6月23日のニュース:マレーシアFAカップ準決勝の結果まとめ、アセアンが合同で2034年ワールドカップ開催立候補を検討

マレーシアFAカップ準決勝の結果まとめ
今週末はマレーシアフットボールリーグMFLは試合がありません。そこで6月22日(土)に行われたマレーシアFAカップ準決勝第1戦の結果をおしらせします。対戦カードの左側がホームチームです。なお準決勝第2戦は6月29日(土)に予定されています。

クダFA1-0フェルダ・ユナイテッド
得点者:クダFA-フェルナンド・ロドリゲス(70分PK)
 MFL3位のクダFAと最下位フェルダ・ユナイテッドの対戦は、ゴール前に上がったコーナーキックに反応したフェルダ・ユナイテッドのGKノラジアン・ラザリとクダFAの長身DFレナン・アルヴェスが交錯して得たPKをフェルナンド・ロドリゲズが決めた1点を守り切ったクダFAが先勝しました。

パハンFA2−0ペラTBG
得点者:パハンFA-エロルド・グロン2(12分、90分)、ムハマドゥ・スマレ(39分)、ペラTBG-パルティバラン・ジャナセカラン(54分)
 パハンFAの2点目は、右からのクロスを胸で受けたムハマドゥ・スマレが、それを倒れこみながらボレーでシュートした技ありのゴールでしたが、圧巻だったのはパハンFAの3点目。アディショナルタイムに入り、ハーフライン手前、自陣ハーフからエロルド・グロンの蹴った高い弾道のキックに対して、前に出ていたペラTBGのGKハフィズル・ハキムが慌てて下がりながらパンチングするも、ボールはそのままゴールへ吸い込まれるスーパーゴールとなり、パハンFAが先勝しました。

アセアンが合同で2034年ワールドカップ開催立候補を検討
タイのバンコクで本日開幕したアセアン(ASEAN、Association of Southeast Asian Nations東南アジア諸国連合)のサミット。その席でタイのプラユット・チャンオチャ首相が国際サッカー連盟FIFAワールドカップの2034年大会の立候補をアセアン各国と合同で行うことを表明し、このサミットに参加中のマレーシアのマハティール・マハティール首相もこの共催案を支持する発言をしたことを、マレーシアの英字紙ザ・スターの電子版が伝えています。
 地域内に人口およそ6億4千万人を抱えるアセアンは、タイの他、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、ベトナム、ブルネイの10カ国で構成される地域協力機構で、サッカーは間違いなくこの地域のナンバー1スポーツですが、まだワールドカップ本戦に出場した国はありません。
 アセアン内の国が単独でワールドカップを開催することは現実的でないとするマハティール首相は、域内の各国が協力して招致することで実現の可能性は上がるのではないかと話しています。

5月12日のニュース:FAカップ準々決勝結果まとめ、ワールドカップ予選会場が決定

マレーシア国内カップ戦の一つFAカップは準々決勝。1部スーパーリーグ所属の8チームが残ったここからは、一発勝負のノックアウト方式からホームアンドアウェイ方式となります。既に第1戦は4月30日と5月1日に行われており、第2戦が5月11日(金)と12日(土)にかけて行われ、準決勝進出チームが決定しました。

5月10日(金)
パハンFA5-2トレンガヌFC(第1戦1-2第2戦4-0)パハンFAが準決勝進出
得点者(第1戦):パハンFA-ゼ・ラヴ(58分)、トレンガヌFC-マリク・マット・アリフ(10分)、チェチェ・キプレ(27分)
得点者(第2戦):パハンFA-ファイサル・ハリム(7分)ディクソン・ヌワカエメ2(48分PK、63分)、モハマドゥ・スマレ(75分)
 リーグ2位のパハンFAがリーグ7位のトレンガヌFCを破って準決勝進出を決めました。第2戦は両チーム合わせてイエロー1枚という「クリーン」な試合でしたが、トレンガヌFCのイルファン・バクティ監督は、その「クリーン」さが結局、パハンFAにスペースを与えすぎた結果、今シーズン最悪のゲームになったとしています。
 一方、パハンFAのドラ・サレー監督は、体調不良のため第1戦に出場できなかったディクソン・ヌワカエメとサフワン・バハルディンの二人の外国人選手が戦列に復帰したことが大きかったとしています。この試合、パハンFAのGKヘルミ・エリザ・エリアスが前半でボールに触ったのはただ1度とパハンFAが怒涛の攻撃でトレンガヌFCを圧倒しました。
 リーグ2位のパハンFAは、休む間も無くリーグ戦が再開する火曜日には首位JDTと敵地ラーキンスタジアムで対戦します。前節は下位のプタリン・ジャヤ・シティFCにまさかの敗戦で勝点差が5となってしまっているので、優勝を目指すには直接対決でその差を詰める必要があります。

クダFA4-2PKNS FC(第1戦3-1第2戦1-1)クダFAが準決勝進出
得点者(第1戦):クダFA-フェルナンド・ロドリゲズ(14分)、ジョナサン・バウマン2(26分PK、45分)、PKNS FC-ガブリエル・ゲラ(64分)
得点者(第2戦):クダFA-ジョナサン・バウマン(17分)、PKNS FC-アズミル・ユソフ(32分、OG)
 第1戦の貯金が効いて、クダFAが準決勝へ進出しました。リーグ4位のクダFAは、休む間も無くリーグ戦が再開する火曜日には勝点差1で3位にいるスランゴールFAとの対戦が控えています。

5月11日(土)
フェルダ・ユナイテッド3-3クアラルンプール(KL)FA(第1戦3-3、第2戦0−0)フェルダ・ユナイテッドは準決勝進出
得点者(第1戦):フェルダ・ユナイテッド-アズミ・ラヒム2(23分、60分)、ジョシネイ・シャド(75分)、KLFA-インドラ・プトラ・マハユディン2(41分、54分)、パオロ・ジョスエ(80分)
得点者(第2戦):なし
 第1戦、第2戦とも引き分けでしたが、第1戦のKLFAのホームで3点を挙げたフェルダ・ユナイテッドがアウェイゴールのアドヴァンテージで準決勝進出を決めています。
 KLFAの苅部隆太郎選手、フェルダ・ユナイテッドの池田圭選手、渡邉将基選手は第1戦、第2戦とも全員スタメンでフル出場しています。

ペラTBG2-1PKNP FC(第1戦0-0、第2戦2−1)
得点者(第1戦):なし
得点者(第2戦):ペラTBG-ロナウド2(23分、88分)、PKNS FC-ジャンカルロ(72分)
 3日前に獲得したばかりの新戦力ロナウドが先制、逆転と2ゴールの活躍で、ペラTBGが準決勝進出を決めました。特に圧巻だったのは88分の2ゴール目。このままではアウェイゴールでPKNP FCが準決勝進出というところで決めたヘディングのゴールは見事でした。ペラTBGは新戦力とこの試合の勝利で、今後のリーグ戦でも俄然楽しみなチームになりました。
 ペラTBGは準決勝ではパハンFAと対戦します。

ワールドカップ予選会場が決定
マレーシアはFIFAワールドカップ2022年カタール大会の予選に1回戦から出場しますが、その相手となる東ティモールがホームの試合開催を自国外で行うことを希望していたことから、試合会場が決まらずにいましたが、結局、東ティモール戦はホーム、アウェイ共にクアラルンプールのブキ・ジャリル国立競技場で行われることがマレーシアサッカー協会FAMのホームページで告知されています。
 東ティモールの首都ディリにあるスタジアムが、アジアサッカー協会AFCの試合開催基準を満たしていないことが理由ですが、マレーシアにとってはホームだけでなくアウェイの試合も慣れ親しんだグラウンドで、多くの自国サポーターの前で行えることは大きな利点でしょう。ちなみに東チモールは、2018年のアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップのグループマッチのうち、フィリピン戦も自国ではなく、クアラルンプールのKLフットボールスタジアムで開催しています。


4月16日のニュース:FAカップは3回戦へ

FAカップは3回戦へ
マレーシアFAカップはいよいよ3回戦が今日4月16日は4試合、明日4月17日も4試合が行われ、ベスト8が決定します。
 3回戦の注目カードは何と言っても4月17日のジェラントゥトFA対ペラTBGの試合でしょう。マレーシアフットボールリーグMFLの4部アマチュアレベルのM4リーグに属するジェラントゥトFAについて、当地の英字紙ニューストレートタイムズのオンライン版が紹介記事を掲載しています。
 この記事によると、マレー半島東海岸のパハン州ジェラントゥト(ウィキペディアでは人口約9万人弱−筆者注)を拠点とするジェラントゥトFAは、外国人選手2名(ナイジェリアとギニア出身で、ともに大学生)を含む18歳から35歳までの28名の選手で構成されていて、大半が地元のジェラントゥト出身です。ジェラントゥト以外から来ている選手のためにチームは家を借り上げ宿舎とし、地元の食堂の援助で食事を提供しているとも書かれています。週に6日練習を行うものの、一月の運営費が10000マレーシアリンギ(約27万円)ということで、選手たちには固定給はなく、練習日には15マレーシアリンギ(約400円)、試合日には50マレーシアリンギ(約1350円)が支給されています。
 2011年からこのチームを指導しているアーマド・ナズリ・マット・ノー監督は、3回戦の会場がペラTBGのホームではなく、パハン州のジェンカにあるジェラントゥトFAのホーム、トゥン・アブドル・ラザクスタジアム(ここはフェルダ・ユナイテッドのホームです)となったことで安心したと語っています。ジェラントゥトFAの練習グラウンドはトゥン・アブドル・ラザクスタジアムと同じ人工芝のピッチということで、万が一、天然芝のピッチであるペラTBGのホームが会場となった場合には、練習ができる芝のグランドを探すのが大変だっただろう述べています。
 1回戦は同じM4リーグのチーム、2回戦はM3リーグのチームとここまでMFL1部スーパーリーグや2部プレミアリーグのチームの対戦がなく、組み合わせに恵まれたこともありますが、セミプロレベルとM3リーグ昇格を目指すジェラントゥトFAにとってはまさに自分たちの実力を測る良い機会ではないでしょうか。

FAカップ3回戦日程
4月16日(火)
スランゴールFA対フェルダ・ユナイテッド@スランゴール州シャー・アラムスタジアム
ケランタン・ユナイテッド(3)対トレンガヌFC@ケランタン州スルタン・モハマド4世スタジアム
クダFA対PJシティFC@クダ州ダルル・アマンスタジアム
ペナンFA(2)対KLFA@ペナン州シティースタジアム
4月17日(水)
UKM FC(2)対パハンFA@クアラルンプールKLフットボールスタジアム
PKNP FC対PDRM FC(2)@ペラ州マンジュン市営スタジアム
JDT対PKNS FC@ジョホール州タン・スリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム
ジェラントゥトFA(4)対ペラTBG@パハン州トゥン・アブドル・ラザクスタジアム
*(カッコ)内は各チームの所属リーグを表し、2は2部プレミアリーグ、3は3部M3リーグ、4は4部M4リーグ。数字無しは1部スーパーリーグ所属のチーム。

4月5日のニュース:FAカップは3回戦へ

FAカップは3回戦へ
マレーシアフットボールリーグMFLが主催するFAカップは、MFL1部スーパーリーグ12チーム、2部プレミアリーグ9チーム(JDT IIとトレンガヌFC IIはそれぞれスーパーリーグ所属のJDTとトレンガヌFCの下部組織のため出場しません)、3部M3リーグ14チーム、4部M4リーグ24チームがトーナメント形式で対戦します。日本で言えば天皇杯にあたる大会と言えるかもしれません。このFAカップ3回戦の組み合わせ抽選が行われました。
 2月中旬に行われた予選ラウンドは、M3リーグとM4リーグに所属する全38チームのうち予選免除となった2チームを除く36チームがノックアウト形式で対戦し、そこから勝ち上がった18チームと予選ラウンドを免除となった2チームが1回戦へ進出しました。
 この1回戦は3月中旬に行われ、そこから勝ち上がった10チームに加えて、スーパーリーグとプレミアリーグの合わせて20チームが登場する2回戦が行われたのが4月3日と4日でした(ただしJDTは2回戦はシードで試合なし)。
 この2回戦では、PDRM FCとサラワクFAのプレミアリーグチーム同士の対戦(悪天候のため順延となり、この記事を書いている時点ではまだ試合は行われていません)、PKNS FC対マラッカ・ユナイテッドのスーパーリーグチーム同士の対戦(PKNS FCが出場停止の解けたクパ・シャーマンの活躍でマラッカ・ユナイテッドを3−2で撃破)があった他は、上位リーグチーム対下位リーグチームの対戦となりました。その中ではM3リーグのケランタン・ユナイテッドが2部プレミアリーグトップを走るサバFAを1−0で破るジャイアントキリングや、M4リーグのジェラントゥットFA(パハン州)がM3リーグのジョホール・バルFAに3−0で勝つなどの波乱はありましたが、それ以外は上位リーグチームが下位リーグチームに勝利しています。
 ちなみに2回戦のカードの一つにM3リーグのクチンFA(東マレーシアのサラワク州のチーム)対フェルダ・ユナイテッド(MFL1部スーパーリーグ)がありましたが、ここでは日本人対決が実現しています。クチンFAにはシーズン開幕前にケランタンFA(MFL2部プレミアリーグ)のトライアウトに参加しながら、契約まで至らずクチンFAと契約した鈴木雄太選手が在籍し、フェルダ・ユナイテッドの池田圭選手、渡邊将基選手と対戦しました。鈴木選手、池田選手、渡邊選手ともスタメンでフル出場し、結果はフェルダ・ユナイテッドがクチンFAを1−0で破っています
 3回戦の組み合わせ抽選では、快進撃を続けるM4リーグのジェラントゥットFAは昨年のFAカップ優勝チームであるペラTBGと対戦することが決まった他、ケランタン・ユナイテッドが同じマレー半島東海岸のトレンガヌ州を拠点とするスーパーリーグのトレンガヌFCとの対戦となるなど、興味深いカードがいくつかあります。

FAカップ3回戦組み合わせ(カッコ内は所属リーグのランク、1は1部スーパーリーグ、2は2部プレミアリーグ、3はM3リーグ、4はM4リーグにそれぞれ所属するチームを表します。)
UKM FC(2)対パハンFA(1)
スランゴールFA(1)対フェルダ・ユナイテッド(1)
PKNP FC(1)対PDRM FC(2)とサラワクFA(2)の勝者
JDT(1)対PKNS FC(1)
ケランタン・ユナイテッド(3)対トレンガヌFC(1)
ジェラントゥットFA(4)対ペラTBG(1)
クダFA(1)対プタリン・ジャヤ(PJ)シティFC(1)
ペナンFA(2)対クアラルンプール(KL)FA(1)
(以下はMFLのFacebookより)

2月14日のニュース:Shopeeは今年もFAカップのスポンサーに、U22代表に追加招集、KLFA監督は新外国人選手獲得を経営陣に求める

Shopeeは今年もFAカップのスポンサーに
シンガポールを拠点に、アセアンや台湾に展開するeコマース(電子商取引)サイトを運営しているShopeeが、昨年に続き、2019年もマレーシアサッカー協会FAMとFAカップのスポンサーになることで契約を更改しました。同社がマレーシアで展開するオンラインサイトでは、マレーシアフットボールMFLのチケットや公式グッズなども販売しており、昨年の実績では同サイトで30000枚のチケットを販売したそうです。(ネット購入はスタジアムでの購入より安く、特にこのshopeeのサイトはチケット1枚購入すると、もう1枚無料!なんてこともやっていました。)
 マレーシアFAカップは、マレーシアカップと並ぶ国内有数のカップ戦で、マレーシアカップが日本のサッカー天皇杯と同じ1921年(大正10年)創設の伝統ある大会でMFL所属チームのみが出場するのに対し、FAカップは開始が1990年と新しいカップ戦で、日本のサッカー天皇杯と同じ様に全国各地で予選を行い、アマチュアチームも参加する大会です。
 今年のFAカップは今週末の2月16日(土)より予選が始まりますが、特に今年は史上最多となる38のアマチュアチームが出場することが話題になっています。なお昨年はアマチュアチームの出場は7チームのみでしたが、今年は3部にあたる旧FAMカップ、今年から名称が変わったマレーシアリーグ3(Mリーグ3、このMリーグ3以下は全てアマチュアチームで構成)所属の全14チームと、4部にあたるMリーグ4から24のアマチュアチームが参加し、1部スーパーリーグと2部プレミアリーグでプレーする24のプロチームとともに頂点を目指します。

U22代表に追加招集
2月17日にカンボジアのプノンペンで開幕するアセアンサッカー連盟AFFのU22選手権に向けて、合宿中のマレーシアU22代表チームですが、複数のクラブが選手招集を拒否したため、昨シーズンはペナンFAでプレーし、2019年にプタリン・ジャヤ(PJ)シティFCに加わったMF、K・ティヴェンドランとヌグリ・スンビランFAのDFダニシュ・ハジック・サイプル・ハシムの二人が追加招集されました。
 また代表合宿への参加辞退をする選手が出れば、その分は別の選手のチャンスにもなるわけで、この状況についてケランタンFAのMFニック・アキフ・シャイラン・ニック・マットは、複数のMFが参加辞退をしていることから、このAFF U22選手権で活躍して、3月にクアラルンプールで行われるアジアサッカー連盟AFC U23選手権予選兼東京オリンピック予選でも招集されるようにしたいと述べています。
 またU22代表のオン・キムスイ監督は、今回の招集を拒否する権利が各クラブにあることを理解している一方で、招集を依頼するために直接、クラブや選手に電話を入れているにもかかわらず、それを無視するクラブ、選手に対しては礼を欠いていると非難しています。

合宿で指示を出すオン監督(FAMのFacebookより)
練習用ユニフォームも何種類かあるんですね(FAMのFacebookより)

KLFA監督は新外国人選手獲得を経営陣に求める
2019年シーズン開幕戦第1節ではパハンFAに1-3、第2節ではJDTに1-4と連敗スタートとなったKLFA。インドネシア人DFアクマド・ジュフリヤントと帰化選手DFハイル・ジョーンズの二人を怪我で欠き、シーズン開幕前には給料未払い問題からシャズワン・アンディックがJDTに移籍したKLFAの守備陣は2試合で7失点と壊滅的です。この状況にユスリ・チェ・ラーKLFA監督は、今シーズン新加入の守備的MF苅部隆太郎をセンターバックで起用するなど様々な手を試みていますが、結果は出ていません。これ以上順位を下げると降格もままならないとし、ユスリ監督はチーム経営陣に外国人DFの新たな獲得を依頼しているとメディアに公表しました。いわゆるトランスファーウインドウは2月20日に閉じるので、できるだけ早い対応を求めています。
 昨シーズン4位のパハンFA、同1位のJDT、そして明日第3節では昨シーズン2位のペラFAと、開幕から昨年の上位陣との対戦が続くのは辛いところですが、ダイジェスト版とは言え、第1節と第2節の失点シーンを見る限りでは、新戦力獲得など何か思い切った手を打たない限り状況は改善しそうにありません。
 2017年途中からKLFAを指揮し、プレミアリーグからスーパーリーグに昇格させたファビオ・マキエル氏が現在、MFLの2チームが自分に興味を持っているとしていますが、もしそれが本当であれば、彼が指揮するのはKLFAの可能性も大いにあります。

KLFAを指揮していた頃のファビオ氏