Mリーグ2部プレミアリーグ第7節結果

 今節第7節から人数制限はあるものの、各スタジアムでの観戦が可能になったMリーグ。入場券もオンラインのみの販売など新型コロナ対策を行いながら、入場者数を徐々に増やしていきたいとしています。
(試合の映像は各クラブの公式Youtubeチャンネルからお借りしています。)

2021年4月6日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラII 0-0 トレンガヌII
 セカンドチーム同士の戦いはスコアレスドローに終わっています。
 トレンガヌIIの渡邉将基選手は前節のPDRM戦でのレッドカードにより1試合の出場停止処分を受けており、この試合はベンチ入りしませんでいした。

2021年4月6日@スルタン・ムハマド4世スタジアム
ケランタン・ユナイテッド 0-2 ケランタン
得点者:ケランタン-ジャック・ヒンドル(16分)、ヌルシャミル・アブドル・ガニ(90+1分)
 ケランタン・ユナイテッドを率いる東山晃監督とケランタンを率いるイタリア出身のマルコ・ラギニ監督の対戦となったことから「寿司対スパゲッティの争い」などとも称された今回のケランタンダービー。ケランタン・ユナイテッドは移籍後初先発となった本山雅志選手が主将を務め、Mリーグ史上初となる日本人選手3名同時先発を果たしています。その本山選手はマレーシアサッカー協会FAMの公式記録ではこの試合のプレーヤーオブザマッチとなりましたが、結果は昨季と同じ2-0でケランタンが勝利しています。
 ケランタン・ユナイテッドの本山雅志、深井脩平、谷川由来の3選手は全員が先発してフル出場しています。

2021年4月7日@タンスリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタジアム(ジョホール州ラーキン)
JDT II 1-0 PDRM
得点者:JDT-フェルナンド・ロドリゲス(49分)
 JDT IIは引き分けを挟んで4連勝、一方のPDRMはここまでの7試合で6得点と攻撃力不足に苦しみ、ケガで欠場が続く鈴木ブルーノ選手の復帰が待たれます。
 JDT IIの廣瀬慧選手は先発してフル出場しています。
 PDRMの鈴木ブルーノ選手はケガが完治せず、ベンチ入りしませんでした。

2021年4月7日@UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
FAM-MSNプロジェクト 2-2 クチンシティ
得点者:FAM-ムハマド・サフワン・マズラン(24分)、ムハマド・ファリス・イズディハム(81分)、クチン-鈴木雄太(10分)、モハマド・アリフ・ハサン(59分)
 開幕から6連敗中だったFAM-MSNプロジェクトがクチンシティに2度追いついて引き分け、今季初勝点獲得しています。
 今季初ゴールを決めたクチンシティの鈴木雄太選手は先発してフル出場しています。

また、今節予定されていたスランゴール2対サラワク・ユナイテッド@MPSスタジアムは悪天候のため順延されています。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第7節終了時)

TeamGWDLGFGAGDP
1NS6420104614
2JDT6411155813
3SU541080813
4KEL631264210
5SEL630212849
6TFC71608449
7KU521346-27
8PRK7214813-57
9KCH613269-36
10PRDM7115612-64
11FAM7016622-161
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビラン、SU-サラワク・ユナイテッド、TFC-トレンガヌII、PRK-ペラII、SEL-スランゴール2、KEL-ケランタン、KU-ケランタン・ユナイテッド、KCH-クチンシティ、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第7節はサラワク・ユナイテッドの試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第7節終了時)

選手名(所属クラブ)ゴール数
1ジョージ・アトラム(SEL)5
フェルナンド・ロドリゲス(JDT)5
2ウチェ・アグバ(SU)4
アラン・オコノ(NS)4
R・バラトクマル(NS)4
3アズハド・ハラズ・アルマン(FAM)ら2名3
クラブ名:NS-ヌグリスンビラン、SU-サラワク・ユナイテッド、TFC-トレンガヌII、PRK-ペラII、SEL-スランゴール2、KEL-ケランタン、KU-ケランタン・ユナイテッド、KCH-クチンシティ、FAM-FAM MSNプロジェクト

4月7日のニュース:根絶されないMリーグの給料未払い問題-ペラとクダで給料未払いが発覚、FAMはVAR導入を再検討か、W杯予選を前にケガ人続出が代表監督の頭痛の種

根絶されないMリーグ給料未払い問題-ペラとクダで給料未払いが発覚
 今季も既にMリーグ1部スーパーリーグのマラッカ・ユナイテッドが給料未払いで勝点3剥奪処分を受けていますが、給料未払い問題が起こっているのは他にもあるようです。
 長年に渡りマレーシア国内リーグで問題になっている給料の未払いですが、最近の報道では1部スーパーリーグのペラFCとそのセカンドチームで2部プレミアリーグのペラII、そして現在はスーパーリーグ2位のクダ・ダルル・アマンでも数ヶ月分の給料が支払われていないようです。
 ペラの給料未払いについては、前節第6節のペナン戦敗戦の後に英字紙スター電子版のT・アヴィネンシュワラン記者が自身のTwitterに「ペラよ、ペラ、経営陣が勝点3とプロとしての振舞いを求める一方で、その経営陣は数ヶ月にわたり給料を支払っていない。選手はこれを公にするべきだ。隠す必要など何もない、それは自分の権利なのだから。」と#speakup「声を上げろ」#EnoughisEnough「もうたくさんだ」というハッシュタグをつけて投稿しています。
 またマレーシア語紙ウトゥサンマレーシア電子版に対して、シンガポール出身で今季クダから移籍してきたばかりのDFシャキル・ハムザと控えGKアズリ・ガニの代理人が今年2度目のトランスファーウィンドウ期間となる来月5月3日から30日にこの両選手が給料未払いを理由に移籍することを示唆したと報じた他、いずれもケガ人による戦力ダウンに悩むスランゴールやトレンガヌが移籍を望むペラの選手獲得に関心を持っているも言われています。

FAMはVAR導入を再検討か
 英字紙ニューストレイトタイムズ電子版は、マレーシアサッカー協会FAMがビデオアシスタントレフェリーVARについて審判部に調査を指示したと報じています。
 審判委員会のS・シヴァサンダラム委員長は、現在、近隣のタイやベトナム国内リーグでのVAR利用についての報告を待っていることも明らかにした上で「VAR利用は良いことではあるが、多額の費用がかかることもあり、まずはその調査が必要であり、その結果をもとに次のFAM理事会で話し合いも持つ予定である。現時点ではいつからVARを導入するかを明言することはできない。」と話しています。
 FAM審判委員会の元委員長でAFC選手権アジアカップやFIFAワールドカップでも審判を務めたスブヒディン・モハマド・サレー氏は、自身がFAMでの在職期間中にVARの導入を検討したもの、辞任する前の2018年に導入計画が取りやめになったことを数週間前にメディアに明らかにしています。
 ニューストレイトタイムズの記事によると、VAR導入の費用は1試合会場あたり15万米ドル(およそ1650万円)、1部スーパーリーグの本拠地の全12スタジアムでは180万米ドル(およそ1億9800万円)となるということです。

W杯予選を前にケガ人続出が代表監督の頭痛の種
 Mリーグの日程変更が確定し、予定より早めに代表合宿を開始できることになったマレーシア代表ですが、合宿に招集したい選手にケガが続き、頭を抱えていると英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
 先月3月の代表合宿で初招集したトレンガヌのGKラハディアズリ・ラハリムは合宿終了後に戻ったクラブでの練習で膝前十字靭帯を損傷して今季絶望となり、今季開幕前にはスランゴールのMFハリム・サアリも同様に膝前十字靭帯損傷で同じく今季絶望となっています。
 代表のタン・チェンホー監督はラハディアズリ選手は正GKではないとしながらも、ハリム選手はレギュラーの1人であり、招集したい選手が減ったことからW杯予選の準備にも支障が出ていると話しています。
 なお3月の代表合宿にはやはり代表の主力ながらケガを追ってMリーグの試合を欠場していたモハマドゥ・スマレとサファウィ・ラシド(いずれもJDT)や、検疫隔離で短期の合宿には参加が難しかったタイリーグでプレーするジュニオール・エルドストール(チョンブリFC)やドミニク・タン(ポリステロFC)、オーストラリアリーグでプレーするリリドン・クラスニキ(ニューカッスルジェッツ)を招集しませんでした。
 W杯予選前の最終代表合宿は5月16日から行う予定であることを明らかにしたタン監督は、この合宿中に現在候補に上がっているバーレーン、ヨルダン、オーストラリアといったチームと練習試合も組みたいと話しています。

4月6日のニュース:Mリーグは断食月の試合日程変更を発表-トランスファーウィンドウも2ヶ月前倒しに、FAM-MSNプロジェクトのプレミアリーグ出場続行に関する議論がさらに加熱

Mリーグは断食月の試合日程変更を発表-トランスファーウィンドウも2ヶ月前倒しに
 Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは、4月23日以降のMリーグ1部スーパーリーグと2部プレミアリーグの日程を変更することを公式サイト上で発表しています。
 この日程変更は6月に再開されるFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選兼アジアサッカー連盟AFC選手権アジアカップ2023年大会予選に出場するマレーシア代表合宿と、試合日程が変更になったAFCチャンピオンズリーグACLとAFCカップに出場するMリーグクラブを考慮しての変更ということです。
 マレーシア代表は6月3日にアラブ首長国連邦UAEとの試合を控え、このブログでも既報の通りマレーシアサッカー協会FAMは代表合宿をイスラム教の断食月が明けた5月16日から開催できるよう、MFLにMリーグ日程の変更を求めていました。
 またJDTが出場するACLは集中開催となるグループリーグが当初の4月21日から5月7日から6月21日から7月7日に変更となっています。
 この他、クダ・ダルル・アマンとトレンガヌが出場するAFCカップのグループステージも6月22日から28日の開催が発表されています。
 MFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOはMリーグ各クラブの代表者とオンラインでの会談を行い、日程の変更を通達済みだということです。
 なお今回の日程変更により、4月13日から始まる予定のイスラム教の断食月の間に1部スーパーリーグの各クラブはは当初の2節(2試合)から5節(5試合)へ、また2部プレミアリーグの各クラブは3節(3試合)から4節(4試合)へ、それぞれ試合数が増えています。
 アブドル・ガニCEOは今回のMリーグ日程の変更により1部スーパーリーグは最終節が8月14日に、2部プレミアリーグの最終節は8月8日となることから、今年2度目のトランスファーウィンドウ期間が当初の7月5日から8月1日からおよそ2ヶ月早まり5月3日から5月30日となることも発表しています。

FAM-MSNプロジェクトのプレミアリーグ出場続行に関する議論がさらに加熱
 Mリーグ2部プレミアリーグに今季初参戦中のFAM-MSNプロジェクトは、マレーシアサッカー協会FAMとマレーシア政府の青年スポーツ省傘下の国家スポーツ評議会が共同運営するエリートアカデミーAMD出身者らで構成されている平均年齢17.23歳と若いチームですが、第6節を終了した時点で0勝0分6敗で得点4、失点20、得失差-16という成績で、先月のリーグ中断期間中にはリーグに残るべきかどうかがメディアやソーシャルメディア上で様々な議論が起こりました。
 そのFAM-MSNプロジェクトが第6節でもJDT IIに0-5と惨敗したことから、このチームの指揮を取るユスリ・チェ・ラー監督がJDT II戦後の記者会見で。短期間でこのチームが成長することは難しいと認めた上で「外野では様々なことが言われていることは承知しているが、このチームが育成目的であることは理解する必要がある。また外国籍選手がいるような(プレミアリーグの他の)クラブと渡り合うことはこのチームの選手にとっては容易なことではない。」とマレーシアの通信社ブルナマに語り、次節のクチンシティ戦では、チームが改善されたパフォーマンスを見せてくれることを期待しているとも話しています。
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 これに対し、FAM-MSNプロジェクトのプレミアリーグ参戦が決まった時点から一貫してリーグ参加に否定的な意見を繰り返し述べているのが元エリートアカデミーAMDの責任者でもあったリム・ティオンキム氏です。
 今回の敗戦後にも「FAMが『育成』と呼んで行っている(FAM-MSNプロジェクトのプレミアリーグ参加)行為は完全に間違いである。」とし、リーグ参加自体が無責任な判断であり、FAMのオン・キムスイ テクニカルディレクターはその責任責任を果たすべきであると批判しています。
 リム氏はサッカー選手の育成とは強靭な精神や個性を持った個々の選手を生み出すことであると定義し、FAMが行っているのは単に選手を集めてチームを作っているだけである、と話しています。またこのFAM-MSNプロジェクトの先例として挙げられるハリマウムダ(ヤングタイガーズ、2008年から2012年まで当時のMリーグ2部プレミアリーグに参戦し、2009年にはリーグ制覇したU21代表チーム)については、Mリーグが2009年から2011年までは外国籍選手の出場を認めていなかったことから、対戦チームには外国籍選手がおらず、FAM-MSNプロジェクトとハリマウムダを比較すること自体に無理があると話しています。
 「FAM-MSNプロジェクトの選手が対戦しているのはスピードがある上に体躯に勝り、経験もある国内トップクラスの選手である。ハリマウムダは当時のU21の代表選手を集めて結成されたが、FAM-MSNプロジェクトの選手28名中、FAMが主催する国内トップレベルのU19リーグに出場経験がある選手はわずか6名で、チーム自体が当時のハリマウムダのレベルには達していないが、それはここまでの試合結果を見ても明らかである。育成とは選手に自信を持たせ、他の選手に敬意を払いながらもフィールド上では自分自身で問題を解決する能力を身に付けさせることである。」というコメントを元バイエルン・ミュンエヘンU19チームのアシスタントコーチでもあったリム氏は現在居住しているドイツから発信しています。
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 FAMのシヴァサンダラム会長代理はスランゴール2との対戦ではFAM-MSNプロジェクトが2-4と「善戦」したことを引き合いに出し、リム氏のコメントが適切ではないと述べてていますが、リム氏はスランゴール2は大半の選手が20歳で30歳代の選手が1名しかチームにいない点を指摘しています。
 さらにリム氏はFAM-MSNプロジェクトの選手について0-2で敗れた第5節のヌグリスンビラン戦では90分間の試合中にアズハド・ハラズ・アルマンがボールを保持したのが23秒間、ウバイドゥラー・シャムスル・ファズリが5秒間だったことを指摘した上でこの両選手がチーム内で最も長くボールを保持できていた選手であり、試合中のボールタッチの数多ければ多いほど良いとされる若い年代にも関わらず、この両選手以外は試合中は走っているか、ボールを追いかけているかするだけであり、この状況を放置しておくことが果たして「育成」と呼べるものなのか、そしてサッカーをしていると言えるのかと疑問を呈し、FAMはボールに触れられていない選手をどう評価するのかとも述べています。
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 なお次節第7節で選手の平均年齢17.23歳のFAM-MSNプロジェクトは、プレミアリーグで最年長となる選手平均年齢30.26歳のクチンシティと対戦します。

Mリーグ2部プレミアリーグ第6節結果

 代表合宿でおよそ2週間中断していたMリーグが再開しました。昨季途中から無観客で行われているMリーグは、この第6節1部スーパーリーグの2試合で試験的に2000名の観客を入れて試験的に試合を開催します。サポーターが標準作業手順SOPを遵守できれば、他の試合でもスタジアム観戦が解禁になるということです。
(試合の映像は各クラブの公式Youtubeチャンネルからお借りしています。)

2021年4月2日3月19日@ペラスタジアム(ペラ州イポー)
ペラII 4-3 スランゴール2
得点者:ペラ-ロイザッド・ダウド(17分)、モハマド・ズルキフリ・ザカリア2(8分、80分PK)、ムハマド・ナズミ・アフマド(64分)、スランゴール:サイフル・イスカンダル・アドハ(35分)、ムハマド・シャズワン・サリヒン(40分)、ハリス・ハイカル(52分)
 この日の勝利でペラは連敗が4でストップ。一方エースFWハイン・テット・アウンを出場停止で欠くスランゴールの連勝は2でストップしています。

2021年4月3日@スルタン・ムハマド4世スタジアム(ケランタン州コタバル)
ケランタン 0-1 サラワク・ユナイテッド
得点者:サラワク-リ・チャンホーン(38分)
 ここまで3勝1分けと無敗のサラワク・ユナイテッドはこの試合も無失点で開幕から5試合連続無失点で、首位のヌグリスンビランを追走しています。

2021年4月3日@トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビラン 0-0 クチンシティ
得点者:なし
 守備的な布陣を引いたクチンシティに対し、エースのアラン・ティエリー・アコノを欠いたヌグリスンビランはゴールを破ることができず両チーム引き分けとなりました。なおヌグリスンビランは無敗記録を6に伸ばしました。
 クチンシティの鈴木雄太選手は先発してフル出場しています。

2021年4月3日@スルタン・イスマイル・ナシルディン・シャースタジアム(トレンガヌ州クアラトレンガヌ)
トレンガヌII 1-1 PDRM
得点者:トレンガヌ-モハマド・ラムジ・スフィアン(36分)、アレクサンダー・アムポンサー(49分)
 前半はトレンガヌIIが、後半はPDRMが優勢となった試合は、PDRMがこの日の引き分けで2試合ぶりの勝点を獲得しています。一方のトレンガヌIIは渡邉将基選手が積極的に攻撃に参加しシュートを放つもオフサイド判定やGKの攻守に阻まれました。今季無敗を守ったものの、この日の引き分けで5試合連続引き分けとなりました。
 トレンガヌIIの渡邉将基選手は先発しましたが90+3にレッドカードで退場処分を受けています。
 PDRMの鈴木ブルーノ選手はケガが完治せず、ベンチ入りしませんでした。

2021年4月4日@UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
FAM-MSNプロジェクト 0-5 JDT II
得点者:フェルナンド・ロドリゲス3(32分、57分、59分)、ニコラス・フェルナンデス(33分)、フィルダウス・ラムリ(45+2分)
 平均年齢17.2歳のFAM-MSNプロジェクトについては、同年齢の選手たちと競わせるべきという提案が前国立エリートアカデミー責任者のリム・テオンキム氏から出る中、FAMはこのチームを今季は2部プレミアリーグに最後まで参加させることを言明した後の試合での惨敗で、さらにFAMに対する批判は加熱しそうです。
 JDTの廣瀬慧選手は先発し、45分に交代しています。

021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ順位(第5節終了時)

ClubGWDLGFGAGDP
1NS6420104614
2SU541080813
3JDT5311125710
4SEL530212849
5TFC61508448
6KEL52124407
7KU52124317
8PRK4204813-56
9KCH512247-35
10PRDM5114611-54
11FAM6006420-160
項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
クラブ名:NS-ヌグリスンビラン、SU-サラワク・ユナイテッド、TFC-トレンガヌII、PRK-ペラII、SEL-スランゴール2、KEL-ケランタン、KU-ケランタン・ユナイテッド、KCH-クチンシティ、FAM-FAM MSNプロジェクト
*今季の2部プレミアリーグは11チームが参加のため、各節で1チームだけ試合がありません。第6節はケランタン・ユナイテッドの試合がありませんでした。

2021年シーズンMリーグ2部プレミアリーグ得点ランキング(第6節終了時)

選手名(所属クラブ)ゴール数
1ジョージ・アトラム(SEL)5
2ウチェ・アグバ(SU)4
アラン・オコノ(NS)4
R・バラトクマル(NS)4
3アズハド・ハラズ・アルマン(FAM)ら2名3
クラブ名:NS-ヌグリスンビラン、SU-サラワク・ユナイテッド、TFC-トレンガヌII、PRK-ペラII、SEL-スランゴール2、KEL-ケランタン、KU-ケランタン・ユナイテッド、KCH-クチンシティ、FAM-FAM MSNプロジェクト

Mリーグ1部スーパーリーグ第6節結果

 代表合宿でおよそ2週間中断していたMリーグが再開しました。昨季途中から無観客で行われているMリーグは、この第6節の4月2日のJDT対マラッカ・ユナイテッド戦と4月3日のKLシティ対サバ戦で試験的に2000名の観客を入れて試験的に試合を開催します。サポーターが標準作業手順SOPを遵守できれば、他の試合でもスタジアム観戦が解禁になるということです。
(試合の映像は各クラブの公式Youtubeチャンネルからお借りしています。)

2021年4月2日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)
クダ・ダルル・アマン 3-1 スリ・パハン
得点者:バドロル・バクティアル2(37分、71分)、クパー・シャーマン(48分PK)、パハン-ムハマド・ヌル・イザット・チェ・アワン(42分)
 前節まで2位だったトレンガヌが引き分けたため、クダがこの日の勝利で今季初の2位に浮上しています。17分にパハンのDFエラルド・グロンが一発退場し、数的有利となりながら均衡が崩せなかったクダですが、後半一気にパハンを突き離して勝利しています。一方のパハンは開幕からの2試合を2敗したことでトーマス・ドゥリー監督を「休養」させましたが、その後を継いだドラー・サレー監督もこの日の試合で1勝1分2敗となりました。わずか2試合でドゥーリー監督を「休養」させたことの理由も不明ですが、昨季終了後に成績不振からチームマネージャーに「降格」させられたサレー監督代行ですが、同じように不明な理由で今後も指揮を取り続けそうです。

2021年4月2日@スルタン・ミザル・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴンバダ)
トレンガヌ 0-0 PJシティ
得点者:なし
 ここまで全5試合にフル出場し、代表合宿にも招集された19歳の正GKラハディアズリ・ラハリムが膝前十字靭帯断裂で今季絶望となったトレンガヌは、開幕戦でゴールを決めたものの、それ以来ケガでベンチを外れているドミニク・ダ・シルヴァがこの中断明けから復帰するという噂もありましたが、結局、この試合でもベンチ入りしませんでした。この試合でもセカンドチームのトレンガヌIIのストライカーであるジョーダン・ミンターを昇格させて起用しましたが、試合は0-0の引き分けでした。
 外国籍選手が1人もいないPJシティはこの試合でも無失点。ここまでの6試合中4試合を無失点で凌いでいます。この日は第2節のマラッカ・ユナイテッド戦でのプレーがシミュレーションとされたMFカイリル・アンワル2試合出場停止処分で、また今季ここまでチーム総得点の4得点中3得点を挙げているFWダレン・ロックをケガでと、2人の主力選手を欠きながら、貴重な引き分けでアウェイでの勝点1を獲得しています。

2021年4月2日@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダルプテリ)
JDT 3~0 マラッカ・ユナイテッド
得点者:JDT-アダム・ノー・アズリン(4分)、ベルクソン・ダ・シルバ 2(8分、82分)
 ここまで2試合引き分けだったJDTが、出場停止処分のナチョ・インサに変わって先発したアダム・ノー・アズリンのゴールなどで、マラッカを一蹴してリーグ首位を堅持しています。前節には今季初白星を挙げたマラッカでしたが、この試合ではミスを連発し、今季初黒星を記録しています。


2021年4月3日@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
KLシティ 0-0 サバ
得点者:なし
 試験的に2000名の観衆を入れて開催された試合は一部照明が点灯せず、開始が30分遅れて始まりましたが、ホームのKLシティ、サバのいずれも相手ゴールを割ることができず無得点の引き分けとなりました。

2021年4月3日@シティスタジアム(ペナン州ジョージタウン)
ペナン 2-1 ペラ
得点者:ペナン- カサグランデ(43分)、ラファエル・ヴィトール(71分)、ペラ-カレッカ(12分)
 両チームが積極的にゴールを狙う展開の中、ペラが先制しましたが、ペナンはエースのカサグランデのシュートで同点、そしてコーナーキックから長身のラファエル・ヴィトールが頭で合わせて逆転勝ちしています。

2021年4月3月@UITMスタジアム(スランゴール州シャーアラム)
UITM 0-2 スランゴール
得点者:オリヴァー・バフ(13分)、イフェダヨ・オルセグン(40分)
 スランゴールが今季未だ未勝利のUITMを相手に今季初完封勝利を挙げています。防戦一方となったUITMは唯一のチャンスとなったフリーキックもクロスバーに当たる不運もあり、今季初勝利はまだ遠そうです。

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ順位(第5節終了時)

 ClubGWDLGFGAGDP
1JDT64201431114
2KDA6411105513
3TFC632195411
4PEN632164211
5PJ62315509
6KL62226428
7SEL62228808
8SBH612347-35
9PRK612359-45
10MEL614168-2*4
11PHG6114410-64
12UITM6015110-91
*マラッカ・ユナイテッドは給料未払いのため、勝点3剥奪処分を受けています。

項目:G-試合数、W-勝利、D-引き分け、L-敗戦、GF-得点、GA-失点、GD-得失差、P-勝点
ラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJ-PJシティ、MEL-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-クアラルンプールシティ

2021年シーズンMリーグ1部スーパーリーグ得点ランキング(第節終了時)

選手(所属クラブ)ゴール数
1ベルクソン・ダ・シルバ4
クパー・シャーマン(KDH)4
2ダレン・ロック(PJ)3
 バドロル・バクティアル(KDA)3
ドミニク・ダ・シルヴァ(KL)3
ジョーダン・ミンター(TFC)3
アレックス・ドス・サントス・ゴンサウヴェス(MU)3
オリヴァー・バフ(SEL)2
クラブ名:KDA-クダ・ダルル・アマン、TFC-トレンガヌ、PRK-ペラ、SEL-スランゴール、PHG-スリ・パハン、PJC-PJシティ、MU-マラッカ・ユナイテッド、SBH-サバ、PEN-ペナン、KL-クアラルンプールシティ

4月5日のニュース:朗報!-Mリーグは次節第7節から全試合でスタジアム観戦が可能に、今季のU21リーグとU19リーグの出場チームが決定、タン代表監督-W杯予選前の合宿には12日間は必要

朗報!-Mリーグは次節第7節から全試合でスタジアム観戦が可能に
 Mリーグ第5節に試験的に実施された有観客試合で標準作業手順SOPが遵守され、国家安全保障委員の初任を得られとして、国内のスポーツを監督する青年スポーツ省は次節第6節から、Mリーグ全試合でのスタジアム観戦を許可したとマレーシアの通信社ブルナマが報じています。
 4月2日のJDTの本拠地スルタン・イブラヒムスタジアムでの試験的有観客試合に足を運んだリーザル・メリカン青年スポーツ相自身は「国家安全保障委員会は視察の結果、他の試合でもスタジアムに観客を入れての開催を認めるとする報告を受けている。」と話し、サポーターがソーシャルディスタンスを維持して観戦した様子に満足していると話しています。
 またMリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOはこの発表を歓迎するとともに各クラブにサポーターの観戦受け入れの準備を行うように命じたことを明らかにしており、今後MFLは早急に各クラブとSOPなどについての会合を開く予定があると話しています。なおスタジアムでの観戦許可はMFLによる承認を獲ることが条件ということです。
 MFLの承認を受けたクラブについては、条件付き移動制限令MCO施行地域ではスタジアム収容人数の10%または2000人、回復のための移動制限例RMCO施行地位域ではスタジアム収容人数の25%または8000人のいずれか少ない方を上限にサポーターの観戦が認められるということです。

今季のU21リーグとU19リーグの出場チームが決定
 マレーシアサッカー協会FAMは、主催するMリーグ各クラブのU21チームが出場するプレジデントカップとU19チームが出場するユースカップのグループ分けが決定したことを公式Facebookではっぴょうしています。新型コロナウィルス観戦拡大により昨季2020年は中止に追い込まれた両リーグは2年ぶりの開催となります。
 19チームが参加するプレジデントカップは6月3日から各ゾーンごとのグループステージを開催し、8月9日から9月19日にノックアウトステージを開催し、20チームが参加するユースカップは6月2日にやはり各ゾーンに分かれてグループステージが開幕し7月31日と8月4日のプレーオフを経て、8月8日から9月4日までがノックアウトステージ開催期間となります。
 各ゾーンのグループ分けは以下の通りです。

プレジデントカップ(U21リーグ)出場チーム(19チーム)
<北部ゾーン>
ペナン、クダ・ダルル・アマン、モクタル・ダハリアカデミーAMD U17、ケランタン・ユナイテッド、ペラIII、ケランタン、スランゴール
<南部ゾーン>
ヌグリスンビラン、KLシティ、マラッカ・ユナイテッド、PDRM、スリ・パハン、JDTIII
<中央ゾーン>
PJシティ、UITM、サバIII、クチンシティ、サラワク・ユナイテッド、トレンガヌIII

ユースカップ(U19リーグ)出場チーム(20チーム)
<北部ゾーン>
ケランタン、スリ・パハン、ペナン、ケランタン・ユナイテッド、ペラIV、クダ・ダルル・アマン、UITM
<南部ゾーン>
ヌグリスンビラン、JDT IV、PDRM、マラッカ・ユナイテッド、AMD U16、トゥンク・マコタ・イスマイルスポーツ学校(ジョホール)SSTIM U17、KLシティ
<中央ゾーン>
トレンガヌIV、サバIV、PJシティ、クチンシティ、スランゴール、サラワク・ユナイテッド
(以下はプレジデントカップ(Piala Presiden)とユースカップ(Piala Belia)のグループステージの組み合わせを告知するFAM公式Facebookの投稿)

タン代表監督-W杯予選前の合宿には12日間は必要
 6月に再開されるFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選兼AFC選手権アジアカップ2023年大会予選を前に、マレーシア代表は5月に合宿を予定していますが、この合宿では12日ほどの日数が欲しいと、代表のタン・チェンホー監督がマレーシアの通信社ブルナマに語っています。
 アジア二次予選G組で同組となっているアラブ首長国連邦UAE、ベトナム、タイはこれより早い時期から準備を進めており、練習試合を行なっている一方で、マレーシア代表は3月に行なった代表合宿でも試合は組まずチーム内連携を中心とした練習を行いました。
 この状況についてタン監督は「5月の代表合宿では、練習試合が複数組めるように10日から12日の日数が確保できることが望ましい。さらに理想を言えば(予選の集中開催地となる)UAEと似た気候を持つ場所で合宿や練習試合を組み、その気候にチームが慣れるようにしたい。」と話しています。なお、6月のUAEは日中は気温が40度まで上がり、夜間でも25度と1年間で最も暑い時期だということです。
 しかしタン監督は気候自体は時間が十分にあれば選手が身体を鳴らすことは可能だと話す一方で、5月末まで試合が組まれているMリーグの日程ではその時間が確保できない心配があると話しています。このブログでも既に報じましたが、マレーシアサッカー協会FAMはタン監督の要望を受け、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLに対して、イスラム教の断食月が開ける5月13日以降の試合日程の変更を提案しています。  
 タン監督は「代表チームは1年以上合宿を行っておらず、先日行った3月の合宿も7日間と十分ではなかったので、FAMの提案が受け入れられることを願っている。」と話しており、MFLの対応に注目が集まっています。
 マレーシアはここまでのW杯予選5試合でベトナム(勝点11)に続く2位(同9)となっており、以下タイ(同8)UAE(同7、ただし試合数は4試合)と続いています。また自国開催を除きマレーシアが予選を突破してアジアカップに出場したのは1980年が最後です。

4月3日のニュース:主審を突いたJDTのインサにFAMは2試合出場停止と26万円の罰金処分、トレンガヌのGKラハディアズリが膝前十字靭帯損傷で今季絶望、タイリーグ20/21シーズン終了-エルドストールとスウィラッドが最終戦でタイ移籍初ゴール、オーストラリアリーグ第13・14節-クラスニキは両試合に出場

主審を突いたJDTのインサにFAMは2試合出場停止と26万円の罰金処分
 マレーシアサッカー協会FAMは今季2度目となる懲罰委員会を開催し、JDTのナチョ・インサに対し2試合の出場停止と1万リンギ(およそ26万7000円)の罰金処分を課したことをバルジット・シン・シドウ委員長名で発表しています。

  1. ナチョ・インサ(JDT)
    処分対象:3月21日のMリーグ1部スーパーリーグ第5節、ペラ戦での非スポーツマン行為 
    (具体的には、試合後に両手で主審の胸を押した行為がが処分対象の行為)
    処分内容:2試合出場停止および罰金1万リンギ

 ただし今回の出場停止処分には、4月2日のマラッカ・ユナイテッド戦は出場停止が確定しているものの、残るもう1試合の出場停止処分は、今後8ヶ月間以内に同様の行為を行った場合に適用するのとの注もつけられており、出場停止試合が1試合で済む可能性もあります。
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 試合中に死角になっている後ろから両手で主審を突き飛ばして倒したケランタンのジャック・ヒンドルへの処分は厳重注意のみだっただけに、FAMの処分の一貫性のなさには今後再び批判が集まりそうです。

トレンガヌのGKラハディアズリが練習中に膝前十字靭帯損傷で今季絶望
 Mリーグ1部で現在2位と好調のトレンガヌに激震です。先日の代表合宿にも初招集されたGKラハディアズリ・ラハリムが練習中に膝前十字靭帯を損傷し、今季絶望とスポーツ専門サイトのスタジアムアストロが伝えています。
 192cmの長身を生かしたプレーで昨季頭角を表し、19歳ながら今季は第5節までの全試合にフル出場している正GKのケガはトレンガヌにとっては大きな痛手です。なお、ラハディアズリ選手は手術が必要な状態で、復帰までには時間が必要と報じられており今季の出場は絶望ということです。
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 今回の代表合宿招集でFWルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)、FWアリフ・アイマン・ハナピ(JDT)ら他の10代選手ととも将来の代表の核となることが期待されていたラハディアズリ選手ですが、6月の代表チーム招集の可能性もあっただけに、クラブにとっても本人にとっても大きな痛手です。

タイリーグ20/21シーズン終了-エルドストールとスウィラッドが最終戦でタイ移籍初ゴール
 今さらですがタイ1部は3月28日に、2部は3月31日にいずれも最終節が開催され20202/2021年シーズンが閉幕しています。1部ではチョンブリーFCに所属するジュニオール・エルドストール(タイでの登録名はプテラ・ナデール・アマルハン・マダナー)が最終戦で今季初ゴールを決めてます。また同じ1部のポリス・テロFCに所属するドミニク・タンはケガが完治しておらずベンチ入りしませんでした。チョンブリーFCでは加入後は主力としてほぼ毎試合先発したエルドストール選手は検疫隔離の都合で3月の代表合宿には招集されませんでしたが、5月のW杯予選直前の代表合宿招集の可能性が高くなってきました。
 一方2部のノーンブワ・ピッチャヤFCに所属するニコラス・スウィラッドも最終戦でタイ移籍初ゴールを決めています。
タイ1部第30節
ラヨーンFC(16位-4勝3分23敗) 1-1 チョンブリーFC(12位-9勝5分16敗)
 ラヨーンFCは大久保剛志選手のゴールで先制するも、ジュニオール・エルドストールが90+4分に引き分けに持ち込む今季初ゴールを決めています。エルドストール選手は先発してフル出場しています。
ポリス・テロ(11位-10勝6分14敗)0-0 ブリーラム・ユナイテッドFC(2位-20勝3分7敗)
 ドミニク・タンはケガが完治しておらずベンチ入りしませんでした。
タイ2部第32節
ノーンブワ・ピッチャヤFC 6-0 MOFカスタムズ・ユナイテッド
 ニコラス・スウィラッドはベンチ入りしませんでした。
同第33節
ノーンブワ・ピッチャヤFC 1-2 ネイビーFC 
 ノーンブワ・ピッチャヤFCは33試合目で今季初敗戦。ニコラス・スウィラッドはベンチ入りしましたが、出場しませんでした。
同第34節
カセサートFC(14位-11勝5分8敗) 0-3 ノーンブワ・ピッチャヤFC(1位-21勝12分1敗)
 既に2部優勝を決めていたノーンブワ・ピッチャヤFCが最終戦も勝利しています。90+2分に交代出場したニコラス・スウィラッドはタイ移籍初ゴールを最終戦で決めています。

オーストラリアリーグ第13・14節-クラスニキは両試合に出場
 こちらも少々古いニュースですが、オーストラリア1部リーグのAリーグの第13節と第14節が開催され、ニューカッスル・ジェッツに所属する帰化選手のリリドン・クラスニキはいずれも途中から出場しています。検査隔離の都合もあり、3月の代表合宿には招集されませんでしたが、試合出場時間を伸ばしていけば、5月のW杯予選直前の代表合宿には招集が期待されます。
オーストラリア1部(Aリーグ)第13節
ニューカッスル・ジェッツ 1-4 アデレード・ユナイテッド
  リリドン・クラスニキは45分から出場し最後まで出場しています
同第14節
パース・グローリー (8位-5勝2分6敗)2-1 ニューカッスル・ジェッツ(11位-3勝2分9敗)
 元日本代表の太田宏介選手を擁するパース・グローリーにも敗れたニューカッスル・ジェッツは5連敗。リリドン・クラスニキは59分から出場し最後まで出場しています。

4月2日のニュース:JDTのスタジアム観戦は年間パス購入者のみ、KLシティはこれを真似て急遽年間パス発行もサポーターはガッカリ、PDRMはワン・ロハイミ新監督就任を正式に発表

JDTのスタジアム観戦は年間パス購入者のみ
 代表合宿により中断していたMリーグは今日4月2日の第6節から再開します。開幕から無観客試合が続いているMリーグですが、今節では1部スーパーリーグのJDT対マラッカ・ユナイテッド(ジョホール州スルタン・イブラヒムスタジアム)とKLシティ対サバ(クアラルンプールフットボールスタジアム)の2試合で試験的に観客を入れて開催します。
 ただし入場者数は2000名に制限されていることから、JDTは年間パス購入者のみを対象に入場を認める方針をクラブの公式Facebookで発表しています。年間パスの内、最上位のプラチナパス購入者は試合当日にパスを提示すれば入場可能、その下のランクのゴールドパス購入者は試合前日の3月31日と4月1日にスタジアムで先着順に配布された入場用のQRコードを受け取った購入者のみに観戦が認められると言うことです。

KLシティはJDTを真似て急遽年間パス発行もサポーターはガッカリ
 JDTが年間パス購入者を優先して入場させる方法を真似て(おそらく)、KLシティも急遽、年間パスを一昨日3月31日より発売しましたが、これがサポーターをガッカリさせているようです。
 JDTとともに第6節のホームゲームで試験的に観客を入れて試合を行うKLシティは、3月31日から本日4月2日までの予定で今季2021年シーズンの年間パスを急遽、発売しています。JDT同様、観客の上限が2000名となっていることから、この年間パス販売により入場する観客数を制限することが目的のようですが、その年間パスを実際に入手したKLシティサポーターはパスを見てガッカリしたしたようです。

 それもそのはず、年間250リンギ(およそ6670円)の年間パスはラミネート加工された紙のカードだったようです。(写真左側)しかし、Temporary「一時的」とあるように、有効期限は第6節だけで、実際には右側のようなパスと後に交換されることがKLシティの公式ページで告知されているので、まぁ大騒ぎするほどのことでもなさそうだ、と言うニュースでした。

PDRMはワン・ロハイミ新監督就任を正式に発表
 Mリーグ2部プレミアリーグのPDRMはマット・ザン・マット・アリス監督の解任とワン・ロハイミ・ワン・イスマイル新監督の就任を公式Facebookで発表しています。
 昨季は1部スーパーリーグで12位となり今季から2部でプレーするPDRMは第5節までで1勝4敗で10位と低迷していることから、わずか5試合でマット・ザン監督を解任しています。Mリーグでは1部のスリ・パハンがわずか2試合でアメリカ出身のトーマス・ドゥーリー監督を「休養」、実質解任しており、マット・ザン監督はMリーグで今季2人目の解任された監督となりました。
 ワン・ロハイミ新監督はこのブログでも既報の通り、昨季はペナンのプレジデントカップ(U21)の監督を務めていましたが、Mリーグでの監督は初めてです。これについてワン・ロハイミ監督はMリーグでの経験不足は気にならないとする一方で、育成目的のU21とは違い、Mリーグでは結果が全てであることを理解して全力で取り組みたいと話しています。
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 今季開幕前にもPDRMから接触があったと話すワン・ロハイミ新監督は、経営陣が開幕前は自分よりもトレンガヌでのマレーシアカップ優勝経験など実績のあるマット・ザン監督を選びながら、その後、再び声がかかったことについては、与えられた挑戦の機会を受け入れる用意はできていたと話しています。

4月1日のニュース:Mリーグの選手と監督やコーチは5月からワクチン接種開始、カシオがFAMとスポンサー契約締結-G SHOCKの限定マレーシア代表モデルも発売へ、今季M3リーグへ参戦する14クラブをAFLが発表

Mリーグの選手と監督、コーチは5月からワクチン接種開始
 国内スポーツを監督する青年スポーツ省のリーザル・メリカン大臣は、Mリーグの選手や監督、コーチを対象とした新型コロナウィルスワクチンの接種が5月より始まると述べています。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、青年スポーツ省はワクチン接種候補者となる4000名のスポーツ選手を選び出し、ワクチン接種を担当するカイリル・ジャマルディン新型コロナウィルスワクチン接種担当大臣にそのリストを提出済みと言うことです。その中から、東京オリンピックへの出場資格を得るための予選参加者264名を第一陣として今月からワクチン接種を開始、6月にFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選を控える代表選手を含めたMリーグの選手や監督、コーチは第二陣として接種対象となっているということです。

カシオがFAMとスポンサー契約締結-G SHOCKのマレーシア代表モデルも発売へ
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で日本の電気メーカーであるカシオ計算機と公式スポンサー契約を締結したことを発表しています。なお契約は今年2021年3月1日から2022年2月28日までと言うことです。
 FAM本部で行われた契約締結式は、FAMのハミディン・アミン会長、カシオマレーシア社の手塚逸郎社長の他、マレーシア代表のタン・チェンホー監督、シャーレル・フィクリ(スランゴール)とイルファン・ザカリア(KLシティ)らが出席して行われ、その席上ではハリマウマラヤ(マレーシア語で「マラヤの虎」)の愛称を持つマレーシア代表とコラボした限定モデルのG SHOCKも同時に発表されています。999個のみが製作された限定モデルはハリマウマラヤのロゴと伝統的にユニフォームに使われている黄色と黒が基調となっており、そのシリアル番号001はカシオマレーシアの手塚社長からハミディンFAM会長に贈られたということです。
 オリジナルTシャツ、リストバンドがセットになったこのハリマウマラヤ限定モデルのG SHOCKは579リンギ(およそ15500円)で6月1日より全国のG SHOCK取扱店やカシオのオンラインストアなどで販売されると言うことです。
(下はFAMのFacebook公式サイトに掲載された「ハリマウマラヤ」限定G SHOCKの写真)

FAMはW杯予選出場の代表のためにMリーグ日程の変更を要望
 6月にFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選を控えるマレーシア代表が本番前に練習試合を組めるようにと、マレーシアサッカー協会FAMはMリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLに日程変更を要望していると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。
 FAMのモハマド・ユソフ・マハディ会長代理は、イスラム教の断食月(今年は4月13日から5月12日)明けに予定されているMリーグ第11節(5月17日から18日)と第12節(5月22日から23日)を延期して、第13節(7月2日から4日)から再開すれば、代表はW杯予選に集中できるだけでなく、6月3日に予定されているアラブ首長国連邦戦まで2週間以上の時間的な余裕が取れることから、本番前に練習試合を行うことも可能であると話しています。
 また代表チームのチームマネージャーも務めるモハマド・ユソフ会長代理は、バーレーン、ヨルダン、オーストラリアの3カ国がW杯予選前の練習試合の相手を希望しているとし、そのうちから2チームをタン・チェンホー監督の希望に沿って選びたいと話しています。
 さらにこの要望は代表合宿に参加した選手から提案されたものだと明かしたモハマド・ユソフ会長代理は、W杯予選前により多くの練習時間を確保し、万全な状態で試合に臨みたいと言う選手の姿勢に応えたいと話しています。

今季M3リーグへ参戦する14クラブをAFLが発表
 Mリーグ3部にあたるM3リーグはセミプロリーグ化を目指して再編成が行われている最中で、今季は6月に開幕が予定されていますが、今季のM3リーグに参加する14クラブをM3リーグを統括するアマチュアフットボールリーグAFLが公式Facebookで発表しています。この14クラブは以下の通りです。

  1. AFFC(国軍FC)公式Facebook
  2. BRM FC 公式Facebook
  3. サイバーリンクスFC 公式Facebook
  4. FCランカウイ
  5. ハリニKS FC 公式Facebook
  6. キジャンレンジャーズFC 公式Facebook
  7. キナバルジャガーズFC 公式Facebook
  8. KSRサイエンスFC 公式Facebook
  9. クアラカンサーFC 公式Facebook
  10. ランカウイシティFC 公式Facebook
  11. マンジュンシティFC 公式Facebook
  12. MNY FC 公式Facebook
  13. PIB FC 公式Facebook
  14. リアルチュカイFC 公式Facebook
     AFLのモハマド・ユソフ・マハディ会長は、全部で23クラブから今季のM3リーグ参加の申請があったことを明らかにし、上記の14クラブの他、さらに6クラブについて現在も書類審査が行われていると話し、最終的なM3リーグ参加クラブ名は今後、発表されるとしています。
     また書類審査を通過しなかったクラブについては、その理由として州サッカー協会からの支持がないこと、提出された経営プランに不備があることなどを挙げています。
    (以下はAFLの公式Facebookに掲載された上記クラブのロゴ。FCランカウイのロゴがないため、全部で13クラブ分になっています。)

3月31日のニュース:プロ選手会はケランタンFCオーナーを非難、JDTの選手に対する処分の遅れにダブルスタンダード疑惑も協会は否定、アジアサッカー連盟事務局長-各国協会の懲罰委員会の処分内容にはコメントしない

プロ選手会はケランタンFCオーナーを非難
 マレーシアプロサッカー選手会PFAMは、「職業倫理に反する行為」を行ったとして、Mリーグ2部ケランタンFCのノリザム・トゥキマン オーナーを非難しています。
 このブログでも3月25日に取り上げましたが、ノリザム オーナーは未払いとなっている2020年11月分の給料の減額(給料が未払いの上、その減額を求めること自体が既に意味不明ですが)に応じなかったとされる元ケランタンFCの選手5名の名前を自身のFacebook上で明らかにした上で、公然と批判をしています。なお未払い給料の総額は15万8857リンギ(およそ422万円)であることも公表しています。
 この行為に対してMリーグ1部KLシティでもプレーするPFAMのサフィ・サリ会長はケランタンFCとPFAMが現在も交渉中であることを踏まえた上で、ノリザム オーナーに対して「職業倫理に基づいて」問題に対応することを求めると言う声明を発表していると英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
 「PFAMは該当する5選手に対し、現在も交渉が続いている未払い給料問題については公の場での発言を慎むように忠告してある。しかしその一方でケランタンFC自身がこの件を公表し、ソーシャルメディア上では該当選手に対して否定的な印象を与える原因を作り出している。意見があればノリザム オーナーは交渉相手であるPFAMに対して伝えるべきである。」とサフィ会長はノリザム オーナーを非難しています。
 さらにPFAMによる声明では「ケランタンFCが11月の給料を満額支払わないとする理由は到底、正当化できるものではなく、選手とクラブ間の契約で追うべき責任を果たすことを拒んでいる。ノリザム オーナーは満額支払わない理由として、ケガや出場停止処分などをに挙げているが、これらが給料減額の条件となることが選手との契約書内で明言されていなければ、ケガなどを給料減額の理由とすることはできない。」とも述べられています。
 またPFAMのイズハム・イスマイルCEOは、新型コロナウィルスを理由に給料削減を行おうとするクラブに対しては、マレーシアサッカー協会FAMがMリーグ再開後はクラブは選手に給料を満額で支払うことを命じているガイドラインに従うように求め、(試合数が少なかった)11月分の給料について、試合数決定権がない選手の給料を試合数が少ないことを理由に削減するといった不当な扱いをしないよう警告しています。

JDTの選手に対する処分の遅れにダブルスタンダード疑惑も協会は否定
 Mリーグ第5節までの1部スーパーリーグと2部プレミアリーグの試合中の行為でマレーシアサッカー協会FAMの懲罰委員会への出頭を求められた選手への処分が発表となったことはこのブログでも3月25日に取り上げましたが、その中で3月21日のペラFC戦後に審判に駆け寄って身体を押したJDTのナチョ・インサへの処分のみが発表されませんでした。
 この発表の遅れについて、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は懲罰委員会が意図的に処分を遅らせているのではないかと言う声を一蹴し、事情聴取と処分は近々発表されるとしていますが、同じように懲罰委員会に出頭を求められた他の4選手の処分が既に発表されているにもかかわらず、JDTのインサ選手の処分だけが遅れている点に対してFAMがJDTにはダブルスタンダードを適用しているのではと言う疑念が高まっているとニューストレイトタイムズが報じています。
 スチュアート事務局長は既に発表されたジャック・ヒンドル(ケランタンFC-2部プレミアリーグ)、アレックス・ドス・サントス・ゴンカウヴェス(マラッカ・ユナイテッド-1部スーパーリーグ)、カイルル・アヌアル(PJシティ-1部スーパーリーグ)、ハイン・テット・アウン(スランゴール2-2部プレミアリーグ)の4選手は第2節までに起こした行為に対する処分であったが、飲茶選手の行為は第5節に起こしたものであることから処分の発表が遅れていると説明し、選手に対する処分は証拠となるビデオを見て決定するといった単純なものではないと説明に躍起になっています。
 なお、このインサ選手への処分については、FAMのハミディン・アミン会長までが公正に処分を行うと言う声明を出す事態になっており、JDTに有利な処分となるのではと疑う声に対しては、懲罰委員会による処分には第三者の介入はないと話しています。
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 こういった疑惑を持ってみられるのはそもそも、これまでFAMがJDTに対していわゆる「忖度」を行ってきたのではないかと言う疑念が多くのサポーターの根底にあるからで、政治家でも皇族でもない初のFAM会長となったハミディン会長はその負のイメージを払拭することも期待されていることから、今回わざわざ声明を出したのではないでしょうか。

アジアサッカー連盟-各国FAの懲罰委員会の処分内容にはコメントしない
 Mリーグの選手は審判を両手で突き飛ばしても出場停止処分はなく厳重注意のみ。しかし同様の行為がアジアサッカー連盟AFC主催試合で起れば、間違いなく出場停止と罰金処分を課せられるのは、JDTの守護神ファリザル・マーリアスが2017年のAFCカップ、セレス・ネグロスFC戦でフ・ミン主審(中国)を押して12ヶ月の出場停止と罰金4万米ドルの罰金処分を課せられたことからも明らかです。(ちなみに出場停止処分はその後8ヶ月に短縮されています。)

2017年AFCカップのセレス・ネグロスFC対JDTのダイジェスト映像-ファリザル選手が主審を押した問題の場面は1:50頃から(AFCのYoutubeチャンネルより)

 一方、以下の映像ははケランタン対ペラIIにダイジェスト映像。2:40頃からケランタンのジャック・ヒンドルが主審を両手で突き飛ばしています。しかしFAMの懲罰委員会による処分は厳重注意だけでした。

 そうなるとFAMはAFCが設けた基準に従わず、選手に対する処分が寛容すぎるのではとマレーシア語紙ブリタハリアン電子版が疑問を呈しています。
 さらにAFCのウインザー・ポール事務局長にも取材を敢行。これに対してウインザー事務局長は各国内リーグの処分内容に対してAFCは介入しないと述べています。「AFCは審判に対しての暴力に独自の処分基準を設けている。もしAFCが審判の安全を守らなければ、いったい誰が彼らを守るのか。」と述べたウィンザー事務局長は、FAM懲罰委員会の処分内容についてはコメントする立場にないとした上で、AFCの処分と各国FAの処分を単純に比較することはできないと述べています。しかしその一方で、「こういった処分基準には厳格なものがあればそうでないものもあり、AFCは処分を決める際の基準を厳格に規定している。そしてもし各国FAがその厳格な基準に従うのであれば、それはとても良いことだ・」と話しています。