10月29日のニュース:AFCU23アジアカップ予選-タイがラオスに快勝、マレーシアカップ-グループ首位のサラワク・ユナイテッドは主将がケガで戦線離脱、マレーシアプロサッカー選手会CEOが国際プロサッカー選手会FIFPRO国際理事会の理事に就任

AFCU23アジアカップ予選-タイがラオスに快勝
 AFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選J組の第2節が行われ、マレーシアは2連勝、タイは予選初勝利を挙げ、この両チームが対戦する第3節でこの組を突破するチームが決定することになりました。
 この日の第1試合でマレーシアがモンゴルに1-0で勝利した後、所詮はモンゴルと引き分けたタイとマレーシアに敗れたラオスが対戦し、39分には英国1部のレスターシティに所属するタナワット・スンジッターウォンが予選初ゴールをPKで決め、さらに59分にはモンゴル戦でもゴールを決めているジャキット・パラポンが今予選2得点目となるゴールを、そしてロスタイムには個人技でDFをかわしたコラウィット・ターサーがゴール決めてラオスに快勝しています。
 10月31日の最終第3節では首位のマレーシアと2位のタイが対戦し、勝点差2をつけているマレーシアが勝つか引き分ければマレーシアが首位を堅持して予選突破、マレーシアが敗れれば入れ替わりでタイが首位となり予選を突破します。

2021年10月28日@MFFスタジアム(モンゴル、ウランバートル)
タイ 3-0 ラオス
得点者:タイ-タナワット・スンジッターウォン(39分PK)、ジャキット・パラポン(59分)、コラウィット・ターサー(90+2分)

AFC U23アジアカップ予選J組 順位表(第2節終了時)

順位チーム試合勝分負得点失点得失差勝点
1マレーシア22002026
2タイ21104134
2モンゴル201112-11
4ラオス100203-30

グループ首位のサラワク・ユナイテッドは主将がケガで戦線離脱
 代表のヨルダン遠征などで中断していたマレーシアカップグループステージは今日10月29日から再開しますが、Mリーグ1部の3クラブを抑えて首位に立つサラワク・ユナイテッドFCは残る4異彩を主将を欠いて臨むことになると、東マレーシア(サバ、サラワク)のサッカー専門サイト、サラワククロックスが伝えています。
 サラワク・ユナイテッドFC主将のDFテイラー・リガンは、先日のスランゴールFCとの練習試合でケガを負い、完治まで1ヶ月という診断が出ていることから、E・エラヴァラサン監督は今季の出場は絶望だと話しています。
 今季のMリーグ2部プレミアリーグでは準優勝を果たし来季の1部スーパーリーグ昇格を決めているサラワク・ユナイテッドFCは、マレーシアリーググループステージ第2節を終えてスーパーリーグで今季3位のペナンFCと10位のスリ・パハンFCに2連勝するジャイキリでA組の首位となっています。

マレーシアプロサッカー選手会CEOが国際プロサッカー選手会FIFPRO国際理事会の理事に就任
 マレーシアプロサッカー選手会PFAMは公式サイト上で、PFAMのイズハム・イスマイルCEOが国際プロサッカー選手会FIFPROの理事に任命されたことを発表しています。イズハムCEOはアジア・オセアニア地区を代表する理事として、元オーストラリア代表選手でもあるキャサリン・ギル氏とともにFIFPRO国際理事会に加わるということです。
 2014年からPFAMのCEOを務めるイズハムCEOは、2015年からはFIFPROアジア・オセアニア理事会の理事にも就任しており、契約や雇用に関する問題についてマレーシア人選手や外国籍選手がマレーシアサッカー協会FAMの選手ステータス委員会やFIFAの紛争解決室に訴え出た際の代理人などを務めてきました。また2017年にはPFAMとFAMの間での了解覚書MOU締結、2018年にはマレーシア国内でプレーする選手を対象とした統一契約書の内容の改善なども行なっています。
 このブログでもたびたび(というか頻繁に)取り上げているマレーシアサッカー界での契約に関する様々な問題を解決するため、現在はFAMの間でマレーシア版紛争解決室設立に向けて交渉中であることも明かしたイズハムCEOは今回の国際理事会の理事就任について、様々な背景を持つアジアの選手の声を国際理事会に伝える役割を担いたいと抱負を述べています。

10月28日のニュース:AFC U23アジアカップ予選-マレーシアが2連勝で首位堅守、スズキカップ前の代表合宿は11月25日から、アジアカップ3次予選開催に政府の金銭的支援は不要-マレーシアサッカー協会

AFC U23アジアカップ予選J組-マレーシアが2連勝
 AFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選J組に出場中のマレーシアU22代表の2試合目が本日10月28日に行われ、モンゴルを破って2連勝したマレーシアは予選J組の首位を守っています。

AFC U23アジアカップ予選J組
2021年10月28日@MFFスタジアム(モンゴル、ウランバートル)
マレーシア 1-0 モンゴル
得点者:マレーシア-アズファル・フィクリ(40分)
 予選突破のためには負けられないこの試合でマレーシアのブラッド・マロニー監督は、1-0で辛勝したラオス戦に途中出場し、試合の流れを変えたDFクェンティン・チェン、FWハキミ・アブドラ、DFハイリー・ハキムの3選手を先発に起用しました。試合は開始から拮抗した展開で進みましたが、初戦のラオス戦に続きアズファル・フィクリがコーナーキックからの折り返しを頭で押し込んで40分にマレーシアが先制しました。
 前半終了直前にはGKアズリ・アブドル・ガニとDFハリス・ハイカルのコミュニケーション不足からアズリ選手がペナルティエリアの外でボールを捕球してしまう不用意なミスでPKを与えるなど途中、緊張する場面もありましたが、モンゴル守備陣の運動量が落ちた試合終盤は敵陣でボールを保持して時計を進めることもでき、虎の子(Pun intended)の1点を守って2連勝を話しています。
 たびたび見られたモンゴルの挑発に乗ってイエローを出されながらも退場者を出さなかった選手たち、そして先発の起用に応えて豊富な運動量で攻守に貢献したクェンティン・チェンが勝因ではないでしょうか。
 最終戦の相手となるタイは本日午後にラオスと対戦しますが、そこでタイが大勝(No pun intended)しない限り、予選突破の可能性が高まったと言える勝利でした。(写真はこの試合のマレーシアU22代表の先発メンバー-FAMのFacebookより)

AFC U23アジアカップ予選J組 順位表(第2節第1試合終了時)

順位チーム試合勝分負得点失点得失差勝点
1マレーシア22002026
2タイ10101101
2モンゴル201112-11
4ラオス100101-10

スズキカップ前の代表合宿は11月25日から
 12月5日に開幕する東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020年大会に向けてマレーシア代表は11月25日から代表合宿が始まることをマレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
 シンガポールで集中開催される今回のスズキカップでは、前回優勝のベトナム、インドネシア、カンボジア、ラオスと同じB組に入っているマレーシア代表は12月6日のカンボジア戦が開幕戦となります。
 マレーシアサッカー協会FAMのサイフディン・アブ・バカル事務局長は、11月25日に予定されているマレーシアカップ準決勝終了後、11月30日の決勝に進出していないクラブの選手がまず合宿に参加し、決勝戦に出場する選手はその後に合流すると述べています。(*この記事では「11月25日のマレーシアカップ準決勝終了後」とありますが、準決勝はホームアンドアウェイ形式で行われ、11月26日が準決勝2試合目と発表されています。)
 また代表チームはシンガポール入国後の検疫隔離期間を考慮して、日程に余裕を持たせてシンガポール入りするとサイフディン事務局長は述べています。

アジアカップ3次予選開催に政府の金銭的支援は不要-マレーシアサッカー協会
 マレーシアサッカー協会FAMが来年6月に予定されているAFC選手権アジアカップ2023年大会3次予選のマレーシア開催を検討したいと述べましたが、その後、国内のスポーツを統括する青年スポーツ省のアフマド・ファイザル・アズム大臣が政府は国際大会開催よりも、新型コロナによって打撃を受けた国内経済復興に支援を優先したいと述べたことで3次予選の開催が遠のいた、という記事を先日、このブログでも取り上げました。
 これに対してFAMのモハマド・ユソフ・マハディ会長代理は、自国開催はマレーシア代表が予選を突破し本戦出場権獲得に大きな影響を与えるとして、自国開催を諦めていないと発言しています。ユソフ会長代理は、FAMは青年スポーツ省と国内の新型コロナ対策を担う国家安全保障委員会からの予選開催許可のみを求めており、マレーシア政府には資金援助は求めないと述べています。
 「3次予選開催のための費用はAFCから得られる予定の開催支援金で賄うことができる。さらに自国開催となれば、多くのサポーターの声援が後押しとなり、マレーシア代表の本戦出場の可能性は高まるだろう。」と述べたユソフ会長代理は、予選参加国が落とす宿泊などの経費や予選開催に伴う関連ビジネスなどで、自国開催は国内経済にプラスの影響は与えられる一方で、マイナスの要素は何も思い当たらないとも述べて、今後も国家安全保障委員会にアジアカップ3次予選のマレーシアでの開催を求めていくとしています。
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 マハディFAM会長代理が自国開催にこだわる理由としてマレーシア代表の内弁慶ぶりがあります。新型コロナ感染拡大前の2019年9月から11月にかけて行われたFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選兼アジアカップ2次予選では、代表の本拠地ブキジャリル国立競技場で多くのサポーターの応援を背に戦った試合では、マレーシアは格上のアラブ首長国連邦UAEに接戦の末1-2と敗れたものの、格上のタイには2-1で、インドネシアには2-0と2勝しています。

10月26日のニュース:AFC U23アジアカップ予選J組開幕-マレーシアはラオスに辛勝、タイはモンゴルと1-1で引き分けに、マレーシア政府はアジアカップ最終予選開催に慎重姿勢、シャーアラムスタジアム使用再開は2024年に

 昨日のこのブログではペナンFCでの期限付き移籍を終えて所属するインドネシア1部ブルシジャ・ジャカルタに復帰するとされていたDFリュウジ・ウトモについて取り上げましたが、このリュウジ選手をめぐってJリーグのジュビロ磐田と韓国のクラブが争奪戦となっているようです。Mリーグ2部から今季1部に昇格したばかりながら3位と大躍進したペナンFCの中心となったリュウジ選手の退団は残念ですが、MリーグでアピールしてJリーグへといった先鞭をつけてもらいたいです。

AFC U23アジアカップ予選J組が開幕
 AFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選J組が10月25日にタイ対モンゴルのカードで開幕しました。終盤の同点ゴールでモンゴルが追いつき引き分けに終わった1試合目に続き、マレーシア対ラオスの2試合目は、押し気味に進めながらも得点できなかったマレーシアが何とか1点を奪って逃げ切っています。

AFC U23アジアカップ予選J組
2021年10月25日@MFFスタジアム(モンゴル、ウランバートル)
マレーシア 1-0 ラオス
得点者:マレーシア-アズファル・フィクリ(68分)
 この試合の前には予選J組突破の最右翼と目されるタイがモンゴルと引き分けたことから、この試合では何としても勝利が必要なマレーシアは試合開始から押し気味に試合を進めるものの好機を生かせずに0-0で前半を終了します。後半に入ってもラストパスの精度が低く、なかなかゴール前までボールを運べない中でマレーシアのブラッド・マロニー監督は65分にフル代表組のクェンティン・チェンとハキミ・アブドラ、そしてハイリー・ハキムを投入すると、この交代が功を奏します。66分にはそのクェンティン・チェンのクロスに走り込んできたアズファル・フィクリが合わせてゴールし、ついにマレーシアが均衡を破ります。しかしその後も好機を活かせない展開が続き、試合はそのまま1-0で終了しています。
 初戦ということからの緊張、また30度を超えるマレーシアから気温差が20度以上もあるモンゴルの気候など様々な要因はあったでしょうが、ボールの保持率72%、シュート13本(内オンターゲット3本)といったスタッツを見ると、もう1、2点はとっておきたかった試合でした。ラオスをシュート4本に抑えるなど安定していた守備に比べ、積極的に寄せてくるラオス守備陣によるプレッシャーからパスの精度は低くなり、ゴールが見えてもシュートが打てないなど、攻撃は1点を取るのが精一杯でした。
 この日の勝利で予選好発進となったマレーシアですが、連勝すれば本戦出場が一気に近づく次戦のモンゴル戦に向けてチームがどのように修正してくるかに期待したいところです。(写真はこの試合のマレーシアU22代表の先発メンバー-FAMのFacebookより)

2021年10月25日@MFFスタジアム(モンゴル、ウランバートル)
タイ 1-1 モンゴル
得点者:タイ-ジャキット・パラポン(10分)、モンゴル-バルジニャム・バトボルド(75分)

AFC U23アジアカップ予選J組 順位表(第1節終了時)

順位チーム試合勝分負得点失点得失差勝点
1マレーシア11001013
2タイ10101101
2モンゴル10101101
4ラオス100101-10

マレーシア政府はアジアカップ最終予選開催に慎重姿勢
 AFC選手権アジアカップ最終予選は従来のホームアンドアウェイ方式から集中開催形式へ変更して行われることが発表になっていますが、6カ所と想定される集中開催地の1つに立候補する可能性が取り沙汰されていたマレーシアですが、マレーシアの通信社ブルナマはその可能性が低そうだと報じています。
 国内スポーツを統括するマレーシア政府の青年スポーツ省のアフマド・ファイザル・アズム大臣は、現在の政府が最優先するのは新型コロナ感染拡大により打撃を受けた国内経済の回復であり、アジアカップ予選のようなスポーツイベントに巨額を投入することではないと発言しています。
 「アジアカップ最終予選開催によって国外から多くのサポーターがマレーシアを訪れたり、スポーツツーリズム復活のきっかけになるのであれば、予選開催について検討する価値があるが、最優先されるべきはマレーシア経済の復興であり、政府はそこに注力することになるだろう。」と述べて、国際的スポーツイベント開催については時期尚早という見解を発表したということです。

シャーアラムスタジアム使用再開は2024年に
 スランゴールFCの本拠地シャーアラムスタジアムは老朽化から2億リンギから3億リンギ(54億7000万円から82億1000万円)と言われる費用をかけて大規模な改修工事が行われていますが、新型コロナの影響でこの故事が予定通り進まず、工事完了が2024年までずれ込みそうであることを英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
 1994年開場のシャーアラムスタジアムは今年初めから改修工事が始まっていましたが、新型コロナの影響で中断しており、スランゴール州のアミルディン・シャアリ州首相は、工事再開は今年の年末によていされていること、そしてそこから1年以上は工事期間が必要であると述べ、スランゴールFCは同じスランゴール州のMBPJスタジアムを来季も暫定本拠地として使用することになると話しています。

10月25日のニュース:MFLのCEOは未払い給料問題はメディアではなくMFLに報告を求める、ペナンFCのリュウジ・ウトモは期限付き移籍終了でプルシジャ・ジャカルタ復帰か、タイ1部第9節-エルドストールは先発もタンはベンチ入りせず 

MFLのCEOは未払い給料問題はメディアではなくMFLに報告を求める
 Mリーグを運営するMFLは、給料未払いなどの問題を抱える選手に対して積極的にそれを報告するように求めていルト、マレーシア語紙ウトゥサンマレーシアが報じています。
 MFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは選手の個人情報は所属クラブに対して明らかにしないことも保証した上で、MFL、マレーシアサッカー協会FAM、そしてマレーシアプロサッカー選手会PFAMに報告してほしいと話しています。
 「監督、選手及び関係者は自身の権利を守るためなので、恥ずかしがったり、その後のチームからの処分などを恐れずに報告してほしい。我々はそういった声に応じる準備ができている。」と話すスチュアートCEOは、選手からの正式な報告を受けて初めて対応できることを強調する一方で、メディアに未払い給料などの問題を明らかにしても何の解決にもならないとも話しています。
 さらに「正式な報告を受け取れば、不誠実あるいは無責任なクラブや経営陣に対してMFLは行動を起こせるが、メディアに明らかにしたところで、そのメディアが未払い給料を取り戻してくれるわけではない。」とスチュアートCEOは述べています。
 このブログでも取り上げましたがMリーグ2部のサラワク・ユナイテッドFCでは2ヶ月半とも3ヶ月半とも言われる未払い給料が明らかになっています。

ペナンFCのリュウジ・ウトモは期限付き移籍終了でプルシジャ・ジャカルタ復帰か
 今季1部スーパーリーグに昇格しながらいきなり3位と大躍進したペナンFC。その守備を支えた1人が今季加入したインドネシア出身のDFリュウジ・ウトモでしたが、期限付き移籍しているこのリュウジ選手が今季終了後に所属するインドネシア1部のプルシジャ・ジャカルタに復帰すると、複数のサッカー専門サイトが報じています。
 その一つのスムアニャボラによると、かつてスランゴールFA(現スランゴールFC)でもプレー経験があるバンバン・パムンカス監督は、12月1日付でのリュウジ選手のプルシジャ・ジャカルタ復帰を明言していると伝えています。インドネシア1部リーグのリーグ1の昨季2020/2021シーズンは2020年2月末に開幕したものの翌3月半ばにはシーズン中止が決定したことから、プルシブ・ジャカルタは昨年2021年12月にリュウジ選手をペナンFCに期限付き移籍させていましたが、今季2021/22年シーズンは8月下旬から始まっており、バンバン・パムンカス監督はマレーシアカップの終了後の12月にリュウジ選手を復帰させる意向を表明しています。
 母親が日本人、父親がインドネシア人の「日系人」選手で26歳のリュウジ選手は途中、ケガなどもあったもののペナンFCでは22試合中15試合に出場し、リーグ4位の30失点(22試合)に貢献した他、ペナンFCサポーターから多くの支持を集めていました。またペナンFCでの活躍によって、2017年以来となるフル代表にも復帰し、今月11日行われたAFC選手権アジアカップ2023年大会予選プレーオフの台湾戦には先発してフル出場し、チームの最終予選進出に貢献しています。

タイ1部第9節-エルドストールは先発もタンはベンチ入りせず 
 2021/2022年シーズンのタイ1部リーグ第9節が10月23日と24日に開催され、マレーシア代表のDFジュニオール・エルドストール(タイでの登録名はプテラ・マデル・アマラン・マデルネル)が所属するチョンプリーFCはエスクデロ競飛王選手が所属するチェンマイ・ユナイテッドと引き分けて4位から7位に順位を下げ、DFドミニク・タンが所属するポリス・テロFCはムアントン・ユナイテッドに敗れて8位から11位とこちらも順位を降下させています。

タイ1部リーグ第9節
2021年10月23日@チョンブリースタジアム
チョンブリーFC 1-1 チェンマイ・ユナイテッド
 チョンブリーFCのDFジュニオール・エルドストールは先発して90+4分に交代しています。
 (試合のハイライト映像はチョンブリーFCの公式Youtubeチャンネルより)

2021年10月23日@サンダードームスタジアム
ムアントン・ユナイテッド 2-1 ポリス・テロFC
 3試合負けなしだったポリス・テロFCがムアントン・ユナイテッドに敗れています。
 マレーシア代表のDFドミニク・タンはこの試合でもベンチ入りせず、これで開幕から9試合で出場なし。先月のマレーシア代表のヨルダン遠征に参加し、試合出場もあるのでケガではなさそうですが、このまま出場なしが続くと12月開幕のスズキカップでの代表入りが怪しくなってきそうです。

タイ1部リーグ順位表(第9節終了)

順位チーム試合勝分負得失差勝点
1ブリーラム・ユナイテッド97111222
2バンコク・ユナイテッド9612519
3チェンライ・ユナイテッド9522417
7チョンブリーFC9333612
11ポリス・テロFC923409
順位は上位3チームとマレーシア人選手が所属するチョンブリーFC、ポリス・テロFCのみ表示しています。

10月23日のニュース:ドイツ5部でプレーするV・アニルのU22代表召集が物議を醸す、U22代表監督はV・アニルの招集理由を公式に説明、今季2部優勝のヌグリスンビランFCは陽性反応者多発によりマレーシアカップ出場辞退

ドイツ5部でプレーするV・アニルのU22代表召集が物議を醸す
 AFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選に出場するマレーシアU22代表は韓国の仁川を経由して無事、開催地となるモンゴルのウランバートルに到着し、早速練習を開始したことがマレーシアサッカー協会FAMの公式Facebookで伝えられています。そんな中、先日のこのブログでも「サプライズ」と控えめに紹介したDFアニル・ヴィグネスワラン(以下V・アニル)の代表召集が物議を醸しています。
 V・アニル選手は8月30日から9月7日に行われたU20代表合宿(当初FAMはこのU23アジアカップ予選にU20代表を派遣する方針でしたが、その後、U22代表派遣に方針転換)では召集されたものの、新型コロナ感染拡大によりマレーシア入国が困難になったことから参加を見送り、10月4日から20日まで行われた第2次合宿にも参加せず、滞在国であるドイツからモンゴルのU22代表に直接、合流しています。
 MリーグクラブのアカデミーやFAMと国家スポーツ評議会が運営する国家サッカー選手育成プログラムNFDP傘下のアカデミーの所属経験もない上、海外のクラブとは言え、現在はドイツ5部リーグのアマチュアクラブSGVフライブルグののU19チームに所属するV・アニル選手が国内合宿に参加せず、直接、U22代表に合流することが発表されると、「『国外のクラブ所属』ということを偏重している」「国内のアカデミーで育成されている選手はドイツ5部リーグのアマチュア選手よりも劣るのか」さらに「合宿に参加していない選手をU23代表首脳陣が評価できるのか」など、Mリーグで試合に出場している選手が召集されず、海外とはいえアマチュアチームでプレーするV・アニル選手が召集されたことに疑問の声が多く上がっています。
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 批判の中には国家サッカー選手育成プログラムNFDPの「エリートアカデミー」モクタル・ダハリアカデミーAMDからU22代表に選手供給をできないのなら、このAMDを直ちに閉鎖して全ての若い選手は国外のクラブに育成を任せるべき、さらに国外組というだけで飛びつくFAMこそ直ちに解散すべきといった意見まで飛び出しています。
 マレーシア国内の若手有望選手は、州内地区大会、州大会、全国大会、あるいは各州のトレーニングセンター(トレセン)や州立体育専門学校などで「発見」されるのが一般的で、網の目のように張り巡らされた選手発掘の目には引っ掛からなかったV・アニル選手が国外のクラブからそのままU22代表入りとなれば、「発見」された選手を鍛えてもU22代表に選手を送り込めないエリートアカデミーAMDの存在意義が否定されてしまう、という論理が成り立ちます。
 何の罪もないV・アニル選手には必要以上に注目が集まることになってしまいましたが、来週月曜日から始まる予選では、そんな批判を黙らせるような活躍を期待したいです。

U22代表監督はV・アニルの招集理由を公式に説明
 上で取り上げたV・アニル選手のU22代表招集について、マレーシアの通信社ブルナマは、マレーシアサッカー協会FAM発表の形で出されたマロニーU22代表監督の談話を紹介しています。
 「U22代表の首脳陣の間でV・アニル選手の名前が突然、U22代表候補とし上がったわけではない。U22代表のコーチの1人は、V・アニル選手がドイツへ渡る数年前まで彼が所属していたクアラルンプールのクラブチームのコーチでもあり、そこで彼の才能に気づいて以来、観察を続けてきた。」と述べたマロニーU22代表監督は、このV・アニル選手は昨年2020年12月には当時U19代表合宿に参加するためにマレーシアに一時帰国し、それ以降はドイツでの動向などについて注視していたことも説明しています。(なおAFC U19選手権大会が新型コロナの影響を受けて中止となったことから、U19代表合宿は開催されませんでした。)

今季2部優勝のヌグリスンビランFCは陽性反応者多発によりマレーシアカップ出場辞退
 マレーシアカップを運営するMFLは公式サイト上で、新型コロナ検査で20名の選手と4名の関係者が陽性となったヌグリスンビランFCが10月29日再開予定のマレーシアカップの出場を辞退したことを発表しています。
 10月18日に陽性反応が見つかり、チーム全体が既に14日間の隔離期間に入っているヌグリスンビランFCは、チームドクターによる提案や関係者の安全などを考慮した上で、マレーシアカップ出場辞退決定し、これを知らせる連絡を受け取ったMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは陽性反応を示した選手と関係者の早期回復を祈ると述べる一方で、マレーシアカップ出場中の他のクラブに対して合宿形式での練習を続けることを改めて求めています。
 またスチュアートCEはヌグリスンビランFCが所属するマレーシアカップグループステージC組について、対戦予定だったクダ・ダルル・アマンFC、マラッカ・ユナイテッドFC、ケランタン・ユナイテッドFCの各チームにはいずれも3-0のスコアで不戦勝が与えられることも発表しています。

10月22日のニュース:「未払い給料はたったの2ヶ月半」-サラワクU会長の発言が波紋、1部と2部の17クラブに来季のクラブライセンス交付も2クラブには条件付き、サラワク・ユナイテッドの給料未払い問題が長引けばクチンシティFCが1部に昇格の機会も

「未払い給料はたったの2ヶ月半」-サラワクU会長の発言が波紋
 昨日のこのブログでも取り上げたMリーグ2部プレミアリーグのサラワク・ユナイテッドFCで起きている給料の未払い問題について、クラブを運営するサラワク州サッカー協会のポサ・マジャイス会長の発言が波紋を呼んでいます。
 「未払い給料はたった2ヶ月半である。(Mリーグには)未払い給料がもっと長期に渡っているクラブがあるにも関わらず、(たった2ヶ月半で)皆が大騒ぎしている。」
 「未払い給料問題で騒ぎたててサラワク・ユナイテッドFCの評判を貶めようとしているのであれば、それは卑劣な方法だ。」
 クラブにとっては好ましくない理由で注目を集めていることに対して不服なポサ・マジャイス会長はこのような発言をしていますが、これをマレーシア語紙ブリタハリアンが取り上げるとソーシャルメディア上ではこの発言を非難するコメントで溢れ返りました。
 「旧態依然のマレーシアのサッカークラブオーナーの発言だ。」「自分が実際に2ヶ月半の間給料なしで生活してみろ。」といったものから、「こんな人物が理事を務めることを許しているFAM(マレーシアサッカー協会)や、この人物が会長であることを認めている(Mリーグを運営する)MFLも同じような人間が運営しているんだろう。」といったものまで、様々な非難がポサ・マジャイス会長だけでなく、FAMやMFLにまで向けられる事態になっています。
 今年5月に同様の数ヶ月分の未払い給料問題が明らかになった際には「未払いではなく遅配だ」と強気な主張をしたポサ・マジャイス会長は、今回は未払いであることを認めた上で、今月末のマレーシアカップグループステージ再開までには未払い分を完済すると述べています。
 しかしその一方で、2ヶ月半分の未払い給料が払われなければFIFAに訴え出るとしていた外国籍選手に関しては、既に未払い分の内の1ヶ月分を支払ったことを明らかにした上で、残りの1ヶ月半分の未払いではFIFAに訴え出ることはしないだろうと述べるなど、強気な姿勢は変わっていないようです。
 「無観客試合開催により入場料収入がなくなるなど、新型コロナがクラブ運営に与えている影響が大きいことに対する選手の理解を求めたい。」と述べながらも「昔から自分のことを知っている選手はこの状況を理解してくれている。」と暗に外国籍選手を避難するような発言も忘れないなど、ポサ・マジャイス会長がどこまで強気な発言を続けられるのかが見ものです。
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 10月29日に再開するマレーシアカップグループステージではここまでMリーグ1部スーパーリーグのペナンFCとスリ・パハンFCを連続で撃破し、グループ首位に立つサプライズを見せているサラワク・ユナイテッドFCですが、この給料未払い問題が再開後の選手のパフォーマンスに影響を及ぼさないことを祈りたいです。

1部と2部の17クラブに来季のクラブライセンス交付も2クラブには条件付き
 Mリーグを運営するMFLは、クラブライセンス交付に関する審査を担当する第一審機関FIBが1部スーパーリーグと2部プレミアリーグの17クラブに対して、来季2022年シーズンのMリーグに出場するための国内クラブライセンスを交付したことを発表しています。
 FIBが10月20日から21日にかけて行なった最終審査を通過し、国内クラブライセンスが交付されたのは今季Mリーグ1部スーパーリーグでプレーしたJDT、クダ・ダルル・アマンFC、ペナンFC、トレンガヌFC、スランゴールFC、KLシティFC、PJシティFC、マラッカ・ユナイテッドFC、サバFC、スリ・パハンFC、ペラFC、UITM FCの12クラブ全てと2部プレミアリーグでプレーしたヌグリスンビランFC、クチンシティFC、ケランタンFC、ケランタン・ユナイテッドFCとPDRM FCの5クラブです。
 ただしマラッカ・ユナイテッドFCについては、9月30日とされていた従業員積立基金EPF(国民年金)と国内歳入庁IRB(国税庁)への納付期限を守らなかったことから1万5000リンギ(およそ41万円)の罰金と戒告処分が課され、11月20日までに罰金の支払いおよびEPFとIRBへの納付証明書類の提出することが来季の国内クラブライセンス交付の条件とされているということです。また申請条件を満たさなかったマラッカ・ユナイテッドFCと申請そのものを行わなかったスリ・パハンFCを除く今季Mリーグ1部の10クラブにはアジアサッカー連盟AFCクラブライセンスも合わせて交付されています。
 またここ数日、給料未払い問題が報道されている今季2部プレミアリーグの準優勝チームでもあるサラワク・ユナイテッドFCについては国内歳入庁IRBへの見納付分支払いとその納付証明書類提出を11月20日までにFIBに提出することを求めた他、来季2022年シーズンを全うするのに十分な運営資金があることを証明するための追加書類の提出も求め、これらの書類が用意できない場合には下部リーグへの降格やクラブライセンスを交付取り止めなどの処分の可能性もあるとしています。
 また来季2022年シーズンに向けての事前対策として、MFLは来季のクラブライセンスが交付されたMリーグ各クラブに対して今年12月15日の時点で給料の未払いや従業員積立基金や内国歳入庁へ未納がないことを証明する宣誓書の提出を義務付けるとする一方で、宣誓書が提出されながら今季終了時点で給料未払いなどが発覚したクラブにはトランスファーウィンドウ期間中の新たな選手獲得禁止処分を科すとしています。
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 サラワク・ユナイテッドFCの2度に渡る給料未払い問題や、主力が大量退団したペラFCの給料未払い問題、さらに今季開幕時にはクダ・ダルル・アマンFCで、シーズン半ばにはサバFCでそれぞれ給料未払い問題が発覚し、また開幕前には昨季の給料未払いが解決していなかったマラッカ・ユナイテッドFCが勝点剥奪処分を受けるなど、「厳格な審査をパス」してクラブライセンスの交付を受けたチームでこれだけ給料未払い問題が起こると、クラブだけでなくクラブを審査するMFLやFIBに問題があるのではないかという気がします。
 今年の東京パラリンピックではマレーシア人の砲丸投げ選手が「遅刻」を理由に金メダル獲得の機会を逃したことは国内でも大きく報道されましたが、プロサッカークラブとして関係者全ての生活に関わるクラブライセンス交付でも書類の提出期限を守れないクラブがあるのを見ると、金メダルを逃したあの騒動も所詮は他人事と思ってんだろうなぁ。

サラワク・ユナイテッドの給料未払い問題が長引けばクチンシティFCが1部昇格の機会も
 サラワクとサバのサッカーを中心に報じるサイトのサラワククロックスは、サラワク・ユナイテッドFCが給料未払い問題の解決を長引かせた場合、今季Mリーグ2部プレミアリーグで準優勝によって獲得した来季の1部昇格権が取り消される可能性について言及しています。
 上の記事でも取り上げたように、Mリーグのクラブライセンスを交付する第一審機関FIBは、来季2022年シーズン用クラブライセンス交付についての審査の最終結果を発表し、今季Mリーグでプレーした全てのクラブに来季2022年シーズンの国内クラブライセンスが交付されました。
 この審査にはクラブの経営状況などを示す書類の提出も義務付けられており、サラワク・ユナイテッドFCは条件付きでの交付となっている一方で、MFLはさらなる書類の提出を求めており、これにより給料未払い問題の解決に手間取った場合、あるいはMFLが提出内容に問題があると判断した場合には、来季のクラブライセンスが交付されず、Mリーグではサラワク・ユナイテッドFCがプレーできないことが考えられるとサラワククロックスは指摘し、サラワク・ユナイテッドFCが獲得した1部昇格権が今季の2部プレミアリーグで5位だったクチンシティFCに与えられる可能性があるとしています。
 プレミアリーグでは5位だったクチンシティFCですが、3位のトレンガヌFC II、4位のJDT IIがいずれも1部スーパーリーグでプレーするトレンガヌFCとJDTのセカンドチームであり、Mリーグの規定ではトップチームとセカンドチームが同じリーグに在籍することはできないため、サラワク・ユナイテッドFCに次ぐ昇格権の順位は5位のクチンシティFCにあります。このためMリーグを運営するMFLはサラワク・ユナイテッドFCが万が一、クラブライセンスの交付を受けられなかった場合には1部スーパーリーグの12チーム編成を維持するために、クチンシティFCを昇格させる可能性があるとサラワククロックスは説明しています。

10月21日のニュース:アジアカップ最終予選は集中開催で行うことをAFCが発表、マレーシアはアジアカップ最終予選集中開催地に立候補か、ムカイリ・アジマルがU22代表の主将に、タン代表監督は今後も新戦力発掘を継続

アジアカップ最終予選は集中開催で行うことをAFCが発表
 アジアサッカー連盟AFCは公式サイト上でAFCアジアカップ2023年大会最終予選を当初のホームアンドアウェイ形式から集中開催方式に変更して開催することを発表しています。なおこの集中開催では一回戦総当たり方式が採用されることも併せて発表されています。
 AFCは開催方式の変更理由として新型コロナによる影響を挙げ、アジアカップ2023年大会予選に関わる関係者の安全を最優先したことを強調しています。なお、試合日程としては来年2020年の6月8日、11日、14日が予定されているということです。
 3日間という日程に加え、最終予選にはマレーシアも含めた24カ国が出場することから集中開催地は6ヶ所となることが予想されます。なお集中開催地について、AFCはこの最終予選に出場する24カ国に対して予選開催の希望の有無を募るとしています。

マレーシアはアジアカップ最終予選集中開催地に立候補か
 AFCアジアカップ2023年大会最終予選が集中開催方式になったことを受けて、マレーシアサッカー協会FAMは6ヶ所とされる集中開催地の一つとして立候補する意向を表明していると、マレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
 FAMのサイフディン・アブ・バカル事務局長は自国開催以外では41年振りとなるアジアカップ出場を目指すマレーシア代表にとって、自国サポーターで埋まったスタジアムで予選を戦えるのは大きなアドバンテージであるとして、最終予選の集中開催地に立候補したいと話しています。
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 成人のワクチン接種率が90%を超えたマレーシアは、全ての渡航者に義務付けられている検疫隔離期間がこれまでの14日間から7日間に短縮されるなど、渡航に際しての制限が徐々に緩和されており、年内にはこれがさらに短くなる可能性があります。また自国での最終予選開催となればサイフディン事務局長が述べているようサポーターの熱烈な応援が受けられることに加えて、移動の負担や慣れない環境での滞在を避けられるなどの利点も多く、なんとしても実現したいところです。今後の予定としてサイフディン事務局長は、まず手始めとしてマレーシア国内の新型コロナ政策を担う国家安全保障委員会NSCや保健省、国内スポーツを統括する青年スポーツ省から最終予選開催についての承認を得ることが条件であり、その承認を得た上で立候補することになると話しています。

ムカイリ・アジマルがU22代表の主将に
 AFC U23アジアカップ予選に出場するU22代表は昨日10月20日に第2次合宿を打ち上げていますが、その後に行われたFAMによる壮行会では、マレーシアサッカー協会FAMのハミディン・アミン会長からムカイリ・アジマル(スランゴールFC)にU22代表のキャプテンマークが授与されています。
 FAMの公式Facebookへの投稿によると、ハミディン会長以下、モハマド・ユソフ・マハディ、S・シヴァサンドラムの両会長代理、U22代表のチームマネージャーでもあるポサ・マジャイス副会長、サイフディン・アブ・バカル事務局長が出席してFAM本部で行われた壮行会では、U22代表に激励の言葉が贈られた後、今回のU22代表の主将にMFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、副主将にはDFハリス・ハイカルとDFジクリ・カリリ(いずれもスランゴールFC 2)が任命され、ムカイリ選手の腕にはハミディン会長が直々にキャプテンマークを巻く場面もあったようです。
(写真はFAMのFacebookより。左からブラッド・マロニーU22代表監督、ポサ・マジャイス U22代表チームマネージャー、モハマド・ユソフ会長代理、ムカイリ・アジマル選手、ハミディン・アミン会長、S・シヴァサンドラム会長代理、サイフディン・アブ・バカル事務局長、ハリス・ハイカル選手、ジクリ・カリリ選手)

6人、立っている人、室内、テキストの画像のようです

タン代表監督は今後も新戦力発掘に尽力
 マレーシア代表のタン・チェンホー監督は6月のFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選では26名を招集しましたが、先月9月に行った代表チームのヨルダン遠征は「新戦力発掘」を理由にこの26名から半数以上の14名を外し、6名の初招集組と6名の代表復帰組を加えた計24名で臨みました。
 その結果は初戦のヨルダン戦が0-4、続くウズベキスタン戦では1-5という結果になりましたが、例えある選手が才能豊かであったとしても、試合で起用しない限り、その選手が代表チームに貢献できるかどうかはわからない、と語るタン代表監督が、結果の如何にかかわらず新戦力発掘には練習試合を行う必要性があると語っていると、マレーシア語紙シナルハリアンが報じています。
 新たに代表でプレーする選手を起用する試合では、望んでいるような結果が出ないこともあるが、今後も練習試合では新たな選手を試したいと話すタン代表監督は、ヨルダン遠征ではMFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、FWハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、DFクェンティン・チェン、FWアル・ハーフィズ・ハルン(いずれもペナンFC)らを初招集した一方で、MFバドロル・バクティアル(クダ・ダルル・アマンFC)やMFアクラム・マヒナン(KLシティFC)ら元代表経験者を復帰させています。
 ただしヨルダン遠征で行った練習試合はいずれも大敗だったことから、この「新戦力テスト」には疑問の声も上がっており、タン代表監督は12月にシンガポールで開催される東南アジアサッカー連盟選手権スズキカップ2020年大会にはベストメンバーで臨むことを明言しています。
 ただしその一方で、10月29日から再開するマレーシアカップでは出場する各選手のパファーマンスに注目したいと話し、マレーシアカップでの活躍次第ではスズキカップ出場の代表メンバーに新たに抜擢される選手が出る可能性にも言及しています。
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 シナルハリアンの記事では新戦力発掘とは述べていますが、ヨルダン遠征のメンバーの出場時間をまとめると下のようになります。この遠征に参加しながら出場機会が全くなかったいずれも初招集組のGKカラムラー・アル=ハフィズ(PJシティFC)とFWアル=ハフィズ・ハルンを含め出場時間が45分に満たない選手が4名、90分に満たない選手が6名おり、これらの選手については「追試」が必要かもしれません。その一方で代表復帰組のバドロル・バクティアルとアクラム・マヒナン、そしてFWファイサル・ハリムは2試合とも先発するなど優先的に起用されたことからスズキカップでも招集されそうですが、同じく2試合先発のDFアイディル・ザフアンとその後継者と目されるDFイルファン・ザカリアの連携の悪さは目を覆いたくなるほどで、特にイルファン選手はこの遠征で失点に直結するミスを連発し、こちらも追試が必要な印象です。また今回の遠征に招集されながらケガで辞退したDFディオン・クールズ(デンマーク1部ミッティランFC)、さらにタイ1部チョンブリーFCで主力として活躍するDFジュニオール・エルドストールがスズキカップで召集されるようなことがあればいるファン選手は控え、あるいは召集見送りもありそうです。

9月に行ったヨルダン遠征参加各選手の試合出場時間(単位:分)

背番号ポジション選手名ヨルダン戦ウズベキスタン戦合計
1GK*カイルルアズハン90090
21GK#カイルル・ファーミ09090
23GKカラムラー・アル=ハフィズ000
16DF*#リザル・ガザリ9090180
7DF*#アイディル・ザフアン9070160
17DF*#イルファン・ザカリア9090180
4DF*アリフ・ファルハン452065
2DF#アリフ・ファジラー4570115
22DFクェンティン・チェン19019
6DFドミニク・タン02020
12MF*#アクラム・マヒナン4590135
8MF*#バドロル・バクティアル9090180
10MF*ナズミ・ファイズ61061
14MFムカイリ・アジマル292958
15MF#ケニー・パッラジ86169
24FW*#ファイザル・ハリム7170141
20FW*シャフィク・アフマド8252134
9FW*ギリェルメ・デ・パウラ622991
11FW#ハキミ・アブドラ453883
18FW#ルクマン・ハキム286189
19FWファイヤド・ズルキフリ02020
13FWアル=ハフィズ・ハルン000
*はヨルダン戦先発XI、#はウズベキスタン戦先発

10月20日のニュース:AFC U23アジアカップ予選-マレーシアU22代表最終メンバーが発表、AFC U23アジアカップ予選-タイU22代表は27名で予選開催地入りも「神童」は不在、サラワクUに給料未払い問題が再び浮上し外国籍選手は退団の可能性も

AFC U23アジアカップ予選-マレーシアU22代表最終メンバーが発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で10月25日から31日までモンゴルのウランバートルで開催されるAFC U23アジアカップ(旧AFC U23選手権)予選に出場するU22代表23名を発表しています。
 オーストラリア出身のブラッド・マロニー監督率いるU22代表は集中開催地のモンゴル、タイ、ラオスと同組の予選J組に入っており、
 23名のメンバーの内、Mリーグ1部スーパーリーグのスランゴールFCとそのセカンドチームで2部プレミアムリーグのスランゴールFC2から合わせて8名が選出されている他、スーパーリーグのトレンガヌFCとそのセカンドチームでプレミアリーグのトレンガヌFC IIからも合わせて6名が選出されている一方で、Mリーグ8連覇を果たしたJDTからは代表でもプレーするFWアリフ・アイマン(19)が選ばれなかっただけでなく、セカンドチームとサードチーム(U21)からそれぞれ1名だけという選出でした。
 先月9月に行われたフル代表のヨルダン遠征に招集されたFWルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、FWハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、MFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、DFクェンティン・チェン(ペナンFC)の4名も順当に選ばれた他、所属するスランゴールFCが招集に難色を示しているとされていたDFハリス・ハイカルや、ケガ人が出たことで1週間前に急遽、招集されたMFムハマド・ヌル・アズファル・フィクリ・アズハ(トレンガヌFC II)もこの23名に含まれています。
 サプライズとしてはこれまで招集の可能性が取り沙汰されていたドイツ5部のSGVフライブルクのU19チームでプレーするMFアニル・ヴィグネスワランが今回の23名に入り、初の代表入りしています。
 U22代表は本日10月20日にモンゴルへ出発し、初戦となるラオス戦が10月25日、モンゴル戦が10月28日、そしてこの予選J組の1位突破のための最大の壁となるタイ戦が最終戦となる10月31日に予定されており、試合は全てウランバートルにある人工芝ピッチのMFFスタジアムで開催されます。

AFC U23アジアカップ予選出場 U22代表

ポジション氏名年齢所属
1MFムカイリ・アジマル20スランゴールFC
2GKシーク・イズハン・ナズレル19〃
3DFジクリ・カリリ19〃
4DFアズリン・アフィク19スランゴールFC 2
5DFファイズ・アメル18〃
6MFファーミ・ダニエル19〃
7MFT・サラヴァナン20〃
8DFハリス・ハイカル〃
9GKサイド・ナスルルハク22トレンガヌFC
10FWハキミ・アブドラ22〃
11FWニック・アキフ22〃
12DFアザム・アズミ20〃
13FWシャフィク・イスマイル21トレンガヌ
14DFハイリー・ハキム21〃
15MFヌル・アズファル21〃
16MFウマル・ハキーム19JDT II
17MFシャフィ・アズスワド20JDT III
18MFアイマン・アフィフ20クダ・ダルル・アマンFC
19GKアズリ・ガニ22ペラFC
20DFクェンティン・チェン22ペナンFC
21FWアズハド・ハラズ18FAM-MSNプロジェクト
22FWルクマン・ハキム19KVコルトレイク
23MFアニル・ヴィグネスワラン18SGVフライブルグ

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 今回のU22代表に選ばれているニック・アキフ(トレンガヌFC)のご尊父が昨日の朝に亡くなられたことが報道されていますが、ニック・アキフ選手はU22代表とともにモンゴルへ立つ予定ということです。ご冥福をお祈りします。

AFC U23アジアカップ予選-タイU22代表は27名で予選開催地入りも「神童」は不在
 AFC U23アジカップ予選でマレーシアと同じ予選J組のタイU22代表は、最低気温がマイナス5度にもなる気候に慣れるため既にモンゴル入りしていますが、登録メンバー23名を上回る27名がモンゴル入りしていると、サッカー専門サイトのヴォケットFCが伝えています。
 「マダム・ペン」がチームマネージャーを務めるU22代表は、2005/06シーズンにはMリーグのケランタンFA(現ケランタンFC)でのプレー経験もあるワラウート・スリマカ監督が率い、主将のMFタナワット・スエンチッタウォン(イングランド1部レスターシティ)を筆頭に4名の国外組を含む27名で、タナワット選手はフル代表として6月にアラブ首長国連邦のドバイで行われたFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選(アラブ首長国連邦、ドバイ)のマレーシア代表戦に先発してと対戦した経験もあります。
 ちなみにこのW杯予選のタイ戦ではマレーシアも19歳のMFアリフ・アイマン(JDT)が先発していますが、アリフ選手はJDTが代表招集を拒否したことから今回の予選には出場しません。一方、タイもフル代表でプレーする19歳の「神童」FWスパナット・ムエンターが帯同しておらず、マレーシア、タイともにベストメンバーとは言えないものの、タナワット主将はこの予選で勝点9を取りに行くと宣言しており、マレーシアは10月31日の最終戦となるタイ戦に勝点6で臨みたいところです。

サラワクUに給料未払い問題が再び浮上で外国籍選手は退団の可能性も
 Mリーグ2部プレミアリーグで今季準優勝し、来季は1部に昇格するサラワク・ユナイテッドFCに給料未払い問題が起こっているとマレーシア語紙ブリタハリアンが報じています。
 給料未払いは既に2ヶ月以上に及んでいるということで、外国籍選手2名が弁護士を通じて文書をクラブ宛に送付し、今週中に数10万リンギ(1リンギはおよそ27円)に及ぶ未払い給料の支払いを求めるよう通告を行い、それが果たされない場合には契約解除に加えてFIFAへ未払い給料を訴え出るとしています。
 サラワク・ユナイテッドFCは今年5月にもサンドロ・ダ・シルヴァらが4ヶ月分の給料未払いをとなっていることを公表しましたが、サラワク・ユナイテッドFCを運営するサラワク州サッカー協会のサ・マジャイス会長はこれを未払いではなく遅配である(!)と主張し、これを公表したサンドロ選手を不正確な事実を公表したとして逆に契約解除をちらつかせる逆ギレぶりを披露しただけでなく、他のMリーグクラブが求めれば移籍金なしでの放出する用意があるとまで発言しています。
 今年2度目となる未払い給料問題について2選手の弁護士は、5月の未払い給料は選手が求めた期限までに支払われたと話す一方で、今回は未払い給料に加えて、選手の保険料の支払いも行われていないことを明らかにしています。記事によればこの弁護士は前回よりも悪質なケースであることを指摘した上で、今回は話し合いではなく文書での通告という形式をとったと説明し、2名の外国籍選手以外にも同様の問題を抱えた選手が契約解除を求めたり、FIFAに訴え出る可能性もあると話しています。
 サラワク・ユナイテッドFCは今季のMリーグ2部で準優勝した直後から、給料未払いとなっていることがソーシャルメディア上で囁かれており、選手たちは2ヶ月以上、監督とコーチに至っては7月から3ヶ月以上の未払い給料があるという噂が出ていました。

10月19日のニュース:U22代表はMリーグ1部クラブ相手に連勝、U22代表監督はフル代表監督と掛け持ち組の処遇についての話し合いを希望、ペラFCが全ての外国籍選手との契約解除を発表

 今日10月19日はイスラム教の開祖とされるムハマドの誕生日でマレーシアは国民の祝日ですが、それよりも何よりも嬉しいのは昨日の発表では新型コロナの新規感染者数がおよそ4ヶ月ぶりとなる5000人台となったこと。また今月末にはクダ州とケランタン州が、11月1日からはペナン州、ペラ州、サバ州が国家復興計画の第3段階に入ることからこれらの週を含めた多くの州で11月からは学校でも対面授業が再開される他、ワクチン接種者に限り海外からの入国者の隔離期間が7日間に短縮されるなど、マレーシアにも徐々に日常が戻りつつあります。

U22代表はMリーグ1部クラブ相手に連勝
 AFC U23アジアカップ予選に出場するマレーシアU22代表は予選出場前の最終戦となる3試合目の練習試合を行い、今季Mリーグ1部スーパーリーグ2位のクダ・ダルル・アマンFCに2ー0で勝利しています。
 DFアフマド・ジクリ・カリリ(スランゴールFC)のゴールで先制したU22代表は、後半には5日前に追加招集されたばかりのMFモハマド・ヌル・アズファル・フィクリ・アズハル(トレンガヌFC II)がロスタイムに2点目のゴールを挙げて、10月15日のペナンFC戦に続き2連勝しています。
 クダ・ダルル・アマンFCは外国籍選手など複数の主力を欠く布陣でしたが、それでもこの勝利はU22代表にとって自信になったはず。この日は出場しなかったフル代表組のルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(ペナンFC)も検疫隔離期間を終えてチームに合流しており、U22代表は最終メンバーの23名を決定した後、明日10月20日に予選J組の集中開催地であるモンゴルのウランバートルへ向けて出発することになっています。

U22代表監督はフル代表監督と掛け持ち組の処遇についての話し合いを希望
 U22代表のブラッド・マロニー監督は、フル代表とU22代表を兼ねる選手たちの今後についてフル代表のタン・チェンホー監督と話し合いを持つ用意があると、マレーシア語紙ハリアンメトロにか立っています。
 上でも取り上げたAFC U23アジアカップ(旧U23選手権)予選に出場するU22代表候補には、先月9月にフル代表が行ったヨルダン遠征のメンバーからルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、ムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)、クェンティン・チェン(ペナンFC)の4名が含まれていますが、この4選手は今回の予選終了後の12月に開幕するアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020年大会に出場するフル代表に再び招集される可能性が高いことから、マロニーU22代表監督はこの4選手の両代表の間で過度に行き来させないような方法をタン代表監督と話し合いたいとしています。
 「フル代表でプレーすることによってより高いレベルでのプレーを経験できることはU22代表の選手にとってもU22代表チームにとっても良いことである。今回U22代表に招集したフル代表組は今後も、両代表でプレーする可能性があることから、彼らにとって最善の方法をタン監督と話し合いたいと思っている。」とマロニーU22代表監督は述べています。
 U22代表は10月25日から31日までモンゴルのウランバートルで行われるAFC U23アジアカップ2022年大会予選に出場後、予選を突破できれば来年6月にAFC U23アジアカップ本戦が控えている一方、フル代表は12月5日から始まるスズキカップが終わると来年2月にはAFC選手権アジアカップ2023年大会第3次予選が予定されています。

ペラFCが全ての外国籍選手との契約解除を発表
Mリーグ1部で今季11位となり来季の2部降格が決まっているペラFCは、所属する4名の外国籍選手との契約を解除したことをクラブの公式Facebookで発表しています。
 ペラFCのアズマン・ノーGM(ゼネラルマネージャー)名で発表された告知ては、既に先月末にクラブを離れているMFサミル・アヤス(レバノン)に加えて、DFズバイロウ・ガルバ(カメルーン、ただしインドネシア帰化選手のためアセアン枠)、FWジスラン・ゲサン(コートジボアール)、FWナナ・ポク(ガーナ)が今週中にもチームを離れるということです。
 今回の契約解除については経営陣と監督、コーチが話し合いを行った結果によって決定されたものであり、クラブと各選手との間で合意に達していると説明されています。
 なお10月29日から再開するマレーシアカップグループステージには、ペラFCのセカンドチームであるペラFC II登録となっているDFジャド・ヌールディーン(レバノン)、MFチャーリー・マシェル(イングランド)、セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン、スリ・パハンFCより期限付き移籍中)の3選手と既存の選手で臨むということです。
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 今季前半戦終了後に給料未払いでファーストXIの半数以上が退団したことから、急遽補強した外国籍選手もマレーシアカップが心境中にも関わらず退団と、まさに今季のペラFC経営陣のお粗末さを示しています。中にはわずか3ヶ月程度で契約解除となった選手もおり、まさに泥縄式の補強だったことが露呈しています。

10月18日のニュース:タイ1部第8節-エルドストールはフル出場もタンはベンチ入りせず、ハリス・ハイカルがU22代表に合流、給料6割増しのオファーもマレーシア人選手はカンボジアリーグに魅力なし

タイ1部第8節-前節出場停止のエルドストールが復帰で勝利に貢献 
 2021/2022年シーズンのタイ1部リーグ第8節が10月17日と18日にかけて開催に開催され、マレーシア代表のDFジュニオール・エルドストール(タイでの登録名はプテラ・マデル・アマラン・マデルネル)が所属するチョンプリーFCは2位のバンコク・ユナイテッドに敗れたものの4位を維持、一方、代表ドミニク・タン不在のポリス・テロFCはを12位から8位まで上げています。

タイ1部リーグ第8節
2021年10月17日@トゥルースタジアム
バンコク・ユナイテッド 1-0 チョンブリーFC
 この試合前まで2位のバンコク・ユナイテッドと同4位のチョンブリーFCの対戦はMFヴァンデル・ルイス・シウヴァ・ソウザのゴールを守り切ったバンコク・ユナイテッドが勝利しています。
 チョンブリーFCのDFジュニオール・エルドストールは先発してフル出場しています。
 (試合のハイライト映像はチョンブリーFCの公式Youtubeチャンネルより)

2021年10月17日@ブンヤジンダースタジアム
ポリス・テロFC 2-2 ラーチャブリーFC
 ポリス・テロFCがホームにラーチャブリーFCを迎えた一戦は。後半ロスタイムに今季新加入のFWエヴァンドロ・シルバ・ド・ナシメントがPKを決めたポリス・テロFCが引き分けに持ち込んでいます。
 マレーシア代表のヨルダン遠征に参加したDFドミニク・タンは渡航者に義務付けられている検疫隔離期間を終えていると思いますが、この試合ではベンチ入りしていません。

タイ1部リーグ順位表(第8節終了)

順位チーム試合勝分負得失差勝点
1ブリーラム・ユナイテッド86111119
2バンコク・ユナイテッド7511516
3チェンライ・ユナイテッド7422314
7チョンブリーFC8323611
9ポリス・テロFC823319
順位は上位3チームとマレーシア人選手が所属するチョンブリーFC、ポリス・テロFCのみ表示しています。

ハリス・ハイカルがU22代表に合流
 マレーシアサッカー協会FAMの公式Facebookでは、スランゴールFCのDFハリス・ハイカル・アダム・アフカルのU22代表招集を発表しています。ハリス選手はAFC U23アジアカップ予選に出場するU22代表の第2次合宿に直ちに参加するということです。
 U22代表のブラッド・マロニー監督はハリス選手のU22招集熱望を公言していましたが、これまでの報道では、この予選がFIFA国際マッチデー期間外であり、さらに10月29日から再開するマレーシアカップでは1勝1敗とグループステージ突破が楽観できる状況ではない上に守備陣のケガ人が多発していることから所属するスランゴールFCがハリス選手の招集に難色を示しているとされていました。10月25日から31日までモンゴルで開催されるAFC U23アジアカップ予選に出場した場合、帰国後はマレーシア政府が全ての渡航者に義務付けている14日間の検疫隔離に入ることから、ハリス選手はスランゴールFCのマレーシアカップグループステージの残り4試合全てに出場できなくなるとされていました。
 しかしマレーシア政府入国後の検疫隔離期間をこれまでの14日間から7日間に短縮することを発表したことにより、11月10日のマレーシアカップグループステージ最終戦への出場が可能となったことから、スランゴールFCが招集に応じたと、サッカー専門サイトのヴォケットFCは伝えています。.

給料6割増しのオファーもマレーシア人選手はカンボジアリーグに魅力なし
 サッカー専門サイトのヴォケットFCは、カンボジア1部リーグのクラブからオファーを受けた、現在はMリーグ2部プレミアリーグでプレーするマレーシア人選手が魅力的な内容にもかかわらずそのオファーを拒否したという記事を掲載しています。
 現在のチームではセンターバックを務めているこの選手の代理人は選手名を明かさなかったものの、受けたオファーの内容が現在の給料の6割増であること、さらにオファーを出しているのがAFCカップ出場出場の可能性があるクラブであることを明らかした上で、このマレーシア人選手はMリーグ2部でプレーすることを選んだと話し、選手のキャリアップになるオファーにも関わらず、それを拒否したことを残念がっているということです。
 ヴォケットFCの記事では、2部プレミアリーグで4年目を迎えるこの選手にとって、AFCカップ出場の可能性があるクラブからの高待遇オファーにも関わらず、マレーシア国内の他のクラブから同等の獲得オファーが来ることを期待しながら居心地の良いマレーシアから離れたくない、あるいはマレーシアではまだ知名度が低いカンボジア1部リーグでプレーすることが「恥ずかしい」と考えているのが拒否の理由ではないかと分析した上で、自分のレベルアップにつながるこのような好機を生かさずに拒否してしまうのは残念なことだと記事を結んでいます。