この日はシャー・アラムスタジアムでリーグ8位のPKNS FC対1位ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)のカードもありましたが、前節に0−3から5-3と大逆転でトレンガヌFCを破った(その結果、トレンガヌFCは監督辞任となりました…。)9位プタリン・ジャヤ(PJ)シテイFCと、PKNS FCに勝って最下位を脱出した11位クアラ・ルンプール(KL)FAを観戦することにしました。会場はPJシティFCのホーム、セランゴール州プタリン・ジャヤにあるMBPJスタジアムです。
今日も観戦はバックスタンドです。大人の入場料は15リンギ(約400円)です。
入場時には、試合中にスタジアムの外に出ても再入場できるようにスタンプを押してくれます。MBPJスタジアム内は飲食物の販売がほぼないので、スタジアムの外へ出て、周りにある屋台で購入します。
前回、MBPJスタジアムで観戦したMFL2部のスランゴール・ユナイテッド対JDT IIでは使用されていなかったスコアボードも、今日の1部の試合では稼働しています。
しかし、今日も観客は少ないなぁ。ちなみにこの日の観客数は400数十名というアナウンスが、試合後半途中でありました。
両チームがグラウンドに整列しました。赤いユニフォームがKLFA、水色のユニフォームがPJシティFCです。
試合開始です。
KLFAのサポーター。PJシティFCのサポーターのチャントに何度も「黙れ!」と怒鳴ったりするなど、少々ガラが悪かったです。
シュートが決まり、ゴールキーパーがへたり込んでいますが、これはオフサイドでした。
前半は0-0で終了しました。
後半は、席を移動して観戦しました。KLFAの苅部隆太郎選手(背番号7)は左サイドバックでスタメン、フル出場しました。パスのコースを読んで潰したり、ゴールキーパーからボールをもらって攻撃の起点となるなど、KLFAにとっては欠かせない存在になっていました。
PJシティFCのサポーターグループ。Go Westのメロディーに合わせたチャントは、ここでも歌われていました。
試合はこのまま0-0で終了かと思ったその瞬間、途中出場のサフィ・サリがゴールを決めてPJシティFCがリードしました。喜ぶPJシティFCの選手たち。KLFAのDFヒシャムディン・サアリの中途半端なクリアが苅部選手とGKファリズエアン・カマルディンの間に落ち、その僅かな隙をサフィ選手が見逃さずに足を出しました。
電光掲示板の時計は、既に90分になっていました。
KLFAは反撃する時間もほとんどなく、そのまま試合終了となりました。