今季のフットサルリーグMPFLの参加チームが決定
マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で、今季2021年シーズンのマレーシアプレミアフットサルリーグMPFLに参加する男子20チームと女子12チームを発表しています。今季リーグは男子は6月に、女子は8月にそれぞれ開幕の予定です。
2019年から始まったこのMPFLですが、昨季は新型コロナウィルスの感染拡大から中止されており、2年ぶり2度目の開催となり、男子は昨季の12チームから20チームに増え、6月12日から8月28日までが20チームが2つのグループに分かれてグループステージが行われ、その後は上位8チームによるトーナメントで優勝チームが決定します。一方、女子は8月12日から22日までの2つのグループに分かれて行うグループステージを経て、やはり上位8チームが決勝トーナメントに進みます。
(上が男子、下が女子のMPFL参加チーム-FAM公式サイトより)
UITM退団のナナ・ポクがペラに加入
今季からMリーグ1部スーパーリーグのUITM FCに加入したガーナ出身のFWナナ・ポクは目立った活躍がないまま退団しましたが、そのポク選手が先日開いたトランスファーウィンドウ期間に同じスーパーリーグのペラFCに移籍が決定したことをマレーシア語紙ウトゥサン・マレーシア電子版が報じています。
これまでポク選手の代理人がペラFCのチョン・イーファット監督とポク選手が一緒に写っている写真のソーシャルメディア上で公開しており、ペラFC加入が濃厚だと言われていましたが、ペラFCのリザル・アリ・ナイザリCEOがポク選手との契約を認めています。
この他、ブラジル出身の別の選手もペラ入りしており、現在はマレーシアが渡航者全員に義務付けている14日間の検疫隔離期間中ということです。
第11節を終えて10位のペラFCは11得点と最下位のUITM FC(3得点)、6位のPJシティ(10点)に次いで得点が少ない一方、失点は最下位のUITM FC(26失点)に続く18失点と得点力不足の解消が課題となっています。
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とは言え、UITM FCでも今季2得点というポク選手の獲得が、攻撃陣増強に繋がるかどうかはわかりませんが、その2得点がいずれもペラFCとの対戦で決めてゴールだったこととは無関係ではないかも知れません。
UITMにはウスマン・ファネが復帰
ナナ・ポクと入れ替わるようにUITM FCはMFウスマン・ファネとFWジョアン・ペドロ・フレイタスの加入を公式Facebookで発表しています。
フランス出身のファネ選手は昨季2020年シーズンはUITM FCでリーグが短縮され11試合となった中で10試合に出場し、1部に昇格したばかりのUITM FCの6位躍進に貢献しましたがシーズン終了後は契約が更新されず、今年3月にはインドネシア1部のプルシラジャ・バンダ・アチェと契約していました。一方の東ティモール出身で20歳のジョアン・ペドロ選手は公式Facebookに掲載された情報によると、タイ3部のノース・バンコク大学FC やウボン・ユナイテッドFC(既に解散)でウイングとしてプレーした経験があるということです。
トレンガヌのクリス・ハードは長期離脱へ
第10節ではJDTに土をつけながらも翌第11節にはペナンFCに大敗したトレンガヌFCは今季既にFWペトルス・シテンビ、GKラハディアズリ・ラハリム、DFアザリヌラー・アリアスの3選手が膝前十字靭帯ACLの断裂や損傷で今季絶望となっていますが、MFクリス・ハードも最低でも2ヶ月の離脱となったことをスポーツ専門サイトのスカンズが報じています。
トレンガヌFCのズル・ファドリ・ロジ チームマネージャーによれば、ハード選手は既に手術を受けているということですが、ケガについてはACLではないということですが回復までに少なくとも6〜7週間はかかるということで、トランスファーウィンドウ期間中の新戦力獲得の可能性も否定しなかったということです。
Mリーグは今週末に開催される第13節が終わると、W杯予選やAFCチャンピオンズリーグやAFCカップなどがあることから7月上旬まで中断期間に入ることから、新戦力の獲得を早急に行う必要性は感じていないと話しています。