最多となる10ゴール(11試合)を挙げ、今季開幕前に鳴り物入りでスランゴールFCに移籍したストライカーのシャーレル・フィクリは、Mリーグ1部スーパーリーグ第12節の5月5日のスリ・パハンFC戦で腓骨を骨折してリーグ戦を欠場、さらに6月に行われたW杯アジア2次予選にも出場できませんでした。
 そんなシャーレル選手が練習を再開し、その体型がマッチョになっていたことで注目を集めているとマレーシア語紙シナルハリアンが報じています。
 「エキィ」の愛称で知られるシャーレル選手は取材に応え、Mリーグで増えている各チームの大型DFと対峙するために意図的に身体を大きくしたと話しています。
 「当初は『マッチョ』につもりはなかったが、ケガから回復する間に何もせずに待つことはできなかったので筋トレを始めた。『マッチョ』になった後は、復帰に向けてより自信を持てるようになっており、体重も71キロから筋肉増強で76キロまで増えたので、特に大型の外国籍選手DF相手にプレーするのが楽しみだ。」と話しています。
 ボールを使った練習を始めたばかりと話すシャーレル選手は、怪我をした部分には痛みがないものの、試合出場にはまだ体調が不十分であるとして、リーグ戦出場は来季となるだろうと話しています。


8月20日のニュース:スタジアム職員の感染判明でMリーグ2部の試合会場が変更、スランゴールFCの主力はU22代表合宿への不参加の可能性も、スランゴールFCの19歳GKがスペイン2部クラブのトライアウト参加、帰化選手のクラスニキはインドスーパーリーグのオディシャFCへ期限付き移籍か

スタジアム職員の感染判明でMリーグ2部の試合会場が変更
 Mリーグを運営するMFLは公式サイトで本日8月20日に予定されていたMリーグ2部プレミアリーグ第19節のスランゴールFC 2対JDT IIの試合時間と試合会場の変更を発表しています。
 MFLは今回の変更について、スランゴールFC 2が今季、本拠地として使用しているスランゴール州スラヤンのMBSスタジアムの職員に新型コロナウィルス感染が明らかになり、濃厚接触者も含めて隔離となったことが理由としています。
 スランゴールFC 2のホームゲームとして午後4時45分開始の予定だったこの試合は、クアラルンプールのKLフットボールスタジアムに会場を変更して午後9時キックオフとなっています。
*****
 これまでMリーグクラブの選手や関係者に新型コロナウィルス感染者が見つかり延期となったケースはありましたが、試合会場のスタジアム関係者に感染者が見つかったのは初めてのケースです。各クラブは感染対策としていわゆる「スポーツバブル」内でリーグ戦を続けていますが、このバブルの外で感染者が出ることによっても日程変更が起こりうることが明らかになった事例と言えそうです。

スランゴールFCの主力はU22代表合宿への不参加の可能性も
 今季は積極的に若手を起用しながらMリーグ1部で現在5位となっているスランゴールFCは、今年10月末にモンゴル行われるアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けたU22代表合宿に複数の選手が招集される見込みですが、スポーツ専門サイトのスタジアムアストロはこの合宿に参加しない選手がいる可能性があると報じています。
 U22代表第一次合宿は8月30日から予定されていますが、Mリーグ1部スーパーリーグは9月12日にに最終節が予定されていることから、スランゴールFCのジョハン・カマル・ハミドンCEOは、チームで主力選手として出場する選手はリーグ戦出場を優先し、U22代表合宿には参加しない可能性を示唆しています。
 「U22代表合宿に選手が招集された場合、リーグ戦で主力として出場している選手については合宿参加の可否について検討しなければならない可能性がある。合宿には参加できないかも知れないが、その後も招集されれば予選でU22代表チームに合流はできるだろう。」と話したジョハンCEOは、リーグ戦終了後に予定されているマレーシアカップ期間についてはU22代表に招集された選手は全員、代表での活動を優先させる方針も明らかにしています。
 U22代表は8月30日からの第一次合宿、9月19日からの第二次合宿を経て、アラブ首長国連邦のドバイで行う第三次合宿に向けて10月1日にマレーシアを出発する予定が発表になっています。

スランゴールFCの19歳GKがスペイン2部クラブのトライアウト参加
 マレーシア語紙ハリアンメトロは、スランゴールFCのGKシーク・イズハン・ナズレル・シーク・アズマンが今年11月にスペイン2部のCFフエンラブラダでのトライアウトに参加することを発表しています。
 8月13日のMリーグ1部第18節クダ・ダルル・アマンFCで1部リーグデビューを果たしたばかりのシーク・イズハン選手に対し、スランゴールFCのジョハン・カマル・ハミドンCEOはリーグ戦終了後のトライアル参加を許可したことも明らかにしています。当初は8月末のCFフエンラブラダのトライアウトに参加予定だったシーク・イズハン選手は、新型コロナによる影響でMリーグ1部最終節が9月12日となったことで、この予定を延期していました。
 19歳のシーク・イズハン選手はこの前の記事でも取り上げたU23アジアカップ予選に出場するU22代表への招集も予想されていますが、CFフエンラブラダでのトライアウトへはモンゴルで開催される予選終了後に、直接、スペインへ渡り参加する予定だということで、ジョハンCEOは、シーク・イズハン選手は1ヶ月ほどスペインに残り、他のクラブのトライアウトも受けることになっていると話しています。
 シーク・イズハン選手はこの他、ベルギー2部のクラブからもトライアル参加の公式に求められているとハリアンメトロは報じています。

帰化選手のクラスニキはインドスーパーリーグのオディシャFCへ期限付き移籍か
 マレーシアサッカー協会FAMによる代表チーム強化のための帰化選手採用プロジェクトが一時中止と決まったニュースは先日、このブログでも取り上げましたが、そのプロジェクト第2号でもあるコソボ出身のMFリリドン・クラスニキ(JDT)が、インドスーパーリーグISLのオディシャFCへ期限付き移籍の可能性が浮上しています。
 昨季開幕前にMリーグ1部のJDTに加入したクラスニキ選手は、今季はJDTでプレーすることなく、オーストラリア1部Aリーグのニューカッスルジェッツへ期限付き移籍し、9試合に出場しましたが、同様に期限付き移籍していたインドネシア出身のMFシャーリアン・アビマニュとともに6月30日に契約を完了していました。
 シャーリアン選手はJDT復帰後は8月2日の対サバFC戦に途中出場していますが、クラスニキ選手はここまでセカンドチームのJDT IIも含め出場がないことから、他のチームへ期限付き移籍が取り沙汰されていましたが、インドのサッカー専門サイトIFTWCは、11月に2021/2022年シーズン開幕を控えたISLのオディシャFCがクラスニキ選手を期限付き移籍で獲得する可能性が高いことを報じています。帰化選手のクラスニキ選手は、ISLでプレーするマレーシア人選手第1号となるということです。なお、インドにはIリーグと呼ばれるもう一つの国内リーグがありますが、こちらは現KLシティFCのCEOであるスタンリー・バーナード氏が2009年にスポルティング・クルーベ・デ・ゴアで14試合に出場しています。
 クラスニキ選手が期限付き移籍するとされるオディシャFCは11チームで構成されるISLで昨季は2勝6分12敗で得点25失点44という成績で最下位に終わっています。

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Ifedayo vs Bergson, Marlon Record Breaking Hot Competition, Ghaddar
Ifedayo Olusegun Bergson Selangor JDT 2021 VOCKET
The hat -trick of Selangor FC’s sensational striker, Ifedayo Olusegun on Friday indicates that his rivalry with JDT striker, Bergson is still ongoing.If last season, Ifedayo Olusegun who won the Golden Shoe award with 12 goals was fiercely contested by Perak FC striker, Shahrel Fikri Md Fauzi, now it is Bergson’s turn to emerge as his challenger in the remaining four matches.Selangor may no longer be able to catch up with Johor Darul Ta’zim (JDT) on the league throne, but for this competition, it is clearly still hot.Currently, Ifedayo is leading the top scoring chart of the 2021 Super League with 20 goals, while his nearest rival, Bergson, has already scored 19 goals. Are the two chasing each other?Before facing Kedah Darul Aman FC, the 30-year-old striker was two goals behind Bergson who also intercepted him after scoring two goals when beating Sabah FC 2-0 in an action that took place last weekend.Perhaps for the sake of Ifedayo Olusegun, facing Kedah who have been ‘resting’ for a long time and returning for their first action, he did it easily. Three goals were produced and he returned to top the top scorer chart.For Bergson, he has just broken the record as the team’s top scorer since JDT’s inception in 2013, surpassing the record Jorge Pareyra Diaz set in the 2016 season. Diaz blasted 18 goals for JDT to clinch the league title.Now he is on a mission to beat Ifedayo Olusegun and win the Golden Shoe award as well as surpass the record for most scorers in Super League history which is currently held by Marlon Alex James and Mohammed Ghaddar – 23 goals.Former Kedah sensation Marlon Alex James has emerged as the league’s top scorer in the 2008 season. Mohammed Ghaddar did so in the 2017 season and is unique with two teams – Kelantan and JDT.WILL MARLON’S 13 -YEAR RECORD BE BREAK? .198 goals. That’s the greatness of Marlon Alex James ever…Posted by Group Info Bola Kedah on Thursday, August 12, 2021With only four games left, will one of them break the record or will both break the record?

19歳ハイン・テット・アウン
ハリアンメトロ

Htet Aung’s action with Selangor stole the spotlight
Kuala Lumpur: The solid performance of Selangor FC’s central pillar from Myanmar, Hein Htet Aung has really pleased the team and is now considered one of the main assets of the Red Giants squad for the next few seasons.

It can be seen in the last three games of the Super League before this when the import player managed to contribute goal assists as well as create a partnership with the main striker, Ifedayo Olesegun is becoming more and more violent.

In fact, the total of 10 goals in three games highlights how Htet Aung’s creativity in the central machinery is quite solid and able to increase the team’s strength.

Selangor FC Chief Executive Officer (CEO), Dr Johan Kamal Hamidon, explained that he believes the 19 -year -old young pillar will appear stronger after this.

“We are happy with the development of Htet Aung since he was with the team at the beginning of this season. Improvement after improvement started from the Selangor II team (playing in the Premier League) and now joining the main team (Selangor I in the Super League), he is getting better.

“He also managed to build a good understanding with other players, especially the striker and that gives variety and variation to the form of attack of the Selangor team,” he told Arena Metro.

In the same development, he explained that Htet Aung’s contract with Selangor FC is for three seasons which will end at the end of 2023.

Therefore, he rejected rumors that his party had just extended Htet Aung’s contract while a long -term agreement with the agile player had been signed since the beginning of this season.

“I was also surprised when our viral word (Selangor FC) added a contract extension. All that is not true because we will indeed sign any player with a long-term period, and not a short one.

“It is important because we emphasize the aspect of player development, especially for young players like Htet Aung who we believe have good potential to stand out,” he said.

Hein Htet Aung, who plays as a winger for Selangor Second Squad (Selangor II) in Malaysia Premier League (M-League), was suspended from a game for displaying a “political” symbol during a match

In a statement on Friday, 26 March, the Football Association of Malaysia (FAM) said that its Disciplinary Committee found the 19-year-old player’s actions were “unsportsmanlike”.

According to FAM, he violated Article 59 of the FAM Disciplinary Code (2015 edition) during the 6 March match between Selangor II and PDRM FC at the Kuala Lumpur Football Stadium in Cheras.

Article 59 of the FAM Disciplinary Code (2015 edition) broadly defines using “offensive gestures or language” to insult someone in any way or “unsporting behaviour” in any other way as subject to sanctions.

He will now have to sit out Selangor II’s M-League game against Perak FC II on 2 April.

FAM said that that the player was issued with a stern warning and a heavier punishment will be meted out should he repeat his offence

Hein Htet Aung, who is a Myanmar national, had used the three-fingered salute, a symbol that has been adopted by people to show their resistance against authoritarian regimes in Southeast Asia.

The symbol has become a prominent feature among people protesting the military coup in Myanmar.

A photo of Hein Htet Aung displaying the three-fingered salute was uploaded on the official Twitter account of Selangor II following the match. However, the tweet carrying the photo has since been deleted.

Selangor II took down the viral tweet after it was reportedly asked to provide an explanation with regards to the player after he celebrated his goal against the PDRM FC with the three-fingered salute.

Hein Htet Aung’s suspension has prompted support from activists involved in a cross-border youth movement called Milk Tea Alliance

On Twitter, the Malaysian arm of the alliance expressed disappointment over the punishment, saying the Myanmar national who plays for our state team “can’t even show his condemnation” for the Tatmadaw.

Levy Madinda Called To Join Gabon’s National Squad For World Cup Qualifiers
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Sabah midfielder Levy Madinda has been called up to join the Gabonese national squad for the 2022 World Cup qualifiers against Libya and Egypt next month.

After performing well with Sabah in the Super League, Madinda regained the confidence to play on the international stage with Gabon and will help the team to get a place in next year’s World Cup.

Previously, in the second transfer window of the 2021 season, Sabah decided to release Madinda to be replaced with another player but later re -signed the player.

After being re -signed, Levy Mandinda continued to make an impact when he scored a goal as Sabah recorded a draw against Kuala Lumpur City at home.

With the Gabonese national squad, Madinda will play with Arsenal star Pierre-Emerick Aubameyang who has also been appointed as the team captain.

Previously, several players in the Super League competition were also called to join their respective national squads such as Makan Konate (Mali), Ryuji Utomo (Indonesia) and Carli de Murga (Philippines).