Mリーグ1部スーパーリーグ第18節結果

 8月7日と8日の両日、Mリーグ1部スーパーリーグ第18節が開催されました。なお後半戦開幕から2週間で5試合と詰まった日程だったMリーグですが、次節第19節は1週間空いて8月13日と14日に予定されています。
 試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルよりお借りしています。

2021年8月7日@UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
UITM FC 2-0 ペラFC
得点者:UITM-シーン・ガン・ジネリ(30分)、シャフィク・アル-ハフィズ(74分)
 11位と12位の対戦となったこの試合は、12位のUITM FCが11位のペラFCを破り今季初勝利を挙げるとともに、今季1部残留の可能性をわずかならがら残しました。
 一方のペラFCは後半戦5試合で1分4敗、しかもこの間3得点17失点とチーム崩壊が止まりません。

2021年8月7日@シティースタジアム(ペナン州ジョージタウン)
ペナンFC 2-1 マラッカ・ユナイテッドFC
得点者:ペナン-ラファエル・ヴィトール(75分PK)、シェリディン・ボボエフ(90+3分)、マラッカ-ジョヴァンニ・ゴメス(90分)
 トップ3入りと来季のAFCカップ出場を目指すペナンFCは、66分にカイル・アズリン・カザリが2枚のイエローで退場なりながらも先制、そしてロスタイムには執念の逆転劇を見せて3位を維持しています。
 3試合ぶりにチャン・ソグォンとS・クマーランが先発メンバーに戻ったマラッカ・ユナイテッドFCは90分にジョヴァンニ・ゴメスの加入後初ゴールで一旦は同点に追いつくも、最後に失点し、降格圏から抜け出せませんでした。

2021年8月7日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
KLシティーFC 1-0 PJシティーFC
得点者:KL-パウロ・ジョズエ(31分)
 KLシティFCは開幕時のストライカー、ドミニク・ダ・シルヴァがケガで前半戦の大半を棒に振ったことから、トランスファーウィンドウ期間に新たにキリアン・ヌワブエズを獲得。しかし、このヌワブエズも後半戦開幕戦となったスランゴールFCでまさかの膝前十字靭帯(ACL)損傷で今季残り試合の出場が絶望となり、そこからチームも4試合連続引き分けで、この間の得点も4と苦しい試合が続いています。一方PJシティFCも開幕直後の快進撃の原動力となったダレン・ロックが未だケガから復帰できず、後半戦4試合でわずか1得点(5失点)とこちらも得点力不足に苦しんでいます。
 そんなエースがいない両チームの戦いはKLシティFC主将のパウロ・ジョズエのゴールで雌雄が決しています。

2021年8月7日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴンバダ)
トレンガヌFC 2-0 スリ・パハンFC
得点者:トレンガヌ-デヴィッド・ダ・シルヴァ(12分)、ファイザル・ハリム(24分)
 打倒JDTの一番手と目されながら、降格争いをするマラッカ・ユナイテッドFCに敗れるなど後半戦は戦いが安定しないトレンガヌFCが2連勝を飾っています。
 トランスファーウィンドウ期間にスリ・パハンFCに加入するとそれまで不振のチームを1人で激変させたマヌエル・イダルゴ。そのイダルゴ選手を警告累積によりを欠いたスリ・パハンFCは6試合ぶりに無得点で敗れています。

2021年8月8日@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダルプテリ)
JDT 2-0 サバFC
得点者:JDT-ベルグソン・ダ・シルヴァ(18分、21分)
 JDTはエースのベルグソン・ダ・シルバがリーグ得点王に躍り出る2ゴールを決めて快勝。
 一方、後半戦開幕以来3分1敗と勝ち星のないサバFCはパク・テスとヨシプ・イヴァンチッチをケガで欠く苦しい布陣で望みましたが、過去4試合で3得点の攻撃陣がこの試合でも機能しませんでした。

 今節、ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)で予定されていたクダ・ダルル・アマンFC対スランゴールFC戦は、チーム内で新型コロナ陽性者が見つかったクダ・ダルル・アマンFCが現在、隔離期間中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第18節終了時)

ClubGWDLGFGAGDP
1JDT1814314283445
2TFC18114330141437
3PEN179442722531
4KDA138232113826
5SEL177553025526
6KL185942117424
7SBH174772023-319
8PJ174671119-818
9PHG174582027-717
10MU184772024-4*16
11PRK1834111738-2113
12UITM171214736-295
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ得点ランキング(第18節終了時)

選手(クラブ)ゴール数
1ベルクソン・ダ・シルバ(JDT)19
2イフェダヨ・オルセグン(SEL)17
3クパー・シャーマン(KDH)9
パウロ・ジョズエ(KL)9
5カサグランデ(PEN)8
クラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJC-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

Mリーグ2部プレミアリーグ第17節結果

 8月7日と8日の両日にMリーグ2部プレミアリーグ第17節が開催されました。なお1部スーパーリーグは次節第19節が8月13日と14日と1週間後に開催されますが、プレミアリーグの次節第18節は8月10日と11日に予定されています。

2021年8月7日@サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
サラワク・ユナイテッドFC 3-1 ケランタンFC
得点者:サラワク-ウチェ・アグバ2(5分PK、69分)、テイラー・リガン(11分)、ケランタン-ヌルシャミル・アブドル・ガニ(32分PK)

2021年8月7日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴールFC 2 0-1 ペラFC II
得点者:ペラ-カイルル・シャフィク・ムスタファ(11分)

2021年8月7日@タンスリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州ラーキン)
JDT II 5-1 FAM-MSNプロジェクト
得点者:JDT-ダリル・シャム(14分)、フェルナンド・ロドリゲス2(20分、90分)、チア・ルオファン(35分)、ムハマド・ウバイドゥラー・シャムスル・ファズリ(59分OG)、FAM-アズハド・ハラズ・アルマン(80分)
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発して65分に交代しています。

2021年8月8日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
PDRM FC 2-1 トレンガヌFC II
得点者:PDRM-ナビル・ラトピ(49分)、鈴木ブルーノ(80分)、トレンガヌ-シャフィク・イスマイル(12分)
 前々節のFAM-MSNプロジェクト戦で左足を負傷し前節はベンチ入りしなかったたリザラス・カイムビのケガが骨折と判明したPDRM FCと、リーグ得点王を独走するジョーダン・ミンターをケガで欠くトレンガヌFC IIの対戦となったこの試合は、昨季はトレンガヌFC IIでプレーした鈴木ブルーノの2試合ぶりとなる今季4つ目のゴールが決勝点となり、トレンガヌFC IIに勝利しています。この結果、PDRM FCは6位に浮上、マレーシアカップ出場に近づきました。一方、この試合に勝てば今季初の首位となったトレンガヌFC IIですが、今季初黒星を喫しています。
 トレンガヌFC IIの渡邉将基選手とPDRM FCの鈴木ブルーノ選手はいずれも先発してフル出場しています。

*8月8日にサラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)で予定されていたクチンシティFC対ヌグリスンビランFC戦は、チーム内で新型コロナ陽性者が見つかったクチンシティFCが隔離期間中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第17節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1NS1585223111229
2TFC1577129131628
3SU138322491527
4JDT1474327121525
5SEL155642217521
6PDRM156361516-121
7KU156272021-120
8KEL155371519-418
9PRK153471128-1713
10KCH10244912-310
11FAM1603131148-373
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第17節はケランタン・ユナイテッドFCの試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第17節終了時)

選手名(クラブ)ゴール数
1ジョーダン・ミンター(TFC)14
2フェルナンド・ロドリゲス(JDT)10
3ウチェ・アグバ(SU)9
ガッサマ・アルフセイネイ(KU)9
5ジョージ・アトラム(SEL)8
アライン・アコノ(NS)8
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト


8月8日のニュース:JDTがアセアンのeサッカーリーグに参戦、スズキカップの組み合わせ抽選が延期、Mリーグ追放処分時のプルリスFA会長が死去

JDTがアセアンのeサッカーリーグに参戦
 Mリーグ1部スーパーリーグのJDTはクラブの公式Facebookで、東南アジアのトップクラブが対戦するeサッカー大会に参加することを発表しています。
 今回が第1回となるチャンピオンズeサッカー大会は今年9月9日から10月7日にかけて、プロエボリューションサッカーPES(日本名ウィニングイレブン)で争われ、JDTからは代表選手でもあるモハマドゥ・スマレが、2018年東南アジア競技大会通称シーゲームズで準決勝に出場したノーハイカル・ノー氏と組んで出場するということです。
 JDTのオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下はeサッカーへの進出に興奮していると同時に、東南アジアのトップクラブとの対戦を楽しみにしていると話しています。
 なおこの大会にはJDTの他、ブリーラム・ユナイテッドFC、チョンブリーFC(以上タイ)、プルシブ・バンドンFC(インドネシア)、タムピネス・ローヴァーズFC(シンガポール)、ユナイテッドシティFC(フィリピン)、ナガワールドFC(カンボジア)とホーチミンシティFC(ベトナム)が出場するということです。(以下はJDTの公式Facebookより)

スズキカップの組み合わせ抽選が延期
 東南アジアサッカー連盟AFFは予定されていたAFF選手権スズキカップ2020年大会の組み合わせ抽選の延期を公式サイトで発表しています。新たな日程は後日発表されるということです。
 組み合わせ抽選はシンガポールで開催される予定でしたが、新型コロナウィルスに対する対策が再び厳格化され、国内の他の重要なイベントも延期になっていることから、AFFもこれに従う形で延期を決めたということです。   
 スズキカップ2020年大会は、新型コロナウィルスの感染拡大により当初の日程が変更となり、現時点では今年12月5日に開幕し、来年2022年1月1日に決勝戦が予定されています。

Mリーグ追放処分時のプルリスFA会長が死去
 2019年にマレーシア半島最北部にあるプルリス州のサッカー協会会長を務めたアフマド・アミザル氏が亡くなったことをマレーシア語紙のハリアンメトロが報じています。
 アフマド・アミザル氏はプルリス州サッカー協会の会長に就任すると、州協会が運営し、当時Mリーグ2部に在籍していたプルリスFAを強化するために複数のマレーシア人と外国籍の有力選手を獲得したものの、リーグ開幕前から選手や監督、コーチらへの給料未払い問題が明らかになり、その解決が見通せないことからクラブは開幕3試合でリーグ追放処分を受けました。なお、プルリスFAが獲得した選手の中には現在、トレンガヌFC IIでプレーする渡邉将基選手も含まれていました。
 この騒動の後、アフマド・アミザル氏はプルリス州サッカー協会会長を在職4ヶ月という短い期間で辞職し、サッカー界からは姿を消し、話題に登ることもありませんでしたが、今回、アフマド・アミザル氏の父親が、息子の訃報をFacebook上で明らかにしました。


Mリーグ1部スーパーリーグ第17節結果

 8月3日から8月4日にかけてMリーグ1部スーパーリーグ第17節が開催されました。今節も首位JDTが勝利し、優勝が近づく一方で2部降格圏のペラFCとUITM FCが敗れ、降格チームも確定しそうです。
 試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルよりお借りしています。

2021年8月3日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラFC 3-5 ペナンFC
得点者:ペラ-ナナ・ポク3(15分、36分、58分PK)、ペナン-ラファエル・ヴィトール3(1分、8分、28分)、カサグランデ(21分)、アジム・ラヒム(86分)
 前節でJDTに0-5で敗れたペラFCと、同じく前節にスランゴールFCに1-4で敗れたペナンFCの対戦は、開始10秒でペナンFCが先制する大荒れの予感を感じさせる展開で始まりました。その後も先制ゴールを決めたラファエル・ヴィトールが8分、28分とゴールを決め試合開始から28分でハットトリックを達成、さらにエースのカサグランデが後半戦初ゴールを決めるなどする一方、ナナ・ポクの2ゴールで追いすがるペラFCは前半を2-4のスコアで折り返しました。51分にはPKを得たペラFCがナナ・ポクのこの試合3得点目となるゴールでペナンFCに1点差と迫りますが、86分にアジム・ラヒムがペナンFCのこの試合5点目を決めてペラFCを突き放し、両チームでハットトリックを記録した大荒れのこの試合はペナンFCが勝利しています。
 2試合連続の5失点、さらに後半戦開始からの4試合で15失点と守備陣が崩壊し、チョン・イーファット監督を「休養」させて臨んだペラFCでしたがシャーリル・ニザム監督代行でもこの悪い状況は改善されませんでした。なおペラFCは次節は最下位のUITM FCとアウェイで対戦します。また試合のなかったクダ・ダルル・アマンFCを抜いて今季最高位の3位に浮上したペナンFCは次節でホームでマラッカ・ユナイテッドFCと対戦します。

2021年8月3日@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ・ユナイテッドFC 0-1 JDT
得点者:JDT-ベルグソン・ダ・シルヴァ(2分PK)
 この試合も開始20秒でJDTがPKを得ると、ベルグソン・ダ・シルヴァが今季17試合で16得点目となるゴールを決めてJDTが先制し、こちらも大荒れの予感でしたが、マラッカ・ユナイテッドFCのGKカイルル・ファミ・チェ・マットのファインセーブやJDT攻撃陣のシュートミスなどもあり、JDTが圧倒しながらスコアは1-0で終わっています。
 ボラセパマレーシアJPでは後半戦開幕前にマラッカ・ユナイテッドFCの展望として、前半戦13試合で19失点の守備が補強ポイントにもかかわらず新外国籍選手は2人だったことから補強ポイントが違うのでは、と書きましたが、それに反し、後半戦4試合で失点3と立て直してきています。
 僅差の試合となったものの、これで今季10試合目の完封勝利となったJDTは次節はホームでサバFCと、一方のマラッカ・ユナイテッドFCはアウェイでペナンFCと対戦します。

2021年8月3日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴールFC 2-0 UITM FC
得点者:シャルル・ナジーム(24分)、イフェダヨ・オルセグン(57分)
 シャルル・ナジームの今季初ゴールで先制したスランゴールFCは、後半にもリーグ得点王のイフェダョ・オルセグンが追加点を決め、ともにスランゴール州に本拠地を持つ「スランゴールダービー」はスランゴールFCがUITM FCを破っています。
 この試合でUTIM FCは不安定なスランゴールFCの守備をついて何度かチャンスを得たものの、スランゴールFCのGKカイルルアズハン・カリドの好守もあり無得点に終わっています。現在最下位のUITM FCは次節はホームに11位のペラFCを迎えますが、クダ・ダルル・アマンFCとの対戦が予定されていたスランゴールFCは、クダ・ダルル・アマンFCが新型コロナ感染者発覚による隔離期間中のため、次節は試合がありません。

2021年8月4日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティ 0-3 トレンガヌFC
得点者:トレンガヌ-デシ・マルセル(13分)、デヴィッド・ダ・シルヴァ(87分)、モハマド・ラフマット・マカスフ(90+2分)
 JDT追撃の一番手と目されながら、ここ2試合は下位のチームに1分1敗と結果を残せていなかったトレンガヌFCが快勝し、後半戦2勝目を挙げています。次節はトレンガヌFCは今節、試合がなかったスリ・パハンFCをホームに迎え、PJシティFCは「クラン渓谷ダービー」となるアウェイのKLシティFCが控えています。

2021年8月4日@リカススタジアム(サバ州コタキナバル)
サバFC 0-0 KLシティFC
得点者:サバ-レヴィ・マディンダ(65分)、KL-ランディ・バルー(22分OG)
 後半戦開始からの3試合で2分1敗とまた勝ち星のないサバFCはホームでの勝利を身座しましたが、DFランディ・バルーのオウンゴールでKLシティFCに先生を許す嫌な展開でしたが、それを救ったのが一時は退団が発表されながら、この試合前に急遽、再契約が発表されたレヴィ・マディンダでした。とは言え、この試合も引き分けたサバFCはこれで4試合勝ち星がありません。
 一方のKLシティFCは後半戦開幕から4試合連続の引き分けとなっています。次節ではサバFCはJDTとのアウェイマッチ、KLシティFCはホームにPJシティFCを迎えます。

 今節第17節に予定されていたスリ・パハンFC対クダ・ダルル・アマンFC戦(ダルル・マクムルスタジアム-パハン州クアンタン)は、クダ・ダルル・アマンFCに新型コロナ感染者が発覚し、チームが隔離期間中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第17節終了時)

 ClubGWDLGFGAGDP
1JDT1713314083242
2TFC17104328141434
3PEN168442521428
4KDA138232113826
5SEL177553025526
6KL174942017321
7SBH174762021-119
8PJ164661118-718
9PHG164572025-517
10MU174761922-3*16
11PRK1734101736-1913
12UITM160214536-312
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ得点ランキング(第17節終了時)

選手(クラブ)ゴール数
1イフェダヨ・オルセグン(SEL)17
ベルクソン・ダ・シルバ(JDT)17
3クパー・シャーマン(KDH)9
4パウロ・ジョズエ(KL)8
カサグランデ(PEN)8
クラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJC-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

Mリーグ2部プレミアリーグ第16節結果

 8月3日の4日の両日にMリーグ2部プレミアリーグ第16節が開催されました。新型コロナ感染者発覚で出遅れていたサラワク・ユナイテッドFCが後半戦初登場となりましたが、今季無敗のトレンガヌFC IIに敗れて3位に後退、勝利したトレンガヌFCが2位に浮上しています。

2021年8月3日@スルタン・イスマイル・ナスルディン・シャースタジアム(トレンガヌ州クアラトレンガヌ)
トレンガヌFC II 1-0 サラワク・ユナイテッドFC
得点者:ジョーダン・ミンター(20分PK)
 トレンガヌFC IIは20分、サラワク・ユナイテッドFCのGKシャービニー・アラウィーに自身が倒された得たPKをリーグ得点王のジョーダン・ミンターが決め、 開幕からの無敗記録を14に伸ばすとともに、リーグ2位に浮上しています。
 後半戦開幕となった7月25日のペラFC II戦前の検査で新型コロナウィルスの陽性反応者が出たサラワク・ユナイテッドはこの試合が後半戦の開幕戦となりましたが、後半戦を白星でスタートできませんでした。
 トレンガヌFC IIの渡邉将基選手は先発出場して69分に交代しています。

2021年8月4日@UITMスタジアム(セランゴール州シャーアラム)
FAM-MSNプロジェクト 0-0 ヌグリスンビランFC
得点者:FAM-アズハド・ハラズ・アルマン(67分)、ヌグリスンビラン-アライン・アコノ(11分)、ザクアン・アドハ(55分)

2021年8月4日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラFC II 0-2 JDT II
得点者:モハマド・イルファン・ファザイル(70分)ダリル・シャム・K・K・ジョージ(90+1分)
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発してフル出場しています。

2021年8月4日@スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタバル)
ケランタン・ユナイテッドFC 2-2 スランゴールFC2
得点者:ケランタン-ザフアン・アゼマン(33分)、アルフセイネイ・ガッサマ(55分)、スランゴール-アレクサンダー・アグヤクワ(70分)、サラヴァナン・ティルムルガン(87分)
 前々節第14節には試合終了後にアルフセイネイ・ガッサマがチームメートのザフアン・アゼマンを殴り、レッドカードが出される事態になったケランタン・ユナイテッドFCですが、この試合ではチームに謝罪したガッサマ選手と謝罪を受け入れたアゼマン選手が揃ってゴールを決めています。
 ケランタン・ユナイテッドFCの深井脩平、谷川由来の両選手は先発してフル出場し、本山雅志選手は73分に交代出場し、試合終了までプレーしています。

*8月4日にサラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)で予定されていたクチンシティFC対PDRM FC戦は、新型コロナ陽性者が見つかったクチンシティFCが隔離中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第16節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1NS1585223111229
2TFC1477028111728
3SU127322181324
4JDT1364322111122
5SEL145632216621
6KU156272021-120
7KEL145361416-218
8PDRM145361315-218
9KCH10244912-310
10PRK142471028-1810
11FAM1503121043-333
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第16節はケランタンFCの試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第16節終了時)

選手名(クラブ)ゴール数
1ジョーダン・ミンター(TFC)14
2フェルナンド・ロドリゲス(JDT)10
3ウチェ・アグバ(SU)9
ガッサマ・アルフセイネイ(KU)9
5ジョージ・アトラム(SEL)8
アライン・アコノ(NS)8
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト

8月5日のニュース:契約完了で退団のマディンダがサバFCと再び契約、元代表選手4名が新たにFIFAセンチュリークラブ入り

契約完了で退団のマディンダがサバFCと再び契約
 このブログでも「シーズン中ながらサバFCのマディンダが契約完了で退団」のタイトルで昨日取り上げたガボン出身のMFレヴィン・マディンダのサバFC退団のニュースですが、何とサバFCのクラブ公式Facebookでは、このマディンダ選手と再契約したことを発表しています。
 サバFCの公式Facebookでは詳細については言及されていませんが、これを取り上げたマレーシア語紙ハリアンメトロは、サバFCのマルズキ・ナシル チームマネジャー(TM)の話として、29歳のマディンダ選手とサバFCは今季終了までの契約延長に同意し、さらにこれには来年2022年5月までの延長オプションも含まれていることを明らかにしています。
 また先日発表された契約完了についてマルズキTMは、マディンダ選手が8ヶ月以上家族と離れ、しかもちょうど夫人が手術を受けることになったことから、帰国して夫人に付き添うことを理由に契約延長を希望していなかったと述べています。さらにマルズキTMは夫人の容態が安定していることに加えて、マディンダ選手自身は残留を希望し、やはり残留を望むサバFCがマディンダ選手の夫人がマレーシアへ来られるよう手配を行うことに同意したことから、今回の契約延長が決定したと説明しています。
*****
 マディンダ選手はチームに合流し、早速昨日のKLシティFC戦では0=1の劣勢から貴重な同点ゴールを決め、チームに早速貢献しています。
(左は8月2日のクラブ公式Facebookに投稿されたマディンダ選手退団に伴う感謝のメッセージ、そして右は8月4日に同じクラブ公式Facebookに投稿された再契約の告知)

元代表選手4名が新たにFIFAセンチュリークラブ入り
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で、代表キャップ数100以上の選手のみがメンバーとなることができるFIFAセンチュリークラブに新たに4名の元マレーシア代表選手が加わったことを発表しています。
 今月8月に更新された発表によるとこの4名は元代表主将でソー・チンアン(195キャップ)、M・チャンドラン(115キャップ)、サントク・シン(100キャップ)、そして現在Mリーグ1部マラッカ・ユナイテッドFC監督を務めるザイナル・アビディン・ハサン(116キャップ)です。
 マレーシアからは今年2021年5月にもアブドル・シュコル・サレー(163キャップ)、モクタル・ダハリ(138キャップ)、R・アルムガム(131キャップ)のFIFAセンチュリークラブ入りが発表されており、今回の4名と合わせてメンバーが7名となりました。
 なおマレーシアサッカー協会FAMの記録ではソー・チンアン氏のキャップ数は252となっているますが、FIFAは国際Aマッチのみのをキャップ数計算の対象としていることから195と発表されているということです。
 1969年のキングズカップ大会(タイ)で代表デビューを果たし、1975年から引退した1984年のアジアカップ予選(インド)までは代表の主将を務めたソー・チンアン氏は現在は71歳ということですが、このニュースが伝えられると代表時代には外国のクラブチームなどとも試合を行った際のキャップ数が含まれていないのだろうと話し、それでも自分の代表歴が評価されたことは嬉しいと話しています。
 なお、ソー・チンアン氏の代表キャップ数195は、アフメド・ハサン(エジプト、184キャップ)、バデル・アル・ムタワ(クウェート、181キャプ)、アフメド・ムバラク(オマーン、180キャップ)を抑えて世界一となっています。(*現役選手ではポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドの173キャップが最多です。-今年3月時点)
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 マレーシアがまだアジアの強豪だった1970年代の古き良き時代にプレーしたソー・チンアン氏は1972年のミュンヘンオリンピック出場、1980年のモスクワオリンピック予選突破(ただしモスクワオリンピック自体ははマレーシアがボイコットしたために出場せず)、1974年のアジア競技大会銅メダルなど、そして今の代表からは考えられないような実績です。
 しかしボラセパマレーシアJP的に興味深いのは今回のFIFAセンチュリークラブ入り7名の人種構成です。マレー系3名(アブドル・シュコル・サレー、モクタル・ダハリ、ザイナル・アビディン・ハサン)、インド系3名(M・チャンドラン、R・アルムガム、サントク・シン)、中華系1名(ソー・チンアン)となっており、かつての代表チームは文字通り多民族国家マレーシアを表すようなチーム構成だったことがわかります。翻って、今年6月のFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選に出場したマレーシア代表25名の顔ぶれを見ると、インド系、中華系はいずれも0名(*ドミニク・タンはシンガポール、ブレンダン・ガンはオーストラリア出身の中華系で、マレーシア国内出身は0名)、その一方でマレー系は16名と、現在の代表チームが帰化選手とマレー系選手のみで構成されていることがわかります。
 ちなみに現在開催中の東京オリンピックにマレーシアは10種目に男子12名、女子18名の計30名の選手を派遣していますが、その内訳はマレー系12名、中華系17名、東マレーシアの先住民族系1名となっており、マレー系だけがスポーツをしているわけではありません。では、なぜ現在の代表チームにインド系や中華系がいないのか。サッカーを通してマレーシアを紹介したいと思っているボラセパマレーシアJPでは、機会を見て考察してみたいと思います。
(下はFIFAセンチュリークラブ入りした7名-FAMの公式サイトより)

8月4日のニュース:シーズン中ながらサバFCのマディンダが契約完了で退団、低迷するペラFCにOB2人が支援を申し出、AFC U23アジアカップ予選出場のU20代表はチベットの合宿を検討

シーズン中ながらサバFCのマディンダが契約完了で退団
 Mリーグ1部のサバFCはMFレヴィ・マディンダとの契約完了をクラブ公式Facebookで発表しています。ガボン出身で29歳のマディンダ選手はサバFCと7月31日までの契約を結んでいましたが、クラブは契約更新を行わないことを決定し、契約が完了しています。3月13日の第3節クダ・ダルル・アマンFC戦から出場したマディンダ選手は7月28日の第15節スリ・パハンFC戦までの12試合中11試合に出場し3ゴールを挙げています。
 サバFCはクラブ公式Facebookでマディンダ選手に在籍への感謝の意を表し、マディンダ選手も自身のインスタグラムで契約完了を報告するとともにチームへの感謝を述べています。
 マディンダ選手の契約完了を取り上げたマレーシア語紙ハリアンメトロは、両者合意のもとでの契約完了であったものの、契約が延長されなかった理由は不明だとしています。
 マディンダ選手の退団により、現在リーグ7位のサバFCは残り6試合をパク・テース、リストロ・ミトレヴィスキ、ジョシップ・イヴァンチッチ、サディル・ラムダニの4名の外国籍選手で戦うことになります。
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 開幕当初の予定では7月中に第20節までが終了している予定でしたが、W杯予選やAFCチャンピオンズリーグなどの日程変更の影響で、現在は第15節までしか終了しませんでした。サバFCはリーグ終了後のマレーシアカップに向けて、各外国籍選手との契約内容を検討する予定だったと思いますが、日程変更に加え、度々噂されている運営資金不足による給料未払いなどの理由から、外国籍選手の数を減らす手段を取ったと考えられます。


低迷するペラFCにOB2人が支援を申し出
 チョン・イーファット監督の「休養」が発表されたMリーグ1部ペラFCの元選手がチーム状況改善のための支援を申し出ていると、マレーシア語紙ブリタハリアンが報じています。
 かつてペラFC(当時はペラFA)でリーグ得点王も獲得したカリド・ジャムラスとアズミール・ユソフは今季、ここまで11位と低迷するペラFCに対し、支援を申し出ています。
 2002年にペラFAでリーグ得点王を獲得したカリド氏は、機会が与えられれば今季16試合で14得点の攻撃陣を指導し、残り試合に向けて攻撃力を改善したいとソーシャルメディア上で発言し、また2010年、11年、14年、15年と4シーズン在籍したアズミール氏は、特に具体的な内容はあげていないものの無償で良いので指導したいとやはりソーシャルメディアに投稿しています。
 なお、このペラFCに対する両OBの申し出はサポーターの間では好感を持って受け止められているとブリタハリアンは報じていますが、昨日8月3日もペナンFCに3-5と2試合連続5失点で敗れ、降格圏脱出が遠のいたペラFCがこのOB2人の申し出を受け入れるのかどうか、そして受け入れたとしても1部残留のための特効薬となるのかどうかに注目です。

AFC U23アジアカップ予選出場のU20代表はチベットの合宿を検討
 マレーシアサッカー協会FAMは2024年パリオリンピック出場を目指すための強化策として今年10月に予定されているアジアサッカー連盟AFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選ににU20代表を派遣することを明らかにしていますが、マレーシア語紙ハリアンメトロは予選前の合宿候補地としてチベットが上がっていると報じています。
 AFC U23アジアカップ予選では予マレーシアはタイ、ラオス、モンゴルと共に選J組に入ったマレーシアは今年10月27日から31日までモンゴルで集中開催される予選に出場しますが、10月下旬のモンゴルは気温が-1度から-5度で、年間平均気温が最高で31度、最低でも23度のマレーシアで育った選手たちには気温への適応が最大の課題となることから、予選前の合宿地とネパール、中国などとともにチベットが予選直前の合宿地候補となっているということです。
 U20代表のブラッド・マロニー監督はこれまで予定されていたアラブ首長国連邦のドバイでの合宿後に、寒冷地対策となる合宿を行うことが計画されていると話す一方で、このAFC U23アジアカップ予選は先日、北朝鮮が出場辞退を発表したことから、組み合わせ抽選のやり直しが行われることも承知しており、予選の組み分けが変わり、開催地がモンゴルでなくなる場合には、それにあわせた計画変更をFAMが予定していることも明らかにしています。

8月3日のニュース:AFC女子アジアカップ代表候補はオンラインで練習継続中、CEO不在のペラFCがGMを任命、さらにペラFCはチョン監督の「休養」も発表

AFC女子アジアカップ代表候補はオンラインで練習継続中
 マレーシアサッカー協会FAMはアジアサッカー連盟AFC女子アジアカップ2022年大会予選に出場するマレーシア代がオンラインでのトレーニングを行なっていることを公式Facebookで発表しています。
 アジアカップ2022年大会予選は9月13日から25日まで開催予定で、マレーシアはタイ、パレスチナと同組の予選H組となっています。
 ベテランと若手を組み合わせた28名の代表候補選手が既に7月12日からオンラインによるトレーニングを行なっていると話す女子代表のジェイコブ・ジョセフ監督は、「新型コロナの県戦拡大が止まらない状況下では代表合宿の開催許可が出ていないが、代表候補選手たちの士気は高く、オンライントレーニングにも積極的に臨んでいる。オンライントレーニングは予選に向けての理想的な準備方法ではないが、(国内の新型コロナ対策を統括する)国家安全保障委員会から合宿開催許可が出るまではこれを続けていくしかない。今月中にはスポーツバブル形式での代表合宿を行う許可が出ることを期待している」と話しています。

CEO不在のペラFCがGMを任命
 Mリーグ1部で11位と低迷するペラFCMリーグ1部のペラFCはセカンドチームペラFC IIのアズマン・ノー チームマネージャー(TM)をペラFCのジェネラルマネージャー(GM)に就任することを発表しています。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、8月1日付で就任したアズマンGMはペラFC理事会の同意を得て任命されたということです。
 ペラ州政府青年・スポール・コミュニケーション・マルチメディア委員会のカイルル・シャーリル委員長は「(Mリーグ1部の)JDTや(同2部の)ヌグリスンビランFCはCEOを置かず、GMを配置しており、ペラFCもこれに倣うことにした。アズマンGMは従来のCEOと同様にクラブの運営を担当する。」と話しています。
 給料未払い問題で主力が大量退団したペラFCは、リザル・アリ・ナイザリ前CEOが6月に辞任して以来、後任のCEOを置かないまま運営されてきました。
 また現在リーグ11位と低迷するペラFCの今後について問われたカイルル委員長は、首脳陣の処遇などは全てGMを含めた経営陣に一任していると話し、直接関与する意思はないとしています。

さらにペラFCはチョン監督の「休養」も発表
 新GM就任を発表したペラFCは、今度はチョン・イーファット監督が「休養」することをクラブの公式Facebookで発表しています。
 ペラFCは第16節を終了し3勝4分9敗の勝点13とリーグ11位に低迷しています。
 クラブの発表は「クラブの現状と(クラブ運営に関わる)ペラ州サッカー協会の勧告により、チョン監督を『休養』させることを決定した。この『休養』期間中はシャーリル・ニザム・カリル アシスタントコーチが監督代行として指揮を取る。」としていますが、シャーリル・ニザム監督代行の任期などは明記されていません。
 ペラFCは44歳のシャーリル・ニザム監督代行は今季開幕前に対談したメフメト・ドゥラコビッチ元監督のもとで2017年からペラFA、ペラFCのコーチを務めていますが、ペラFCが1部残留するためには、計算上は残る6試合で少なくとも4勝が必要なことから厳しい状況下での監督代行就任となりました。



Mリーグ1部スーパーリーグ第16節結果

 7月31日から8月1日にかけてMリーグ1部スーパーリーグ第16節が開催されました。今節も首位JDTが勝利し、2位のトレンガヌFCに勝点差7をつけて独走体制に入りつつあります。一方で2部降格圏内にいたスリ・パハンFCとマラッカ・ユナイテッドFCが勝ち点を積み重ねた一方で、ペラFCは2戦連続で大敗し、UITM FCと共に2部降格の可能性が高まっています。
 試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルよりお借りしています。

2021年7月31日@シティスタジアム(ペナン州ジョージタウン)
ペナンFC 1-4 スランゴールFC
得点者:ペナン-デヴィッド・ローリー(39分)、スランゴール-イフェダヨ・オルセグン2(15分PK、90+1分)、ダニアル・アスリ(49分)、シーン・シヴァラジ(57分)
 リーグ得点王のイフェダヨ・オルセグんの2ゴールなどでスランゴールFCが快勝しています。
 ペナンFCは2度のPKを失敗するなどチャンスでのミスが響きました。

2021年7月31日@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダルプテリ)
JDT 5-0 ペラFC
得点者:JDT-ベルグソン・ダ・シルヴァ3(20分、47分、59分)、ゴンザロ・カブレラ2(83分、86分)
 試合開始から相手を圧倒したJDTがベルグソン・ダ・シルヴァのハットトリックなどで大勝して2位に今季最大となる勝点差8をつけています。
 ペラFCは後半戦3試合目でトレンガヌ戦に続く大量5失点と良いところなく敗れ、クラブ史上初の2部降格が見えてきました。

2021年7月31日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
KLシティFC 1-1 マラッカ・ユナイテッドFC
得点者:KL-ザフリ・ヤハヤ(50分)、マラッカ-チャン・ソグォン(90+8分)
 試合終了直前に同点に持ち込んだマラッカ・ユナイテッドFCが貴重な勝点1を積み上げ、降格圏から脱出しつつあります。
 KLシティFCは後半戦開幕3試合で未だ勝ち星がありません。

2021年8月1日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴンバダ)
トレンガヌFC 0-0 サバFC
得点者:なし
 2位のトレンガヌにとっては前節のマラッカ・ユナイテッドFC戦敗戦に続く痛い引き分けとなり、首位JDTとの勝点差が8となりました。

2021年8月1日@ダルル・マクムルスタジアム(パハン州クアンタン)
スリ・パハンFC 1-0 PJシティFC
得点者:パハン-アウン・カウン・マン (15分)
 降格圏にいたスリ・パハンFCはトランスファーウィンドウ期間に4人の外国籍選手を入れ替えるとそれ以降2勝3分けとそれまでの不振が嘘のような好調を保っています。

7月31日にダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)で予定されていたクダ・ダルル・アマンFC対UITM FC戦は、新型コロナ陽性者が見つかったクダ・ダルル・アマンFCが隔離中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第16節終了時)

 ClubGWDLGFGAGDP
1JDT1612313982639
2TFC1694325141131
3KDA138232113826
4PEN157442018225
5SEL166552825323
6KL164841916320
7SBH164661920-118
8PJ154651115-418
9PHG154572025-517
10MU164751921-2*16
11PRK163401431-1712
12UITM150213534-292
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ得点ランキング(第16節終了時)

選手(クラブ)ゴール数
1イフェダヨ・オルセグン(SEL)16
ベルクソン・ダ・シルバ(JDT)15
3クパー・シャーマン(KDH)9
4パウロ・ジョズエ(KL)8
5カサグランデ(PEN)7
クラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJC-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-KLシティ

Mリーグ2部プレミアリーグ第15節結果

 今節の勝利でヌグリスンビランFCが試合のなかったサラワク・ユナイテッドFCを抜いて首位に浮上しています。一方で1部昇格を目指すケランタンFC、ケランタン・ユナイテッドFCが敗れ、PDRM FCは引き分けるなど上位との差が開いてきています。

2021年7月31日@トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビランFC 5-0 ペラFC II
得点者:ヌグリスンビラン-ナスルラー・ハニフ・ジョハン(20分)、N・ジャヴァビラリアン(33分)、アライン・アコノ(41分)、フランシス・コネ(45+1分)、モハマド・ザクアン・アドハ(82分)

2021年7月31日@スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタバル)
ケランタンFC 0-2 トレンガヌFC II
得点者:トレンガヌ-ジョーダン・ミンター(8分)、 ワン・モハマド・ファズリ・ワン・ガザリ(79分)
 得点王を独走するジョーダン・ミンターのゴールなどケランタンFCとの「東海岸ダービー」に勝利したトレンガヌFCが開幕からの無敗記録を13試合まで伸ばしています。
 渡邉将基選手は57分から交代出場し、試合終了までプレーしています。
 

2021年8月1日@タンスリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州州ラーキン)
JDT II 3-0 ケランタン・ユナイテッドFC
得点者:JDT-フェルナンド・ロドリゲス2(15分、62分)、ムハマド・アリフ・アブドル・ムタリブ(85分)
 ケランタン・ユナイテッドFCの本山雅志、深井脩平、谷川由来の3選手はいずれも先発してフル出場しています。
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発してフル出場しています。

2021年8月1日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
PDRM FC 0-0 MSN-FAM プロジェクト
得点者:なし
 3戦連発の鈴木ブルーノ選手が久しぶりに先発に復帰したPDRM FCでしたが、鈴木選手の4戦連発はならず、またチームも今季未勝利の最下位チームを相手にいたい引き分けとなっています。
 PDRM FCの鈴木ブルーノ選手は先発フル出場してます。

*7月31日にサラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)で予定されていたクチンシティF対サラワク・ユナイテッドFC戦は、新型コロナ陽性者が見つかったクチンシティFCが隔離中のため延期となっています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第14節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1NS1475221101126
2TFC1367027111425
3SU117312171424
4SEL135532014620
5JDT125432011919
5KU146171819-119
6KEL145361416-218
7PDRM145361315-218
8JDT114431711616
7KU125161416-216
9KCH10244912-310
10PRK132471026-1610
11FAM130311941-323
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第15節はスランゴールFC 2の試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第15節終了時)

選手名(クラブ)ゴール数
1ジョーダン・ミンター(TFC)13
2フェルナンド・ロドリゲス(JDT)10
3ウチェ・アグバ(SU)9
4ガッサマ・アルフセイネイ(KU)8
ジョージ・アトラム(SEL)8
6アライン・アコノ(NS)7
クラブ名:NS-ヌグリスンビランFC、SU-サラワク・ユナイテッドFC、TFC-トレンガヌFC II、PRK-ペラFC II、SEL-スランゴールFC 2、KEL-ケランタンFC、KU-ケランタン・ユナイテッドFC、KCH-クチンシティFC、FAM-FAM MSNプロジェクト