1月19日のニュース:ケランタンFCサポーターがオーナー対FAM・MFL論争の即時解決を求める、JDTがジョナサン・エレーラを獲得

ケランタンFCサポーターがオーナー対FAM・MFL論争の即時解決を求める
 このブログでも連日、取り上げているケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーがマレーシアサッカー協会FAM、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLと繰り広げている場外バトルについて、ケランタン州のサッカーサポーターによるオンラインサポータークラブのKelet.Netは、不毛な論争を解決するためには三者が直ちに話し合いを持つべきだと提案しています。
 マレーシアの通信社ブルナマは、Kelete. Netのモハマド・ヌルル・モハマド・ユウソー会長は、三者の論争は見苦しく誰にとっても利益がないどころか、状況をより複雑化し、長引かせるものだと指摘し、速やかに話し合いをもつべきだという声明を発表しています。
 勝点剥奪処分から放映権料未払い、そして審判へ給料未払いなどの問題について、三者がそれぞれメディアや自身のソーシャルメディアを使って発言する一方、直接の対話が全く行われていないことを指摘しているモハマド・ヌルル氏は、対立解消のためにはFAMがノリザム オーナーとMFLともに話し合いを持つこと、またノリザム オーナーもFAMやMFLへの不満を安易にソーシャルメディア上で明かすのではなく、正式な方法で不服申し立てを行うべきであることなどを提言しています。

JDTがジョナサン・エレーラを獲得
 Mリーグ1部で7連覇中のジョホール・ダルル・タジムJDTは、新たな外国籍選手としてアルゼンチン出身のFWジョナサン・エレーラの加入をクラブの公式Facebookで発表しています。
 JDTのスポーツディレクターであるマーティン・プレスト氏の名前で投稿されたエレーラ選手加入の発表では、プレースタイルや年齢(29歳)がJDTのサッカースタイルに適していることが獲得の理由に挙げられています。
 隔離期間が終了次第、エレーラ選手はメディアに公開されるということですが、この他、今回の投稿では他に2名の選手が新たにJDTに加わることも明かされています。
 またこれを報じたブルナマの記事では、このエレーラ選手は、昨季はアルゼンチン2部のCDリエストラでプレーしたということです。
 エレーラ選手は昨季いっぱいで退団し、タイ1部のBGパトゥム・ユナイテッドへ移籍したジオゴ・サントスの穴を埋めることが期待されています。

1月18日のニュース:FIBはクラブライセンス交付をけた3クラブを今後も監視、ケランタンFCオーナー対MリーグCEOの第2ラウンド勃発、マレーシアが出場予定のAFC U19選手権は結局中止に

 ケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーがマレーシアサッカー協会FAM、マレーシアンフットボールリーグMFLと繰り広げている舌戦が第2ラウンドに入りました。野次馬根性丸出しで取り上げています。

FIBはクラブライセンス交付をけた3クラブを今後も監視
 マレーシアサッカー協会FAMが、条件付きで2021年のクラブライセンスが交付されていた7クラブの内、UKM FCを除いた6クラブにフルクラブライセンスを交付したことは、先日のこのブログでも取り上げましたが、ライセンス交付を担当するFAMのクラブライセンス交付第一審査機関(FIB)のシーク・モハマド・ナシル議長は、Mリーグ1部のマラッカ・ユナイテッド、スリ・パハン、そして2部のサラワク・ユナイテッドの3クラブについて、FIBに提出された宣言書の内容が守られなかった場合には交付されたクラブライセンスの無効も含めた措置を取る可能性があるとし、今後もこの3クラブを監視していくと話しています。
 マレーシア語紙ブリタハリアン電子版によれば、選手の税金と労働者積立金を滞納しているマラッカ・ユナイテッドと未払い給料を抱えるスリ・パハンとサラワク・ユナイテッドは、いずれもこれらを分割で支払うことを関係機関及び選手との間で合意しており、マラッカ・ユナイテッドは1回目の支払い分となる47万6160リンギを、ケランタンFA(ケランタンFCではありません)は4万4327リンギの支払いをそれぞれ終えており、残る未払い給料も予定されている日程に沿って支払われることになっているということです。またサラワク・ユナイテッドは来月2月よりやはり分割で未払い給料の支払いを行うということです。
 この状況についてシーク・モハマド・ナシルFIB議長はこの3クラブがフルライセンス交付に当たっての条件となっている分割払いが行われる状況を監視し続けるとし、この分割払いが予定通り行われない場合や、マレーシア人以外の選手への未払い給料問題が発覚した場合には、クラブライセンスの無効化も含めた処分を行うと話しています。

ケランタンFCオーナー対MリーグCEOの第2ラウンド勃発
 Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOは、ケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーに対して、MFLの方針に反するコメントを公言することは、倫理規定に反する行為であると非難しましたが、ノリザム オーナーはこれに対してさらに反論を行なっているとブリタハリアンが報じています。
 未払い給料問題を抱えるケランタン州サッカー協会(ケランタン州FA)がこの問題を解決しなければ、FAMはケランタンFCの勝点剥奪処分を課すという発言の有無をめぐってFAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長とメディア上で非難の応酬を繰り広げたノリザム オーナーはその流れでMFLへも非難の矛先を向けました。これに対してMFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOは既に各クラブに対して説明済みの問題を敢えて蒸し返したとして倫理規定に違反するとしてノリザム オーナーを非難し、理由説明書を送付して説明を求めました。
 これで一件落着かと思いきや、ノリザム オーナーは理由説明書を受け取ったことを明らかにした上で、MFLのアブドル・ガニCEOに対して「MFLのCEOであるにも関わらず、ケランタン州FAとケランタンFCは民営化の結果、互いに別の組織となったことを理解していない。Mリーグ参加クラブを所有しているのが誰なのかをもっと正確に把握するべきだ。」と改めて非難しています。
 昨年9月にケランタン州FAからクラブの経営権を買い取ったノリザム オーナーは所有するケランタンFCがMリーグやMFLにマイナスイメージを植え付ける意図は全くはないとした上で、MFLに対して組織の透明性をより高め、Mリーグクラブのオーナーともミーティングを行うなど、プロらしく行動するべきであると提言しています。
 「MFLは経営状況を公開し、信用性、透明性、法令遵守をより高めるべきである。ケランタンFCは現在に至るまでMFLから会計監査の結果や年次総会の日程などの連絡を全く知らされていない。」とも述べているノリザム オーナーは、自身がMFLに求めているのはMリーグの地位や価値を高めるために、企業経営の監督管理を改善するための行為であるとも話しています。

AFC U19選手権は結局中止に
 東南アジアサッカー連盟AFFの公式サイトでは、昨年から延期されていたアジアサッカー連盟AFC U19選手権とU16選手権がいずれも中止となったと報じています。
 インドネシアサッカー協会(PSSI)のモハマド・イリアワン会長が今月1月15日にAFCから中止決定を知らせる内容を公式に書面で受け取ったことを報じている他、その書面にはAFCフットサル選手権とAFCビーチサッカー選手権の中止も書かれていたということです。
 マレーシアも出場予定だったAFC U19選手権は昨年10月にウズベキスタンで開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で今年3月に日程が変更になっていました。また同U16選手権は9月にバーレーンで開催予定でしたが、こちらも今年3月から4月にかけての開催に日程が変更になっていました。またこの両選手権の上位チームが出場する予定だったFIFA U20W杯と同U17W杯は既に中止が決まっていました。
 この中止決定を受け入れたと話すイリアワンPSSI会長は、AFCの決定を尊重するとし、中止によってPSSIはU16代表とU19代表の強化により多くの時間が取れると話しているということです。
 また中止となった選手権は2023年にAFC U20アジアンカップ、AFC U16アジアンカップとしてそれぞれウズベキスタンとバーレーンで開催される予定ということです。
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 U19選手権とU16選手権中止のニュースはAFCの公式サイトでは一切発表されていないのですが、AFFの公式サイトで記事となっていたので、取り上げました。

1月17日のニュース:今度はMFLとケランタンFCオーナーの場外バトル勃発か、JDTが新たな医療施設とトレーニング施設を公開、代表監督就任のラジャゴパル氏がブルネイ入り、クチンシティのアシスタントコーチに前UKM FC監督が就任

今度はMFLとケランタンFCオーナーの場外バトル勃発か
 Mリーグ2部ケランタンFCは、昨季までケランタン州サッカー協会(ケランタン州FA)が運営していましたが、このケランタン州FAが抱える給料未払い問題により、今季2021年リーグでケランタンFCの勝点が剥奪される可能性が浮上しました。これに噛み付いたのがケランタンFCの新たなオーナーとなったノリザム・トゥキマン氏でしたが、 マレーシアサッカー協会FAMが勝点剥奪を否定したことで一件落着かと思われました。
 しかし今度はノリザム オーナーの発言がMリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLの癇に障った倫理規定に違反した可能性を英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
 ノリザム オーナーはFAMを批判する中で、MFLがMリーグ各クラブに対して放映権料を未だに支払っていないこと、そして審判の給料が未払いになっていることを指摘しました。しかしこれに対してMFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOは、MFLがノリザム オーナーに対しその発言内容の説明を求める理由呈示命令書を送ったことを明らかにしています。
 「放映権料については、昨季分は既に全額を支払っており、今季についてはまだ発生していないことから、ノリザム オーナーの批判については特にコメントすることはない。また審判の給料未払いについては、先日Mリーグ各クラブのCEOと行ったミーティングの際に事情を説明し全員から理解を得ているので、なぜノリザム オーナーが改めて話題にしたのかが理解できない。」とアブドル・ガニCEOは話しています。
 「ノリザム オーナーはMリーグのステークホルダー(利害関係者)として、して良いこととするべきではないことを知っておく必要がある。言い換えれば、MFLの方針に相反する内容を公言することは、MFLの方針を否定していることになる。」とも述べて、ノリザム オーナーを非難しています。
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 これまではサッカーについては全くの部外者であったビジネスマンのノリザム オーナーと、国内サッカーの言わば互助会的な関係で運営されてきたMリーグ各クラブ、MFLとFAMとではそれぞれの「常識」が大きく異なっているようです。ただし、FAMが積極的に進める(というよりもアジアサッカー連盟AFCに急かされている)民営化が本格化すれば、ノリザム オーナーのような「身内以外」の人間が国内サッカーに直接関わる機会もますます増え、従来は起こり得なかった今回のようなFAM批判やMFL批判が今後も起こることが想像できます。MFLとFAMはこれを民営化の「産みの苦しみ」として受け入れるのでしょうか、それともこれまで同様に権威主義を貫いて力でねじ伏せようとするのでしょうか。

JDTが新たな医療施設とトレーニング施設を公開
 Mリーグ1部で7連覇中のジョホール・ダルル・タジムJDTが新たに完成した医療施設とトレーニング施設を公開しています。
 これを報じたニューストレイトタイムズは、医師と物理療法士それぞれ複数名が常駐する施設としては東南アジアで初であると報じています。
 JDTのオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イブラヒム殿下は一人一人の選手のベストパフォーマンスを引き出すため、リハビリや回復のための施設も最高のものを用意していると話しています。
 オンライン上で公開された施設はトレーニング装置や遠赤外線サウナなどが完備されているほか、屋内のランニングトラックなども完備されています。
(私の中途半端な説明より下の映像を見ていただく方が早いです。-JDT TVより)

代表監督就任のラジャゴパル氏がブルネイ入り
 新型コロナウィルスによる影響がサッカー界でも散見される中、ブルネイ代表監督就任が決まっていたラジャゴパル・クリシュナサミー氏は既にブルネイ入りしており、予定通り指導を始めるとニューストレイトタイムズが報じています。
 元マレーシア代表監督としてU23代表を率いて2009年の東南アジア競技大会通称シーゲームズ優勝、そして翌2010年には東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップ優勝などの実績を持つラジャゴパル氏は1月15に日にブルネイ入りしており、現在は入国後に義務付けられている隔離期間中ということです。
 ブルネイサッカー協会と2年契約を結んだラジャゴパル監督は、1996年以来となるアジアサッカー連盟AFC選手権アジアカップの2023年大会本戦出場を目指し、今月1月末には代表候補選手を招集して合宿を開催する予定ということです。

クチンシティのアシスタントコーチに前UKM FC監督が就任
 前トレンガヌFC監督のイルファン・バクティ氏が新監督に就任したMリーグ2部のクチンシティFCのアシスタントコーチに、昨季2020年シーズンは同じMリーグ2部でプレーしたUKM FCで監督を務めたスライマン・フシン氏が就任したことをマレーシア語紙ハリアンメトロ電子版が報じています。
 マレーシア国立大学UKMが運営し、その学生を主体としたクラブだったUKM FCは昨季はMリーグ2部で3勝3分5敗の9位となりましたが、UKMがクラブ運営から撤退を表明し、その後の新たなスポンサーが見つからなかったことから、今季のMリーグには参加しないことが決まっています。
  現役時代はクアラルンプールFA(現クアラルンプール・ユナイテッド)などでプレーしたスライマン氏は、2008年にUKM FCでコーチに就任し、当時3部リーグに所属していたチームで2017年からは監督を務め、その年には3部リーグで優勝し2部昇格を果たし、昇格1年目の2018年、2019年と2年連続で*チャレンジカップ決勝へとチームを導いています。
*チャレンジカップとはマレーシアカップに出場できないMリーグ1部の12位のチームと2部の5位以下のチームが出場する大会で、UKM FCは2018年決勝はトレンガヌFC IIに。2019年決勝はJDT IIにそれぞれ敗れています。

1月16日のニュース:ケランタンFCオーナーがFAMを痛烈に批判-FAMは勝点剥奪処分を否定、ケランタンFCの新監督が決定、今季Mリーグ参加の全クラブにクラブライセンス発給完了

図らずも今回はケランタンFCの記事が集まってしまいました。開幕後も何かと話題になりそうなケランタンFCは今後も取り上げる機会が多くなりそうな予感がします。

ケランタンFCオーナーがFAMを痛烈に批判
 マレーシアサッカー協会FAMがケランタン州サッカー協会(ケランタン州FA)に対し、11名の選手への未払い給料を命じたことは、数日前のこのブログでも取り上げましたが、マレーシアの通信社ブルナマによると、ケランタン州FAが期限までに未払い給料を支払わない場合、今季2021年のMリーグに参加するケランタンFCが勝点3を剥奪される可能性があるという報道が出たことを受け、ケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーが自身のFacebookにFAMを激しく非難するコメントを投稿しています。その内容はMリーグの各クラブに義務付けられた民営化の有効性、さらにFAMによる国内サッカーの運営方法への非難にまで及んでいます。
 「未払い給料問題はケランタン州FAの問題にもかかわらず、(民営化された結果、ケランタン州FAとは別の組織となった)ケランタンFCが勝点剥奪の対象となるとはどういうことか。民営化は一体何のためだったのか。FAMは民営化を支援する立場にありながら、ケランタン州FAにもケランタンFCにも事前に何の通告もせず、いきなりメディアに勝点剥奪について発表するべきではない。」
 「Mリーグの放映権料は未だ、各クラブに支払われておらず、Mリーグの審判も給料が未払いとなっているではないか。FAMは一体何をしたいのか。自らのオフィスの改築か。」ノリザム オーナーはこのような批判を展開していますが、これにとどまらずマレーシアの現在のFIFAランキングが153位であることを「恥ずべきこと」であるとし、一体どんな輩がこの国のサッカーを運営しているのか、とまで述べています。
 ノリザム オーナーは昨年9月に、680万リンギ(およそ1億7500万円)をケランタン州FAに支払ってケランタンFCの経営権を買い取っています。またケランタン州FAは、ノリザム オーナーがクラブを購入する1ヶ月前の昨年8月に、同様の給料未払い問題でリーグ戦の勝点3を剥奪される処分を受けています。

FAMは勝点剥奪処分を否定
 前述のMリーグ2部ケランタンFCのノリザム オーナーの非難を受け、マレーシアサッカー協会FAMは急遽、公式声明を発表し、ケランタン州サッカー協会(ケランタン州FA)が給料未払いとなっている11名の選手の給料を期限までに支払わない場合でも、ケランタンFCが勝点剥奪処分を受けることはないと明言しています。
 ブルナマによれば、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長はそのような発言はしていないと否定しているということです。
 FAMの公式声明でも「残された録音音声を元に判断すると、ラマリンガム事務局長はレポーターからのケランタンFCの勝点剥奪に関する質問に答えないようにしている」としており、またケランタンFCのノリザムオーナーに対しては、事実を確認しないまま、ソーシャルメディア上でFAMに対して批判的なコメントを投稿するべきではなかったと非難しています。
 「ノリザム オーナーはFAMのスチュアート事務局長に直接連絡を取り、そういった発言があったのか、またその真意は何かなどを尋ねていればこのような問題はそもそも怒らなかった。」としています。

ケランタンFCの新監督が決定
 ケランタンFC関連の記事が続きますが、今回は新監督就任のニュースです。前任者のユスリ・チェ・ラー氏の退団により空席となってた監督に、サンマリノ出身のマルコ・ラギニ氏が就任するとマレーシア語紙ブリタハリアン電子版が報じています。
 欧州サッカー連盟UEFAプロライセンスを保持するラギニ氏は、イタリアサッカー協会でインストラクターを務めた経験があるほか、イタリア、スイス、ポルトガル、モンゴル、ナイジェリアでも監督やコーチの経験があるいうことです。
 ラギニ新監督の就任を自身のFacebookで告知したケランタンFCのノリザム オーナーはイタリア出身のGKコーチとスペイン出身のアシスタントコーチとフィットネスコーチを獲得したことも明かしています。

今季Mリーグ参加の全クラブにクラブライセンス発給
 マレーシアサッカー協会FAMの第一審査期間(FIB)は今季2021年シーズン参加のためのクラブライセンスを条件付きで発給されていた7クラブの内、UKM FCを除く6クラブが再審査を通過してフルライセンスを発給されたことを公式サイトで発表しています。
 この7クラブは今季Mリーグ2部に参加するクチンシティFC、ケランタンFC、サラワク・ユナイテッドFC、、1部に参加するペナンFC、スリパハンFC、マラッカ・ユナイテッドFCです。なおUKM FCの条件付きクラブライセンスは今回の審査を通過しなかったため、無効となったということです。
 昨年から断続的に施行されている活動制限令MCOや条件付き活動制限令CMCOなどのため、クラブライセンスの申請期間が昨年10月31日から12月31日まで延長された結果、上記の6クラブにはフルライセンスが発給される一方、このクラブライセンスはあくまでもマレーシア国内のみで有効で、アジアサッカー連盟AFC主催大会への参加はできないということです。
 なお、今回フルライセンスを獲得したクラブの内、マラッカ・ユナイテッドFCは国内歳入庁と従業員積立基金に合わせて27万6000リンギ(およそ709万円)を超える未納があるということですが、新たに設定された支払い期限までに納入できない場合には、クラブライセンスが無効となるということです。
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 国内歳入庁に対し税金未払いがあり、期限までに納入できなければライセンスが無効になる状況にもかかわらず、マラッカ・ユナイテッドFCに支給される条件付きライセンスがフルライセンスになる理由が全くわかりませんが、いずれにせよ、シーズン中にライセンスが無効となり、リーグ開催期間中にクラブの数が減ることだけは勘弁していただきたいです。

1月14日のニュース:FAMはケランタン州FAとマラッカ州FAに未払い給料支払いを命令、ケランタンFCはチーム紹介とユニフォーム発表イベントをランカウィ島で開催、MFLは活動制限令延長の場合の対応も用意

FAMはケランタン州FAとマラッカ州FAに未払い給料支払いを命令
 マレーシアサッカー協会FAMは昨季2020年シーズンにMリーグ2部のケランタンFAを運営したケランタン州サッカー協会(ケランタン州FA)と、1部のマラッカ・ユナイテッドFCを運営したマラッカ州サッカー協会(マラッカ州FA)に対し、未払い給料の支払いを命じています。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、ケランタン州FAは11名の選手に対しての未払い給料の総額18万7778リンギ(およそ482万円)を、マラッカ州FAはカラン・シン・ファーンズに未払い給料9万7500リンギ(およそ250万円)を支払うよう、FAMのステータス委員会が決定を下したということです。
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 未払い給料については、外国籍選手はFIFAへ、マレーシア人選手はFAMへ訴え出るのが普通で、昨年ケランタン州FAからチームの経営権を買い取ったオーナーのノリザム・トゥキマン氏は、かつてケランタンFAに在籍していた複数の外国籍選手の未払い給料を先月12月に完済し、FIFAにより課されていた新たな選手獲得禁止処分の解除に成功しています。

ケランタンFCは今季チーム紹介とユニフォーム発表イベントをケランタン州ではなくランカウィ島で開催
 昨日1月13日より施行されている活動制限令により、Mリーグの2月下旬開幕はその雲行きが怪しくなってきましたが、Mリーグ2部のケランタンFCは例年、開幕前に行なっている今季のチーム紹介とユニフォームのお披露目イベントを本拠地のあるケランタン州ではなく、クダ州ランカウィ島で行うと、ブルナマが報じています。
 ケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーは、ランカウィ島にありケランタンFCが運営するレッドウォリアーズ・ヴィラ・アバディリゾートで標準作業手順SOPに沿った非公開イベントとして2月1日に開催するということです。

MFLは活動制限令延長の場合の対応も用意
 昨日1月13日から連邦直轄地クアラルンプールやスランゴール州などでは活動制限令が施行されています。1月26日に終了が予定されているこの活動制限令が延長された場合でも、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLはその対応策を既に用意済みであるということです。
 MFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOは昨年3月から5月にかけて施行された活動制限令の経験を活かし、今回の活動制限令が延長された場合に備えていわゆるプランBやプランCなど複数の代替策が既に用意されていると、ブルナマに語っています。
 「新型コロナスパイクの新規感染者数が増加している現状では、活動制限令が必要なことはMFLも理解しているが、今季のMリーグやマレーシアカップ、FAカップなどがスムーズに行われるよう活動制限令が延長されないことを切に願っている。」と話すアブドル・ガニCEOは、活動制限令が予定通り1月26日に終了する場合、Mリーグ各クラブは開幕まで十分な時間が確保できるとして2月26日の今季開幕日を変更する予定はないとも話しています。

1月13日のニュース(2):MFLがMリーグ全クラブに活動制限令施行期間中の練習中止を命じる

MFLが全クラブに活動制限令施行期間中の練習中止を命じる
 Mリーグを主催するマレーシアンフットボールリーグMFLは、1月12日付でMリーグ1部と2部の全24チームに対して練習中止を指示したと、マレーシア語紙ウトゥサンムラユ電子版が報じています。
 2月下旬の今季Mリーグを控え、各クラブはプレシーズン練習を行なっていますが、これに水を差すように、本日1月13日より連邦直轄地クアラルンプール、プトラジャヤ及びラブアンとスランゴール、ペナン、ジョホール、マラッカの各州にロックダウンとも言える活動制限令が施行されていますが、今回の練習中止命令はこの活動制限令が施行されていない地域を本拠地とするクラブも含めた全クラブが対象です。
 MFLのハミディン・アミン会長は1月26日まで2週間の予定で施行される活動制限例期間中のMリーグ1部、2部および3部以下やユースカップ(U19)、プレジデントカップ(U21)チームの練習を全て中止するよう求めているということです。
 マレーシアサッカー協会の会長でもあるハミディン会長は、Mリーグはマレーシア政府の方針に従う必要があるとして、昨日開かれたFAM理事会後の記者会見で練習中止を発表しています。
 なおハミディン会長は、活動制限令が延長された場合に備えて複数の対応策などもこのFAM理事会で検討されたことも明かしています。
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 FAMやMFLの公式サイトや公式Facebookにも全チームへの練習中止指示については掲載されておらず、このニュースを報じているのがウトゥサンムラユだけなのが気になりますが、とりあえず取り上げました。
 FAMの公式Facebookでは上記の理事会で決定したこととして、今月1月16日から25日までの日程で予定されていた代表合宿の中止、今年2021年11月にベトナムのハノイで開催される東南アジア競技大会通称シーゲームズにU19代表を派遣すること(通常はオリンピックに準じてU23代表が派遣されます)、またこのU19代表が2024年パリオリンピック予選に備えてアジアサッカー連盟AFCU23選手権予選にも出場することなどが挙げられています。

1月13日のニュース:ペナンはタイ3部クラブから元U19代表を獲得、ヌグリスンビランは既に外国籍選手が埋まる、クチンシティはブラジルトリオ結成

ペナンFCはタイ3部リーグクラブから元U19代表を獲得
 今季2021年シーズンから1部に昇格するペナンFCは公式Facebook上で、昨季はタイ3部リーグのアーントーンFCでプレーしたFWザフアン・アゼマン、そして同じく昨季はMリーグ1部のクダFA(現クダ・ダルル・アマンFC)でプレーしたMFデイヴィッド・ロウリーの獲得を発表しています。
 元U19代表で21歳のザフアン選手は、新型コロナウィルスにより経費節減を目指したアーントーンFCが複数の外国籍選手との契約が更新しなかったことから、所属先を失っていました。
 また2018年のケランタンFA(現ケランタンFC)加入からMリーグでプレーするロウリー選手はオーストラリア出身ですが、マレーシア人の母親を持つことからマレーシア人選手として登録されます。
(下はペナンFC公式Facebookに掲載された新加入選手紹介)

ヌグリスンビランFCは既に外国籍選手枠が埋まる
 昨季2020年シーズンはMリーグ2部で11位に終わったヌグリスンビランFCはブラジルやカメルーン出身の新たな外国籍選手3名と既に契約していると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。
 今季からヌグリスンビランFCの指揮を取るデヴァン・クップサミー監督によれば、3名の選手の内2名の選手は渡航者に義務付けられている隔離期間をマレーシア国内で過ごしており、残る1名も1月15日にマレーシア入国予定ということです。
 さらにこの3名のうち2名はブラジル出身のDFでクウェートやオマーンのリーグでのプレー経験があり、もう一人は過去2シーズンはインドネシアでプレーした攻撃的MF、残る1名はカメルーン出身のFWだということです。この他、韓国出身の選手も獲得済みであることが発表されており、2部リーグのクラブに与えられている外国籍選手の4枠全てが埋まったことになります。
 この他、クダ・ダルル・アマンFCより10年ぶりに復帰するFWザフアン・アドハが今季のチームの主将を務めることも発表されています。
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 JDTのDFアイディル・ザフアンの双子の弟でもあるザフアン・アドハはヌグリスンビラン州スレンバン出身で、この兄弟二人がともに在籍した2005/2006年シーズン(当時のMリーグは12月開幕、5月閉幕)にはヌグリスンビランFA(現ヌグリスンビランFC)は1部スーパーリーグで優勝を果たしただけでなく、2010年のマレーシアカップ優勝、さらに2011年のFAカップ優勝もヌグリスンビランFAで経験しています。

クチンシティはブラジルトリオ結成
 Mリーグ2部で昨季は3部からの昇格初年度で4位と検討したクチンシティFC(旧クチンFA)に第3のブラジル出身選手が加わると、マレーシア語紙ブリタハリアン電子版が報じています。
 今季から加わるのは、昨季は同じ2部のケランタン・ユナイテッドFCでプレーしたDFアイルトン・アレマオです。昨季から残留するFWハドソン・ディアス、そしてケガにより昨季はプレーできなかったFWレオナルド・アウヴェスとのブラジルトリオにMF鈴木雄太が加わる外国籍選手と主将のジョセフ・カラン・ティを中心とするサラワク州出身の選手たちに対しては、今季から指揮を取るイルファン・バクティ監督も大きな期待をかけていると話し、来季1部へ自動昇格権が得られるリーグ上位2位以内を今季の目標に挙げています。

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1月12日のニュース:首都圏を含む複数地域に活動制限令再施行-サッカーへの影響は必至

首都圏を含む複数地域に活動制限令再施行-サッカーへの影響は必至
 マレーシアのムヒディン・ヤシン首相は昨日1月11日に、新型コロナウィルス感染が続いていることから、1月13日から1月26日までの14日間にわたる活動制限令MCOを連邦直轄地クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアンおよびスランゴール州、ペナン州、ジョホール州、マラッカ州、そして東マレーシアのサバ州に施行することを発表しました。活動制限令の施行は、昨年3月18日より施行された前回の活動制限令が終了し、条件付き活動制限令CMCOへ移行した昨年5月3日以来となります。
 上記地域以外でも、クダ州、ペラ州、ケランタン州、トレンガヌ州、ヌグリスンビラン州、パハン州の6週には条件付き活動制限令CMCOがやはり1月13日から1月26日まで施行される一方、プルリス州とサラワク州については回復に向けた活動制限令RMCOを維持するとしています。
 連日2000名前後で推移し続けている感染者増加により公立病院の中には収容可能患者数の上限に近づいているとして、食料品、医薬品、家庭用品などの必需品を扱う製造業や運輸、サービス業など限られた業種にのみ操業継続が認められる他、州を跨いだ移動が禁止されます。また必需品買い出しのための移動は半径10km以内とし、飲食店では持ち帰りのみが可能となります。
 また運動に関してはジョギングなど野外スポーツ自体は許されているものの、一緒に行えるのは家族だけといった条件がついており、活動制限令施行地域でのグループで行うスポーツ活動は禁じられています。
 なお本日1月12日には活動制限令施行地域で遵守が求められる標準作業手順SOPの詳細が発表されることになっており、サッカー界への具体的な影響が明らかになりそうです。
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 上記の活動制限令施行地域にはJDTやスランゴールFCなどMリーグの6クラブが本拠地を持っており、2月下旬のMリーグ開幕に向けて行なっているプレシーズン練習への影響は必至です。また1月16日からスランゴール州プタリンジャヤで予定されている代表合宿の開催も危ぶまれています。

1月10日のニュース:PJシティの選手が新型コロナ陽性、クアラルンプールUにはホダック新監督が急遽就任、マラッカU監督は新外国籍選手に期待

PJシティの選手が新型コロナ陽性
 2月下旬の今季2021年シーズン開幕に迎え、各クラブはプレシーズンの練習を始めている中、Mリーグクラブとして初の新型コロナウィルス陽性者が1部のPJシティFCから数名出たと、英字紙スター電子版が報じています。
 2月下旬に予定されている今季Mリーグの開幕前に各クラブには新型コロナウィルスに対する検査が義務付けられており、PJシティFCは先月12月29日に選手と監督、コーチ及び関係者全員が検査を受けたということですが、その際には3名のコーチと6名の選手に陽性反応が出ており、この内の数名は入院、残りは自宅で隔離を行い、陰線反応が出た残りの選手やスタッフも自宅待機となっていました。
 そして1週間後の今月4日に前回の検査で陽性反応が出た選手たちを対象に再検査を行ったところ、選手1名から再度陽性反応が出たということです。
 PJシティFCのガネシュ・シャンムガンCEOは今回の報道を認めた上で、全ては管理下にあり心配は無用と話しています。
 Mリーグ1部と2部の全てのクラブは既にプレシーズン練習を開始していますが、今回のPJシティFC以外には新型コロナウィルス陽性反応が出たケースはこれまで報告されていませんでした。

クアラルンプールUにはホダック新監督が急遽就任
 スポーツ専門サイトのスタジアムアストロは、今季Mリーグ1部に昇格するクアラルンプール・ユナイテッドFCの新監督に前マレーシアU19代表監督でクロアチア出身のボジャン・ホダック氏が就任すると伝えています。
 スタジアムアストロの取材に対し、先週、クアラルンプール・ユナイテッドのスタンリー・バーナードCEOから連絡を受けて、チームの現状を説明された上で監督としてのオファーを受けたと話すホダック氏は1年契約プラス1年延長のオプションで契約を結んだことを明らかにしています。
 ケランタンFA(現ケランタンFC)やJDTなどでの監督経験もあるホダック氏は2012年にはケランタンFAをクラブ史上初の国内三冠(リーグ戦、FAカップ、マレーシアカップ)に導いた他、2014年には昨季まで続いているリーグ7連覇の初年度となるリーグ優勝を果たすなど、Mリーグでの実績は十分な監督です。またU19代表監督時代は2017年アジアサッカー連盟AFC U19選手権出場や2018年の東南アジアサッカー連盟AFF U19選手権優勝なども達成しています。
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 クアラルンプール・ユナイテッドの監督には、チリ出身で前東ティモール代表監督を務めたシモン・エリゼッチ氏が就任することが報じられていましたが、今季開幕まで1ヶ月ほどに迫った中での急転直下のホダック監督就任となりました。

マラッカU監督は新外国籍選手に期待
 昨季は給料未払いで勝点3を剥奪されMリーグ1部で9位となったマラッカ・ユナイテッドですが、昨季から続投するザイナル・アビディン・ハサン監督は、今季から加入する新外国籍選手の存在がクラブの順位を押し上げることを期待していると話しています。
 マラッカ・ユナイテッドは昨季はチーム最多の6ゴール(11試合)を挙げたFWウチェ・アグバ(ナイジェリア)と司令塔MFロメル・モラレス(アルゼンチン)と契約を更新しませんでしたが、両選手に代わってフィリピン代表のMFマヌエル・オット(フィリピン1部ユナイテッド・シティFC、旧セレス・ネグロスFCから加入)とクロアチア出身のFWイヴァン・レンドリッチ(クロアチア1部FKジェリェズニチャル・サラエヴォより加入)を新たに獲得しています。この新戦力に昨季からプレーするDFジャン・スクウォン(韓国)、MFソニー・ノルデ(ハイチ)が加わり、5つある外国籍選手枠の4枠が確定しており、ザイナル監督はレンドリッチとコンビを組むもう一人の外国籍FWの獲得を予定していることも明かしています。
 昨季のマラッカ・ユナイテッドは、給料未払いを理由にアセアン(東南アジア)枠で在籍していたナルポン・ワイルド(タイ)が新型コロナウィルスによるMリーグ中断中の7月に退団しており、再開した第5節以降、最終第11節までは外国籍選手4名で戦うことを強いられていました。

1月9日のニュース:スランゴールFCは今後3年はMBPJスタジアムをホームに、サラワクU監督は今季優勝争い参戦に自信、元代表のジュニオール・エルドストールはタイ1部クラブに移籍

スランゴールFCは今後3年はMBPJスタジアムをホームに
 Mリーグ1部のスランゴールFCは今季から少なくとも3シーズンはスランゴール州プタリンジャヤにあるMBPJスタジアムを本拠地として使用するようです。
 これまで本拠地としてきた同州シャーアラムにあるシャーアラムスタジアムが総費用2億5000万リンギ(およそ64億4000万円)とされる大規模な改修工事に入ることから、スランゴールFC運営会社のジョハン・ハミドンCEOは今後2、3年は、同じMリーグ1部PJシティFCのホームでもあるMBPJスタジアムを本拠地とすることを、スランゴール州政府関連企業が発行するスランゴールキニ紙上で明かしています。
 スランゴールFCは昨季2020年シーズン開幕前に、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLからシャーアラムスタジアムの老朽化による危険を指摘されたことによりホームゲームを同スタジアムで開催できなくなり、昨季のホームゲームは同じ1部のUITM FCが使用するスランゴール州シャーアラムのUITMスタジアムを使用していました。(ただし1試合だけはブキジャリルスタジアムでホームゲームを開催したものの、FAMにブキジャリルスタジアムでのホームゲーム開催を禁じられています。)

 昨季2020年シーズンはMリーグ2部で10位、しかも11位のヌグリスンビランFC(旧ヌグリスンビランFA)とは勝点で並びながら得失差で10位となったサラワク・ユナイテッドFC。その監督として2年目となるエラヴァラサン・エランゴワン監督は、2月下旬に開幕予定の今季2021年シーズンに向けて優勝を目指す戦力が整ったと話しています。
 マレーシア語紙ハリアンメトロ電子版によると、その根拠は補強した新戦力にあるということです。昨季はスランゴールFCで主将を務めたテイラー・リガン(オーストラリア)の他、サンドロ・ダ・シルヴァ(スランゴールFCより加入)、ノーシャルル・イドラン・タラハ(タイ1部リーグBGパトゥム・ユナイテッドから加入)、リ・チャンホーン(ペナンFCから加入)らMリーグ経験者を集めたエラヴァラサン監督は、昨季とは大きく異なるチームの編成に自信を持っており、2部の優勝争いはサラワク・ユナイテッドFCを含めた全てのチームにチャンスがあると話しているということです。
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 フェルダ・ユナイテッドFCとUKM FCがリーグ参加を認められず、今季は10チームで争われる2部プレミアリーグですが、その内、4チームは1部スーパーリーグ所属チームのセカンドチームであることから1部昇格ができません。このため今季の2部リーグは6チームが1部昇格の2枠を争うことになります。

元代表のジュニオール・エルドストールはタイ1部クラブに移籍し
 かつてサラワクFA(現サラワク・ユナイテッドFC)やJDTでのプレー経験のあるDFジュニオール・エルドストールはマレーシア人の母親とスウェーデン人の父親を持ち、マレーシア代表でもプレー経験があります。2018年にJDTを退団後は英国7部リーグなどでプレーしていましたが、このエルドストール選手がタイ1部のチョンブリーFCと契約したことをマレーシア語紙ハリアンメトロ電子版が報じています。
 マレーシア人選手のタイリーグ挑戦といえば、今季は既にノーシャルル・イドラン・タラハ(前BGパトゥム・ユナイテッドFC)とモハマドゥ・スマレ(前ポリス・テロFC)の代表コンビがいずれも尻尾を巻いて昨年末で契約を終えてマレーシアへ戻ってきたのは記憶に新しいところです。
 アセアン(東南アジア)枠での契約となるエルドストール選手は、若い選手が多いチョンブリーFCに自分の経験を伝えたいと話していますが、9歳とまだまだ老け込む歳でもないエルドストール選手の東南アジア復帰は、ワールドカップ2022年大会アジア二次予選を控えるマレーシア代表にとって朗報となることを期待したいです。
(チョンブリーFCと契約したエルドストール選手-チョンブリーFC公式サイトより)