タイ1部リーグ第3節の「マレーシアダービー」は意外な結果に
2月26日に行われたタイ1部リーグのBGパトゥナム・ユナイテッド対ポリス・テロFCの試合は、共に今季1部に昇格したクラブ同士の戦いですが、マレーシア視点では、フル代表の選手が所属するクラブ同士のいわば「マレーシアダービー」でした。
BGパトゥム・ユナイテッドにはノーシャルル・イドラン・タラハが、ポリス・テロFCにはドミニク・タンが所属しており、FWノーシャルル選手は過去2試合は先発出場し、DFタン選手は途中交代で出場しています。この両クラブが対戦すれば、ポジション的にも2人が直接対決することがあるかも、と期待していたのですが、意外な結末が待っていました。
結果自体はホームのBGパトゥム・ユナイテッドがポリス・テロFCを3ー0で破って3連勝を飾り、ポリス・テロは連勝が2でストップしたのですが、期待したノーシャルル選手もタン選手も何とこの日は終始ベンチを温めただけで、試合出場がありませんでした…。残念!
次節第4節にはノーシャルル選手のBGパトゥム・ユナイテッドはトラートFCと、タン選手のポリス・テロFCはサムットプラーカーン・シティFCとそれぞれ3月1日に試合を行います。
日本遠征中のU17代表は予定を早めに切り上げて帰国
現在、鹿児島県指宿市で開催中のJENESYS青少年サッカー交流大会に出場中のマレーシアU17代表チームは、大会後に予定されていた予定を全て中止し、明日2月29日の最終戦終了後にマレーシアへ帰国することになったと、マレーシアサッカー協会FAMのFacebookで告知されています。
日本の外務省などが推進するプログラムの一環として開催されているこの大会には、ASEAN(アセアン)東南アジア諸国連合のU17マレーシア代表、U18ミャンマー代表、U19ラオス代表、U19カンボジアおよびU19東ティモール代表(注:東ティモールはASEANのメンバー国ではありません)と、U17日本代表、鹿児島県選抜U18、鹿児島ユナイテッドFCU18が出場してます。
当初の予定では、ASEANと東ティモールの選手たちは大会終了後、東京へ移動して3月4日までプログラムを続ける予定でしたが、新型コロナウィルス拡大を心配する日本政府の意向を受けた外務省と日本サッカー協会JFAの判断により、2月29日の順位決定戦でプログラムを終了することになりました。なお、帰国に際しては東京などを経由しない直行便も用意されるようです。
なお2月26日から始まっている大会では、マレーシアU17代表は初戦のラオスU19戦をフルタイム1-1(PK戦2−3)、翌日27日の鹿児島県選抜U18戦もフルタイム2-2(PK戦2-4)と2敗を喫し、本日2月28日にはグループステージ最終戦となるU17日本代表が控えています。