MFL2部プレミアリーグ 2020年シーズン第3節結果

マレーシアフットボールリーグMFLは、3月10日(火)と3月11日(水)の両日に、2部プレミアリーグMPLの第2節の6試合が行われました。以下結果です。
(ホームチームが左側です。)

3月10日(火)
サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
クチンFA 1-2トレンガヌFC II
得点者:クチン-ハドソン・ディアス(28分)、トレンガヌ-エンク・シャキル(5分)、アルグジム・レゾヴィッチ(90+1分)
 クチンFAは開幕3連敗、一方のトレンガヌFC IIは開幕から3連勝です。
 クチンFAの鈴木雄太選手、谷川由来選手、トレンガヌFC IIの鈴木ブルーノ選手はいずれもスタメンでフル出場しています。

スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタ・バル)
ケランタンFA 2-0 ケランタン・ユナイテッド
得点者:ケランタン-ラザラス・カイムビ(34分)、フェリックス・チディ(85分)
 ともにスルタン・ムハマド4世スタジアムをホームとする両クラブのケランタンダービーはケランタンFAが今季初勝利で快勝しています。
 ケランタンFAの渡邉将基選手はスタメンでフル出場しています。

MPMスタジアム(ペラ州マンジュン)
ペラII 1-1 ペナンFA
得点者:ペラ-ブルーノ・ベゼーハ(72分)、カサグランデ(20分)
 開幕から2試合連続完封負けのペラIIが今季初得点と今季初勝点を獲得しています。ペナンのカサグランデは3試合連続のゴールで通算6ゴールとなっています。

トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビランFA 2-0 UKM FC
得点者:ヌグリスンビラン-イゴール・ルイス(23分)、シャミ・イスズワン(61分)
 開幕から2連敗中ということからか、ホームゲームにもかかわらず観衆は673人だったこの試合ですが、ヌグリスンビランがイゴール・ルイスの3戦連続ゴールなどでUKM FCを破り今季初勝利を挙げています。
 ヌグリスンビランFAの中武駿介選手は先発でフル出場しています。

3月11日(水)
タン・スリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州ラーキン)
ジョホール・ダルル・タジムJDT II 1-1 クアラルンプールFA
得点者:JDT-ラマダン・サイフラー(34分)、クアラルンプール-ファクルル・アイマン(76分)
 JDT IIの廣瀬慧選手は今季初のベンチ入りで、72分に交代出場しています。

クアラルンプール・フットボールスタジアム(クアラルンプール)
スランゴール2 1-0 サラワク・ユナイテッド
得点者:ダニアル・アスリ(81分)
 スランゴール2は今季初勝利です。

マレーシアプレミアリーグ順位表(第3節終了時)
*PDRM FCは給料未払い問題による処分を受け、勝点3が剥奪されています。
*第2節のケランタンFA対UKM FCは雷雨のため順延となっています。

順位クラブ試合得点失点得失差勝点
1トレンガヌFCII33005149
2ペナン32109457
3ケランタンU32013306
4クアラルンプール31205325
5ケランタン21103124
6JDT II311156-14
7サラワクU31026603
8UKM FC210123-13
9ヌグリスンビラン310246-23
10スランゴール2310225-33
11ペラII301214-31
12クチンFA300236-30

マレーシアプレミアリーグ ゴールランキング(第3節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
6カサグランデペナン3
3イゴール・ルイスヌグリスンビラン3
3フランシス・コネクアラルンプール3
3パトリック・ロナウジーニョサラワクU3
2エンドリック(ペナン)ら4名

MFL2部プレミアリーグ 2020年シーズン第2節結果

マレーシアフットボールリーグMFLは、3月6日(金)と3月7日(土)の両日に、2部プレミアリーグMPLの第2節の6試合が行われました。以下結果です。
(ホームチームが左側です。)

3月6日(金)
スルタン・ ムハマド4世スタジアム(ケランタン州)
ケランタン・ユナイテッド 2-1 クチンFA
得点者:ケランタン-ガッサマ・アルフサイネイ(22分)、ラジマン・ラザリ(55分OG)、クチン-ラジマン・ラザリ(20分)
 MFL2部昇格クラブ同士の対戦となったこの試合は、昨季MFL3部優勝のケランタン・ユナイテッドが準優勝のクチンFAを破っています。
 クチンFAの鈴木雄太選手、谷川由来選手はいずれもスタメンでフル出場しています。

スルタン・ イスマイル・ナシルディン・シャースタジアム(トレンガヌ州)
トレンガヌFC II 2-0 ペラ II
得点者:トレンガヌ-鈴木ブルーノ(25分)、ズアシャラフ・ズルキフレ(86分)
 トレンガヌFC IIは2戦連続の完封勝利、一方のペラIIは2戦連続完封負けです。
 鈴木ブルーノ選手はスタメンでフル出場しています。

なお、MPSスタジアム(スランゴール州)で行われたUKM FC対ケランタンFAの試合は開始6分で雷雨のため試合中止となり、後日発表される日程まで延期となっています。

3月7日(土)
KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
クアラルンプールFA 3-1 ヌグリスンビランFA
得点者:クアラルンプール-フランシス・コネ2(47分、90+2分)、インドラ・プトラ(54分)、ヌグリスンビラン-イゴール・ルイス(67分)
 後半になって動いた試合は、クアラルンプールFAが今季ホーム初勝利を飾りました。一方のヌグリスンビランFAは開幕から2連敗です。
 ヌグリスンビランFAの中武駿介選手はスタメンでフル出場しています。
 なおこの試合の観戦記はこちらです。

サラワク州立スタジアム(サラワク州)
サラワク・ユナイテッド 4-1 JDT II
得点者:アリフ・ハサン(26分)、パトリック・ロナウジーニョ2(36分、78分)、デメルソン(45+4分)、JDT-チェ・ラシド(73分)
 サラワク・ユナイテッドは今季初勝利、JDTは今季初黒星です。
 JDT IIの廣瀬慧選手はベンチ入りしませんでした.

シティスタジアム(ペナン州)
ペナンFA 4-1 スランゴール2
得点者:ペナン-カサグランデ3(54分、63分、67分)、エンドリック(35分)、スランゴール-バジラム・ネビヒ(89分)
 ペナンFAがカサグランデのハットトリックを含む4ゴールの大勝で首位に躍り出ました.スランゴール2は2連敗です。

MPL順位表(第2節終了時)

順位クラブ試合得点失点得失差勝点
1ペナン22008356
2トレンガヌFCII22003036
3ケランタンU22003126
4クアラルンプール21104224
5サラワクU21016513
6UKM FC11002113
7JDT II210145-13
8ケランタン10101101
9クチン FA200224-20
10ペラII200203-3
11ヌグリスンビラン200226-40
12スランゴール2200215-40

ゴールランキング(第2節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
5カサグランデペナン2
3フランシス・コネクアラルンプール2
3パトリック・ロナウジーニョサラワクU2
2フェルナンド・ロドリゲスJDT II2
2エンドリックペナン2

MFL2部プレミアリーグ 2020年シーズン第1節結果

今季のマレーシアフットボールリーグMFLが開幕し、2月29日(日)と3月1日(日)の両日に、2部プレミアリーグMPLの6試合が行われました。以下結果です。
(ホームチームが左側です。)

2月29日(土)
サラワクスタジアム(サラワク州)
クチンFA 1ー2 UKM FC
得点者:クチン-ラフィザン・ラザリ(57分)、UKM-イ・ソンウ(42分PK)。ファイズ・ハニフ(79分)
*クチンFAの鈴木雄太選手、谷川由来選手は共に先発してフル出場しています。

トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州)
ヌグリスンビランFA 1-3 JDT II
得点者:ヌグリスンビラン-イゴール・ルイス(58分)、JDT-マテウス・ヴィラ(3分OG)、フェルナンド・ロドリゲス2(23分、50分)
*ヌグリスンビランの中武駿介選手は先発してフル出場、一方JDTの廣瀬慧選手はベンチ外でした。

スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州)
ケランタンFA 1-1 クアラルンプールFA
得点者:ケランタン-ラザラス・カイムビ(47分PK)、クアラルンプール-フランシス・コネ(89分)
*ケランタンFAの渡邉将基選手は先発してフル出場しています。

3月1日(日)
UITMスタジアム(スランゴール州)
スランゴールFC II 0-1 トレンガヌFC II
得点者:トレンガヌ-ジョーダン・ミンター(80分)
*トレンガヌFC IIの鈴木ブルーノ選手はスタメンでフル出場しています。

MPMスタジアム(ペラ州)
ペラTBG II 0-1 ケランタン・ユナイテッドFC
得点者:ケランタン-ファクルル・ザマン(85分)

シティースタジアム(ペナン州)
ペナンFA 4-2 サラワク・ユナイテッドFC
得点者:ペナン-カサグランデ2(7分、40分)、アメル・アザハ(35分)、エンドリック(53分)サラワク-ミラド・ザニドプル(43分)、パトリック・ロナウジーニョ(63分)

MPL順位表(第1節終了時)

順位クラブ試合勝点得点失点得失差
ペナン
JDT II
UKM FC
ケランタンU FC
トレンガヌFC II
ケランタン
クアラルンプール
クチンFA−1
ペラ II−1
スランゴール2−1
11サラワクU FC−2
12ヌグリスンビラン−2

ゴールランキング(第1節終了時)

ゴール数選手名所属試合数
フェルナンド・ロドリゲスJDT II
カサグランデペナン
ラフィザン・ラザリクチンFA
イ・ソンウUKM FC
ファイズ・ハニフUKM FC
他9名

なお、MPL第2節は今週末の3月7日(土)と8日(日)に予定されています。

2月28日のニュース(2):プレミアリーグ各クラブの今季ユニフォームまとめ

いよいよ本日2月28日のジョホール・ダルル・タジムJDT対クダFAの試合で開幕するマレーシアフットボールリーグMFL。MFL2部プレミアリーグ各クラブの今季ユニフォームがほぼ出揃いまいしたので紹介します。なおMFL1部スーパーリーグのユニフォームまとめはこちらです。

クアラルンプールFA(プーマ社製)
 左の赤がホーム、右の青がアウェイです。
 胸スポンサーのKL Baca 2020は、国連の国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が毎年1つの都市をWorld Book Capital(世界図書の首都)として選定し、図書と読書の促進するための活動を行う事業で、2020年はクアラルンプールが選定されたことから、クアラルンプール市役所がKL Baca 2020のロゴを使ってスポンサーとなっています。

ヌグリスンビランFA(アドミラル社製)
 左からフィールドプレーヤー用ホーム、アウェイ、サードジャージ、ゴールキーパー用ホーム、アウェイ、サードジャジです。
 胸スポンサーのVisit Negeri Sembilanはヌグリスンビラン州観光局(ヌグリスンビラン州政府)、Matrix社はマレーシアの不動産開発業社です。

ペナンFA(マレーシアのスタリオン・アパレル社製)
 左がホーム、右がアウェイです。
 胸スポンサーはペナン州サッカー協会FA Penangの名称ですが、実際はペナン州政府です。

UKM FC(マレーシアのライン7社製)
 赤がホーム、青がアウェイ、黄色がサードジャージです。黒とオレンジと奥に見える緑がゴールキーパーです。
 胸スポンサーはUKM FCを運営するUniviersiti Kebangsaan Malaysia(マレーシア国立大学)です。

サラワク・ユナイテッド(ホマ社製)
 左がホーム、右がアウェイです。
 胸スポンサーのPress Metal社はマレーシアのアルミ製造業社です。

ケランタンFA(マレーシアのPUCスポーツ社製)
 右からホーム、アウェイ、サードジャージです。
 胸スポンサーのAfter Image社はマレーシアの建設土木会社です。

ケランタン・ユナイテッド(マレーシアのスカイホーク社製)
 赤がホーム、黒がアウェイ、白がサードジャージです。
 胸スポンサーのVisit Kelantan 2020はケランタン州観光局(ケランタン州政府)、Jayamas Mining社はマレーシアの採鉱及びプランテーション管理会社です。

クチンFA(マレーシアのLSC社のブランド、スタースポーツ製)
 左がホーム、右がアウェイです。
 胸スポンサーのKuching – City of Unityはクチン市の別称なので、クチン市がスポンサーと思われます。

2月25日のニュース:クダFAはJDTにチケット割り当て数増を求める、FAカップ2回戦のカードが決定、タイ1部リーグ第2節-代表コンビはともに出場

クダFAはJDTにチケット割り当て数増を求める
 今季のマレーシアフットボールリーグMFLは、今週金曜日2月28日のスンバンシーカップで開幕します。このスンバンシーカップは、英国プレミアリーグのチャリティーシールド(現コミュニティーシールド)を模した試合で、前年のMFL1部スーパーリーグ優勝クラブとマレーシアカップの優勝クラブが対戦する大会です。なお、昨季はスーパーリーグ、マレーシアカップとジョホール・ダルル・タジムJDTが優勝していることから、JDTはマレーシアFAカップ優勝クラブのクダFAと、開場したばかりのJDTの新本拠地スルタン・イブラヒムスタジアムで対戦しますが、このスンバンシーカップのチケットをめぐって、ちょっとした騒動が起こっていると英字紙ニューストレイトタイムズ電子版が伝えています。
 このスンバンシーカップは、MFL1部スーパーリーグの公式戦として、JDTのホームゲームとして開催されますが、アウェイチームのクダFAに割り当てられたチケットが500枚となっていることが騒動の発端です。MFLの規定では、収容人数が2万人未満のスタジアムでは300枚、2万人以上4万人未満のスタジアムでは500枚、4万人以上のスタジアムでは1000枚のチケットをアウェイチームに割り当てることになっており、JDTはスルタン・イブラヒムスタジアムの収容人数が3万5000人であることから、MFLの規定に従って500枚のチケットをクダFAに割り当てましたが、クダFAはMFLを通じて1000枚のチケットを求めています。記事では、JDTは規定通りの対応をしており、MFLもJDTが割り当て増に応じない限り、何もできないとしています。
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 この問題はこのスンバンシーカップが本家のコミュニティーシールとは異なり、リーグ戦の一部となっていること、そして試合が中立地で行われていないことに端を発しています。特にJDTがリーグ6連覇中と言うことで、スンバンシーカップは今回も含め6回連続でJDTのホームでの開催になっています。
 しかしこれをコミュニティーシールドや隣国タイのチャンピオンズカップのように、リーグ開幕前に行い、会場も例えばブキジャリル国立競技場のような中立地とすれば、何の問題も発生しないどころか、MFLの主催試合として収入も得られると思うのですが、そんな発想はMFLにはないのでしょうか。

FAカップ2回戦のカードが決定
 先週末に行われたFAカップ1回戦の結果を受けて、昨日2月24日にFAカップ2回戦の組み合わせ抽選が行われました。なお、このFAカップは3年連続でシンガポールのEコマース(ネットショッピング)サイトShopee「ショッピー」が冠スポンサーとなり、Shopee FAカップと名称が変更になっています。
 以下は3月17日から18日かけて行われるFAカップ2回戦のカードです。注目のカードの下に小ネタを添えてみました。
*(カッコ)内は所属リーグ:(1)はMFL1部スーパーリーグ、(2)はMFL2部プレミアリーグ、(3)はMFL3部M3リーグ、(4)はMFL4部M4リーグ

PJシティFC(1)対イミグレーション(入国管理局)FC(3)
 内紛騒動で揺れるPJシティFCと、給料未払い問題未解決のためM3出場停止になったジョホールFAに代わって急遽参加したイミグレーションFCの対戦。チーム内にゴタゴタがあるとは言え、M3相手では順当にPJシティFCが勝利するでしょう。
サバFA(1)対クアラルンプールFA(2)
 昨季MFL2部優勝クラブと昨季MFL1部最下位クラブの対戦です。来季の1部昇格を目指すクアラルンプールFAにとっては、負けられない相手でしょう。
クダFA(1)対パハンFA(1)
 2回戦でMFL1部同士が対戦するのは少々残念ですが、今季大型補強を行った昨季4位のクダFAが昨季2位のパハンFAと対戦する2回戦屈指の好カードです。
フェルダ・ユナイテッド(1)対ケランタン・ユナイテッド(2)
 昨季MFL3部で圧勝して2部に昇格したケランタン・ユナイテッドと、すんでのところでMFL1部残留を果たしたフェルダ・ユナイテッドの対戦です。フェルダUには、恵龍太郎選手が在籍しています。
ペナンFA(2)対ヌグリスンビランFA(2)
 今季のMFL2部のクラブの中で最も1部昇格に近いクラブ同士の対戦です。ヌグリスンビランFAには中武駿介選手が在籍しています。
スランゴールFC(1)対サラワク・ユナイテッド(2)
 スランゴールFCのサティアナタン監督と反りが合わず退団したアムリ・ヤハヤが加入したのがサラワク・ユナイテッド。「自分が加入するクラブをスランゴールFCは倒せない」という捨て台詞が正しかったのかどうかが見ものです。
UITM FC(1)対クチンFA(2)
 今月上旬のプレシーズンマッチで対戦し、UITM FCが3-2と勝っているカード。ただし、プレシーズンマッチということで、その結果はあてにはならないでしょう。クチンFAには鈴木雄太選手とタニガワユウキ選手が在籍しています。
KLローバーズ(3)対ジョホール・ダルル・タジムJDT(1)
 昨季MFL2部でプレーした外国籍選手2名を補強し、M3では別格のKLローバーズは国内最強のJDTとの対戦です。MFL2部のクラブなら意外に勝てるかとも思いましたが、今回は相手が悪すぎます。
ケランタンFA(2)対プロタップFC(3)
 外国籍選手がなかなか決まらなかったクランタンFAには、昨季フェルダ・ユナイテッドでプレーした渡邉将基選手が加入し、MFL2部でプレーする選手は6名になりました。
マラッカ・ユナイテッド(1)対ランカウィシティFC(3)
クアタグFC(4)対KSRサイエンスFC(3)
SS FC(4)対UKM FC(2)
ノーザンライオンズFCマーサ対PDRM FC
マークレスST(4)対AF(国軍) FC(3)
ペラTBG(1)対KTローバーズ(3)
サラワク・ユナイテッドII(3)対トレンガヌFC(1)
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 なおShopeeがスポンサーとなったことで、FAカップやMFLの試合もShopeeのサイトからオンラインで購入できます。詳しくはこちらをどうぞ。チケット1枚購入につき1枚無料(!)のキャンペーンもやっています。

ちなみにFAカップのスポンサーとなったShopeeは、インドネシア1部リーグのスポンサーにもなっていますが、あのクリロナにひどいダンスを踊らせたことでも有名です。

タイ1部リーグ第2節-代表コンビはともに出場
 隣国タイリーグ1部の第2節が行われ、ノーシャルル・イドラン・タラハが所属するBGパトゥム・ユナイテッドはアウェイでプラチュワップFCと対戦し0-0の引き分けでした。なおノーシャルル選手は第1節に続いて先発出場し、75分に交代しています。
 またドミニク・タンが所属するポリス・テロFCはアウェイでトラートFCと対戦し3−1と勝利し、開幕2連勝を飾っています。タン選手は73分に途中出場し、試合終了までプレーしました。
 なお明日2月26日に行われる第3節では、2人の所属するクラブが直接対決する「マレーシア選手ダービー」がBGパトゥム・ユナイテッドのホーム、レオスタジアムで開催されます。
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 マレーシア人選手の動向はタイリーグの公式サイトで調べるのですが、タイリーグのサイトは一部が英語になっているので、記事は読めなくとも記録を調べるにはとても便利です。MFLもこれくらいのサイトを作ってくれると、より多くの情報を世界に発信できるのでありがたいのですが…。

2月15日のニュース:JENESYS杯に参加するU17代表候補発表、クチンFAがプレシーズンマッチで半島部へ遠征

JENESYS杯に参加するU17代表候補発表
 マレーシアサッカー協会FAMは、2月24日から3月4日まで鹿児島県で開催されるJENESYS杯に参加するU17代表の候補合宿参加者18名を公式サイトで発表しています。
 FAMとマレーシア政府青年スポーツ省が運営し、プロサッカー選手を目指すエリート選手養成機関のモクタ・ダハリラ・アカデミーAMDに所属するこの18名は、ラジャ・アズラン・シャー・ラジャ・ショイブ監督のもと、スランゴール州クラナジャヤにあるFAMのトレーニング施設で2月19日からの合宿に参加します。参加者の名簿はこちらです。
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 FAMのサイトで「JENESYS杯」とされているのは、外務省による対日理解促進交流プログラム「21世紀東アジア青少年第交流計画」、別称JENESYSプログラムの一環として鹿児島県で行われる大会のことを指しているようです。
 この大会は、日本サッカー協会JFAのサイトによると「ASEAN地域の10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネ シア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム) 及び、東ティモールと日本 代表の年代別代表が交流を図る大会」として「アジア貢献・国際交流事業」として位置付けられています。

クチンFAがプレシーズンマッチで半島部へ遠征
 マレーシアはマレー半島部とボルネオ島(東マレーシア)で構成されていますが、ボルネオ島にあるサラワク州の州都クチンを拠点とするクチンFAがマレー半島部へ遠征し、プレシーズンマッチを行なっています。
 今季2020年シーズンはマレーシアフットボールリーグMFL2部プレミアリーグに昇格したクチンFAは、1月11日にMFL1部スーパーリーグ6連覇中のジョホール・ダルル・タジムJDTの新しいホームとなるスルタン・イブラヒムスタジアムのこけら落としとなる試合でJDTに0-4と敗れて以降、MFLクラブとの練習試合の情報がありませんでした。(写真はJDTのFacebookより)

 そして昨日2月14日、半島部遠征の初戦としてスランゴール州シャーアラムで今季はMFL1部に昇格したUITM FCと対戦し、前半を2−0とリードして折り返したものの後半の3失点で2-3と逆転で敗れています。
 今季開幕を前に、クチンFAは外国籍選手を含めた新戦力についてのニュースが乏しかったのですが、この試合には4人の外国籍選手が出場していました。昨季からクチンFAでプレーする鈴木雄太、昨季はサラワクFAでプレーしたブラジル人のFWハドソン・ジェズス、昨季はサウジアラビア2部リーグのアル・サファFCに在籍した「レオ」ことFWレオナルド・パッソス・アルベス、そしてDFタニガワユウキ選手がその4人ですが、おそらく彼らが開幕時点で外国籍選手として登録されるようです。DFのタニガワ選手については、情報が乏しいのですが(カタカナ表記になっているのはそういった理由です)、関係者の話では大学を卒業したばかりの選手ということです(この試合は私も観戦しましたが、大学卒業から即プロ入りと考えると試合中の落ち着いた様子が非常に印象的でした。)。
 なお、クチンFAは明日2月16日にMFL1部のPDRM FCとの練習試合が予定されています。