9月15日のニュース
AFC U20アジアカップ予選-マレーシアの初戦はモンゴルと引き分け
将来の代表候補リチャード・チンが英国3部リーグデビュー

AFC U20アジアカップ予選-マレーシアの初戦はモンゴルと引き分け

モンゴルのウランバートルで開催中のAFC U20アジアカップ2023年大会の予選E組に出場しているマレーシアは、初戦となるモンゴルとの試合に1-1で引き分け、勝点1を獲得してのスタートとなりました。

24分に相手CKからのゴール前の混戦でマレーシアが与えたPKでモンゴルが先制する展開となった試合は、モンゴルGKの度重なる好守などもあり、前半は0-1とモンゴルがリードして終了しました。後半に入ると54分に右サイドを上がったハイカル・ハキーミ(スランゴール2)からのパスをナジムディン・アクマル・カマル(JDT III)がマイナスのクロス。これをアリフ・イズワン・ユスラン(スランゴール2)がシュートし、これが決まってマレーシアは同点に追いつきます。しかし、その後は両チームとも追加点を奪えず、モンゴルの8本に対し、マレーシアは倍近い15本のシュートを放ちながら、試合は引き分けに終わっています。

予選E組のもう一つの試合は韓国がスリランカを6-0で破り、E組首位となっています。

将来の代表候補リチャード・チンが英国3部リーグデビュー

英国3部リーグにあたるEFLリーグ1のチャールトン・アスレティックFCに所属する19歳のリチャード・チンがリーグデビューを初先発で飾っています。左サイドバックのチン選手は、9月13日にホームのザ・ヴァリースタジアム(ロンドン)で行われた行われた今季第8節のフォレスト・グリーン・ローヴァーズFCに先発してリーグデビューを果たすと、72分に交代するまでプレーしています。チームは1-1で引き分け、今季通算成績を2勝4分2敗として14位(24チーム中)としています。

英国生まれながらマレーシア出身の父親とセイシェル出身の母親を持つチン選手は、マレーシア、セイシェル、英国代表でプレーする資格がありますが、これまでの報道ではマレーシア代表としてプレーすることを望んでいる旨の発言を何度か繰り返しています。チャールトン・アスレティックU18ではキャプテンも務めたチン選手は、昨年2021年7月にチームをプロ契約を結んでおり、昨年11月にはカップ戦でトップチームデビューを果たしています。今回のリーグ戦デビューでチン選手は、マレーシア代表としてプレー資格がある選手としては、最高位となる英国3部デビューを果たしたことになります。