10月19日のニュース:U22代表はMリーグ1部クラブ相手に連勝、U22代表監督はフル代表監督と掛け持ち組の処遇についての話し合いを希望、ペラFCが全ての外国籍選手との契約解除を発表

 今日10月19日はイスラム教の開祖とされるムハマドの誕生日でマレーシアは国民の祝日ですが、それよりも何よりも嬉しいのは昨日の発表では新型コロナの新規感染者数がおよそ4ヶ月ぶりとなる5000人台となったこと。また今月末にはクダ州とケランタン州が、11月1日からはペナン州、ペラ州、サバ州が国家復興計画の第3段階に入ることからこれらの週を含めた多くの州で11月からは学校でも対面授業が再開される他、ワクチン接種者に限り海外からの入国者の隔離期間が7日間に短縮されるなど、マレーシアにも徐々に日常が戻りつつあります。

U22代表はMリーグ1部クラブ相手に連勝
 AFC U23アジアカップ予選に出場するマレーシアU22代表は予選出場前の最終戦となる3試合目の練習試合を行い、今季Mリーグ1部スーパーリーグ2位のクダ・ダルル・アマンFCに2ー0で勝利しています。
 DFアフマド・ジクリ・カリリ(スランゴールFC)のゴールで先制したU22代表は、後半には5日前に追加招集されたばかりのMFモハマド・ヌル・アズファル・フィクリ・アズハル(トレンガヌFC II)がロスタイムに2点目のゴールを挙げて、10月15日のペナンFC戦に続き2連勝しています。
 クダ・ダルル・アマンFCは外国籍選手など複数の主力を欠く布陣でしたが、それでもこの勝利はU22代表にとって自信になったはず。この日は出場しなかったフル代表組のルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(ペナンFC)も検疫隔離期間を終えてチームに合流しており、U22代表は最終メンバーの23名を決定した後、明日10月20日に予選J組の集中開催地であるモンゴルのウランバートルへ向けて出発することになっています。

U22代表監督はフル代表監督と掛け持ち組の処遇についての話し合いを希望
 U22代表のブラッド・マロニー監督は、フル代表とU22代表を兼ねる選手たちの今後についてフル代表のタン・チェンホー監督と話し合いを持つ用意があると、マレーシア語紙ハリアンメトロにか立っています。
 上でも取り上げたAFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選に出場するU22代表候補には、先月9月にフル代表が行ったヨルダン遠征のメンバーからルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(ペナンFC)の4名が含まれていますが、この4選手は今回の予選終了後の12月に開幕するアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020年大会に出場するフル代表に再び招集される可能性が高いことから、マロニーU22代表監督はこの4選手の両代表の間で過度に行き来させないような方法をタン代表監督と話し合いたいとしています。
 「フル代表でプレーすることによってより高いレベルでのプレーを経験できることはU22代表の選手にとってもU22代表チームにとっても良いことである。今回U22代表に招集したフル代表組は今後も、両代表でプレーする可能性があることから、彼らにとって最善の方法をタン監督と話し合いたいと思っている。」とマロニーU22代表監督は述べています。
 U22代表は10月25日から31日までモンゴルのウランバートルで行われるAFC U23アジアカップ2022年大会予選に出場後、予選を突破できれば来年6月にAFC U23アジアカップ本戦が控えている一方、フル代表は12月5日から始まるスズキカップが終わると来年2月にはAFC選手権アジアカップ2023年大会第3次予選が予定されています。

ペラFCが全ての外国籍選手との契約解除を発表
Mリーグ1部で今季11位となり来季の2部降格が決まっているペラFCは、所属する4名の外国籍選手との契約を解除したことをクラブの公式Facebookで発表しています。
 ペラFCのアズマン・ノーGM(ゼネラルマネージャー)名で発表された告知ては、既に先月末にクラブを離れているMFサミル・アヤス(レバノン)に加えて、DFズバイロウ・ガルバ(カメルーン、ただしインドネシア帰化選手のためアセアン枠)、FWジスラン・ゲサン(コートジボアール)、FWナナ・ポク(ガーナ)が今週中にもチームを離れるということです。
 今回の契約解除については経営陣と監督、コーチが話し合いを行った結果によって決定されたものであり、クラブと各選手との間で合意に達していると説明されています。
 なお10月29日から再開するマレーシアカップグループステージには、ペラFCのセカンドチームであるペラFC II登録となっているDFジャド・ヌールディーン(レバノン)、MFチャーリー・マシェル(イングランド)、セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン、スリ・パハンFCより期限付き移籍中)の3選手と既存の選手で臨むということです。
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 今季前半戦終了後に給料未払いでファーストXIの半数以上が退団したことから、急遽補強した外国籍選手もマレーシアカップが心境中にも関わらず退団と、まさに今季のペラFC経営陣のお粗末さを示しています。中にはわずか3ヶ月程度で契約解除となった選手もおり、まさに泥縄式の補強だったことが露呈しています。

10月16日のニュース:U22代表はMリーグ1部今季3位のクラブに勝利、協会はフル代表からU22合流組の検疫隔離期間短縮を交渉、U22代表はトレンガヌFC IIのアズファル・フィクリを追加招集

U22代表はMリーグ1部今季3位のクラブに勝利
 AFC U23アジアカップ予選に出場するU22代表が今季Mリーグ1部3位のペナンFCと練習試合を行い、2-1で勝利しています。。
 U22代表は10月12日に今季Mリーグ2部優勝のヌグリスンビランFCと対戦し、1-2で敗れています。
 この試合では22分にペナンFCがMFモハマド・アメル・アザハのゴールで先制したものの、U22代表はいずれもトレンガヌFCのFWモハマド・シャフィク・イスマイルが71分に同点ゴールを、MFニック・アキフ・シャヒランが86分に決勝ゴールを決めて逆転で勝利を収めています。
 U22代表は10月18日に予選前の最後の練習試合として今季Mリーグ1部2位のクダ・ダルル・アマンFCと対戦します。
 10月25日からモンゴルのウランバートルで開催されるAFC U23アジアカップ予選J組でマレーシアはタイ、ラオス、モンゴルと同組となっています。

協会はフル代表からU22合流組の検疫隔離期間短縮を交渉
 上の記事で取り上げたU22代表には、先日のヨルダン遠征を終えたフル代表からMFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、FWハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、DFクェンティン・チェン(ペナンFC)、FWルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)が加わることが発表されていますが、すでに帰国したこの4選手は現在、検疫隔離期間中でU22代表に合流できていません。U22代表のブラッド・マロニー監督とFAMはこの4選手の検疫隔離期間短縮とU22代表合流を求めているようですが、スポーツ専門サイトのスタジアムアストロによると、未だ承認されていないということです。
 マレーシア政府は全ての渡航者に14日間の検疫隔離を求めており、ヨルダン遠征から帰国した代表チームも例外ではありません。これについてマロニー監督とFAMは新型コロナ対策を担当する国歌安全保障委員会NSCと保健省に対して4選手の検疫隔離期間短縮を求めているということですが、交渉が難航しているようです。
 スタジアムアストロの記事ではこの4選手の他に、アメリカでプレーしているMFワン・クズリ・ワン・カマル(アクロン大学)、DF V・アンニル(ドイツ5部SGVフライベルク)の両選手のU22代表招集についても現在、所属チームとの交渉が続いていると報じています。
 今回のAFC U23アジアカップ予選はFIFA国際マッチデー期間外であることから、DFハリス・ハイカルと代表でもプレーするFWアリフ・アイマンがそれぞれ所属するスタンゴールFCとJDTの招集拒否により、U22代表に参加できていません。

U22代表はトレンガヌFC IIのアズファル・フィクリを追加招集
 マレーシアサッカー協会FAMはU22代表に新たにMFモハマド・ヌル・アズファル・フィクリ・アズハ(21)を招集したことを発表しています。Mリーグ2部プレミアリーグのトレンガヌFC IIでプレーするアズファル・フィクリ選手は、今回の合宿中のケガにより離脱するJDT IIのMFアフマド・アシャル・ハディ・モハマド・シャプリ(18)に代わって招集されています。

10月13日のニュース(2):ケガを理由にケランタンFC退団の選手がAリーグに移籍し抱負を語る、U22代表の主力2選手をクラブが招集拒否か

ケガを理由にケランタンFC退団の選手がAリーグに移籍し抱負を語る
 Mリーグ2部のケランタンFCは10月11日にクラブの公式Facebook上で今季加入したスペイン出身のMFマリオ・アルケスの退団を発表しました。Facebookでは「マリオ・アルケスはケガにより2021年10月をもって契約解除となった。さらに母国にいる父親が新型コロナに感染し、直ちに帰国せざるを得ない状況になっている。ケランタンFCはアルケス選手の速やかな回復を願うと同時に今後もクラブとアルケス選手が良好な関係を維持できることを願っている。」という文面が感謝を表す写真とともに投稿されました。
 10月9日のこのブログでも、アルケス選手はケガにより10月29日から再開するマレーシアカップへの出場も絶望という記事を取り上げました。しかし本日10月13日のオーストラリア1部リーグ、通称Aリーグの公式サイトではこのアルケス選手がAリーグのニューカッスルジェッツに加入することが発表されています。この記事の中でニューカッスルジェッツのアーサー・パパス監督はアルケス選手がセットプレーで存在感を発揮する選手であるとして、チームに合流するのを楽しみにしていると述べる一方で、アルケス選手自身も来月11月19日に開幕するAリーグに向けて「自分の目標は出場する試合で110%を出すことで、チームの上位進出にこう貢献したい」と述べています。
 この発言を聞く限り、ケランタンFC退団の理由は純粋にケガだけではなさそうですが、ともあれアルケス選手には新天地での活躍をお祈りします。
(写真左は退団したケランタンFCの、右は加入したニューカッスルジェッツの公式Facebookより)

U22代表の主力2選手をクラブが招集拒否か
 今月10月25日からモンゴルのウランバートルで開催されるAFC U23アジアカップ予選に向けて合宿中のU22代表は、10月20日のモンゴル出発を控えて合宿の最終段階に入り、昨日10月12日のヌグリスンビランFC戦では今季のMリーグ2部優勝チーム相手に1-2と惜敗したものの、ブラッド・マロニー監督は最後の調整が順調に進んでいると話しています。
 U22代表には、先日、ヨルダン遠征を行なったフル代表からFWルクマン・ハキム・シャムスディン(19・ベルギー1部KVコルトレイク)、DFクェンティン・チェン(21・ペナンFC)、MFムカイリ・アジマル(19・スランゴールFC)、FWハキミ・アブドラ(21・トレンガヌFC)の4名も隔離検疫後に合流する予定ですが、サッカー専門サイトのヴォケットFCはこのU22代表で主力となるべき2選手の所属クラブが代表招集を拒否していると報じています。
 その2選手とはDFハリス・ハイカル(19・スランゴールFC)とFWアリフ・アイマン(19・JDT)の両選手です。ハリス選手の所属するスランゴールFCはマレーシアカップのグループステージでここまで1勝1敗ですが、守備陣に不安を抱えるクラブはハリス選手の離脱による影響は大きいことから、今回の招集を拒否したとしています。また6月のW杯予選ではフル代表でもプレーしたアリフ選手の所属するJDTはここまで2勝ながら、やはりクラブは招集を拒否したとしています。
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 攻守の要とも言える両選手を欠くU22代表ですが、来年6月にウズベキスタンで開催される本戦へ出場できれば、ルクマン・ハキムとアリフ・アイマンの夢のツートップの活躍も期待できるので、飛車角落(失礼!)メンバーですが、予選J組ではライバルのタイを破ってなんとか本戦出場権を獲得してもらいたいです。
 今回話がややこしくなってしまっているのは、新型コロナの影響もあります。予選が開催される10月25日から30日までの期間はFIFAの国際マッチデー期間ではないため、Mリーグクラブによる招集拒否は問題にはなりません。その一方でこの期間中に国内で予定されているのはマレーシアカップのグループステージ第3節(10月29日から30日)のみで、一見するとU22代表に加わっても出場できないのは1試合のように思えますが、新型コロナの感染拡大を防ぐためマレーシア政府は全ての渡航者に14日間の検疫隔離を義務付けており、これによりモンゴルでの予選に出場すると11月9日と10日に予定されているグループステージ第6節までの残り4試合全てに出場できなくなってしまうことから、スランゴールFCはハリス選手の、JDTはアリフ選手のU22代表招集を拒否したと思われます。

10月10日のニュース(2):女子代表11選手が国立大学へ推薦入学、表はAFCU23アジアカップ直前の国外合宿計画を断念、J3沼津のハディ・ファイヤッドは12月に復帰

女子代表11選手が国立大学へ推薦入学
 マレーシアサッカー協会FAMは女子代表選手11名が高等教育省から国立大学への推薦入学を認められたことを報じています。
 FAMのハミディン・アミン会長、S・シヴァンダラム副会長、スラヤ・ヤアコブ女子サッカー委員長らも出席してFAM本部で開かれた式典では、高等教育省のノライニ・アフマド大臣から11名の選手に推薦入学認定書が手渡されました。
 今回、推薦入学が決まった11名の内、先月のAFC女子アジアカップ2022年大会予選にも出場したGKヌルル・アズリン・マズラン(21、スランゴール)、MFエヴァ・オリヴィアニ・アンティナス(20、サバ)、MFワイティ・タミン(18、サバ)、DFヌルファティン・ロザニ(18、ケランタン)、FWヘンリエッタ・ジャスティン(19、サバ)ら9名はマレーシア国立防衛大学UPNMに、MFヌラリア・ナタシャ・ズルケフリ(18、ジョホール)と他1名がマラ工科大学UITMに進学します。
 スラヤFAM女子サッカー委員長は今回の高等教育省との協力関係により、サッカーを通じた高等教育への道が開かれるとして、子どもたちがサッカーをすることに対してより多くの保護者が理解を示すようになることを期待していると話しています。
 

U23代表はAFCU23アジアカップ直前の国外合宿計画を断念
 今月10月25日から31日までモンゴルのウランバートルで開催されるアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けてマレーシアU23代表25名は第2次合宿に入っています。しかしこの予選直前に企画されていたアラブ首長国連邦での合宿と練習試合が、新型コロナウィルスの検疫隔離などを理由に実現が不可能となったと、英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
 オーストラリア出身のブラッド・マロニー監督率いるU23代表は今年6月には国内での合宿と練習試合を予定していましたが、新型コロナの感染拡大のためマレーシア全土がロックダウンとなったことからこちらも中止になっていました。
 国外合宿の実現が不可能となったU23代表は、予選まで国内で合宿を続け、Mリーグ1部のクダ・ダルル・アマンFCやペナンFCなどとの練習試合を行うということです。
 なおこのU23代表には、現在ヨルダン遠征中のフル代表からムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(ペナンFC)、ルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)から4名が帰国後に合流することも発表されており、合計29名からモンゴル出発前に最終メンバーとなる23名が決定されるということです。

J3沼津のハディ・ファイヤッドは12月に復帰
 J2ファジアーノ岡山からJ3アスルクラロ沼津に期限付きで移籍してるU23代表のハディ・ファイヤドは今年3月の練習中に右膝前十字靭帯を断裂し、その後は手術を経てリハビリを行ってきましたが、12月にはJ3での試合出場が期待されていると、マレーシア語紙のブリタハリアンが報じています。
 ハディ選手を支援するヤクルト・マレーシア社の濱田浩志社長によれば、ハディ選手の回復は順調でリハビリも予定通りに進んでおり、現在は既にフィットネスレベルを上げるトレーニングやボールを使った練習も行っているということです。
 J3沼津の今季最終戦第30節は12月5日にいわてグルージャ盛岡戦が予定されています。
 ハディ選手の状況はマレーシアデフスポーツ協会とヤクルト・マレーシア社との間で交わされた基本合意書MOUの調印式に出席した濱田社長が記者会見で明らかにしたもので、この式典ではヤクルト・マレーシア社からマレーシアデフスポーツ協会へ支援金など6万リンギ(およそ161万円)が贈られた他、ヤクルト・マレーシア社がスポンサーとなっているMリーグ2部プレミアリーグケランタン・ユナイテッドFCから元日本代表の本山雅志選手もこの式典に出席し、マレーシアデフスポーツ協会に対して1万リンギの寄付を行なっています。

9月30日のニュース:AFCU23アジアカップ出場のU23代表第2次合宿参加メンバー発表、AFC女子アジアカップ予選-タイがパレスチナを破りAFC女子アジアカップ本戦出場

 昨日のコラムではスランゴールFCがU23代表に多くの選手が招集されることに難色を示していると言う記事を取り上げましたが、本日発表になったU23代表は全25名中、結局スランゴールFCからは10名が招集されています。

AFC U23アジアカップ出場のU23代表第2次合宿参加メンバー25名を発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で10月4日から始まるU23代表第2次合宿の参加メンバー25名を発表しています。このU23代表合宿は10月25日からモンゴルのウランバートルで開催されるAFCU23アジアカップ予選J組に向けての合宿となります。
 8月30日から9月7日まで行われた第1次合宿のメンバー24名からは今季のMリーグ2部プレミアリーグでマレージア人選手としてはリーグ2位の8ゴールを挙げた19歳のアズハド・ハラズ・アルマン(FAM-MSNプロジェクト)や今季1部スーパーリーグデビューを果たしたアズリ・アブドル・ガニ(ペラFC)ら16名が残り、第1次合宿には招集されながら参加できなかったモハマド・アイマン・アフィル(クダ・ダルル・アマンFC)、シーク・イズハン・ナズレル(スランゴールFC 2)ら4名、さらに今回新たに招集されたニック・アキフ・シャヒラン(トレンガヌFC)、K・ティヴァンダラン(PJシティFC)ら5名の総勢25名がこの第2次合宿に参加します。
 また10月1日から行われるフル代表の合宿とヨルダン遠征に招集されているムカイリ・アジマル(20、スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(22、トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(22、ペナンFC)、ルクマン・ハキム・シャムすディン(19、ペルギー1部KVコルトレイク)の4名はフル代表の遠征終了後にU23代表に合流する予定になっているということです。
 オーストラリア出身のブラッド・マロニー監督率いるU23代表はクアラルンプールのブキジャリルにある国立スポーツ評議会の施設で10月4日から合宿を行い、最終メンバー23名の選考を経て、10月20日に予選開催地のモンゴルへ出発する予定になっています。
 10月25日から31日までの予定で行われる今回の予選では、マレーシアはタイ、ラオス、モンゴルと同じ予選J組に入っています。
 なお今回の合宿参加25名はこちらです。
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 このブログで何度も取り上げているように、FAMは2024年のパリオリンピック出場を目指すための長期計画の一環として、このAFC U23アジアカップ予選にはパリオリンピック世代となるU20代表を派遣することを明言しており、実際に8月末から9月初旬に行われた合宿はU20代表合宿と銘打たれてていましたが、今回の合宿はしらっと(!)U23代表合宿という表記になっています。今回の予選にU20代表を派遣すれば、予選を勝ち上がるどころか予選J組最下位の可能性もあり、果たしてそれがチームの強化につながるのか疑問であり、むしろ来年2022年にウズベキスタンで開催されるU23アジアカップ出場権を獲得して、そこで強豪に揉まれる方が遥かに強化になるとこのブログでも何度か書いてきました。もちろん今回のメンバーでこの予選組最大のライバルであるタイに勝てる保証は全くありません。しかし実力勝負の結果ではなく「育成」目的のU20代表で臨めば、本来この大会に出るべき選手たちは成長する機会を奪われてしまい、それはフル代表の強化にもマイナスの影響が少なくないと思いますので、何の説明もないままの突然の方針転換ではあるものの、それは評価できる点だと思います。惜しむらくは、第2次合宿後にフル代表組を掛け持ちで合流させるのではなく、この年代の他の選手を招集してみても良かったのではないでしょうか。

タイがパレスチナを破りAFC女子アジアカップ本戦出場
 ニュースと言うには少々時間が経ってしまいましたが、マレーシアも出場したアジアサッカー連盟AFC女子アジアカップ2022年大会予選H組の最終戦で日本人の岡本三代氏が監督を務めるタイがパレスチナを7-0で破り、来年1月にインドで開催される本戦への出場を決めています。
 マレーシアを4-0で破ったタイとマレーシアに0-2で敗れたパレスチナの対戦となった最終戦は、この試合引き分け以上で予選突破となるタイが試合開始からパレスチナを圧倒し、前半を2-0で折り返すと後半にはイラマディー・マクリスがハットトリックを達成するなど5点を追加して、FIFA女子ワールドカップ2023年大会予選を兼ねるAFC女子アジアカップ2022年大会への出場権を獲得しています。

AFC女子アジアカップ予選H組最終順位

順位チーム得点失点勝点
1タイ22001106
2マレーシア2101243
3パレスチナ2002090

9月9日のニュース:Mリーグ1部-クダが2位浮上も順位決定は最終節まで持ち越し、U20の練習試合2試合目はFAM-MSNプロジェクトと引き分け、ナフジ監督は来季も続投させるべきとトレンガヌFC前監督が提言

Mリーグ1部スーパーリーグ第16節(7月31日から順延)
2021年9月8日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)
クダ・ダルル・アマンFC 3-3 UITM FC
得点者:クダ-バドロル・バクティアル(39分)、フィクリ・ズルキフリ(74分)、チェチェ・キプレ(80分)、UITM-デニス・ブシェニング(40分PK)、クォン・ヨンヒュン(46分)、アリフ・アルラシド(64分)
 FIFAワールドカップ2022年大会アフリカ2次予選でリベリア代表に招集されたクパー・シャーマンが中央アフリカ戦で決勝ゴールを決めた朗報が入ってきた一方で、そのシャーマン選手を失って以降のクダ・ダルル・アマンFCは1分1敗と苦しい試合が続き、2位だった順位もペナンFCに抜かれて3位に後退しています。
 それでも最下位のUITM FCをホームに迎え、この試合で再び2位浮上を目論んだクダ・ダルル・アマンFCは39分にバドロル・バクティアルのゴールで先制します。しかしその直後にはUITM FCがPKを決め、前半は1-1 で終了します。後半に入るとUITM FCが立て続けにゴールを決めて逆に2点のリードを奪います。この試合に敗れれば自力での2位奪取が不可能となるクダ・ダルル・アマンFCは、アイディル・シャリン監督が投入したファンディ・オスマンとフィクリ・ズルキフリのコンビで74分に1点、そして80分はチェチェ・キプレのゴールで同点としますが、ここでタイムアップ。勝点ではペナンFCに並んだものの得失差で再びクダ・ダルル・アマンFCが2位に浮上し、今週末の最終第22節ではトレンガヌFCも交えた三つ巴の2位争いが繰り広げられることになりました。
 第22節では3位のペナンFCは4位のトレンガヌFCと、2位のクダ・ダルル・アマンFCは7位のマラッカ・ユナイテッドFCと対戦します。
 一方のUITM FCはこの引き分けにより11位のペラFCとの勝点差が1つ詰まって3となり、最終節の結果次第では最下位脱出とマレーシアカップ出場権獲得の可能性が残りました。
(試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルよりお借りしています。)

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第21節終了時)

ClubGWDLGFGAGDP
1#JDT2117314884051
2KDA21124549271340
3PEN2112453528740
4TFC21114631181337
5SEL21106544281636
6KL218942618833
7MU215972427-3*21
8PJ2156101427-1321
9SBH2147102036-1619
10PHG2146112336-1318
11@PRK2134141844-2613
12@UITM2124151541-2610
#JDTが2021年シーズンの優勝を果たしAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得しています。
@ペラFCとUITM FCは2022年シーズンの2部降格が決定しています。
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

U20の練習試合2試合目はFAM-MSNプロジェクトと引き分け
 アジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けて合宿中のU20代表は合宿最終日となった9月7日にMリーグ2部プレミアリーグのFAM-MSNプロジェクトと対戦し、0-0と引き分けています。
 U20代表は初の実戦となったヌグリスンビランFCでは1-2と敗れていました。
 今回の相手のFAM-MSNプロジェクトは、マレーシアサッカー協会FAMと青年スポーツ省参加の国家スポーツ評議会MSNが共同で運営する育成目的のチームで、今季はプレミアリーグに参戦しここまでは18試合で1勝3分14敗(得点12、失点52)と言う成績ですが、このチームからはプレミアリーグでマレーシア人選手として最多の8ゴールを挙げているアズハド・ハラズ・アズマンら4名がU20代表に招集されています。
 FAMは2024年パリオリンピック出場の育成プランの一環として、10月27日から31日にモンゴルのウランバートルで開催されるAFC U23アジアカップ予選J組にはU20代表を派遣するとしていますが、このFAM-MSNプロジェクト自体もパリオリンピック出場の育成プランの一環として今季のプレミアリーグに参戦しており、両チームの選手がU20代表のブラッド・マロニー監督にアピールするために激しい試合となったと、マレーシア語紙のハリアンメトロは報じています。
 この練習試合後には、選手のパフォーマンスに満足したと話したマロニー監督は「チーム内での健全な競争によりヌグリスンビランFCからは明らかにチームのパフォーマンスは改善しており、特に練習で行ったことを実践できている選手も多かった。」と話し、今月末から始まる第2次合宿に参加するメンバー選考が難しくなったとも述べています。この第2次合宿には国外組のルクマン・ハキム・シャムすディン(ベルギー1部KVコルトレイク)や、FIFA国際マッチ期間に試合を行った1部スーパーリーグでプレーするアリフ・アイマン(JDT)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)らの追加招集が予定されています。

ナフジ監督は来季も続投させるべきとトレンガヌFC前監督が提言
 それまでの好調さが嘘のようにシーズン終盤に失速したチームに合わせるように、来季の去就が取り沙汰されるようになったMリーグ1部トレンガヌFCのナフジ・ザイン監督について、前任のトレンガヌFC監督で、現在は2部クチンシティFCを指揮するイルファン・バクリ監督がトレンガヌFCは来季もナフジ監督と契約するべきと提言しています。
 リーグ終盤の重要な時期にチームが3連敗し、第12節から維持してきた2位から第20節には3位、第21節には4位と順位を下げたことから、その能力に一部からは疑問の声が出始めているナフジ監督ですが、イルファン前監督は、トレンガヌFCが今季の1部スーパーリーグで現在の4位という順位に到達していることで、ナフジ監督は指導者としての十分な能力を証明しており、来季も監督を続けさせてトレンガヌFCをトップレベルのチームにできることを証明する機会を与えられるべきだと、マレーシアの通信社ブルナマの取材に答えています。
 自身がトレンガヌFCの監督を務めていた際にはアシスタントコーチを務めていた、いわば愛弟子のナフジ監督についてイルファン前監督は現在も連絡を取り合う仲であり、辛抱強くあること、そしてチームにあく盈虚しか与えないピッチ外での問題をできるだけ減らす努力をすることをアドバイスしていると話しています。
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 昨季まで主将を務めていたリー・タックや、新型コロナの影響で11試合と短縮されたリーグで9ゴールを挙げたドミニク・ダ・シルヴァら外国籍選手を今季は全て入れ替えた上、マレーシア人選手の補強も即戦力というよりも若手中心だったことから、今年ではなく数年後に優勝を目指せるチームとしてボラセパマレーシアJPの今季開幕前の順位予想ではトレンガヌFCを5位としました。新たに獲得したデヴィッド・ダ・シルヴァはここまで7ゴールを期待に応えられず、またシーズン途中には、同じスーパーリーグのスリ・パハンFCに移籍していたリー・タックを期限付き移籍で呼び戻すなど、決して万全とは言えないチーム状態の中でシーズンの大半で2位の座を確保し続けたナフジ監督は、現在、スーパーリーグで指揮を取るマレーシア人監督6名中でトップの成績を収めており、その手腕には疑問の余地はなさそうに見えます。今季最終第22節となる今週末の試合では2位を争うペナンFCとの対戦が控えており、この試合の結果次第でナフジ監督の去就が決まる可能性もあります。

9月7日のニュース:AFCU23アジアカップ出場のU20代表が練習試合で来季1部昇格クラブ相手に惜敗、トレンガヌFC経営陣はナフジ監督の「休養」説を否定、2部降格のペラFCの理事が辞任表明

AFC U23アジアカップ出場のU20代表が来季1部昇格クラブ相手に惜敗
 アジアサッカー連盟AFC U23アジアカップに出場するU20代表は現在第1時合宿中ですが、初の実戦として9月4日にMリーグ2部のヌグリスンビランFCと練習試合を行いました。
 英字紙ニューストレイトタイムズによると、試合は1-2と敗れたもののU20代表のブラッド・マロニー監督は「このチームにとっては初の実戦でとなったこの試合では、ボールを速く動かすにはピッチの状態は悪すぎたが、それでも多くの機会を作り、ゴールを決めることもできた。また個々の選手たちの能力を把握することもできたのでとても良い実戦機会となった。2点を先制された後は、チームとして積極的にゴールを目指す姿勢も見られたので、今後も同じようなパフォーマンスを期待したい。」と述べています。
 一方対戦したヌグリスンビランFCのK・デヴァン監督は「前半は特に1対1となった場面ではボールに向かっている積極性に欠けていたものの、後半に入るとボールコントロールに自信が見て取れるようなり、組織的に攻撃に転じる場面もあった。今回の第1次合宿が8月30日から始まったことを考えるとチームとして活動した期間は1週間ながら良い点が多く見られた。」と述べて、チームとしてプレーする時間が増えれば、それにつれてパフォーマンスも改善するだろうと話しています。
 本日9月7日に第1次合宿を終えるU20代表は、今月末には第2次合宿が予定されています。
 マレーシアサッカー連盟FAMは、2024年パリオリンピック出場を目標とした長期プログラムの一環として、U22代表ではなくU20代表を10月下旬にモンゴルのウランバートルで開催されるAFC U23アジアカップ予選J組に派遣する方針を明らかにしています。

トレンガヌFC経営陣はナフジ・ザイン監督の「休養」説を否定
 Mリーグ1部スーパーリーグは今週末の最終節第22節を残すのみとなりましたが、一時は2位となりながら直近の3試合で3連敗したトレンガヌFCのナフジ・ザイン監督の周辺が騒がしくなっています。先週末の第21節JDT戦までの直近3試合でチームが3連敗するなど、リーグ戦終盤の重要な時期の失速が原因で「休養」あるいは「退団して来季は他のクラブで指揮を取る」などの噂も出ていましたが、トレンガヌFCを運営するTFC社はこれらを全て否定します。
 TFC社のアブドル・ラシド・ジュソCEOは、こういった噂はリーグ2位の座を賭けて現在4位のトレンガヌFCが同2位のペナンFCと対戦する最終節第22節や、リーグ戦の後に控えるマレーシアカップへ向けたチームの士気を低下させ、さらにはスポンサーに対する印象を悪化させるものだとして、このような意図を持った「フェイクニュース」を非難するとともに、クラブはチーム、サポーターそしてスポンサーとの良好な関係を保っていると主張しています。
 また今回の噂を増幅させることにもなったクラブがJDT戦を前にナフジ監督に提出を求めた理由提示命令(Show cause letter)についてアブドル・ラシドCEOは「クラブの運営者として、問題が起こった場合には最善の解決方法を見つけるため、またクラブが設けた目標に向けて正しく進んでいるかを知るためにも、チームのパフォーマンスについてTFC社はクラブの運営者として常に責任を負っている。」と話し、チームの直近の成績に対してクラブが満足していない場合に行う行為としては珍しいことではないと説明しています。
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 リーグ序盤から好調だったトレンガヌFCはJDTに黒星をつけるなど8勝3分2敗の成績で前半戦を終えましたが、W杯予選などによるリーグ中断期間を挟んで後半戦に入ると3勝1分4敗と失速し、さらに前述の理由提示命令書の一件もあり、ナフジ監督の去就に関する噂がソーシャルメディアを中心に囁かれるようになっていました。

2部降格のペラFCの理事が辞任表明
 先週末のMリーグ1部第21節でマラッカ・ユナイテッドFCに敗れ、クラブ史上初の2部降格が決定したペラFCですが、ペラ州政府の青年・スポーツ・コミュニケーション・マルチメディア委員会のカイルル・シャーリル・モハメド委員がクラブを運営する理事会およびペラ州サッカー協会からの辞任を表明しています。
 マレーシア語紙ブリタハリアンによると、カイルル委員の他、理事でペラ州議会シャム・マット・サハット議員もクラブ運営理事会からの辞任を表明しています。なおブリタハリアンの取材に対し、カイルル・シャーリル委員はペラFCの2部降格と自身の辞任の関連を否定したということです。

8月27日のニュース:AFCU23アジアカップ予選に向けた代表候補発表、AFLチェアマン-M3リーグは10月開幕を目指す、鈴木ブルーノ-後半戦の活躍はポジション変更のおかげ

AFC U23アジアカップ予選に向けた代表候補発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で今月8月30日から9月7日まで行われる「U20代表」第1次合宿の招集メンバー27名を発表しています。
 公式サイトの説明では、オーストラリア出身のブラッド・マロニー監督が率い、完全隔離形式で行われるU20代表の第1次合宿は、10月23日から27日にモンゴルのウランバートルで開催されるアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けてのものということです。なおこのAFC U23アジアカップではマレーシアは集中開催地となったモンゴルの他、タイ、ラオスとともに東地区予選J組に入っています。
 なお8月30日から9月7日はFIFAの国際マッチデー期間ですが、フル代表の活動がないため、Mリーグ1部はこの期間に試合が組まれており、今回の合宿招集メンバーはこの期間に試合が組まれていないMリーグ2部の選手が27名中22名となっており、その内訳はスランゴールFC 2から10名、トレンガヌFC IIから5名、FAM-MSNプロジェクトから4名、JDT IIから3名となっています。また、この他にMリーグ1部のクダ・ダルル・アマンFCから1名、JDTのU21チームであるJDT IIIから2名、そして英国のセミプロリーグのクラブでプレーする選手2名が招集されています。
 「U20代表」はこの第1次合宿の後、9月12日に終了するMリーグ1部でプレーする選手が加わった上で第2次合宿を9月19日から開催する予定になっています。
 第1次合宿の招集メンバーのリストはこちらです。
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 2024年パリオリンピック出場を目指すという目的で、当初はこのU23アジアカップ予選にU20代表を派遣すると言い続けてきたFAMでしたが、その後は方針転換しこの年代のベストチームで予選に臨むためU22代表を派遣するとFAMのハミディン・アミン会長が発言したことはこのブログでも取り上げました。そんなニュースの後での今回の「U20代表」合宿開催なので、その方針が再び変更されたのか、それともハミディン会長の発言は単なる個人的見解だったのかは不明ですですが、今回は「U20代表」には、21歳以上の選手は27名中5名しか招集されていません。というか、これがU20代表合宿ならそもそもこの21歳以上の選手5名がなぜ招集されているかも不明です。

AFLチェアマン-M3リーグは10月開幕を目指す
 Mリーグ3部にあたるM3リーグは今年3月に開幕する予定でしたが、マレーシア国内の新型コロナ感染拡大が止まらなかったことから一旦は6月に延期されたものの、その後も感染状況が改善せずさらに延期され、8月現在も未だに開幕していません。。
 この状況についてM3リーグを運営するアマチュアフットボールAFLのモハマド・ユソフ・マハディ チェアマンは、最終的な決定は政府の認可次第であるとしながらも、今季のリーグ中止は検討しておらず、10月の開幕を目指すと述べています。
 コロナ禍により昨季は中止となったM3リーグですが、今季も中止となれば2部プレミアリーグとの入れ替え戦も2年で連続中止となることから、AFLはその事態を避けるためにも今季の開催を諦めず10月開幕を模索しているとマレーシアの通信社ブルナマは報じています。
 さらにモハマド・ユソフAFLチェアマンは、今季からM3リーグは新たな方式で開催されることから、来年以降のリーグ運営の参考とするためにも今季の開催を熱望していることに加え、2年連続の中止となれば、今後のM3リーグのスポンサー獲得にも影響が出ることへの懸念なども理由に挙げています。
 セミプロ化を目指すM3リーグは20クラブをA、Bの2グループに分けて対戦する方式へと変更されることが発表されていますが、M3リーグの試合が開催されるのは大半がスタンドがないオープンフィールドで観戦者の制限が難しいことから、10月になっても新型コロナ感染拡大が続く場合には開催方法などの変更もありうると話しています。
 今季のM3リーグは開幕の延期に加え、外国籍選手および外国籍指導者の登録が禁止され、マレーシア人選手と指導者のみで開催されることも決定しています。

鈴木ブルーノ-後半戦の活躍はポジション変更のおかげ
 Mリーグ2部PDRM FCでプレーする鈴木ブルーノ選手をMリーグを運営するMFLの公式サイトが特集記事で取り上げています。
 昨季は同じ2部のトレンガヌFC IIでプレーした鈴木ブルーノ選手は今季開幕直前にPDRM FCに移籍したものの、今季開幕2戦目の3月10日のケランタン・ユナイテッドFCで負傷により途中退場して以降は復帰に1ヶ月ほどを要し、その間にチームはわずか1勝と低迷。その結果、マット・ザン監督は更迭され、後任にはこれまでMリーグで指導経験がないワン・ロハイミ・ワン・イスマル監督が就任しました。
 4月11日のペラFC II戦で5試合ぶりに復帰したブルーノ選手は前半戦最終戦となった5月8日のスランゴールFC 2戦で今季初ゴールを挙げたものの、前半戦は前述のケガもあり11試合で1ゴールという期待を裏切る成績で、1シーズンで1部復帰を目指したチームも3勝2分6敗でした。
 しかし後半戦が7月25日に開幕するとブルーノ選手は6試合で6ゴールを挙げる活躍を見せ、4勝2分0敗というチームの好成績を支える原動力となっています。
 前半戦最終戦も含めれば7試合で7ゴールの驚異的な成績を収めているブルーノ選手ですが、MFL公式サイトの記事では、それまでセカンドストライカーで起用していたブルーノ選手をワン・ロハイミ監督がセンターフォワードへと配置転換したことが大きな転機なったと述べています。
 「前半戦は長期間チームから離脱する原因となったケガをする前から試合にうまく対応できていなかった。しかし、後半戦では、ワン・ロハイミ監督が自分をセンターフォワードとして起用してくれたおかげで、これまで失っていたゴールの感覚をやっと取り戻すことができた。ワン・ロハイミ監督の信用にも応えられて嬉しく思っている。」と話すブルーノ選手は、その信用のおかげでチームも5位に浮上し、マレーシアカップ出場が狙える位置となったことにも貢献できたとも話しています。
 「今季ここまでに上位のサラワク・ユナイテッドFCやトレンガヌFC IIも破っていることから、さらにトップ3入りも狙えると思っている。チーム内の雰囲気も良く、全ての選手が自信を持ってプレーすれば2部のどのチームと戦っても勝つ力が今のチームにはある。」と述べたブルーノ選手は、個人の目標としては今季開幕前に目標としていたシーズン10ゴールまであと3ゴールとなっていることから、今季残り3試合ながらこの目標を達成したいと話しています。

8月20日のニュース:スタジアム職員の感染判明でMリーグ2部の試合会場が変更、スランゴールFCの主力はU22代表合宿への不参加の可能性も、スランゴールFCの19歳GKがスペイン2部クラブのトライアウト参加、帰化選手のクラスニキはインドスーパーリーグのオディシャFCへ期限付き移籍か

スタジアム職員の感染判明でMリーグ2部の試合会場が変更
 Mリーグを運営するMFLは公式サイトで本日8月20日に予定されていたMリーグ2部プレミアリーグ第19節のスランゴールFC 2対JDT IIの試合時間と試合会場の変更を発表しています。
 MFLは今回の変更について、スランゴールFC 2が今季、本拠地として使用しているスランゴール州スラヤンのMBSスタジアムの職員に新型コロナウィルス感染が明らかになり、濃厚接触者も含めて隔離となったことが理由としています。
 スランゴールFC 2のホームゲームとして午後4時45分開始の予定だったこの試合は、クアラルンプールのKLフットボールスタジアムに会場を変更して午後9時キックオフとなっています。
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 これまでMリーグクラブの選手や関係者に新型コロナウィルス感染者が見つかり延期となったケースはありましたが、試合会場のスタジアム関係者に感染者が見つかったのは初めてのケースです。各クラブは感染対策としていわゆる「スポーツバブル」内でリーグ戦を続けていますが、このバブルの外で感染者が出ることによっても日程変更が起こりうることが明らかになった事例と言えそうです。

スランゴールFCの主力はU22代表合宿への不参加の可能性も
 今季は積極的に若手を起用しながらMリーグ1部で現在5位となっているスランゴールFCは、今年10月末にモンゴル行われるアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選に向けたU22代表合宿に複数の選手が招集される見込みですが、スポーツ専門サイトのスタジアムアストロはこの合宿に参加しない選手がいる可能性があると報じています。
 U22代表第一次合宿は8月30日から予定されていますが、Mリーグ1部スーパーリーグは9月12日にに最終節が予定されていることから、スランゴールFCのジョハン・カマル・ハミドンCEOは、チームで主力選手として出場する選手はリーグ戦出場を優先し、U22代表合宿には参加しない可能性を示唆しています。
 「U22代表合宿に選手が招集された場合、リーグ戦で主力として出場している選手については合宿参加の可否について検討しなければならない可能性がある。合宿には参加できないかも知れないが、その後も招集されれば予選でU22代表チームに合流はできるだろう。」と話したジョハンCEOは、リーグ戦終了後に予定されているマレーシアカップ期間についてはU22代表に招集された選手は全員、代表での活動を優先させる方針も明らかにしています。
 U22代表は8月30日からの第一次合宿、9月19日からの第二次合宿を経て、アラブ首長国連邦のドバイで行う第三次合宿に向けて10月1日にマレーシアを出発する予定が発表になっています。

スランゴールFCの19歳GKがスペイン2部クラブのトライアウト参加
 マレーシア語紙ハリアンメトロは、スランゴールFCのGKシーク・イズハン・ナズレル・シーク・アズマンが今年11月にスペイン2部のCFフエンラブラダでのトライアウトに参加することを発表しています。
 8月13日のMリーグ1部第18節クダ・ダルル・アマンFCで1部リーグデビューを果たしたばかりのシーク・イズハン選手に対し、スランゴールFCのジョハン・カマル・ハミドンCEOはリーグ戦終了後のトライアル参加を許可したことも明らかにしています。当初は8月末のCFフエンラブラダのトライアウトに参加予定だったシーク・イズハン選手は、新型コロナによる影響でMリーグ1部最終節が9月12日となったことで、この予定を延期していました。
 19歳のシーク・イズハン選手はこの前の記事でも取り上げたU23アジアカップ予選に出場するU22代表への招集も予想されていますが、CFフエンラブラダでのトライアウトへはモンゴルで開催される予選終了後に、直接、スペインへ渡り参加する予定だということで、ジョハンCEOは、シーク・イズハン選手は1ヶ月ほどスペインに残り、他のクラブのトライアウトも受けることになっていると話しています。
 シーク・イズハン選手はこの他、ベルギー2部のクラブからもトライアル参加の公式に求められているとハリアンメトロは報じています。

帰化選手のクラスニキはインドスーパーリーグのオディシャFCへ期限付き移籍か
 マレーシアサッカー協会FAMによる代表チーム強化のための帰化選手採用プロジェクトが一時中止と決まったニュースは先日、このブログでも取り上げましたが、そのプロジェクト第2号でもあるコソボ出身のMFリリドン・クラスニキ(JDT)が、インドスーパーリーグISLのオディシャFCへ期限付き移籍の可能性が浮上しています。
 昨季開幕前にMリーグ1部のJDTに加入したクラスニキ選手は、今季はJDTでプレーすることなく、オーストラリア1部Aリーグのニューカッスルジェッツへ期限付き移籍し、9試合に出場しましたが、同様に期限付き移籍していたインドネシア出身のMFシャーリアン・アビマニュとともに6月30日に契約を完了していました。
 シャーリアン選手はJDT復帰後は8月2日の対サバFC戦に途中出場していますが、クラスニキ選手はここまでセカンドチームのJDT IIも含め出場がないことから、他のチームへ期限付き移籍が取り沙汰されていましたが、インドのサッカー専門サイトIFTWCは、11月に2021/2022年シーズン開幕を控えたISLのオディシャFCがクラスニキ選手を期限付き移籍で獲得する可能性が高いことを報じています。帰化選手のクラスニキ選手は、ISLでプレーするマレーシア人選手第1号となるということです。なお、インドにはIリーグと呼ばれるもう一つの国内リーグがありますが、こちらは現KLシティFCのCEOであるスタンリー・バーナード氏が2009年にスポルティング・クルーベ・デ・ゴアで14試合に出場しています。
 クラスニキ選手が期限付き移籍するとされるオディシャFCは11チームで構成されるISLで昨季は2勝6分12敗で得点25失点44という成績で最下位に終わっています。

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Ifedayo vs Bergson, Marlon Record Breaking Hot Competition, Ghaddar
Ifedayo Olusegun Bergson Selangor JDT 2021 VOCKET
The hat -trick of Selangor FC’s sensational striker, Ifedayo Olusegun on Friday indicates that his rivalry with JDT striker, Bergson is still ongoing.If last season, Ifedayo Olusegun who won the Golden Shoe award with 12 goals was fiercely contested by Perak FC striker, Shahrel Fikri Md Fauzi, now it is Bergson’s turn to emerge as his challenger in the remaining four matches.Selangor may no longer be able to catch up with Johor Darul Ta’zim (JDT) on the league throne, but for this competition, it is clearly still hot.Currently, Ifedayo is leading the top scoring chart of the 2021 Super League with 20 goals, while his nearest rival, Bergson, has already scored 19 goals. Are the two chasing each other?Before facing Kedah Darul Aman FC, the 30-year-old striker was two goals behind Bergson who also intercepted him after scoring two goals when beating Sabah FC 2-0 in an action that took place last weekend.Perhaps for the sake of Ifedayo Olusegun, facing Kedah who have been ‘resting’ for a long time and returning for their first action, he did it easily. Three goals were produced and he returned to top the top scorer chart.For Bergson, he has just broken the record as the team’s top scorer since JDT’s inception in 2013, surpassing the record Jorge Pareyra Diaz set in the 2016 season. Diaz blasted 18 goals for JDT to clinch the league title.Now he is on a mission to beat Ifedayo Olusegun and win the Golden Shoe award as well as surpass the record for most scorers in Super League history which is currently held by Marlon Alex James and Mohammed Ghaddar – 23 goals.Former Kedah sensation Marlon Alex James has emerged as the league’s top scorer in the 2008 season. Mohammed Ghaddar did so in the 2017 season and is unique with two teams – Kelantan and JDT.WILL MARLON’S 13 -YEAR RECORD BE BREAK? .198 goals. That’s the greatness of Marlon Alex James ever…Posted by Group Info Bola Kedah on Thursday, August 12, 2021With only four games left, will one of them break the record or will both break the record?

19歳ハイン・テット・アウン
ハリアンメトロ

Htet Aung’s action with Selangor stole the spotlight
Kuala Lumpur: The solid performance of Selangor FC’s central pillar from Myanmar, Hein Htet Aung has really pleased the team and is now considered one of the main assets of the Red Giants squad for the next few seasons.

It can be seen in the last three games of the Super League before this when the import player managed to contribute goal assists as well as create a partnership with the main striker, Ifedayo Olesegun is becoming more and more violent.

In fact, the total of 10 goals in three games highlights how Htet Aung’s creativity in the central machinery is quite solid and able to increase the team’s strength.

Selangor FC Chief Executive Officer (CEO), Dr Johan Kamal Hamidon, explained that he believes the 19 -year -old young pillar will appear stronger after this.

“We are happy with the development of Htet Aung since he was with the team at the beginning of this season. Improvement after improvement started from the Selangor II team (playing in the Premier League) and now joining the main team (Selangor I in the Super League), he is getting better.

“He also managed to build a good understanding with other players, especially the striker and that gives variety and variation to the form of attack of the Selangor team,” he told Arena Metro.

In the same development, he explained that Htet Aung’s contract with Selangor FC is for three seasons which will end at the end of 2023.

Therefore, he rejected rumors that his party had just extended Htet Aung’s contract while a long -term agreement with the agile player had been signed since the beginning of this season.

“I was also surprised when our viral word (Selangor FC) added a contract extension. All that is not true because we will indeed sign any player with a long-term period, and not a short one.

“It is important because we emphasize the aspect of player development, especially for young players like Htet Aung who we believe have good potential to stand out,” he said.

Hein Htet Aung, who plays as a winger for Selangor Second Squad (Selangor II) in Malaysia Premier League (M-League), was suspended from a game for displaying a “political” symbol during a match

In a statement on Friday, 26 March, the Football Association of Malaysia (FAM) said that its Disciplinary Committee found the 19-year-old player’s actions were “unsportsmanlike”.

According to FAM, he violated Article 59 of the FAM Disciplinary Code (2015 edition) during the 6 March match between Selangor II and PDRM FC at the Kuala Lumpur Football Stadium in Cheras.

Article 59 of the FAM Disciplinary Code (2015 edition) broadly defines using “offensive gestures or language” to insult someone in any way or “unsporting behaviour” in any other way as subject to sanctions.

He will now have to sit out Selangor II’s M-League game against Perak FC II on 2 April.

FAM said that that the player was issued with a stern warning and a heavier punishment will be meted out should he repeat his offence

Hein Htet Aung, who is a Myanmar national, had used the three-fingered salute, a symbol that has been adopted by people to show their resistance against authoritarian regimes in Southeast Asia.

The symbol has become a prominent feature among people protesting the military coup in Myanmar.

A photo of Hein Htet Aung displaying the three-fingered salute was uploaded on the official Twitter account of Selangor II following the match. However, the tweet carrying the photo has since been deleted.

Selangor II took down the viral tweet after it was reportedly asked to provide an explanation with regards to the player after he celebrated his goal against the PDRM FC with the three-fingered salute.

Hein Htet Aung’s suspension has prompted support from activists involved in a cross-border youth movement called Milk Tea Alliance

On Twitter, the Malaysian arm of the alliance expressed disappointment over the punishment, saying the Myanmar national who plays for our state team “can’t even show his condemnation” for the Tatmadaw.

Levy Madinda Called To Join Gabon’s National Squad For World Cup Qualifiers
VOCKET

Sabah midfielder Levy Madinda has been called up to join the Gabonese national squad for the 2022 World Cup qualifiers against Libya and Egypt next month.

After performing well with Sabah in the Super League, Madinda regained the confidence to play on the international stage with Gabon and will help the team to get a place in next year’s World Cup.

Previously, in the second transfer window of the 2021 season, Sabah decided to release Madinda to be replaced with another player but later re -signed the player.

After being re -signed, Levy Mandinda continued to make an impact when he scored a goal as Sabah recorded a draw against Kuala Lumpur City at home.

With the Gabonese national squad, Madinda will play with Arsenal star Pierre-Emerick Aubameyang who has also been appointed as the team captain.

Previously, several players in the Super League competition were also called to join their respective national squads such as Makan Konate (Mali), Ryuji Utomo (Indonesia) and Carli de Murga (Philippines).

8月19日のニュース:サッカー協会が方針転換-AFCU23アジアカップ予選にU22代表を派遣、JDTは元コロンビア代表ファルカオ獲得の噂を公式に否定、Mリーグはスタジアムでの観戦許可実現に意欲  

サッカー協会が方針転換-AFC U23アジアカップ予選にU22代表を派遣
 マレーシアサッカー連盟FAMは2024年パリオリンピック出場を目指す長期計画の一環として、今年10月にモンゴルで開催予定のアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ予選にU20代表を派遣することを発表していましたが、その方針が変更になったようです。
 マレーシア語紙ハリアンメトロによると、8月17日に開かれたFAM理事会でU20代表に代わってU22代表をAFC U23アジアカップ予選に派遣する方針へと変更されたということです。
 このU23アジアカップ予選でマレーシアはタイ、ラオス、そして集中開催地のモンゴルとともに予選J組に入っています。
 FAMのハミディン会長はU23アジアカップ出場を目指し、この予選突破のためにベストチームを編成したいと話していますが、その一方で10月27日から31日まで開催となる予選期間がFIFA国際マッチデー期間に指定されていないことから、Mリーグを含め各クラブにはU23代表への選手招集を拒否する権利があり、現実的にはベストチームとはならない懸念も明らかにしています。
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 マレーシア国内では、例年この時期は国内サッカーで最大の盛り上がりを見せるマレーシアカップの準決勝から決勝の時期に当たることに加え、現在、マレーシア政府が全ての渡航者に求めている新型コロナ対策が変更にならない限り、マレーシア入国後から14日間の強制隔離期間もあるため、ハミディン会長が心配する通り、各クラブで主力選手としてプレーする選手の招集は難しそうです。
 これまで頑なにU20代表派遣を主張してきたFAMの大会2ヶ月前のUターンにはその理由も含め首を傾げたくなる点もありますが、ボラセパマレーシアJPとして期待したいのはこのU23アジアカップにはこの年代ながら既に6月のFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選に出場したルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部FVコルトレイク)、アリフ・アイマン(JDT)をこのU23アジアカップ予選には招集せず、彼ら抜きでU22代表を編成してもらいたい、ということです。さらに言えば、今年末に予定されている東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップでフル代表招集の可能性があるハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)あたりの選手たちもこのU23アジアカップ予選には招集せず、彼らはむしろスズキカップや来年2月のアジアカップ2023年大会3次予選でフル代表に招集してもらいたいです。人材難のマレーシアとはいえ、既にフル代表でプレーするルクマン選手やアリフ選手を「格下」相手の試合に出場させる意味はなく、彼ら抜きのU22がこの予選を突破できなければ、それこそパリオリンピック予選を含めた今後数年間は東南アジアのライバルであるタイ、さらにその上をいくベトナムなどにも太刀打ちできないことになるので、チーム力底上げのためにも彼ら抜きでのU22代表編成を期待したいです。

JDTは元コロンビア代表ファルカオ獲得の噂を公式に否定 
 ポルトやアトレティコ・マドリードなどで活躍し、トルコ1部のガラタサライを退団したばかりのコロンビア出身FWダメル・ファルカオ獲得の噂について、JDTは公式Facebookでこれを否定するコメントを投稿しています。
 ここ数日、コロンビア代表で最多ゴール記録を持つファルカオ選手をJDTが獲得するという噂がソーシャルメディアだけでなくマレーシア語紙など国内メディアでも報じられていましたが、マーティン・プレスト スポーツダイレクター(SD)名で出された投稿では、この噂を否定すると同時に、新型コロナウィルスの影響によりJDTはファルカオ選手のような人気選手を今後数年間は獲得できるような経営状況にはないとし、施設増強など育成面への投資を優先する方針であるとしています。
 ファルカオ選手が所属していたガラタサライがあるトルコのスポーツメディアが「マレーシアの有力クラブ」が獲得オファーを出しているというツイートを発端に、母国コロンビアのメディアなども獲得に動いたクラブが30以上ある中で、JDTだけが35歳のファルカオ選手に正式獲得オファーを出したことを報じていました。


Mリーグはスタジアムでの観戦許可実現に意欲
 Mリーグを運営するMFLの新会長に就任したアブドル・ガニ・ハサン会長は現在、無観客で開催されているMリーグの試合を観衆を入れて行うことに意欲を見せています。
 マレーシア語紙ブリタハリアンによれば、アブドル・ガニ会長は国内の新型コロナウィルス対策を担う国家安全保障委員会NSCに対し、入場者のワクチン接種完了を条件に有観客試合の許可を申請する予定であることを明らかにしています。
 「2度のワクチン接種を終えた個人については、(国内で利用されている感染対策アプリの)MySejahteraによるデジタルワクチン接種済み証明書を提示した上で、スタジアムでの観戦が認められるよう申請も行う予定でいる。なおスタジアムでの観戦者数については収容人数に対する一定の割合とし、大観衆の入場を求めることはしない。スタジアムに観衆が入ることでMリーグの試合は活気付き、その入場料収入は各クラブへ支援にもなる。NSCはこういった点を理解し、MFLの申請内容を認めてくれるよう期待したい。」とオンラインで行われた記者会見の席上でアブドラ・ガニ会長は話しています。
 さらにアブドル・ガニ会長は、Mリーグのクラブ内に新型コロナ陽性者が出た場合、陽性者のみを隔離し、陰性者には練習参加や試合出場を求める申請を改めてもう一度行う予定であるともしています。同様の申請は既に一度提出されていますが、却下されています。
 アブドル・ガニ会長はMリーグでプレーする選手の大半が2度のワクチン接種を終えていることを強調し、チーム内で1名でも陽性者がいればチーム全体に14日間の隔離が義務付けられるだけでなく、試合に向けた準備期間として7日間の練習期間が与えられ、合計21日間は該当チームの試合が延期になる現状でのリーグ運営の困難さを説明して理解を求めたいとしています。
 7月24日から始まったMリーグ後半戦では、後半戦初戦の前に行われた新型コロナ感染検査で1部のクダ・ダルル・アマンFCと2部のサラワク・ユナイテッドFC、クチンシティFCに陽性者が見つかり、陰性者も含めてチーム全体が14日間の隔離期間に入った結果、合計9試合が延期となり、リーグ日程も大幅に変更されています。これにより当初は1部スーパーリーグは8月4日に、2部プレミアリーグは8月1日にそれぞれ最終節が予定されていましたが、数回の日程変更を経て現在はスーパーリーが9月12日、プレミアリーグは9月18日といずれも1ヶ月以上遅れて閉幕の予定となっています。