10月11日のニュース:ケランタンFCのユスリ監督はコーチとして来季残留か、ACL東地区は来月カタールで集中開催、W杯とAFC選手権予選が一か所集中開催となる可能性が浮上

ケランタンFCのユスリ監督はコーチとして来季残留か
 ケランタンFC(来季から、現ケランタンFA)のノリザム・トゥキマン新オーナーは来季2021年シーズンに向けて新たな監督を採用する予定があることを明らかにしています。
 マレーシア語紙ブリタハリアン電子版によると、現在のユスリ・チェ・ラー監督はクラブに残り、新監督とともに選手を指導することになるということです。
 「(来季のケランタンFCを指導する)新監督は、ユスリ現監督とコンビを組んでもらう予定である。これはコーチ陣を強化することが何よりも重要だからである。新監督は外国籍かマレーシア人かは決まっていないが、確定した場合には明らかにする予定である。」と話すノリザム新オーナーは、Mリーグ2部第11節のケランタンFA対JDT IIの試合を観戦し、各選手が見せたチームへの貢献姿勢を評価し、Mリーグ後に出場するマレーシアカップでも1部スーパーリーグのクラブに気後することなくプレーして欲しいと話しています。

ACL東地区は来月カタールで集中開催
 アジアサッカー連盟AFCは公式サイト上で、AFCチャンピオンズリーグACL東地区の試合をカタールで集中開催することを発表しています。
 AFCとカタールサッカー協会が合意したもので、各組の試合は11月18日から12月13日までの日程で行われ、12月19日に決勝が行われるということです。
 E組、F組、G組、H組からなるACL東地区のうち、Mリーグ7連覇を果たしたジョホール・ダルル・タジムJDTが入っているG組とH組はマレーシアを会場にして集中開催が予定されていましたが、マレーシアは新型コロナウィルスの新たな感染者数が連日、新記録を更新するなど国外からチームを受けいるれることが難しい状況になっています。

W杯とAFC選手権予選が集中開催となる可能性が浮上
 現在中断中のFIFAワールドカップ2022年大会予選兼AFC選手権アジアカップ2023年大会予選が一か所で集中開催される可能性があることをマレーシアの通信社ブルナマが伝えています。
 マレーシア サッカー協会FAMのハミディン・モハマド・アミン会長が明らかにしたところによると、今後も新型コロナウィルスの感染が収束しない場合、両大会の予選は来年2021年3月と5月にカタールあるいはアラブ首長国連邦に全出場国を集めて一か所で開催される可能性があるということです。
 マレーシア代表は、本来ならW杯アジア二次予選のアラブ首長国戦を10月8日にドバイで、その後は10月13日にはホームでベトナム戦、そして10月17日にバンコクでタイ戦と試合が続く予定でしたが、新形コロナウィルスによりこれらの試合はすべて順延されています。

10月10日のニュース:タイリーグは東南アジアのトップリーグを目指す、Mリーグ1部の10クラブが今季の「2部降格なし」をMFLに提案

タイリーグは東南アジアのトップリーグを目指す
 スポーツ専門サイトのスタジアムアストロは隣国のタイリーグを特集し、タイリーグ のベンジャミン・タン副CEOのインタビューを掲載しています。
 昨季から在籍するドミニク・タン(ポリス・テロFC)、今季移籍したノーシャルル・イドラ・タラハ(PGパトゥム・ユナイテッド)そして、間も無く隔離措置が終わりチームに合流予定のモハマドゥ・スマレ(ポリス・テロFC)の3人のマレーシア代表選手が今季はタイリーグでプレーしますが、タン副CEOはこのような代表クラスの選手がタイリーグでプレーすることでマレーシアのサッカーファンの注目を集めることは、タイリーグを東南アジアのトップリーグにしたいという自身の目標に近づいていると話しています。
 「スマレ選手のタイリーグ加入については、ファンと同じくらい自分も興奮しているが、それはタイリーグを東南アジアのトップ選手が集まるリーグにしたいという自分の戦略にぴったり合った移籍となったからである。」
 東南アジア各国のトップ選手が集まれば、タイリーグの商業価値や放映権収入の増加にもつながると話すタン副CEOは、より多くのマレーシア人選手にタイリーグでプレーしてもらいたいと同時に、タイリーグのクラブに対してマレーシア企業がスポンサーに名乗りを上げることも期待していると話しています。
 「現在、タイリーグは近隣諸国を対象としたビジネス面にも注力したいと考えており、タイリーグの試合を各国の現地の言語で中継することなども視野に入れている。今後、タイリーグ でプレーするマレーシア人選手の数が増えれば、グッズ販売はもちろん、マレーシア企業とのビジネス提携なども期待できる。」とタン副CEOは話しています。
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 この記事のタン副CEOが目指しているタイリーグは、かつてマレーシアリーグで実現していたものです。マレーシアリーグは、古くは1980年代のタイ代表のレジェンドプレーヤーFWピヤポン・ピウオンや同じくシンガポールの英雄ファンディ・アーマド、1990年代はタイの「ジーコ」ことキャティサック・セーナームアン、2000年代にはインドネシアの至宝バンバン・パムンカスや現在はサバFA監督のクルニアワン・ドゥイ・ユリアントなどがプレーし、まさに東南アジア各国代表チームの主力選手が在籍するこの地域のトップリーグでしたとさ。

Mリーグ1部の10クラブが今季の「2部降格なし」をMFLに提案
 英字紙ニューストレイトタイムズ電子版によると、Mリーグ1部の10クラブが共同で今季の成績による1部から2部への降格を取りやめるよう、Mリーグを運営するマレーシアフットボールリーグに提案しているということです。
 今季2020年シーズンが2月28日に開幕したMリーグは、新型コロナウィルスの影響により1部、2部とも3月16日から8月28日まで中断となり、最終的に12クラブの1回戦総当たりの全11節で争われています。
 この提案はこの新型コロナウィルスの影響を考慮し、従来は2部降格となる11位と12位のクラブを1部に残留させる一方で、2部から昇格するペナンFAとクアラルンプールFAを加えた14クラブで来季2021年シーズンを行うことも併せて対案しているということです。
 1部12クラブ中、この提案に賛成している10クラブとはどのクラブかは明らかにされていませんが、現在ダントツで最下位のPDRM FCのズルキフリ・ヤハヤ名誉事務局長は自身がこの提案を発案したことを認め、8月のリーグ再開前に関係者の間で話し合われたと明かしています。また最終節を前に降格圏の11位にいるフェルダ・ユナイテッドFCのアフィザル・アブ・オスマン前事務局長も14チームになることでリーグが活性化すると話しています。
 なおMFLはこの提案には未だ返答していないということです。