マレーシアフットボールリーグMFL1部スーパーリーグは、ジョホール・ダルル・タクジムJDTが早々と優勝を決めた一方で、2部プレミアリーグへの降格争いは熾烈を極めています。そんな中、現在11位で勝点14のクアラ・ルンプール(KL)FA対12位で勝点12のフェルダ・ユナイテッドの試合をKLFAのホーム、KLフットボールスタジアムで観戦してきました。
KL市内から少し離れたKLフットボールスタジアムに着いたのは試合開始30分ほど前でした。
スタジアムに横付けするようにフェルダ・ユナイテッドのバスが停まっていました。
早速チケット売り場でチケットを購入。「大人1枚」と頼むと、何も聞かずにオープンスタンド席のチケットをくれました。大人は15リンギ(約400円)です。
このスタジアムでの前回の観戦はKLFA対隣接する州に本拠地を持つスランゴールFAのクランバリーダービーだったので、少々観客はいましたが、今日はその時よりも観客ははるかに少なかったです。そして試合途中でこの日の入場者数アナウンスを聞いてびっくり。なんと253人でした…。
試合前の選手整列。フェルダ・ユナイテッドはマレーシア政府の官庁の一つである連邦土地開発庁が所有するクラブチーム。試合前にはフェルダの社歌(?)、クアラルンプール連邦直轄市の歌、そしてマレーシア国歌が演奏されました。整列する選手たちの後ろにはMFLの旗と、マレーシアサッカー協会FAMが最近力を入れている「人種差別にレッドカードを!」のスローガンが書かれた旗があります。
いよいよ試合開始。フェルダ・ユナイテッドには2名の日本人選手が在籍していますが、DFの渡邉将基選手、FWの池田圭選手は共にベンチスタートです。今シーズン前半までは、KLFAにもDFの苅部隆太郎選手が在籍していましたが、5月のトランスファーウィンドウが開いた際に日本にいるご家族の事情で退団し、現在は以前も在籍していたタイ1部リーグのチャイナートFCでプレーしています。
試合の出だしはKLFAが一方的にフェルダ・ユナイテッドを攻めていましたが、徐々にフェルダ・ユナイテッドもコーナーキックやフリーキックを獲得してKLFAのゴールに迫ります。そして試合が動いたのは41分。ゴール前の混戦からフェルダ・ユナイテッドのシンガポール代表FWカイルル・アムリのゴールで均衡が破れました。写真右はカイルル選手に駆け寄るフェルダ・ユナイテッドの選手たち。
前半はこの1点で終了し、フェルダ・ユナイテッドがリードして後半に入ります。
ハーフタイムには、スタジアム前にあるフードトラックパークでたこ焼きを買って腹ごしらえ。お味の方は…微妙でした。
後半の71分にはフェルダ・ユナイテッドの20歳のMFザハリ・アズリがスーパーリーグ初ゴールを決め、リードが2点に広がりました。ゴール後、KLFAの選手たちは呆然としていました。
フェルダ・ユナイテッドの10番、池田圭選手は最初のゴールを挙げたカイルル・アムリ選手と交代で途中出場です。
2点目を取られてからのKLFAは、ゴール前にロングボールを蹴り込む戦術を続けましたが、シュートまで結びつかないボールが多く、素人目に見てもあまり効果はあげられていませんでした。またKLFAは前線と中盤の間が徐々に開き始め、ロングボールをクリアしたフェルダ・ユナイテッドがKLFAの中盤をかわし、あわや3ゴール目かという場面が度々ありました。
結局、フェルダ・ユナイテッドがこのまま逃げ切って勝点15となり11位に浮上、代わってKLFAが勝点14のまま最下位12位へ沈んだ、という試合でした。


























