6月21日のニュース:MFL2部プレミアリーグ移籍情報まとめ

昨日アップしたマレーシアフットボールリーグMFL1部スーパーリーグの移籍情報に続いて、今回はMFL2部プレミアリーグの移籍情報です。なお、各チームの順位は第17節終了時点のものです。

1位:サバFA(9勝4分2敗)
<新入団>
MFアフメット・アタエフ(トルクメニスタン、ペルセラ・ラモンガン(インドネシア)より移籍)
FWアギナルド・メンデス(アンゴラ、ポリテニカ・ヤシ(ルーマニア)より移籍)
<退団>
FWルイス・ジュニオール(ブラジル)
FWルカ・ミルノヴィッチ(期限付き移籍終了でマラッカ・ユナイテッドへ復帰)

2位:ジョホール・ダルル・タクジムJDT II(8勝6分2敗)
<新入団>
MFニコラス・フェルナンデス(アルゼンチン、ジョホール・ダルル・タジムJDT II)
DFフィルダウス・アブドル・ジャバ(JDT III)
<退団>
MFルーカス・オンティヴェロ(アルゼンチン)
DFハリズ・カマルディン(JDT IIIへ移籍)

3位:UITM FC8勝4分4敗)
<新入団>
FWマイコン・カリジューリ(ブラジル、シャン・ユナイテッド(ミャンマー)より移籍)
MFパク・ヨンジュン(韓国、清州FC(韓国)より移籍)
MFアフリジン・イスライロフ(キルギス、FKアンディジャン(ウズベキスタン)より移籍)
MFアディブ・ロスリ (UiTM FC)
DFザイルル・フィトリ・イシャク (D’ArワンダラーズFC(M3リーグ)より移籍)
<退団>
FWロベルト・メンディ(セネガル)
FWアディ・サイド(ブルネイ)
MFアフリジン・イスライロフ(キルギス-トランスファーウィンドウ期間中に契約解除)
MFズルキフリ・ザカリア
MFメガット・アーマド・ザクワン・メガット・アーマド・アジズディン

4位:トレンガヌFC II
新入団、退団ともなし

5位:ヌグリ・スンビランFA(6勝4分5敗)
<新入団>
FWイゴール・ルイズ(ブラジル、シーサケートFC(タイ)より移籍)
<退団>
FWトーマス・コロマ(シエラレオネ)

6位:ペナンFA(5勝5分6敗)
<新入団>
FWカサグランデ(ブラジル、マラッカ・ユナイテッドから期限付き移籍)
FWセルジオ・アグエロ(アルゼンチン、スランゴール・ユナイテッドから移籍)
GKモハメド・ザミール・スラマット(バトゥ・ドゥアFC(M3)から移籍)
FWワン・モハマド・シュクリ・ワン・アーマド(マラッカ・ユナイテッドから移籍)
MFヨゲス・ムニアンディ(プタリン・ジャヤ・シティFCより移籍)
MFモハマド・シュクル・サイディン(プルリスFA)
MFアミルル・シャザニ・ロスラン(サイム・ダービーFC)
<退団>
MFスチュアート・ジェームス・ウィルソン・ウォーク(スコットランド、PDRM FCに移籍)
FWンドゥムバ・マケチェ(ザンビア、サウス・メルボルンFC(オーストラリア)へ移籍)
MFセバスチャン・チュリエル(ハイチ)
GKムハマド・シャミン・オスマン
FWモハマド・ラムジ・オスマン
DFハスルル・チェ・ハリム
DFアシュラフ・ロジャニ
DFカイルル・ロスマディ

7位:PDRM FC(5勝3分7敗)
<新入団>
MFスチュアート・ジェームス・ウィルソン・ウォーク(スコットランド、ペナンFAから移籍)
ウチェ・アグバ(ナイジェリア、アル・リファーSC(バーレーン)より移籍)
GKブライアン・シー・ティアンキート(バンコクFC(タイ)より移籍)
MFゴピナタン・ラマチャンドラ(マラッカ・ユナイテッドより移籍)
DFファリド・ラムリ(KLFAより移籍)
<退団>
MFアンドレジーニョ(ブラジル)
DFシャズワン・アジザン
MFモハマド・シャヒド・ザイドン

8位:スランゴール・ユナイテッド(5勝3分7敗)
<新入団>
MFダンコ・コバチェビッチ(モンテネグロ、FKイスクラ・ダニヴグラード(モンテネグロ)より移籍)
FWファン・シンヨン(韓国、 清州FC(韓国)より移籍)
FWノーシャルル・アブドル・ガニ(マラッカ・ユナイテッドより期限付き移籍
GKダミエン・リム・チェンカイ(ケランタンFAより移籍)
<退団>
FWセルジオ・アグエロ(アルゼンチン、ペナンFAへ移籍)
FWエスラム・モハメッド・ザキ(エジプト)
MFノーハフィズアン・ジャイラニ
GKシャズワン・ユソフ

9位:UKM FC(4勝4分8敗)
<新入団>
DFアリフ・ジャマルディン(UKM FCユース)
ハシフ・ノーハイザン(UKM FCユース)
アイノール・ハキム・ヤティム(UKM FCユース)
<退団>
FWアシャラフ・マット・プシュニ(KLFA U21へ期限付き移籍)
ハフィザテゥラ・ラジム(KLFA U19へ期限付き移籍)
FWトゥアン・アーマド・ムクリス・トゥアン・ノー・マルズキ(トレンガヌFC IV(M4)へ期限付き移籍)

10位:ケランタンFA(2勝8分6敗)
<新入団>
FWリマム・セイディ(フランス、バトゥ・ドゥアFC(M3)より移籍)
<退団>
MFフラビオ・ベック・ジュニオール(ブラジル、バヤンガラFC(インドネシア)へ移籍)
MFデヴィッド・ロウリー(ケダFAへ移籍)
FWラウル・タラゴナ(ウルグアイ、CAレンティスタス(ウルグアイ)へ移籍)
GKムハマド・ノー・アミン・マット・ガニ
FWアフィク・サラウディン
GKダミエン・リム・チェンカイ(スランゴール・ユナイテッドへ移籍)

11位:サラワクFA(24分9敗)
<新入団>
MFロドリゴ・アモリム(ブラジル、CA セラド(ブラジル)より移籍)
サラワクFAの練習に参加していた岩崎陽平選手は、残念ながら契約に至らなかったようです。
<退団>
FWムアメル・サリバシッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)

6月20日のニュース:MFL1部スーパーリーグ移籍情報まとめ

MFL1部移籍情報まとめ
遅ればせながら5月29日に終了した今年2回目のトランスファーウィンドウ期間中に入団および退団した選手について、マレーシアフットボールリーグMFLのホームページに掲載されたリストを参考に1部プレミアリーグの移籍情報をまとめました。順位は第15節終了時点、*印はまだ移籍が完了していない選手です。

1位:ジョホール・ダルル・タクジムJDT(12勝3分0敗)
新入団、退団ともなし
2位に勝点で13点差をつけて首位を独走するJDTは、マレーシア人選手、外国人選手とも不動のメンバーで残り7試合を戦います。シーズン中に補強する必要なし!という自信が伝わってきます。

2位:パハンFA(7勝5分2敗)
<新入団>
FWラザラス・カイムビ(ナミビア、2018年にはケランタンFAでプレー)
<退団>
FWゼ・エドゥアルド(ブラジル)

3位:ケダFA(6勝4分5敗)
<新入団>
MFデヴィッド・ロウリー(ケランタンFAより移籍)
*MFエドガー・ベルンハルト(キルギス、GKSティヒ(ポーランド)より移籍)
<退団>
MFアンマー・アルムバラキ(イラク)

4位:マラッカ・ユナイテッド(6勝4分5敗)
<新入団>
DFドミニク・バリチ(クロアチア、NKドゥゴポリェ(クロアチア)より移籍)
FWデイヴィ・クロード・アンガン(コートジボアール、モスタFC(マルタ)より移籍)
FWルカ・ミルノヴィッチ(セルビア、サバFA期限付き移籍から復帰)
GKアーマド・ソレヒン・ママト(クアラ・ルンプールFAより移籍)
FWモハマド・ファイザル・アブ・バカル(ヌグリ・スンビランFAより移籍)
<退団>
MFダルコ・マルコヴィッチ(モンテネグロ、クアラ・ルンプールFAへ期限付き移籍)
FWカサグランデ(ブラジル、ペナンFAへ期限付き移籍)
MFリリドン・クラシニキ(コソヴォ)
FWノーシャミル・アブドル・ガニ(スランゴール・ユナイテッドへ期限付き移籍)
MFゴピナタン・ラマチャンドラン(PDRM FCへ期限付き移籍)
FWワン・モハマド・シュクリ・ワン・アーマド(ペナンFAへ期限付き移籍)
GKシャフィズラ・アブドル・ワハブ

5位:スランゴールFA(5勝7分3敗)
<新入団
FWイフェダヨ・オルセグン(ナイジェリア、アル・リファーSC(バーレーン)より移籍)
<退団
FWルフィノ・セゴヴィア(スペイン)

6位:トレンガヌFC(5勝5分5敗)
<新入団
*DFルイス・グスタヴォ(ブラジル、アソシアソン・フェロヴィアリア・ジ・エスポルテス(ブラジル)より移籍)
FWナビル・アーマド・ラトピ(アルティメイトFC(MFL3部)より移籍)
<退団
DFイゴール・ゾンジッチ(モンテネグロ)

7位:PKNS FC(5勝4分6敗)
<新入団
*FWキティポン・プルエムジャイ(タイ、リセクロスタIL(ノルウェイ)より移籍)
<退団
FWシャフィク・シャハルディン(クアラ・ルンプールFAへ移籍)
FWチャン・ワタナカ(カンボジア、ボーウング・ケット・アンコール(カンボジア)へ移籍)

8位:ペラTBG(3勝9分3敗)
<新入団
DFフセイン・エル・ドール(レバノン、チャーチル・ブラザーズFC(インド)から移籍)
FWロナルド(ブラジル、ECキンゼ・デ・ノヴェンブロ(ブラジル)より移籍)
FWカレッカ(ブラジル、アトレチコ・アクレアーノ(ブラジル)より移籍)
<退団>
FWワンダー・ルイス(ブラジル、ベカメックス・ビンズオンFC(ベトナム)へ移籍)
FWジルマール・ホセ・ダ・シルバ(ブラジル)
DFザカリー・アンダーソン(オーストラリア)
DFシャズワン・ザイポル・バハリ(PKNP FCへ期限付き移籍)
DFナジルル・アフィフ・イブラヒム(PKNP FCへ期限付き移籍)

9位:プタリン・ジャヤ・シティFC(5勝2分8敗)
<新入団>
FWワシントン・ブランドン(ブラジル、ヴェンシュセルFF(デンマーク)より移籍)
FWペドロ・エンリケ・オリヴェリア(東ティモール、サムットサーコーンFC(タイ)より移籍)
DFモハマド・ナスリク・バハロム(プルリスFAより移籍)
<退団>
DFジョシュア・ジェイク・ブラン・グロムメン(フィリピン)
FWペドロ・エンリケ(東ティモール)
MFムニアンティ・ヨゲス(ペナンFAへ移籍)

10位:クアラ・ルンプール(KL)FA(4勝2分9敗)
<新入団>
MFダルコ・マルコヴィッチ(モンテネグロ、マラッカ・ユナイテッドから期限付き移籍)
DFノ・ヘンセク(韓国、釜山アイパーク(韓国)より移籍)
DFラフィ・アジザン・マリアペン (プチョン・フェルザFC(MFL3部)より移籍)
FWシャフィク・シャハルディン (PKNS FC)
<退団>
DF苅部隆太郎
FWシルヴァーノ・コンヴァリアス(オランダ、アレマ・クロノスFC(インドネシア)へ移籍)

11位:PKNP FC(3勝3分9敗)
新入団
DFペドロ・ヴィクトル(ブラジル、ECノルエステ(ブラジル)より移籍)
FWラモン・ダ・シルバ・コスタ(ブラジル、CAジュヴェントス(ブラジル)より移籍)
DFシャズワン・ザイポル・バハリ(ペラTBGより期限付き移籍)
DFナジルル・アフィフ・イブラヒム(ペラTBGより期限付き移籍)
MFハフィズ・アーマド・カマルディン(ペラU19)
MFアイディル・アズアン (マラッカ・ユナイテッド U19-マレーシアU19代表)
退団>
DFシヨブシュ・アスロロフ(タジキスタン)
MFトマス・アビー(ガーナ)

12位:フェルダ・ユナイテッド(1勝6分7敗)
<新入団>
FWカイルル・アムリ・カマル(シンガポール、タンピネス・ローヴァーズ(シンガポール)より移籍)
<退団>
FWチアゴ・キリーノ・ダ・シウヴァ(ブラジル)

MFL第17節の結果まとめ

6月16日の第16節終了から数日で開催された6月18日(火)と19日(水)のマレーシアフットボールリーグMFL第17節の結果です。

MFL1部スーパーリーグ

ペラTBG3-1トレンガヌFC
得点者:ペラTBG-シャルル・サアド(34分)、ロナウド2(69分、77分)、チエリー・チャンタ・ビン(88分)
 好調のペラTBG攻撃陣相手に、DFデルチ・マーセルが27分に2枚目のイエローをもらって退場となるなど、トレンガヌFCにとっては厳しい試合展開でした。この試合の結果、ペラTBGがトレンガヌFCに代わって6位に浮上し、トレンガヌFCは7位に降下しています。

プタリン・ジャヤ(PJ)シティFC1−0フェルダ・ユナイテッド
得点者:PJシティFC-サフィ・サリー(45分)
 フェルダ・ユナイテッドの渡邉将基選手は前節はベンチ入りしなかったものの、この試合ではスタメンでフル出場、また池田圭選手は前節同様、途中から出場しています。

PKNS FC2-3クダFA
得点者:PKNS FC-クパ・シャーマン2(53分PK、66分)、クダFA-バドロル・バクティアル(10分)、ファヤッド・ズルキフリ(71分)、リザル・ガザリ(90分)
 PKNS FCは、一時はリーグ4位と前半戦の快進撃を支えた守備陣が、この試合も含めた直近の5試合で12失点と崩壊しています。
 リーグ3位のクダFAは、残り5試合を全勝し、首位JDTが全敗しても現在のJDTの勝点には追いつかないため、優勝争いから脱落です。

パハンFA2-0PKNP FC
得点者:パハンFA-ラザラス・カイムビ(21分)、ディクソン・ヌワカエメ(31分)
 前節まで5試合連続無得点だったパハンFAは、両外国人FWがゴールを決めています。しかし、リーグ2位のパハンFAは試合数が1試合少ないものの、首位JDTとの勝点差は13のままです。

ジョホール・ダルル・タクジムJDT3-2スランゴールFA
得点者:JDT-ゴンザロ・カブレラ(10分)、レアンドロ・ヴァレズケス(12分)、サファウィ・ラシド(61分)、スランゴールFA-カイリル・ムヒミン(41分)、サンドロ・ダ・シルヴァ(89分)
 開始から12分で2点先取されたスランゴールFAは、前半終了間際にカイリル・ムヒミンの素晴らしいFKで1点差と迫りましたが、JDTが逃げ切り、スランゴールFAも優勝争いから脱落しました。
 この試合の勝利でJDTのMFL6連覇(!)はほぼ決まりでしょう。その余裕からか、国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会アジア予選に出場したマレーシア代表のメンバーでもあったDFドミニク・タンを、タイ1部のトラートFCに期限付き移籍させています。

クアラ・ルンプール(KL)FA0−1マラッカ・ユナイテッド
得点者:マラッカ・ユナイテッド-パトリック・ライヒェルト(44分)
 ここ数試合、接戦を制することができないでいるKLFAは、この試合も1点差負け。今節第17節を終了して、36失点はリーグ最多です。
 マラッカ・ユナイテッドは、次節はホームに首位JDTを迎えます。最後までシーズンを緊迫したものにするためにも、この試合では是非、勝ってもらいたいです。

MFL2部プレミアリーグ

ケランタンFA1-1JDT II
得点者:ケランタンFA-アズワン・アリピン(57分)、JDT II-モハマド・ガダー(7分PK)

ヌグリ・スンビランFA3-0スランゴール・ユナイテッド
得点者:ヌグリ・スンビランFA-中武駿介(14分)、アルミール(71分)、イゴール・ルイズ(85分)
 今シーズン3点目のゴールを挙げたヌグリ・スンビランFAの中武駿介選手は、スタメンでフル出場しています。

サラワクFA1-3UKM FC
得点者:サラワクFA-アリフ・ハサン(14分)、UKM FC-ミラド・ザニドプール(14分)、ワン・ファイズ2(53分、89分)

PDRM FC1-2サバFA
得点者:PDRM FC-リ・チャンフン(76分)、サバFA-ロドリュウブ・パウノヴィッチ(76分)、アルト・リナス(82分)

UITM FC3-3ペナンFA
得点者:UITM FC-ザルコ・コラチ2(12分PK、59分)、アメル・アザハ(45分)、ペナンFA-カサグランデ3(34分。47分、90分)

MFL第16節の結果まとめ

マレーシアフットボールリーグMFLは6月15日(土)と16日(日)の両日に第16節が行われました。以下結果です。(左側がホームチーム)

MFL1部プレミアリーグ

PKNP FC1−1ジョホール・ダルル・タクジムJDT
得点者:PKNP FC-ラモン・コスタ(15分)、JDT-ジオゴ(5分)
 リーグ首位JDTが11位PKNP FCのホームでまさかの引き分け。PKNP FCは5月末のトランスファーウィンドウ期間中に加入したブラジル人FWラモン・コスタのゴールで追いつくと、そのままJDTを抑えて貴重な勝点1を獲得しました。
 一方、6月11日に行われた国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会アジア一次予選で東ティモール代表と対戦し勝利したマレーシア代表23名中、JDTからは9名が選出されており、代表組は少々お疲れだったのかもしれません。しかし、この引き分けのおかげで、2位以下のチームにはJDTとの差を詰めるチャンス到来だったのですが…。

クダFA0-0パハンFA
得点者:なし
 この試合前までに首位JDTとの勝点差が10あったリーグ2位のパハンFA。JDTが降格圏のPKNP FCと引き分けたこの機会を活かしたかったところですが、結果はリーグ3位のクダFAと引き分けて、勝ち点差を詰めることができませんでした。
 得点力不足に苦しむパハンFAは、FWディクソン・ヌワカエメが4月28日のMFL第11節JDT戦以来の出場となりましたが、この試合ではゴールを決めることができず、チームも5試合連続無得点となりました。

フェルダ・ユナイテッド5−4PKNS FC
得点者:フェルダ・ユナイテッド-チアゴ・ジュニオール(4分)、ハディ・アズマン(45分)、ファイズ・マズラン(48分)、カイルル・アムリ2(52分、56分)、PKNS FC-クパ・シャーマン(15分)、タミルラン・コズバエフ(60分)、 ジャフリ・フィルダウス・チュウ(72分)、ロドニー・セルヴィン(82分)
 リーグ最下位に低迷するフェルダ・ユナイテッドが貴重な勝点3を獲得。なおフェルダ・ユナイテッドの池田圭選手は途中出場、渡邉将基選手はベンチ外でした。
 スランゴールFAのBチーム化が噂されているPKNS FCは、開幕当初の勢いが衰えてきていますが、もしこのBチーム化が決定すれば、今シーズンの成績に関わらずMFL2部プレミアリーグへ降格となります。ここで補足的な説明をすると、スランゴールFAはスランゴール州サッカー協会(スランゴール州FA)によるクラブチームであるのに対し、PKNS FCはスランゴール州政府の機関であるスランゴール州開発公社が母体のクラブチームです。この2つのクラブはいずれもマレーシア国内で最大の人口と経済規模を持つスランゴール州の州政府からそれぞれ経済的な支援を受けています。この2つのクラブを統合することで、恐らく主体となるであろうスランゴールFAをJDTのような金満クラブと対等に戦うだけの資金を確保し、同時にMFL2部でようという算段です。スーパーリーグのJDTとトレンガヌFCはそれぞれのBチームが、プレミアリーグにJDT IIとトレンガヌFC IIとして在籍していますので、スランゴールFAもこれに習う形になる可能性があります。

プタリン・ジャヤ(PJ)シティFC0-1ペラTBG
得点者:ペラTBG-ロナウド(19分)
 ペラTBGが逃げ切り。PJシティFCは主将のDFスブラマニアム・ソーリャパラドが65分,68分と立て続けに2枚のイエローカードをもらって退場となり、数的不利な状況では反撃できませんでした。

スランゴールFA2−1クアラ・ルンプール(KL)FA
得点者:スランゴールFA-イフェダヨ・オルセグン(37分)、サンドロ・ダ・シルヴァ(90分PK)、KLFA-ギリェルメ・デ・パウラ(59分PK)
 クアラ・ルンプールとそれを囲む形のスランゴール州を本拠とするチーム同士の対戦は、この辺りがクラン川に沿った渓谷であることからクランバレーダービーと呼ばれていますが、そのダービー戦も引き分けかと思われた90分過ぎに、途中出場のMFショーン・セルヴァラジがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得、この日のマンオブザマッチ的な活躍をしたサンドロ・ダ・シルヴアがこのPKを確実に決め、スランゴールFAが土壇場でKLFAに勝利しました。
 KLFAは、FWギリェルメ・デ・パウラが、元シンガポール代表で現役時代はKLFAでもプレーしたファンディ・アーマドの持つクラブ記録の67得点へあと2つとせまるゴールを決めましたが、第14節のプタリン・ジャヤ・シティFCに続き、またも90分を過ぎてから決勝ゴールを奪われての敗戦となりました。

マラッカ・ユナイテッド3-3トレンガヌFC
得点者:マラッカ・ユナイテッド-デイヴィ・クロード・アンガン2(17分,49分)、ルカ・ミルノヴィッチ(31分)、トレンガヌFC-サンジャル・シャアフメドフ3(41分、73分、82分)
 ウズベキスタン出身のMFサンジャル・シャアフメドフのハットトリックで引き分けたトレンガヌFCは、最近6試合で3試合目の引き分け。
 一方のマラッカ・ユナイテッドは、入団後2試合目となったFWデイヴィ・クロード・アンガンの2ゴール、5試合で5ゴール目を決めたFWルカ・ミルノヴィッチの活躍もありましたが、やはりこちらも最近6試合で3試合目の引き分けでした。

MFL2部プレミアリーグ

JDT II5-0トレンガヌFC II
得点者:JDT II- ニコラス・フェルナンデス3(14分、18分、89分)、ラマドハン・サイフラー(50分)、サアルヴィンドラン・デヴァンドラン(73分)
 MFL1部スーパーリーグのBチーム同士の対戦となったこのカードは、MFニコラス・フェルナンデズのハットトリックなどでJDT IIが圧勝しています。
 トレンガヌFC IIの鈴木ブルーノ選手は、スタメンでフル出場しています。

ケランタンFA0-0UITM FC
得点者:なし
 3位UITM FCと11位ケランタンFAの試合は、両チーム無得点の引き分けでした。
 第14節でプレミアリーグ首位に立ったUITM FCは、その後は1分1敗という成績で、3位まで順位を下げています。

スランゴール・ユナイテッド1-3ペナンFA
得点者:スランゴール・ユナイテッド-ハディ・ヤハヤ(90分)、ペナンFA-ジュリアン・ボッタロ(50分)、カサグランデ(60分)、セルジオ・アグエロ(89分)
 トランスファーウィンドウ期間中に、セルジオ・アグエロ(スランゴール・ユナイテッドから移籍)、カサグランデ(マラッカ・ユナイテッドから期限付き移籍)と二人のFWを獲得して以来、2勝1分と好調のペナンFAは、この試合も新戦力二人が活躍して4試合負けなしとなりました。

サバFA1-0ヌグリ・スンビランFA
得点者:サバFA-アルト・リナス(66分)
 ともに1部スーパーリーグへの昇格を目指す3位のサバFAと5位ヌグリ・スンビランFAの試合は、5試合負けなしのサバFAがこの試合も勝利し、消化試合がヌグリ・スンビランFAよりも1試合少ないものの、勝点で5点差をつけてリードしています。
 ヌグリ・スンビランFAの中武俊介選手はスタメンでフル出場しています。

UKM FC2-3PDRM FC
得点者:UKM FC-アスナン・アーマド(14分)、マテオ・ロスカム(74分)、PDRM FC-ファウザン・ファウジ(8分)、アルグジム・レゾヴィッチ(49分)、リ・チャンフン(77分PK)

6月13日のニュース:JapaFunCup出場の2選手が日本へ出発、トレンガヌFCの新外国人はMFL今節の試合に間に合わず

JapaFunCup出場の2選手が日本へ出発
日本サッカー協会JFAが国際交流基金アジアセンターと共に2014年より進めてきた東南アジア各国とのサッカー交流事業の成果発表の場として、6月22日(土曜日)に福島県のJヴィレッジで開催するU18東南アジア選抜チーム「ASIAN ELEVEN」対U18東北選抜の国際親善試合「JapaFunCup(ジャパファンカップ)」に出場するマレーシアU18代表のアリ・イムラン・スカリとハリス・ハイカル・アダム・アフカルの両選手が、クアラ・ルンプール国際空港(KLIA)から日本へ出発したことが、マレーシアサッカー協会FAMのホームページで告知されています。
 パハン州ガンバンにあるモクタ・ダハリアカデミーの国立フットボール育成プログラム出身でともに17歳のアリ・イルマン選手とハリス・ハイカル選手は6月13日から23日まで福島県に滞在し、東南アジア11カ国から集まった選手たちともに『ASIAN ELEVEN」プログラムに参加し、最終日の国際親善試合に備えます。
 搭乗前の会見では、「マレーシア人選手が高いレベルでもプレーできることを証明したい」と意気込んでいたDFのアリ・イルマン選手は、他の参加者と1週間の練習期間の中で連携を高めたいとしています。また「他の国の18歳の選手たちとスタメン争いをしなければならないが、年齢差は気にならない」と語るMFのハリス・ハイカル選手はできるだけ多くのサッカー技術や知識を学んで、ピッチ上では全力を尽くしたいと述べています。
 彼らをKLIAで見送ったFAMのダト・スリ・スバハン・ビン・カマル副会長は、東南アジアの選手が日本の選手相手に才能や能力を示す機会となるこのようなプログラムが今後も続くことを、FAMと国立フットボール養成プログラムが期待していると話しています。(写真はアリ・イルマン選手(左)とハリス・ハイカル選手。FAMのFacebookより)

トレンガヌFCの新外国人は今節の試合に間に合わず
マレーシアフットボールリーグMFL1部スーパーリーグのトレンガヌFCの新戦力、ブラジル出身のDFルイス・グスタヴォ・カミロのチーム合流が遅れていると、マレー語紙コスモの電子版が伝えています。
 本来なら先週中にチームに合流する予定だったルイス選手ですが、国際移籍証明書の発給が遅れており、今週末から再開するMFLの第16節、マラッカ・ユナイテッド戦には間に合わないことが決まっていますが、第17節のペラTBG戦にも間に合わない可能性があるとしています。
 第15節を終えて、5勝5分5敗という成績のトレンガヌFCは、今年二度目のトランスファーウィンドウ期間中に、セルビア人のDFイゴール・ゾンジッチとの契約を解除し、代わりこのルイス選手を獲得しました。スーパーリーグ12クラブ中、失点数23はリーグ10位のクアラ・ルンプール(KL)FA(33点)、12位のフェルダ・ユナイテッド(30点)、11位のPKNP FC(28点)に続く悪い成績ですが、すぐに改善とはいかないようです。

6月12日のニュース:WCアジア一次予選の結果まとめ

アジア一次予選の結果まとめ
アジアサッカー連盟AFC加盟国のうち国際サッカー連盟FIFAランキング下位12チームが参加したFIFAワールドカップ2022大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選がほぼ終了しました。結果は以下の通りです。(カッコ内はFIFAランキング)
 一次予選を勝ち抜いたマレーシア、モンゴル、ラオス、グアム、カンボジアとスリランカ/マカオは、7月17日にカタールのドーハで行われる組み合わせ抽選を経て、9月5日から開催予定の二次予選に参加します。

マレーシア(168位)12-2東ティモール(195位)
第1戦:マレーシア7-1東ティモール@ブキ・ジャリル国立競技場、クアラ・ルンプール
第2戦:東ティモール1-5マレーシア@*ブキ・ジャリル国立競技場、クアラ・ルンプール
*東ティモール国内にAFCの規格にあった競技場がないため、同じ会場で東ティモールのホームゲームとして開催されました。
 予想通り難なく一次予選を突破したマレーシア代表ですが、前回2018年大会アジア二次予選では、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、パレスチナ、東ティモールと同組となり、8試合で2勝6敗7得点29失点という結果でした。しかもその2勝は、東ティモール代表が選手の出生証明書を偽造したことに対するFIFAによる試合没収処分によるもので、これによりマレーシアと東ティモールの対戦はいずれも3-0でマレーシアの勝利となっています。つまり、東ティモールとの対戦を除くと6試合で0勝6敗1得点29失点と壮絶な結果でした。選手自身がここ数年では最強の代表チームというマレーシア代表がどこまで進めるのか、期待が高まります。

モンゴル(187位)3−2ブルネイ(194位)
第1戦:モンゴル2-0ブルネイ@MFFフットボールセンター、ウランバトール
第2戦:ブルネイ2-1モンゴル@ハサナル・ボルキア国立スタジアム、バンダル・スリ・ブガワン)
(写真はモンゴルサッカー協会のFacebookより)

マカオ(183位)対スリランカ(202位)
第1戦:マカオ1-0スリランカ (ズー・ヘイ・スポーツセンタースタジアム、珠海-国内の競技場が改修中のため中国本土で開催)
第2戦:*マカオがスリランカでの開催を拒否し中止-詳しくはこちら
*この件については、AFCがFIFAに対応について問い合わせをしていることがAFCのホームページで告知されています。
 見出しで「ほぼ」と書いたのは、中止となった第2戦がどうなるかが確定していないためです。マカオの棄権となれば、スリランカが二次予選に進出します。

ラオス(184位)0-1バングラディシュ(188位)
第1戦:ラオス0-1バングラディシュ@国立競技場、ヴィエンチャン
第2戦:バングラディシュ0-0ラオス@バンガバンドゥ国立競技場、ダッカ
(写真はバングラディシュサッカー協会のFacebookより)
 今回のアジア一次予選では、FIFAランキング通りの結果にならなかったカードが2つありましたが、その1つがこの両チームの試合でした。

ブータン(186位)1-5グアム(193位)
第1戦:ブータン1-0グアム@チャンリミタン競技場、ティンプー
第2戦:グアム5-0ブータン@グアムサッカー協会フィールド、デデド
 FIFAランキング通りの結果にならなかった2カードのもう1つがこの両チームの試合でした。グアムのジェイソン・カンリフがハットトリックの活躍でした。

カンボジア(173位)1-5パキスタン(200位)
第1戦:カンボジア2-0パキスタン@国立オリンピック競技場、プノンペン
第2戦:パキスタン1-2カンボジア@ハミド・ビン・カリファ競技場、*カタール
*パキスタンは諸々の事情から、ホームとなる試合を国外のカタールで行いました。
 第2戦をネット観戦しましたが、パキスタンが先制してもしやと思われましたが、順当にカンボジアが二次予選進出を決めています。

6月11日のニュース:マレーシアは東ティモールに連勝でWCアジア二次予選へ進出

マレーシアは東ティモールに連勝でWCアジア予選二回戦へ進出
本日、クアラ・ルンプールのブキ・ジャリル国立競技場で行われた国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会兼2023年アジアカップの一次予選第2試合で、マレーシア代表は東ティモール代表を5−1で破り、通算成績12-2で二次予選進出を決めました。
 なお、この試合は東ティモール国内にアジアサッカー連盟AFCの規格にあったスタジアムがないことから、東ティモール代表のホームゲームとして行われています。
 マレーシア代表のタン・チェンホー監督は、GKをキャプテンのファリザル・マーリアス(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)からイフワン・アクマル(クダFA)へ、左サイドバックを先日の試合で代表初ゴールを挙げたラヴェル・コービン=オング(JDT)からシャズワン・アンディック(マレーシアフットボールリーグMFL2部のJDTII)へ、先日の試合でケガのため途中退場したトップ下のシャフィク・アーマド(JDT)に代わってシャーレル・フィクリ(ペラTBG)、そしてサファウィ・ラシド(JDT)からアキヤ・ラシド(JDT)と、6月7日の第1戦のスタメンから4人を入れ替えました。まt、この試合ではシャールル・サアド(ペラTBG)がキャプテンを務めました。
 ちなみにこの試合は日本人審判が担当し、プロ審判荒木友輔氏が主審を、野村修氏とプロ審判の八木あかね氏が副審を、そして第四審判を岡部拓人氏が務めました。
 この試合のハイライト映像はこちらです。試合はワールドカップ予選初先発となったシャーレル・フィクリがハットトリックを達成し、やはり初スタメンとなったアキヤ・ラシドが第1戦に続く連続ゴールを決め、自分でシュートするよりパスする方を好むというモハマドゥ・スマレも1得点を挙げ、マレーシア代表が快勝しています。

6月11日(火)
FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選第2戦
マレーシア代表5-1東ティモール代表(ブキ・ジャリル国立競技場)
得点者:マレーシア-シャーレル・フィクリ3(10分、17分、64 分)、モハマドゥ・スマレ(37分)、アキヤ・ラシド(55分)、東ティモール-ルフィーノ・ガマ(72分)

6月10日のニュース:シャフィク・アーマドのケガは完治まで数週間、東ティモール代表監督はマレーシアに買い物に来ている選手もいると嘆く

シャフィク・アーマドのケガは完治まで数週間
6月7日(金)に行われた国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会アジア一次予選の東ティモール戦で、わずが12分で途中退場を余儀なくされたマレーシア代表のシャフィク・アーマド(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)は内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)を痛めており、最低でも2週間の休養を要することを英字紙スターの電子版が伝えています。
 メンバー変更を余儀なくされたマレーシア代表のタン・チェンホー監督は、試合までの練習を見て入れ替える選手を考えるものの、戦術的な変更はしないとしています。
 アジアサッカー連盟AFCチャンピオンズリーグACLでは、鹿島アントラーズ相手にゴールを決め、JDTに歴史的な初勝利をもたらしたシャフィク選手ですが、次の活躍は9月からのアジア二次予選になりそうです。
 このシャフィク選手の代わりとなる選手として、スターの電子版はファイズ・ナシル(スランゴールFA)、ファイザル・ハリム(パハンFA)、シャレル・フィクリ(ペラTGB)を挙げていますが、3月のエアマリンカップ、そして先日の東ティモール戦とゴールを挙げている身長150cmのファイズ選手や、やはりU23選手権予選で活躍したファイザル選手、昨年はマレーシア人選手としては三人目となったタイリーグの経験者(ナコーンラーチャシーマーFCでプレー)シャレル選手と誰が入っても楽しみな布陣となりそうです。
 また代表チームではシャズワン・ザイノン(スランゴールFA)も先週土曜日の練習中に右足首を痛めたという情報もあり、明日6月11日の対東ティモール第2戦は第1戦の先発メンバーと大きな変更はなさそうです。

東ティモール代表監督はマレーシアに買い物に来ている選手もいると嘆く
6月7日の試合後の記者会見で、若手中心のチーム編成になっている理由を年長選手の練習不足とプロ意識の欠如と非難した東ティモール代表の築舘範男(つきたてのりお)監督は、6月11日のマレーシア代表との第2戦を控えた記者会見では、チームにはマレーシアに買い物に来ているつもりの選手もいると嘆いているとGoal.comのマレーシア版が伝えています。
 「若手選手の中には国際Aマッチを戦った経験が、(今年12月にフィリピンで行われる)東南アジア競技大会で役に立つだろう」としながらも、「マレーシアへは新しいスパイクを買いに行きたい」と考えている選手もおり、少しずつは変わってきてはいるものの、そういった考え方の選手が未だに(代表チームに)いることで頭が痛いとも述べています。
 

6月9日のニュース:若手中心のチーム編成はアルコールのせい?、マカオはWCアジア一次予選第2戦に代表を派遣しない方針を表明、選手はマカオサッカー協会への抗議の意を表し、代表チームへの招集を辞退

若手中心のチーム編成はアルコールのせい?
国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会アジア一次予選の第1戦でマレーシア代表と対戦し、1-7と大敗した東ティモール代表は、キャプテンで唯一の得点を挙げたジョアン・ペドロが18歳、最年長の選手でも24歳という若いチームですが、このチーム編成の理由について英字紙スターの電子版が取り上げています。
 今回のアジア一次予選はアジアサッカー連盟AFC加盟国の内、FIFAランキングが下位の12国が出場しますが、そのうちアセアンサッカー連盟AFFのメンバーではマレーシアが168位で最上位、東ティモールが195位の最下位です。この差がありながら若手中心のチーム編成となったことについて、昨年12月より東ティモール代表の監督を務める築舘範男(つきたてのりお)氏は、東ティモールのサッカー界の現状が理由であるとしてます。
 試合後の記者会見で築舘氏は、マレーシアとの試合では立ち上がりから高いところでプレスをかけられ、経験不足から自分たちの望んだ試合展開ができなくなったことが敗因としています。さらに経験のある選手を招集できなかったことも敗因の一つに挙げています。
 これに関連して今回の若い選手によるチーム編成について質問が出ると、今回のチームはU23代表の選手を中心に選んでおり、それ以上の年齢の選手たちはサッカーができるコンディションになかったからと答えています。築舘氏によると、約半年間続く国内リーグでプレーする選手たちは、シーズン終了後には全くトレーニングをしないと話しています。その間はウィスキーなどアルコールなどを飲み、オフシーズンのコンディショニングなどには無関心であるため、経験のある選手であってもワールドカップ予選のような試合でプレーできる状況ではないため、招集できなかったと述べたそうです。
 6月11日(火)に同じクアラ・ルンプールのブキ・ジャリル国立競技場で’行われる「ホーム」の試合についての抱負を聞かれた築舘氏は「残念がら、今現在は何のプランもない」とし、選手たちが大敗から立ち直って、次の試合でも貴重な経験を積んでもらいたい」と記者会見を締めくくっています。

マカオはWCアジア一次予選第2戦に代表を派遣しない方針を表明
マレーシアも出場しているFIFAワールドカップ2022年大会アジア一次予選に出場している12カ国の一つ、マカオサッカー協会は6月11日にスリランカで開催予定のアジア1次予選第2戦に代表チームを派遣しない方針を同協会のFacebookで明らかにしました。
 マカオサッカー協会のFacebookによると、今年4月にスリランカで同時多発テロが発生したことを受け、FIFA、AFCおよびスリランカサッカー協会に対して1ヶ月以上前から中立地での開催を要望してきたが、スリランカで開催する予定の変更がないため、選手およびチームの安全を最優先し、今回の決断に至ったとしています。
 なおマカオ代表(FIFAランキング183位)は6月6日にマカオのホーム、ズーハイスポーツセンタースタジアムで行われた第1戦を1-0でスリランカ代表(同202位)に勝利しています。

選手はマカオサッカー協会への抗議の意を表し、代表チームへの招集を辞退
これに関連して、スリランカのスポーツメディアThe Papare.comは、マカオ代表チームの選手たちはスリランカへの渡航の意思を示した上で、マカオサッカー協会の決定に抗議の意を表すために代表招集を辞退すると発表しています。この辞退者の中には24名のフル代表、11名のU23代表、13名のU18代表選手が含まれています。
 この記事の中では、マカオ代表のDFリー・カーヒム選手のFacebookページからの投稿も合わせて掲載しています。その中でリー選手は、これまで日が当たらなかったマカオのサッカーにとって、この試合はマカオ市民、ファン、選手の家族や友人にとってマカオ代表チームを誇りに思ってもらう機会であること、二回戦へ進めるかどうかはわからないものの、(スリランカ代表との)第2戦を戦うことが自分たちだけでなく次世代にとっても重要なことを述べた上で、マカオサッカー協会とマカオ特別行政区政府に代表チームの派遣中止の取り消しを求めています。また、この要求が受け入れられない場合には、以下の選手はマカオ代表チームへの招集を望まないことが述べられています。(以下はリー選手のFacebookページにアップされた選手のサイン入りの代表招集拒否の宣言書)

6月8日のニュース:マレーシアはWC一次予選初戦を勝利でスタート

マレーシアはWC一次予選初戦を勝利でスタート
アジアサッカー連盟AFCの最下位12チームが参加する国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選がいよいよ始まりました。
 6月6日には、カンボジアがホームでパキスタンに2-0で勝利するなど、各地で5試合が行われ、最後となる6試合目が、AFC最下位12チームの中では168位とFIFAランキングが最も高いマレーシアと195位の東ティモールの試合でした。以下、結果です。

6月7日(金)
FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選
マレーシア代表7-1東ティモール代表(ブキ・ジャリル国立競技場)
得点者:マレーシア-ラヴェル・コービン=オング(12分)、シャーレル・フィクリ(23分)、ノーシャルル・イドラン・タラハ(43分)、サファウイ・ラシド2(45分、59分)、ファイズ・ナシル(78分)、アキヤ・ラシド(89分)、東ティモール-ジョアン・ペドロ(53分)

6月2日に行われたネパール代表との国際親善試合の先発メンバーからは、FWシャズワン・ザイノンとMFハリム・サアリのスランゴールFAコンビに代わり、出場停止処分が解けたFWムハマドゥ・スマレとMFノー・アザム・アジーのパハンFAコンビがスタメンで出場しました。
 スタメンは、キャプテンのファリザル・マーリアス(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)がゴールを守り、ラヴェル・コービン=オング(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)とマシュー・デイヴィーズ(パハンFA)が左右のサイドバック、中央にはシャールル・サアド(ペラTBG)とアダム・ノー・アズリン(JDT)を配置した守備陣に、ノー・アザム・アジーとアクラム・マヒナン(PKNS FC)が中盤、攻撃陣はワントップのノーシャルル・イドラン・タラハ(パハンFA)の下に右からムハマドゥ・スマレ、シャフィク・アーマド(JDT)、サファウイ・ラシド(JDT)を配置し、ネパール戦と同じ4-2-3-1のフォーメーションでスタートしました。(下はこの試合のマレーシア代表のスタメンーマレーシアサッカー協会FAMのFacebookより)

 連日の大雨のせいで心配されたピッチは、前日6月6日の公式練習日にマッチコミッショナーが両チームにブキ・ジャリル国立競技場のピッチを使った練習を禁止するなどしてこの試合を迎えています。
 この試合はテレビ観戦しましたが、マレーシア、東ティモールとも積極的にボールを回し、ピッチの状況がプレーに影響を与えているような印象はありませんでした。

試合は開始からマレーシアが一方的に攻め、12分には公式戦初出場となったコービン=オング選手がサファウイ選手のクロスをヘディングで代表初ゴールを決めました。ネパール戦では、シャズワン・ザイノンとのコンビネーションが悪かったコービン=オング選手でしたが、前にいるサファウィ選手とはクラブではチームメートということもあってか、サファウィ選手が積極的に動いて、空いたスペースにコービン=オング選手がオーバーラップするという動きが何度も見られました。この試合では、このコービン=オング選手と右サイドバックのデイビーズ選手が積極的に攻撃参加する場面が目立ち、効果的に機能してました。
 2点目はそのデイヴィーズ選手からのクロスをケガのシャフィク・アーマドに代わって入ったシャーレル・フィクリ(ペラTBG)が、6点目も同じデイヴィーズ選手のクラスをやはり途中出場のファイズ・ナシル(スランゴールFA)がダイレクトボレーでともに公式戦初ゴールを決めました。
 この試合のダイジェストはこちらです。

東ティモールもタイリーグ3部のノース・バンコク大学FCでプレーする18歳のキャプテン、ジョアン・ペドロが後半開始早々にドリブルで持ち込んでゴールを決めますが、反撃もここまででした。
 東ティモールは、インドネシアに併合されるまではポルトガルの植民地であったこともあり、かつては同じポルトガルの植民地という歴史を持つブラジル出身の選手を多数帰化させた過去(しかし出生証明書の偽造により、2017年には罰金とアジアカップ2023年大会予選参加を禁じる処分をAFCより受けています)もありますが、近年は国内リーグが活発になり、最年長が24歳、最年少は15歳という今回の代表選手もその国内リーグでプレーする選手たちで構成されています。また監督はグアム代表やブータン代表の監督経験もあり、同国のU15やU19の監督を経て、昨年12月にフル代表の監督に就任した築舘範男(つきたてのりお)氏です。(下は試合前の記者会見の様子。左から東ティモール代表のジョアン・ペドロ主将、築舘監督、マレーシア代表のタン・チェンホー監督、ファリザル・マーリアス主将-FAMのFacebookより)

今回の一次予選はホームアンドアウェイ形式で行われますが、自国内にAFCの規格にあった競技場がない東ティモールは、ホームの試合も同じマレーシアのブキ・ジャリル国立競技場で6月11日(火)に行います。