3月13日のニュース
東南アジアフットサル選手権代表合宿参加選手20名が発表
KLシティに給料未払い問題が発覚
新型コロナによりFAカップの試合が続々と延期に

東南アジアフットサル選手権代表合宿参加選手20名が発表

マレーシアサッカー協会FAMは公式サイトで、東南アジアサッカー連盟AFFフットサル選手権に出場するフットサルマレーシア代表の代表候補合宿参加メンバー20名と代表予備候補5名を発表しています。国内リーグのマレーシアプレミアフットサルリーグMPFLは今週末に今季最終節となる第9節が開催されていますが、今回の代表候補20名はこのMPFLでの成績を元に選ばれています。

チュウ・チャンヨン監督率いるフットサルマレーシア代表は、3月16日から25日まで行われる代表合宿を経て最終メンバー16名が決まった後、3月26日には大会開催地であるタイのバンコクへ出発し、現地で複数の練習試合を行った後、4月2日から10日まで開催される大会に出場します。

今回のAFF選手権2022年大会でマレーシアは、前回優勝のタイの他、インドネシア、カンボジア、ブルネイと共にグループステージA組に入り、B組にはベトナム、ミャンマー、東ティモール、オーストラリアが入っています。この大会はAFC選手権フットサルアジアカップの予選も兼ねており、今大会の上位3チームが今年9月にクウェートで開催される本大会に出場します。

今季のMPFLで優勝したスランゴールMACから5名、準優勝のパハンレンジャーズから6名が選ばれている今回のフットサルマレーシア代表候補合宿参加のメンバーはこちらです。

KLシティに給料未払い問題が発覚

昨季のマレーシアカップで32シーズンぶりの優勝を果たしたMリーグ1部KLシティで給料未払い問題が起こっていると、英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。

この記事では、今年1月と2月の給料が未だ支払われていないということで、昨季のマレーシアカップ優勝賞金の150万リンギ(およそ4200万円)を獲得しているにもかかわらず、クラブ内の権力闘争により資金不足が起こっているということです。なおKLシティは、来週月曜日3月14日までにこの2ヶ月分の未払い給料を完済すると選手に約束しているということですが、現在もスポンサーとの話し合いは続いているということで、この期日が守られるかどうかは定かではないと、この期日は伝えています。

この情報をニューストレイトタイムズに提供したクラブ関係者は、実際には昨季も同様の給料未払い問題が発生していたことを明かし、それでも選手はクラブを信用してプレーを続けた結果、マレーシアカップに優勝できたと話しているということです。

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昨季、マレーシアカップに優勝した後の表彰セレモニーでは、KLシティが本拠地とするクアラルンプールを統括するアヌアル・ムサ前連邦直轄地相(2021年8月に退任)がセレモニーの壇上に招かれた一方で、現職のシャヒダン・カシム連邦直轄地相と、アヌアル前大臣の前の連邦直轄地相でクアラルンプールサッカー協会のカリド・サマド会長がいずれもセレモニーに呼ばれなかったことを明らかにするなど、KLシティに関する政治家の功名心争いが指摘されていました。

上の記事の「スポンサー」は連邦直轄地省やクアラルンプール市役所といった公的機関の可能性もあり、FAMが目指すMリーグクラブの民営化(州政府などによる公的資金に依存しないクラブ運営)への実現はまだ遠い道のりのようです。

新型コロナによりFAカップの試合が続々と延期に

昨日3月12日に予定されていたマレーシアFAカップ1回戦のマラッカ・ユナイテッド(1部スーパーリーグ)対PIB FC(3部M3リーグ)の試合が、マラッカに20名の選手及び監督、コーチが新型コロナ検査で陽性反応を示したことから延期されたことが、Mリーグを運営するMFLの公式サイトで発表されています。

3月11日から本日13日まではマレーシアFAカップの1回戦16試合が予定されていましたが、マラッカ対PIB FC戦の延期により、新型コロナ検査結果に基づく延期はこで合計7試合となっています。

新型コロナ検査結果で選手や監督、コーチが陽性反応を示したことにより、Mリーグ1部スーパーリーグでは第1節と第2節を合わせて12試合中3試合が、2部プレミアリーグでは第1節の5試合中4試合がこれまでに延期されています。

昨季終盤のマレーシアカップでは、新型コロナ検査で選手の大半が陽性となったヌグリスンビランが3試合を不戦敗とされて、グループステージで敗退していますが、MFLは今季新たに採用したした標準作業手順SOPで、試合出場登録した選手と監督、コーチの半数以上が試合前の新型コロナ検査で陽性反応を示したクラブは、試合の延期を申請することを認めています。上記の試合の延期は全てこの新たなSOPに沿った措置ですが、これだけ延期試合が続いたことでMFLはさらに新たなSOPを導入する可能性があります。またMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは、3年ぶりの開催となったFAカップについては、これ以上の延期が続けばスーパーリーグやプレミアリーグの運営に支障が出るとして、Mリーグやマレーシアカップと比べて商業価値が低いFAカップについては、最悪の場合は中止もあり得ると発言しています。

3月11日のニュース
キム監督就任後初の代表合宿招集メンバー発表
JDTオーナーが国立競技場の芝張り替え費用を肩代わり

キム監督就任後初の代表合宿招集メンバー発表

今年1月に就任したキム・パンゴン新監督が初めて行う代表合宿の招集メンバー30名と予備招集メンバー10名がマレーシアサッカー協会FAMの公式サイトで発表されています。

昨年2021年12月に行われた東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップでグループステージ敗退と惨敗した代表チームからは24名中14名が選ばれています。なおこの14名の他、スズキカップに出場したリザル・ガザリ(サバ)が予備招集メンバーに入っています。

3月14日から3月21日までブキ・ジャリル国立競技場で行われる合宿を終えた代表は3月22日にシンガポール入りし、3月23日にはフィリピン代表と、同26日にはシンガポール代表といずれもシンガポール国立競技場で対戦し、さらに3月28日にはなぜかシンガポール1部リーグのアルビレックス新潟シンガポールとの練習試合も予定されています。

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キム監督は過去数年間の代表でのプレー経験などを参考に選手を専攻したことを明らかにしており、顔ぶれに大きな変化はありません。実際の選手のプレーも今季のMリーグ開幕からまだ2節しか消化しておらず、今回の代表戦とその後のリーグでのプレーから、アジアカップ予選のメンバーを選ぶことになりそうです。

代表合宿(3月14日から3月21日まで)の招集メンバー

氏名ポジション年齢所属
1ファリザル・マーリアスGK36JDT
2*シャーミ・サファリDF24JDT
3*アイディル・ザフアンDF35JDT
4*シャールル・サアドDF29JDT
5ラヴェル・コービン=オングDF31JDT
6シャマー・クッティ・アバMF26JDT
7ナタニエル・シオMF22JDT
8ナズミ・ファイズMF28JDT
9サフィク・ラヒムMF35JDT
10*アリフ・アイマンFW20JDT
11*サファウイ・ラシドMF25JDT
12*アキヤ・ラシドMF23JDT
13モハマドゥ・スマレMF28JDT
14ラマダン・サイフラーFW22JDT
15*カイルラアズハン・カリドGK33SEL
16*クエンティン・チェンDF23SEL
17シャルル・ナジームDF23SEL
18ラハディアズリ・ラハリムGK21TRG
19ハキミ・アブドラFW23TRG
20*ファイサル・ハリムFW24TRG
21*カラムラー・アル=ハフィズGK27PJC
22*コギレスワラン・ラジFW24PJC
23ダレン・ロックFW32PJD
24*シャフィク・アフマドFW27KDA
25*ドミニク・タンDF26SAB
26カイリ・ジョーンズDF33NSE
27ノー・アザム・アジーMF27PHG
28*ルクマン・ハキムFW20KVコルトレイク
29*ディオン・クールズDF26SVズルテ・ワレヘム
30リリドン・クラスニキFW30オディシャFC
*はスズキカップ2020に出場した代表のメンバー
SEL-スランゴール、TRG-トレンガヌ、PJC-PJシティ、KDA-クダ、SAB-サバ
NSE-ヌグリスンビラン、PHG-パハン。KVコルトレイクとSVズルテ・ワレヘムはベルギー1部、オディシャFCはインドスーパーリーグのクラブ

代表合宿(3月14日から3月21日まで)の予備招集メンバー

氏名ポジション年齢所属
1ケニー・パッラジMF29KLC
2アクラム・マヒナンMF29KLC
3ハディン・アズマンFW28KLC
4ザフリ・ヤハヤMF28KLC
5シャイハン・ハズミGK26NSE
6クザイミ・ピーDF29NSE
7*リザル・ガザリDF30SAB
8R・ルヴェンティランFW21PJC
9ハズワン・バクリFW31JDT
10ノーシャルル・イドラン・タラハFW36SWU
*はスズキカップ2020に出場した代表のメンバー
KLC-KLシティ、NSE-ヌグリスンビラン、SAB-サバ、PJC-PJシティ、SWU-サラワク・ユナイテッド
JDTオーナーが国立競技場の芝張り替え費用を肩代わり

マレーシアのサッカーで問題点の一つとして挙げられるのがピッチの悪さです。Mリーグで異称されるスタジアムの大半では芝の代わりにカウグラスと呼ばれる草が使われており、この草によってピッチが均等に平らにならず、パスサッカーに向かないなどの批判があります。代表が使用するブキ・ジャリル国立競技場もそのカウグラスを使用していましたが、そのピッチ改修にあたり、JDTオーナーのトゥンク・イスマイル殿下がその費用を負担すると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。

イスマイル殿下はJDTの公式Facebookで、ブキ・ジャリル国立競技場のピッチをJDTの本拠地であるスルタン・イブラヒムスタジアムで使われているゼオン・ゾイシア種の芝で張り替え、その費用を肩代わりすることを明らかにしています。「国際試合では良いピッチで試合ができるよう、既に(ブキ・ジャリル国立競技場を管理する)マレーシア・スタジアム社を支援するようにJDTの経営陣に指示を行なった。」という投稿を行ったイスマイル殿下は、ピッチ張替えに際しては、十分な管理と、サッカー以外のイベントでのピッチ使用については、ピッチ維持が保証できるような方法でのみ行うことを条件として、既に張り替え費用支払いの小切手にもサイン済みということです。

ブキ・ジャリル国立競技場については、昨年2021年3月にカウグラスから芝への張り替えに1000万リンギ(およそ2億7700万円)がかかると報じられ、結局は予定されていた張り替えは行われませんでした。

キム・パンゴン監督率いるマレーシア代表は今月のシンガポール遠征後、6月のAFC選手権アジアカップ2023最終予選をトルクメニスタン、バーレーン、そしてバングラディシュを相手にこのブキ・ジャリル国立競技場を会場として戦うことになっています。

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国内はもちろんアジアでもトップクラスであるJDTのスタジアムのピッチの維持や管理については日本人の廣井功一氏が関わっているのは知る人ぞ知るですが、この廣井氏についても、いつかこのブログで取り上げてみたいと思います。

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第2節結果とハイライト映像

Mリーグ1部スーパーリーグの今季2022年シーズン第2節が3月8日と3月9日に開催されました。今節に予定されていたスランゴール対スリ・パハン、トレンガヌ対ヌグリスンビランの2試合は、それぞれパハンとトレンガヌのチーム内で新型コロナ陽性者が見つかったため、延期されています。

なおスーパーリーグは今月後半にFIFAの国際マッチデー期間があることから1ヶ月程度の休みとなり、第3節は4月5日から再開となっています。
(試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルより)

2022年3月8日(火)@シティスタジアム(ペナン州ジョージタウン)
ペナン 1-1 マラッカ・ユナイテッド
⚽️ペナン:ダニアル・アシュラフ(27分)
⚽️マラッカ:アブドル・ラティフ(41分OG)
🟨ペナン2:カイルル・アクマル、ラフィウディン・ラディン
🟨マラッカ1:ワン・アミルル・アフィク
MOM:カトゥル・アヌアル
 いずれも開幕戦で敗れているチーム同士の試合となったこの試合は、開幕戦に続いてエンドリックとカサグランデを出場停止処分で欠くペナンが不利かと思われましたが、ダニアル・アシュラフのゴールで先制しました。マラッカもチャンスを作るものの、この試合のMOMにも選ばれたペナンGKカトゥル・アヌアルが連発した好セーブに何度も得点機を阻まれ、41分のコーナーキックがペナンの主将でDFアブドル・ラティフに当たり、オウンゴールで追いつくのが精一杯でした。

2022年3月9日(水)@リカススタジアム(サバ州コタキナバル)
サバ 3-1 PJシティ
⚽️サバ:ジャクソン・デ・ソウザ(15分)、ネト・ペソア (35分)、サディル・ラムダニ(48分)
⚽️PJ:S・クマーラン(45+1分)
🟨サバ1:パク・タエスー
🟨PJ1:R・ルヴェンティラン
MOM:ジャクソン・デ・ソウザ
 ホームにPJシティを迎えたサバが、今季初勝利を飾っています。初戦でPKを外したネト・ペソアがこの試合ではゴールを決め、ネト選手も含め外国籍選手3名がゴールを挙げています。PJシティは初戦に続きS・クマーランがゴールを決めて1点差まで迫ったものの、後半開始早々にサディル・ラムダには素晴らしいFKを決めて、サバがPJシティを突き放しています。
 サバの加賀山泰毅選手は先発して85分に交代しています。

2022年3月9日(水)@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)
クダ 3-2 KLシティ
⚽️クダ:シャフィク・アフマド(32分)、ファイヤド・ズルキフリ(67分)、デニス・ブシェニング(69分)
⚽️KL:ザフリ・ヤハヤ(29分)、ケヴィン・クベンバ(88分)
🟨クダ1:デシ・マルセル
🟨KL2:ケニー・パッラジ、ナビル・ハキム
MOM:デシ・マルセル
 JDTから期限付き移籍しているシャフィク・アフマドが1ゴール1アシストと活躍し、追いすがるKLシティを振り切ったクダが開幕2連勝を飾っています。プロデビューを飾ったクダに戻ったシャフィク選手について、試合後のインタビューではアイディル・シャリン監督が練習に臨む姿勢を賞賛し、彼の復活はマレーシアのサッカーにとっても良いことだと話すなど、この期限付き移籍が吉と出そうな気配です。一方のKLシティはザフリ・ヤハヤの2戦連発となるゴールで先制したものの、守備にはほころびが目立ち、攻撃陣も逆転された後はクダGKのミスで1点を返したものの、ロメル・モラレス不在の影響が大きく感じられました。

2022年3月9日(水)@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダル・プテリ)
JDT 6-0 サラワク・ユナイテッド
⚽️JDT:フェルナンド・フォレスティエリ2(15分、85分)、ベルグソン・ダ・シルヴァ2(39分、63分)、カリル・デ・ムルガ(73分)、サファウィ・ラシド(81分)
🟨JDT3:ベルグソン・ダ・シルヴァ、シェーン・ローリー、アリフ・アイマン
🟨サラワク4:フランシス・コネ、クリスティ・ジャヤシーラン、ラジャ・イムラン・シャー2
🟥サラワク1:ラジャ・イムラン・シャー(イエロー2枚)
MOM:ベルグソン・ダ・シルヴァ
 昨季はリーグ2位の23ゴール(22試合)を挙げたベルグソン・ダ・シルヴァが今季も好調です。この日の2ゴールで既に今季通算3ゴールとし、サファウィ・ラシドのゴールもアシストしています。昨季は厳しいマークの中23ゴールを挙げましたが、今季はフェルナンドア・フォレスティエリの加入でマークが分散し、昨季にゴールを量産しそうな勢いです。
 地力で劣るサラワクは、ラジャ・イムラン・シャーの退場で数的不利になって万事休すでした。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第2節終了時)

チーム勝点
1JDT22007076
2KDA22004226
3SAB21013213
4NSE11001013
5PJC210123-13
6SEL10103301
7KLC201156-11
8MLU201112-11
9PEN201112-11
10TRE00000100
11PHG00000100
12SWU200207-70
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、PHG-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MLU-マラッカ・ユナイテッド

3月9日のニュース
Mリーグ大改革案-来季から1部スーパーリーグのチーム増と2部プレミアリーグ廃止か

Mリーグ大改革案-来季から1部スーパーリーグのチーム増と2部プレミアリーグ廃止か

サッカー専門サイトのヴォケットFCが、来季2023年シーズンから実施されるMリーグの改革案の内容を伝えています。最大の目玉は1部スーパーリーグと2部プレミアリーグの合併で、来季のスーパーリーグは現行の12チームから18チームへと変更され、新たにスーパーリーグ入りする6チームは現在のプレミアリーグから選ばれるということです。

今季のプレミアリーグは10チームが参加しており、その内の3チームはスーパーリーグ参加クラブのセカンドチームであるJDT II、トレンガヌII、スランゴール2で、残る7チームは本山雅志、深井脩平両選手が所属するクランタン・ユナイテッド、谷川由来選手が所属するクチンシティFCの他、ペラFC、UITM FC、クランタンFC、PDRM FC、FAM-MSNプロジェクトとなっています。この内FAM-MSNプロジェクトは昨季2021年シーズンから参戦し、パリオリンピックを目指して設立された暫定チームであることから、このFAM-MSNプロジェクトを除いた6チームがスーパーリーグに昇格することが濃厚です。

この改革案の根底にあるのは、トップリーグの試合数(現行は1チームあたり年間22試合)が少ないことをFIFAに指摘されたことがあるかも知れません。実際にこの改革案が実現し、スーパーリーグが18チーム編成となれば、試合数は一気に年間34試合となります。

なおJDT II、トレンガヌII、スランゴール2のセカンドチームについては、セカンドチーム同士が対戦するリザーブリーグの創設も改革案に含まれていると、ヴォケットFCは伝えています。さらにこの改革案では、U17リーグの創設も含まれており、リザーブリーグとともにスーパーリーグ18チーム全てのU17チームが参加するということです。

またプレミアリーグが廃止されることで、スーパーリーグの下部リーグは、Mリーグ3部に当たるM3リーグとなります。

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入れ替え戦がある現状でも、複数のチームで給料未払い問題が起こっていることを考えると、入れ替え戦がなくなれば、給料未払いによって勝点が剥奪されても痛くも痒くもないチームが出てくる可能性があります。極論を言えば、全試合に敗れて勝点が0でもトップリーグでプレーし続けられることに満足するオーナーが出てくれば、試合数は増えてもその質は低下するといった懸念もあります。なおこの改革案の正式な発表は来週とされています。

3月8日のニュース
フットサルリーグはスランゴールMACが3年越しの連覇達成
FAカッププレーオフ-M3リーグのBRM FCとブキット・タンブンFCが1回戦進出
タイ1部リーグ第23節-エルドストールは2戦連続ベンチ外でチョンブリーは2戦連続引分け

フットサルリーグはスランゴールMACが3年越しの連覇達成

国内フットサルリーグのマレーシアプレミアフットサルリーグMPFLは3月4日から6日にかけて第8節が行われ、最終節第9節を残して、スランゴールMACが2季連続となる優勝を決めています。

第1節の試合会場となったスランゴール州が大雨に見舞われ、一部地域では洪水となったことから当初の予定より1週間遅れて今年1月14日に開幕したMPFLは、開幕直前にサバとマラッカが出場を取りやめたことから15チームが優勝を争いました。

第8節でスランゴールMACは、いずれも同じスランゴール州を本拠地とするシャーアラム・シティを1-0、スランゴールTOTを3-2で破り、勝点を36としています。ジェラール・カサス監督(スペイン)率いる2位のパハン・レンジャーズも今節はマレーシア国軍を相手に7-1と大勝したものの、勝点は32となり、最終節第9節にスランゴールMACとの直接対決が控えていましたが、その試合に勝ってもスランゴールMACには勝点で及ばないことが決定し、2019年シーズンに続き、2季連続の2位が確定しています。

FAカッププレーオフ-M3リーグのBRM FCとブキット・タンブンFCが1回戦進出

2年ぶりの開催となったマレーシアFAカッププレーオフの2試合が行われ、BRM FCとブキット・タンブンFCが勝利し、1回戦選出を決めています。ペラ州クアラカンサーに本拠地を持つBRM FCはクアラルンプールに本拠地を持つトゥン・ラザク・シティFCに2-1と逆転勝ちで、またペナン州ブキット・タンブンに本拠地を持つブキット・タンブンFCはプトラジャヤに本拠地を持つイミグレーションFCを延長の末、同じ2-1のスコアで破っています。

1回戦進出を決めた両チームですが、BRM FCはMリーグ1部スーパーリーグ8連覇中のJDTと3月13日に、ブキット・タンブンFCは同じペナン州に本拠地を持つスーパーリーグのペナンFCと3月11日にそれぞれ1回戦で対戦します。

新型コロナの影響で2020年、2021年と開催されなかったFAカップですが、今年は規模を縮小して、スーパーリーグの12クラブ、Mリーグ2部プレミアリーグの7クラブ、そしてM3リーグの15クラブによる34チームで開催されています。プレーオフ2試合はいずれもM3クラブの対戦でしたが、残る11クラブは1回戦から登場します。

タイ1部リーグ第23節-エルドストールは2戦連続ベンチ外でチョンブリーは2戦連続引分け

タイ1部リーグ第23節が3月4日から6日にかけて開催され、マレーシア代表のDFジュニオール・エルドストール(タイでの登録名はプテラ・マデル・アマラン・マデルネル)が所属するチョンプリーFCはチェンマイ・ユナイテッドFCに1-1で引き分けて、前節より順位を一つ下げて6位に後退しています。

2022年3月4日@700周年記念スタジアム
チェンマイ・ユナイテッド 1-1 チョンブリーFC
ジュニオール・エルドストールは前節第22節に続き、今節もベンチ外でした。試合は47分にユ・ビョンスが同点ゴールを決めて、2試合連続で引き分けています。
(試合のハイライト映像はタイリーグの公式YouTubeチャンネルより)

タイ1部リーグ順位表(第23節終了時)

順位チーム得失差勝点
1ブリーラムU2317342754
2BGパトゥムU231194942
3バンコクU2311761440
6チョンブリーFC2410771337
順位は上位3チームとマレーシア人選手が所属するチョンブリーFCのみ表示しています。

Mリーグ2部プレミアリーグ
2022年シーズン第1節結果

Mリーグ2部プレミアリーグの今季2022年シーズンが開幕しました。第1節には3月5日と3月7日に計5試合が予定されていましたが、そのうち4試合が新型コロナ検査で陽性反応者が出たことにより延期されて、結局、今節開催されたのは1試合だけでした。

今季のプレミアリーグはYouTubeで配信されることが決まり、クランタン・ユナイテッドFCには本山雅志選手や深井脩平選手、クチンシティFCには谷川由来選手が所属していることもあり注目を集めていましたが、日本人選手の今季初戦は第2節以降に持ち越しとなってしまいました。

2022年3月5日(土)@タンスリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州ジョホールバル)
JDT II 1-2 クランタン
⚽️JDT:ダリル・シャム(75分)
⚽️クランタン:ナタナエル・シリンゴリンゴ(8分)、ジャスミール・メハト(90分)
🟨JDT1:フェルナンド・ロドリゲス
🟨クランタン1:ジャスミール・メハト
MOM:ナタナエル・シリンゴリンゴ
 今季1部昇格有力候補の1つ、クランタンFCが終了間際のゴールで逆転勝ちし、勝点3を挙げています。JDTは昨季リーグ得点王のフェルナンド・ロドリゲスや、昨年末の東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020で得点王に輝いた新加入のフィリピン代表FWビエンベニード・マラニョンが不発でした。

3月5日に予定されていたペラFC対クランタン・ユナイテッドFC戦は、ペラFCの選手6名が陽性、14名の選手が有症状の濃厚接触者となったことから延期となっています。

3月5日に予定されていたトレンガヌII対UITM FC戦は、UITM FCの選手12名が陽性、残る選手は濃厚接触者となったことから延期されています。

3月5日に予定されていたスランゴールFC2対FAM-MSNプロジェクトは、FAM-MSNプロジェクトはコーチ2名と選手全員が陽性となったことから延期されています。

3月7日に予定されていたPDRM FC対クチンシティFCは、PDRM FCはコーチ1名と選手14名が新型コロナ検査で陽性反応を示したことから延期されています。

2022年シーズン プレミアリーグ順位表(第1節途中)

チーム得失差勝点
1KEL11002113
2PRK00000000
3TRE00000000
4UITM00000000
5SEL00000000
6FAM00000000
7TRE00000000
8KCH00000000
9PDRM00000000
10JDT100112-10
KEL-クランタン、PRK-ペラ、KLU-クランタン・ユナイテッド、TRE-トレンガヌII、SEL-スランゴール2、FAM-FAM・MSNプロジェクト、KCH-クチンシティ、JDT-JDTII

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第1節結果

Mリーグ1部スーパーリーグの今季2022年シーズンが開幕し、3月4日と3月5日に第1節に5試合が行われました。今節に予定されていたスリ・パハンFC対トレンガヌFCの試合は、スリ・パハンFCの選手及び監督、コーチに総勢20名の新型コロナ陽性者が見つかったため延期されています。

2022年3月4日(金)@サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
サラワク・ユナイテッド 0-1 クダ・ダルル・アマン
⚽️クダ:ロナルド・ンガ(16分)
🟨サラワク2-ヌル・シャミル・イスズアン、ボリス・ボック
🟨クダ1-シャーリル・サアリ
MOM:ロナルド・ンガ
 新加入のロナルド・ンガの今季スーパーリーグゴール第1号となるゴールで先制したクダがそのまま逃げ切っています。サラワクはGKシャルビニー・アラウィー が好セーブを連発しクダを1点に抑えたものの、攻撃陣が不発でした。

2022年3月4日(金)@リカススタジアム(サバ州コタキナバル)
サバ 0-1 ヌグリスンビラン
⚽️ヌグリスンビラン:カイリ・ジョーンズ(52分)
🟨サバ2:トミー・マワト、イルファン・ファイザル
🟨ヌグリスンビラン1:チェ・ラシド
MOM:カイリ・ジョーンズ
 前評判の高かったサバを昇格組のヌグリスンビランが破り、4シーズンぶりにスーパーリーグで勝点3を挙げています。サバFCはヌグリスンビラン以上にチャンスを作りましたが、新加入のネト・ペソアのPK失敗などもあり、好機を生かすことができませんでした。
 今季からサバFCに加入した加賀山泰毅選手は先発して、フル出場しています。

2022年3月4日@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダル・プテリ)
JDT 1-0 ペナン
⚽️JDT:ベルグソン・ダ・シルヴァ(69分)
🟨JDT1:フェルナンド・フォレスティエリ
🟨ペナン4:カトゥル・アヌアル、アルヘルウィ・ヒラル・バサム、ムハマド・ラフィウディン、モハマド・アジザン
MOM:ベルグソン・ダ・シルヴァ
 JDTがスコア以上の圧勝で勝点3を挙げています。ペナンはプレシーズンマッチでの暴力行為で出場停止となっているエンドリックとカサグランデの主力を欠きながら、JDTの猛攻に耐え続けましたが、最後に力尽きました。

2022年3月4日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
KLシティ 3-3 スランゴール
⚽️KL:ザフリ・ヤハヤ(20分)、ハディン・アズマン(32分)、ライアン・ランバート(61分)
⚽️スランゴール:ユーリ・エンリケ(12分)、カイオン2(27分PK、78分PK)
🟨KL4:ジャンカルロ・ガリフロッコ2、アクラム・マヒナン、ケニー・パッラジ
🟨スランゴール2:ユーリ・エンリケ、シャヒル・バシャー
🟥KL1:ジャンカルロ・ガリフロッコ(イエロー2枚により退場)
MOM:カイオン
 ともに首都圏に本拠地を持つスランゴールとKLシティのクランバリーダービーは引き分けに終わっています。KLが3-2とリードして迎えた78分にイルファン・ザカリアがペナルティーエリア内で痛恨のハンドを犯し、これをこの試合2本目のPKとなったカイオンが決めてスランゴールが同点に追いついています。
 カイオンの1点目のPK、そしてジャンカルロ・ガリフロッコの2枚のイエローと、フィトゥリ・マスコン主審による「疑惑」の判定に泣かされたKLですが、昨季から続くホームでの無敗記録を17に伸ばしています。

2022年3月5日(土)@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティ 1-0 マラッカ・ユナイテッド
⚽️PJシティ:S・クマーラン(43分)
🟨PJシティ3:カラムラー・アル=ハフィズ、ダレン・ロック、コギレスワラン・ラジ
🟨マラッカ1:ファドリ・シャス
MOM:ダレン・ロック
 外国籍選手ゼロのPJシティが昨季得点王のイフェダヨ・オルセグンを擁するマラッカ・ユナイテッドを無得点に抑えて今季初勝利を挙げています。
 この試合はスタジアムで観戦しましたが、昨季は負けないサッカーをしていたPJシティでしたが、少なくともこの試合では積極的に攻める様子が見られ、ボールポゼッションでもマラッカを圧倒していました。決勝ゴールを挙げた新加入のS・クマーランと代表復帰を目指すダレン・ロックの2トップは、昨季のPJシティにはなかった攻撃力となりそうです。
 一方のマラッカは前線では1トップのイフェダヨ選手が孤立する場面が目立つなど、チームの連携がまだ不十分な印象でした。

2022年3月5日(土)に予定されていたスリ・パハンFC対トレンガヌFCの試合は、スリ・パハンFCの選手及び監督、コーチに総勢20名の新型コロナ陽性者が見つかったため延期されています。

チーム勝点
1JDT11001013
2KDA11001013
3NSE11001013
4PJC11001013
5SEL10103301
6KLC10103301
7TRE00000100
8PHG00000100
9PEN100101-10
10SWU100101-10
11SAB100101-10
12MLU100101-10
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、PHG-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MLU-マラッカ・ユナイテッド

3月5日のニュース
Mリーグ2部プレミアリーグは本日開幕も新型コロナにより5試合中4試合が延期
ペラFCは今季リーグ開幕前に早くも給料未払いが発覚

昨日開幕したMリーグ1部スーパーリーグは、JDT、クダ、そして昇格組のヌグリスンビランが今季初勝利を飾り、いずれも首都圏に本拠地を持つKLシティとスランゴールの対戦となったクランバリーダービーは3-3の引き分けとなっています。またスーパーリーグでプレーする唯一の日本人選手、サバFCの加賀山泰毅選手は10番をつけて先発し、フル出場でMリーグデビューを飾っています。

その一方で本日予定されていたパハン対トレンガヌは、パハンの選手と監督、コーチ合わせて20名が新型コロナ検査で陽性となったことから延期されています。後述しますが、2部プレミアリーグも4試合延期されるなど、今季のMリーグも新型コロナに振り回されそうな予感です。

Mリーグ2部プレミアリーグは本日開幕も新型コロナにより5試合中4試合が延期

昨日のMリーグ1部スーパーリーグ開幕に続き、本日3月5日には2部プレミアリーグが開幕します。開幕節第1節には5試合が予定されていましたが、複数のチームで新型コロナ検査で陽性者が出たため、延期が決定したのは本山雅志、深井脩平両選手が所属するクランタン・ユナイテッドFCや、谷川由来選手が所属するクチンシティFCのの試合を含めた5試合中4試合が延期されています。

ペラFC対クランタン・ユナイテッドFC戦は、ペラFCの選手6名が陽性、14名の選手が有症状の濃厚接触者となったことから延期となり、さらに3月14日のFAカップ1回戦キジャン・レンジャーズ戦も延期となりました。またトレンガヌII対UITM FC戦は、UITM FCの選手12名が陽性、残る選手は濃厚接触者となったことから延期され、3月22日のFAカップ1回戦クチンシティFC戦も延期されています。

プレミアリーグ第1節は、既報の通り3月5日に予定されていたスランゴール2対FAM-MSNプロジェクトと、3月7日に予定されていたPDRM FC対谷川由来選手所属のクチンシティFCの2試合の延期が決まっています。

3/5(土)キックオフ
ペラクランタン・ユナイテッド延期
トレンガヌIIUITM FC延期
スランゴール2FAM-MSNプロジェクト延期
JDT IIクランタンFC20:15
3/7(月)
PDRM FCクチンシティFC延期
ペラFCは今季リーグ開幕前に早くも給料未払いが発覚

昨季2021年シーズンには給料未払いから主力選手の大半がシーズン途中に退団し、1部スーパーリーグで11位に終わり、今季は2部プレミアリーグに降格したペラFCは、今季開幕直前には未払い給料を理由にFIFAとマレーシアサッカー協会FAMからトランスファーウィンドウ期間中の新規選手獲得禁止処分を受けたことから選手不足に陥り、結局、U19とU21チームの選手をトップチームに昇格させてリーグ出場条件となる20名の選手を登録し、プレミアリーグへの参加が認められました。

しかし、今季開幕を前にさらなる給料未払い問題が明らかになっています。今回は2ヶ月分の給料が未払いとなっているということですが、ペラFCのムハマド・ヤヌス・ザカリアCEOは来週月曜日の3月7日までにまずは1ヶ月分を支払うことを約束していると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。

ペラFCは昨季在籍したいずれもブラジル出身のレアンドロ・ドス・サントスとカレッカ両選手への給料が未払いとなっている他、両選手の代理人への手数料支払いも滞っていることが報じられています。また2020年シーズン開幕前に一旦は契約しながら、その後にケガが発覚したことを理由に契約を解除したジェオン・ヒヨソク(韓国)に対しても同様の未払いがあるとされ、未払い給料と手数料の総額は170万リンギ(およそ4690万円)となっているということですが、こちらについては来月4月末までに支払う予定であるとヤヌスCEOは話しています。


3月4日のニュース
Mリーグ1部スーパーリーグが本日開幕
コーチや選手が新型コロナ検査で陽性反応を示したMリーグ2部の開幕節2試合が延期に
FAMは東南アジア競技大会の男子サッカー参加と女子サッカー不参加を発表-女子選手やサポーターから失望の声が上がる

Mリーグ1部スーパーリーグが本日開幕

Mリーグ1部スーパーリーグの今季2022年シーズンが本日開幕します。第1節のカードは以下の通りです。(カッコ内は昨季の1部スーパーリーグの順位。なおキックオフは全てマレーシア時間。日本時間はこのプラス1時間です。)なお、今季のスーパーリーグは、リーグの冠スポンサーUnifiのYouTubeチャンネルで配信されます。UnifiのYouTubeチャンネルはこちらです。

3/4(金)キックオフ
サラワク(2部2位)クダ(2位)20:15
KLシティ(6位)スランゴール(5位)21:00
JDT(1位)ペナン(3位)21:00
サバ(9位)ヌグリスンビラン(2部1位)19:00
3/5(土)
パハン(10位)トレンガヌ(4位)20:15
PJシティ(7位)マラッカ(8位)21:00
コーチや選手が新型コロナ検査で陽性反応を示したMリーグ2部の開幕節2試合が延期に

Mリーグ2部プレミアリーグは1部スーパーリーグから1日遅れて明日3月5日に開幕しますが、Mリーグを運営するMFLは開幕節第1節に予定されていた2試合の延期を公式サイトで発表しています。

延期となったのは3月5日に予定されていたスランゴール2対FAM-MSNプロジェクトと、3月7日に予定されていたPDRM FC対クチンシティFCの2試合です。MFLの発表では、FAM-MSNプロジェクトはコーチ2名と選手全員が、PDRM FCはコーチ1名と選手14名が新型コロナ検査で陽性反応を示したことから、延期が決まったということです。

これについてMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは「マレーシアカップ開始時期はシーズン終盤で試合の延期が不可能な状況であったことから1人でも感染者が出たチームは不戦敗となったが、今季は試合当日のベンチ入りメンバーの半数以上が感染者あるいは濃厚接触者となった場合に限り、該当チームから新型コロナ検査結果とチームドクターの署名入り書類の提出を条件に試合の延期を認めることとなった。」と話し、新型コロナに関するMFLの規則が変更となったことについて言及しています。なお、昨季末のマレーシアカップではチーム内に感染者が出たことにより試合が行えなくなったヌグリスンビランFCが3試合で不戦敗となる扱いを受けていました。、

またスチュアートCEOは、今後も試合延期が繰り返され、リーグ日程に深刻な絵強を与えるような事態になった場合には、対応策がMFLの理事会で協議されることも明らかにしています。

FAMは東南アジア競技大会の男子サッカー参加と女子サッカー不参加を発表-女子選手やサポーターから失望の声が上がる

昨年2021年末の東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップではA代表がグループステージで敗退、先月2月に行われたAFF U23選手権ではU23代表がラオスに2連敗してやはりグループステージを突破できずに敗退していますが、マレーシアサッカー協会FAMは今年5月にベトナムで開催される東南アジア競技大会通称シーゲームズにU23代表が出場する一方で、女子代表については大会不参加を発表しています。

FAMのサイフディン・アブ・バカル事務局長は、AFF U23選手権で敗れたU23代表をシーゲームズに出場させることには何ら問題はないと話し、6月にウズベキスタンで開催されるAFC U23選手権の準備となるようなチームを編成すると話しています。またA代表は同じ6月にAFC選手権アジアカップ2023年大会最終予選があることから、選手選考については、A代表のキム・パンゴン監督、U23代表のブラッド・マロニー監督、そしてFAMのスコット・オドネルTD(テクニカルディレクター)らが協議して行うとも話しています。

またサイフディン事務局長はシーゲーム出場に際して、U23代表は女子フットサル代表とともにカテゴリーBとなった一方で、eスポーツのサッカーに出場するサッカーeマレーシア代表はカテゴリーAとなったことも明らかにしています。(注:カテゴリーAは過去の実績から大会の上位3位までに入賞が予想される個人や団体に与えられ、マレーシアオリンピック協会OCMが出場費用を全額負担します。またカテゴリーBは上位6位までに入ることが期待される個人及び団体に与えられ、所属する協議連盟、サッカーではFAM、が出場費用を負担することになっています。)

サイフディン事務局長は、過去5大会連続師弟出場している女子サッカー代表については不参加を発表しましたが、その理由については明言しませんでした。なお女子サッカー代表はこれまでメダル獲得の経験がなく、2019年のシーゲームズ フィリピン大会ではグループステージで敗退しています。(同大会では男子(U23代表)もグループステージで最下位となり敗退しています。)

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女子サッカーについてはFAMのハミディン会長が、自身が会長になって以来、最も活動が盛んになった部門であると自画自賛し、AFCのサルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファ会長と会談した際も、女子サッカー、ビーチサッカー、フットサルの発展に注力するとも述べていることから、ソーシャルメディア上ではこの女子サッカー不参加に対して失望や非難の声が上がっています。

3月3日のニュース
Mリーグ2部プレミアリーグの全試合がYouTubeで配信
キム新監督の代表メンバーは3月半ばに発表か
サラワク・ユナイテッドの監督に前スランゴール監督のサティアナタンTDが就任

Mリーグ2部プレミアリーグの全試合がYouTubeで配信

Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは公式サイト上で、3月5日に開幕する今季2022年シーズンのMリーグ2部プレミアリーグの全試合がYouTubeで配信されることを発表しています。MFLの公式YouTubeチャンネルはこちらです。

今季は10チームで争われるプレミアリーグですが、その中には本山雅志、深井脩平選手と東山晃テクニカルディレクターが在籍するクランタン・ユナイテッドFC、谷川由来選手が所属するクチンシティFCが含まれています。今季のプレミアリーグの日程はこちらです。

開幕戦が行われるプレミアリーグ第1節の日程は以下の通りです(キックオフはマレーシア時間。日本時間はプラス1時間です。)

3月5日(土)キックオフ
ペラFCクランタン・ユナイテッドFC21:00
トレンガヌFC IIUITM FC20:15
スランゴールFC2FAM-MSNプロジェクト21:00
JDT IIクランタンFC20:15
3月7日(月)
PDRM FCクチンシティFC21:00

またMリーグ1部スーパーリーグは昨季同様、リーグの冠スポンサーでもあるマレーシアのマルチメディア企業UnifiのYouTubeチャンネルで配信されることも発表されています。UnifiのYouTubeチャンネルはこちらです。

キム新監督の代表メンバーは3月半ばに発表か

マレーシア代表のキム・パンゴン新監督は今月2月にマレーシア入りして以降は積極的に各クラブの練習に足を運び、JDTとKLシティが対戦した先週末のチャリティーカップもスルタン・イブラヒムスタジアムで観戦したようです。

そのキム監督の初陣となるのは3月23日のフィリピン戦と3月26日のシンガポール戦となることがマレーシアサッカー協会FAMから発表されていますが、これらの試合に向けて、キム監督とコーチ陣は、明日3月4日に開幕する今季のMリーグの第1節6試合と第3節6試合の計12試合をスタジアムと映像とで観戦予定であると、英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。

同じ記事の中では、A代表のチームマネージャを務めながらスズキカップでの惨敗後に辞任したFAMのユソフ・マハディ会長代行は、3月16日頃までには代表候補合宿招集メンバーが決まりだろうと話しています。

マレーシア代表は3月の練習試合2試合の後は、6月にクアラルンプールで開催されるAFC選手権アジアカップ2023最終予選で、バーレーン、トルクメニスタン、バングラディシュと対戦します。

サラワク・ユナイテッドの監督に前スランゴール監督のサティアナタンTDが就任

キム・パンゴン代表監督がアシスタントコーチに指名したE・エラヴァラサン監督が退任したサラワク・ユナイテッドFCは、B・サティアナタンTD(テクニカルディレクター)の監督就任を発表しています。

昨日3月2日に監督就任後の初練習を指揮したサティアナタン監督は、3月4日の開幕戦で対戦する昨季2位のクダ・ダルル・アマンFC、3月9日の第2節で対戦するに昨季チャンピオンのJDTの対策については、わずか2日ではできることはないと話し、エラヴァラサン前監督のゲームプラン通りに試合を進めたいと、スタジアムアストロの取材に答えています。

昨年末に給料未払い問題が明らかになり、今季のクラブはその返済を優先し、積極的な補強が叶わなかったものの、サティアナタン監督は今季の目標に1部スーパーリーグ残留を挙げたものの、有名選手不在のチーム状況については、1試合ごとに選手が全力を尽くせるようにしたいと話すにとどまっています。