4月4日のニュース:マレーシアは2022年ワールドカップ予選は1回戦から出場

マレーシアは2022年ワールドカップ予選は1回戦から出場
最新のFIFAランキングが発表となり、マレーシアは2022年のFIFAワールドカップカタール大会のアジア予選で1回戦からの登場となることが確定したとGoal.comが伝えています。
 アジアサッカー連盟AFC所属国のうちFIFAランキング上位34カ国は、アジア予選2回戦から、それより下のランキングの国は予選1回戦から登場することになっていたことから、マレーシアサッカー協会FAMは、今年3月にエアマリンカップを開催し、当時のAFC内でのFIFAランキング34位のシンガポールを破ることで、同35位のマレーシアが入れ替わりで2回戦登場となることを目論んでいましたが、結果は順位逆転どころか、シンガポールに0−1と返り討ちにあってしまいました。エアマリンカップでは、シンガポールよりもFIFAランキングが上のアフガニスタンには勝ちましたが、最新のFIFAランキングでは、シンガポールとの差がそれまでの6ポイントから12ポイントに開いただけでなく、マレーシアのFIFAランキングは1ランク下がって世界168位となってしまいました。
 この結果、マレーシアは4月17日に自国の首都クアラルンプールにあるAFC本部で開催される予選1回戦組合せ抽選で、カンボジア、マカオ、ラオス、ブータン、モンゴルといった国と共にポッド1に入り、ポッド2に入ったバングラディシュ、グアム、ブルネイ、東ティモール、パキスタン、スリランカのいずれかの国と6月6日と11日の日程で開催されるホームアンドアウェイ形式のアジア予選1回戦を戦うことになりました。(最新のFIFAランキングを伝えるFAMのポスト)

3月29日のニュース:エアマリンカップを振り返って(2)大会回顧編

前回からの続きです。
ウルトラス・マラヤのボイコット宣言を受け、マレーシアサッカー協会FAMは、メディアを通じて、事情を説明するとともにファンにボイコットをしないように求めました。またマレーシア代表チームのキャプテンであるモハマド・ザクアン・アドハもボイコットを先導するウルトラス・マラヤを批判し、ファンに来場を求めました。

<3月20日−大会初日>
しかしその説明にも批判にも説得力はなかったようで、ジョホール水道を挟んだマレーシアとシンガポールの試合は、そこにかかる土手道にちなんで「コーズウェイ・ダービー」と呼ばれ、本来ならば両国のファンの注目を集める試合となるはずですが、会場となった90000人収容可能のブキ・ジャリルスタジアムに訪れた観衆は3741人でした。
 3月20日の対戦ではシンガポール代表がマレーシア代表を1-0で破り、決勝進出を決めましたが、81分に唯一の得点を入れたのがシンガポールリーグのホウガン・ユナイテッドに所属するファリス・ラムリでした。このファリス選手は、昨シーズンはマレーシアフットボールMFL1部スーパーリーグのPKNS FCでプレーし、今シーズンもMFL2部プレミアリーグのプルリス・ノーザンライオンズ(プルリスFAのチーム)でプレーすることになっていましたが、このブログで何度も取り上げたプルリスFAの給料未払い問題を受けて、シーズン開幕前に契約を解除し、シンガポールリーグへ復帰していました。(下はシンガポール代表戦の先発メンバー)

この日のもう一つの試合では、就任間もないエルウィン・クーマン監督率いるオマーン代表がアフガニスタン代表を5−0で破り、オマーンはシンガポールとエアマリンカップの優勝戦へ、マレーシアとアフガニスタンは3位決定戦へ進みました。

<3月23日−大会最終日>
3月22日(金)にエアマリンカップの会場となったクアラルンプール市内のブキ・ジャリルスタジアムから20数キロ離れたシャー・アラムスタジアムでは、アジアサッカー連盟AFC U23選手権予選第1日が行われました。エアマリンカップをボイコットしたウルトラス・マラヤもこちらは声を枯らして応援していましたが、マレーシアU23代表とフィリピンU23代表との試合には7600人ほどが観戦にやってきました。ちなみに3月24日(日)のラオスU23戦は9700人、3月26日(火)の中国U23代表戦は26000人が観戦しました。
 一方、エアマリンカップ初日は平日の水曜日だったこともあり、土曜日開催となった大会最終日には初日を超える観衆が予想されましたが、マレーシア代表とアフガニスタン代表が対戦した3位決定戦の観衆は何と1466人でした。ウルトラス・マラヤの影響力かどうかはわかりませんが、少なくとも今回に関してはチケット代の設定をFAMが間違えていたことが証明されてしまいました。
 土砂降りの中で行われた3位決定戦は、マレーシア代表がアフガニスタン代表に2−1で勝利し、3位となりましが、この試合のMOMはこの試合で代表デビューを果たしたファイズ・ナシル(スランゴールFA)でしょう。タン・チェンホー監督はシンガポール戦から大幅にメンバーを入れ替えました。この試合でワントップとなったノーシャルル・イドラン・タラハの後ろで動き回る役割を与えられたファイズ選手は、スランゴールFAでのプレー同様、豊富な運動量と果敢なドリブルでアフガニスタン代表を脅かしました。
 先制したのはアフガニスタン代表でした。31分にMFLパハンFAでプレーしたこともある10番ファイサル・シャイエステがゴールエリアの外から左足で放ったシュートはカーブがかかりそのままゴールへ吸い込まれ、アフガニスタン代表が1-0とリードしました。しかしマレーシア代表も44分、同じ様な位置からファイズ・ナシルがやはり左足のシュートを決めて同点に追いつきました。この後もムハマドゥ・スマレ(パハンFA)や久しぶりの代表復帰となったハディン・アズマン(フェルダ・ユナイテッド)がシュートを放ちますが、得点にはつながりませんでした。しかし84分、ノーシャルル・イドラン・タラハと交代で入ったマシュー・デイビーズのクロスをアフガニスタン代表のアバシン・ライキルがOGし、マレーシアが勝ち越し、そのまま逃げ切りました。(下はアフガニスタン代表戦の先発メンバー)

この試合の後に行われた決勝はオマーン代表とシンガポール代表がそれぞれ得点し1-1となるも、90分で決着がつかずPK戦となった結果、オマーンが5−4でシンガポールを破っています

3月28日のニュース:エアマリンカップを振り返って(1)開催までの騒動編

アジアサッカー連盟AFC U23選手権予選の同時期にひっそり行われたエアマリンカップ。フル代表はいきなりシンガポール代表に破れたものの、最後はアフガニスタン代表に勝って、何とか3位に滑り込みました。今更ながら、このエアマリンカップを、それに関する報道をもとに振り返ってみたいと思います。
 そもそもこのエアマリンカップ開催の目的は、今年から始まるFIFAワールドカップ2022年大会のアジア予選と関係があります。FIFAランキングでアジア34位以上のチームは9月の2次予選から登場しますが、35位以下のチームは6月の1次予選からの登場となりますが、現在のマレーシアのFIFAランキングはそのボーダーであるアジア35位(全体では167位)。そこでランキング上位のチームと対戦して勝利し、9月の2次予選からの参加を目論んで企画された大会です。しかしこのエアマリンカップは予定が発表された以来、紆余曲折を経て開催された大会となりました。

<大会名称と開催時期の変遷>
1957年に当時のマラヤ連邦(現在のマレーシア)の初代首相であり、当時のマレーシアサッカー協会FAMの会長でもあったトゥンク・アブドル・ラーマンの発案で、マラヤ連邦がイギリスから独立したことを記念して開催されたムルデカ大会(「ムルデカ」とはマレーシア語で「独立」の意)は、アジアで最古の招待大会とされ、かつては世界の強豪が参加する大会でした。日本代表も初代Jリーグチェアマンの川淵三郎氏を始め、現日本サッカー協会JFA会長の田島幸三氏、日本サッカー界のレジェンド釜本邦茂氏、奥寺康彦氏、木村和司氏などが参加した由緒ある大会です。日本代表の最後の出場となった1986年の第30回大会では、マレーシア代表と日本代表が準決勝で対戦し、現在はパハンFAのドラー・サレー監督と、同じくマラッカ・ユナイテッドのザイナル・アビディン・ハサン監督がそれぞれゴールを決めてマレーシアが日本を2-1で破っています(ちなみに日本の得点者は当時「アジアの核弾頭」の異名をとった原博実元FC東京監督)。
 前置きが長くなりましたが、このムルデカ大会はマレーシア代表の弱体化と共に以前のような輝きを失っていき、最後に開催されたのは2013年で、その際もマレーシア、タイ、ミャンマー、シンガポールといった東南アジアのチーム同士の大会で、しかも東南アジアのチームにとっては重要な大会である東南アジア競技大会が開催される年でもあったことから、タイを除く3チームはU23代表が参加する地味な大会でした。
 5年間行われていなかったこのムルデカ大会を、かつてのような強豪が参加する大会として行いたいと、マレーシアサッカー協会FAMのダト・ハミディン・アミン会長が初めて発言したのが、2018年の12月初旬でした。ハミディン会長は当地の英字紙ニューストレイトタイムズとのインタビューで、FIFAワールドカップ2022年大会の予選が2019年半ばに始まることから、8月31日の独立記念日近辺での開催はワールドカップ予選時期に近く難しいこと、またFIFAカレンダーで国際Aマッチが開催可能な3月は独立記念日と離れすぎていて、大会の趣旨から離れてしまうと発言していました。
 それが12月末になると話が一転し、2019年1月にムルデカ大会開催の話が持ち上がりました。しかし国内リーグであるマレーシアフットボールリーグMFLが1月に開幕するため、その開催時期に疑問符が付きました。またこの頃にはムルデカ大会を「リブランディング」するという発言が、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長が発言し始め、その開催時期も3月という報道が出るようになりました。
 これまでムルデカ大会は8月あるいは9月に行われてきたので、3月に開催する大会にムルデカ大会の名称は使えない、ということだったのかも知れませんが、競合を招待しての国際大会が実現するなら、そこは致し方ないと多くのファンも思ったはず。そして2月の下旬には大会の名称がムルデカ大会ではなく、エアマリンカップとなること、またこのエアマリンカップはムルデカ大会のリブランド版でも、代替大会でもないことが正式に発表されました。

<出場国の変遷>
3月の大会がエアマリンカップとなる前から、FAMのラマリンガム事務局長は、この大会にはアセアン以外の西アジアあるいは東アジアからチームを招待したいと発言し、インド、台湾などが候補に上がっているとも報道されました。
 しかし今年1月に入ると、ラマリンガム事務局長は、エアマリンカップ参加国の内、1チームはワールドカップ出場経験国で、残る2チームはその頃アラブ首長国連邦で行われていたアジアサッカー連盟AFC選手権アジアカップの出場国であると述べました。ワールドカップ出場経験国については「これまでマレーシアで対戦したことがない国で、2014年のワールドカップに出場し、2018年の大陸間プレーオフで敗退した国」というバレバレのヒント(笑)を出し、この条件に当てはまるホンジュラス(FIFAランキング62位)が参加する可能性が取り沙汰されました。アジアカップ出場国については何も述べていませんが、以前FAMのテクニカルダイレクターを務めたこともあるスイス人フリッツ・シュミット監督が指揮するニュージランド代表も候補ではないかという報道もありました。
 その後、参加国はホストのマレーシア(FIFAランキング167位)、オマーン(同ランキング90位、2019年アジアカップ出場国)、ニュージーランド(同122位、当初の噂通り、しかもワールドカップ出場経験国)、そしてシンガポール(同165位、あれ?アセアンからは呼ばないはずでは…)の4カ国となりました。
 しかしここで話は終わりませんでした。その後、ニュージーランドが国内リーグなどを理由に参加を辞退し、同じオセアニアサッカー連盟OFCに加盟するソロモン諸島が出場することが2月25日に発表されました。(写真はエアマリンカップ開催記者会見−FAMのFacebookより)

 公式記者会見も終わり、さて…となったところでもう一騒動起きました。今度はソロモン諸島がエアマリンカップへの出場を辞退したのです。ソロモン諸島代表は3月24日(エアマリンカップ最終日の翌日)に台湾代表とも国際Aマッチを予定しており、3月18日から26日の国際試合カレンダー期間中の代表同士の試合は最大2試合というFIFAの規定があることから、台湾代表との試合を優先し(エアマリンカップは準決勝、3位決定戦、決勝とどの参加チームも2試合を行うことになっています)、エアマリンカップの出場辞退を決めたと報道されています。中国の圧力により、これまで外交関係のあった国々からている台湾にとって、ソロモン諸島は2019年3月現在、台湾と外交関係のある17国の内の1つですので、この背景には政治的な意図などもあるのかも知れません。
 そして大会まであと数週間と迫った3月1 日に、アフガニスタン代表(FIFAランキング147位)がソロモン諸島に代わり出場することがFAMから発表されました。

<ウルトラスマラヤのボイコット>
参加チームが確定した後も、また新たな騒動が起こりました。マレーシア代表チームの最大サポーターグループである「ウルトラス・マラヤ」がエアマリンカップのボイコットを決めたと報じられたのです。
 ボイコットの理由として挙げられているのが、エアマリンカップのチケットの価格です。エアマリンカップでは、オープンスタンドのチケットが35マレーシアリンギ(約960円)と設定されていますが、これまで代表の試合のチケットの価格20マレーシアリンギ(約550円)から75%も値上げされたことに加え、エアマリンカップの主催者がマレーシアサッカー協会FAMではなく、イベント企画会社であることから、この会社が不当にチケットの価格を釣り上げて、マレーシアのサッカーファンから搾取していることに対する抗議のためのボイコットであるとしています。(ちなみにこのイベント企画会社は、過去に代表チームの年間スケジュールや国内リーグの日程を変更させてまでトットナムやリバプールとマレーシア選抜を対戦させた際、ウルトラス・マラヤの怒りをかった前歴があります。)
 35マレーシアリンギのチケット代には、同日行われるもう一つのカードの観戦料も含まれているので結果として割安であるとのFAMによる発言に対しては、大半のファンは見るつもりもないマレーシア代表以外の試合の分も払わせるような発言は価格差を誤魔化すための言い訳に過ぎず、大会の冠スポンサーであるエアマリン社からのスポンサー費用があるにも関わらず、イベント企画会社に主催させること自体がおかしいと非難しました。(下は大会直前の3月18日にウルトラス・マラヤのFacebookにアップされた「ハリマオ・マラヤ(マレーシア代表の愛称)は売り物ではない」のメッセージ

3月19日のニュース:ウルトラスがエアマリンカップのボイコットを示唆、この問題についてFAMはファンの理解を求める

ウルトラスがエアマリンカップのボイコットを示唆
マレーシア代表チームの最大サポーターグループである「ウルトラス・マラヤ」が、3月20日と23日に開催される4カ国対抗のエアマリンカップのボイコットを決めたと、マレーシア語紙ウトゥサン・マレーシアのオンライン版が伝えています。
 ボイコットの理由として挙げているのが、エアマリンカップのチケットの価格です。エアマリンカップでは、オープンスタンドのチケットが35マレーシアリンギ(約960円)と設定されていますが、これまで代表の試合のチケットの価格20マレーシアリンギ(約550円)から75%も値上げされたことに加え、エアマリンカップの主催者がマレーシアサッカー協会FAMではなく、イベント企画会社であることから、この会社が不当にチケットの価格を釣り上げて、マレーシアのサッカーファンから搾取していることに対する抗議のためのボイコットであるとしています。
 さらにウルトラス・マラヤのFacebookでは、FAMのダト・ウィラ・ユソフ・ハマディ副会長がチケット価格の正当性について述べたことにも反論しています。マレーシア以外の3カ国はいずれもFIFAランキングでマレーシアより上位の国なので、質の高い試合となるとの理由には、昨年末のアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップで、マレーシアよりFIFAランキングが上のベトナムなどとのグループリーグではチケットは20マレーシアリンギであったと反論し、また、35マレーシアリンギのチケット代には、同日行われるもう一つのカードの観戦料も含まれているので結果として割安であるとの発言には、大半のファンは見るつもりもないマレーシア代表以外の試合の分も払わせるような発言は価格差を誤魔化すための言い訳に過ぎないと非難しています。また大会の冠スポンサーであるエアマリン社からのスポンサー費用があるにも関わらず、イベント企画会社に主催させること自体がおかしいとしています。
 ウルトラス・マラヤのFacebookページでは、(エアマリンカップの会場となる)ブキ・ジャリルスタジアムのクルヴァ(ゴール裏のスタンド)ではなく、(アジアサッカー連盟AFC U23選手権予選が行われる)シャー・アラムスタジアムのクルヴァで会おう!と呼びかけています。

この問題についてFAMはファンの理解を求める
マレーシア語紙ブリタ・ハリアンのオンライン版によると、ウルトラス・マラヤのボイコットについて、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は、現在FAMが直面している状況を理解し、できるだけ多くのファンにスタジアムに足を運んで欲しいと発言しています。
 昨年FAMが主催した国際Aマッチの内、ブキ・ジャリルスタジアムで4月1日に行わえたブータン代表戦は、オープンスタンドのチケットを20マレーシアリンギであったものの、3,187枚のチケット売上の結果、81460マレーシアリンギの収入があったものの、10万マレーシアリンギ(約270万円)を超える赤字となりました。同様に7月5日にKLフットボールスタジアムで行われたフィジー代表戦は、1220枚のチケット売上で7万マレーシアリンギの赤字が、11月3日のモルジブ戦では6173枚のチケット売上に対して2万6千マレーシアリンギの赤字が出ていました。
 その上で、今回のエアマリンカップについては、全ての費用をイベント企画会社が負担し、さらにこの会社からはFAMに30万マレーシアリンギ(約820万円)が支払われていることを明らかにしています。なお、この30万マレーシアリンギはマッチボーナスや、U19、U16、女子代表の強化に使われるとのことで、FAM主催でないやり方であっても、代表チームの価値を高める方法があるのであれば、そういった方法を時代にあった形で今後も活用していきたいと、ラマリンガム事務局長は話しています。。

3月16日のニュース:U19代表は初勝利も11位/12位決定戦へ、U19代表監督の発言に対してFAMは懲戒処分を検討、U23代表はオーストラリアU23代表と明日対戦

U19代表は初勝利も11位/12位決定戦へ
マレーシアサッカー協会FAMのフェィスブックによる、福岡県宗像市ので開催中のサニックス杯国際ユースサッカー大会に出場中のマレーシアU19代表は今大会初勝利を挙げました。
 グループリーグで4位となった後、各グループの3位と4位が出場するグローバルアリーナ杯に回ったU19代表は、今日の試合でV・ファーレン長崎ユース相手に1-2(前半1-1)と勝利を挙げました。
 試合は柴田豊輝選手のゴールでV・ファーレン長崎に1点を先制されるも、昨年のアジアサッカー連盟AFC U16選手権で得点王となったルクマン・ハキム・シャムスディンが35分に同点ゴールを決めて同点、さらにムハマド・フィルダウス・カイロニサムが58分に決勝ゴールを決め、今大会初勝利を飾りました。
 続く山梨学院高校戦ではフルタイムで0−0だったものの、PK戦で3−5と破れています。
 明日の最終日には、U19代表はグループステージで0−5と大敗しているサガン鳥栖ユースと11位/12位決定戦を戦います。果たしてリヴェンジとなるのでしょうか。

U19代表監督の発言に対してFAMは懲戒処分を検討
サニックス杯国際ユースサッカー大会3日目にして初勝利を挙げたマレーシアU19代表ですが、初日は昨年度の高校選手権優勝チーム青森山田高に0−2、サガン鳥栖ユースには0−5と連敗でした。この試合後にマレーシアU19代表を率いるクロアチア人のボジャン・ホダック監督が発言した内容について、FAMは懲戒処分を検討していると、当地の英字新聞ニューストレートタイムズのオンライン版が伝えています。
 問題となったのは、「マレーシアのサッカー選手育成システムがお粗末だ」という発言です。これについてFAMのユソフ・マハディ副会長は、昨年(ホダック監督率いるU19代表が)マレーシアの育成システムで育った選手でアセアンサッカー連盟AFF U19選手権で優勝した際には何も言わず、サニックス杯で連敗した途端に同じ育成システムを非難したことに対し、自らの責任を回避するために否定的な発言をするのではなく、むしろ建設的な提案をすべきだとし、帰国後にホダック監督から今回の発言の真意を問い、内容次第では懲戒処分もあることをほのめかしています。
 2017年半ばにU19代表の監督に就任したホダック監督との契約は今年の12月までとなっています

U23代表はオーストラリアU23代表と明日対戦
3月22日からクアラルンプールで開催されるAFC U23選手権予選に備えた最後の練習試合で、マレーシアU23代表はオーストラリアU23代表と明日対戦します。
 マレーシア語紙ウトゥサン・マレーシアのオンライン版によると、マレーシアU23代表は、ケガのために明日の試合には出場予定がないDFドミニク・タン(JDT)、FWコギレスラワン・ラジ、MFファイサル・アブドル・ハリム(ともにパハンFA)を除いた24名が試合会場となるシャーアラムスタジアムで調整したようです。
 オン・キムスイ監督は、オーストラリアU23代表との試合は勝ち負けよりも、できるだけ多くの選手を試しながら、様々な連携を確認することを目的としたいと述べています。
 一方、サンフレッチェ広島でもプレーしたグラハム・アーノルド監督率いるオーストラリアU23代表は、やはりこの試合をAFC U23選手権予選の貴重な準備の機会としており、ルネ・ユーレンステン アシスタントコーチは、開催国となるカンボジアでの高温多湿の気候で選手たちがどのような動きをするのかを見たいとしています。
 なおマレーシアはグループEで中国、フィリピン、ラオスと同組で、グループHのオーストリアリアは韓国、カンボジア、台湾と同組です。

3月9日のニュース:JDTはユベントスと提携へ向けて協議、サニックス杯出場のU19代表選出、

JDTはユベントスと提携へ向けて協議
ジョホール・ダルル・タクジムJDTのフェイスブックによると、JDTのオーナー、ジョホール州皇太子TMJことトゥンク・イブラヒム殿下は、(自家用機で)イタリアへ飛び、イタリアセリエAのユベントスFCのアンドレア・アニェッリ会長と会談し、JDTとユベントスが今後の業務提携へ向けて話を進めていくことになったとしています。
 会談後にはユベントスFCの練習施設を見学し、さらにアニェィリ会長の招きでユベントス対ウディネーゼ戦を観戦するなど、セリエAで34度の優勝を誇るクラブのエッセンスをJDTにも注入したいとしています。
 マレーシアのクラブとしてはACL本選初出場を果たしたJDTですが、そんなレベルでは満足しないイブラヒム殿下。今のマレーシアサッカー界にはこういった強烈なリーダーシップが必要です。(写真は左上からイブラヒム殿下とアニェィリ会長の会談、ユベントスFC練習施設見学、ユベントス対ウディネーゼ戦観戦の様子)

サニックス杯出場のU19代表選出
マレーシアサッカー協会FAMは、3月14日から17日まで福岡県宗像市で開催されるサニックス杯国際ユースサッカー大会2019に参加するマレーシアU19代表22名を発表しました。マレーシア代表は、昨年のこの大会の優勝チームで、全国高校サッカー選手権優勝チームでもある青森山田高校、大津高校(滋賀)、サガン鳥栖ユースと予選グループ同組となっています。
 U19代表は3月10日にマレーシアを経ち、サニックス杯終了後には大阪へ移動し、セレッソ大阪(のU18?)と練習試合をこなした後、帰国する予定です。

サニックス杯出場U19代表
GKシク・イザン・ナズレル・シク・アズマン
DFアリ・イムラン・スカリ
DFアーマド・ジカリ・モハマド・カリリ
DFムハマド・ハリス・マンソル
MFハリス・ハイカル・アダム・アフカル
MFムハマド・フィルダウス・カイロニサム
FWロクマン・ハキム・シャムスディン(以上マレーシアパハンスポーツスクールSSMP:ここはFAMが運営するアカデミーがある学校です)
DFムハマド・アイディル・アズアン
MFサラヴァナン・ティルムルガン
FWムハマド・ハジム・アブ・ザイド(以上マラッカFA)
DFムハマド・フィルダウス・アブドル・ラザク
MFムハマド・ファリス・カマルディン(以上スランゴールFA)
GKフィルダウス・イルマン・モハマド・ファジル
MFムハマド・ムカイリ・アジマル・マハディ(以上PKNP FC)
MFムハマド・アザム・アズミ・ムラド(トレンガヌFA)
DFニック・ウマル・ニック・アジズ(PKNS FC)
MFアリフ・アイマン・モハマド・ハナピ(JDT)
DFムハマド・ワジフ・ナザライル(フェルダ・ユナイテッド)
MFモハマド・アイマン・アフィフ・モハマド・アフィズル(クダFA)
DFムハマド・アイクマル・ロスラン(ヌグリ・スンビランFA)
MFアクマル・ハジム・イスマイル(ペラFA)
DFムハマド・イマン・ラファエイ・アブドル・ラジク(ペナンFA)

FAMのホームページより


3月8日のニュース:FAMが未払い給料を肩代わり、スワラッドは待望の初代表入り、代表のネパール戦は延期

FAMが未払い給料を肩代わり
マレーシアサッカー協会FAMがマレーシアフットボールリーグMFLに所属する5つのクラブの未払い給料約118万マレーシアリンギ(約3200万円)を肩代わりして選手に支払ったことを発表しています。各クラブからの供託金などから支払われたこと発表したスチュアート・ラマリンガムFAM事務局長は、PDRM FC(2部プレミアリーグ所属)、フェルクラFC(既に解散)、MOF FC(マレーシア財務省のクラブ、2019年はMFLでの活動なし)、DBKL FC(クアラルンプール市役所のクラブ、2019年はMFLでの活動なし)、トレンガヌ・シティFC(1部スーパーリーグのトレンガヌFCの下部クラブ、2019年はMFLでの活動なし)の5クラブの未払い給料は既に各選手及びスタッフの口座に払い込まれており、フェルダ・ユナイテッド(1部スーパーリーグ)、ハネランFC、マルセラFC(いずれも既に解散)の選手、スタ風への未払い給料約134万マレーシアリンギ(約3650万円)については、数週間の内に払い込みが完了するとしています。また、ラマリンガム事務局長は、今回の支払いはFAMへの供託金などを使って支払ったものであり、全額が払われたわけではな各選手、スタッフへの残りの未払い給料については、各クラブの責任であることも強調しています。

スワラッドは待望の初代表入り
MFL1部スーパーリーグに所属するPKNS FCのDFニコラス・スワラッドが、3月20日と23日に行われるエアマリンカップに出場するのマレーシア代表選手に選ばれました。イギリス人の父親とマレーシア人の母親を持つマンチェスター出身の28歳は、2016年シーズン前にJDT IIと契約し、翌年途中ににはマラッカ・ユナイテッドへ期限付き移籍し、今年からPKNS FCでプレーしている帰化選手の一人で、マレーシアへやってきてから4年目で待望の代表入りです。彼が所属するPKNS FCは、今シーズンここまで5位と検討していますが、その理由は5試合で2失点という盤石な守備陣で、その中心にいるのがスワラッド選手です。このスワラッド選手は、豊富な運動量で知られており、PKNS FC守備陣をコントロールするだけでなく、今シーズン既に2得点を決める攻撃力も兼ね備えています。
 今回のエアマリンカップのマレーシア代表には、帰化選手としてはこのスワラッド選手のほか、オーストラリア生まれながら母親がサバ州出身のDFマシュー・デイヴィーズ(24歳、パハンFA)とマレーシアに5年住んだことで国籍を取得したガンビア出身のMFムハマドゥ・スマレ(25歳、パハンFA)も選ばれています。

代表のネパール戦は延期
上記のエアマリンカップ後の3月26日にブキ・ジャリルスタジアムで開催予定だったマレーシア代表対ネパール代表の国際Aマッチが延期になりました。FIFAカレンダーの国際マッチ期間中は、国際Aマッチは2試合まで行うことができますが、マレーシアは既にエアマリンカップで2試合行うことになっており、ネパール代表戦が3試合目となるため、FIFAが許可しなかったということです。会見でラマリンガムFAM事務局長は、アジアサッカー連盟AFCからは許可が出たものの、国際サッカー連盟FIFAからは許可が出なかったとしています。
 マレーシアは今年6月から始まるFIFAワールドカップ予選の1回戦シードとなるために、FIFAランキングを上げるのに必至なようですが、そもそも今回のエアマリンカップに出場予定だったソロモン諸島が同じ理由で出場辞退をしたはずだったにも関わらず、なぜマレーシアは3試合ができると思ったのか、正直なところ理解に苦しみます。

3月6日のニュース:AFC U23選手権予選とエアマリンカップ出場の代表候補選手発表

AFC U23選手権予選とエアマリンカップ出場の代表候補選手発表
3月22日から26日までクアラルンプール郊外のシャー・アラムスタジアムを会場に開催されるアジアサッカー連盟AFCのU23選手権予選兼東京オリンピック予選に出場するU22代表候補合宿への参加選手27名が、マレーシアサッカー協会FAMより発表になりました。昨日のAFCチャンピオンズリーグACL、JDT対鹿島アントラーズ戦にも出場したFWサファウィ・ラシド、FWアクヤ・ラシド、MFシャマル・クティ・アッバの3選手や昨年末のアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップでゴールも決めているDFシャミ・サファリ(スランゴールFA)など、現時点で考えられる最強布陣となりそうな選手27名が招集されています。なお、この予選ではマレーシアは、中国、フィリピン、ラオスと同組のグループJとなっています。
 AFC U23選手権へは、2018年に初めて出場したマレーシアはタイで行われる本選への連続出場を目指して代表候補合宿を行いますが、JDT以外の選手は3月11日までに、3月12日にホームでACL第2線となる慶南FCUを戦うJDTの選手は3月13日までに合流予定となっています。候補選手は7日間の合宿を経て23名に絞られ、3月17日にはU22オーストラリア代表との練習試合を行った後、予選に臨みます。
 上記のJDTの3選手、スランゴールFAのシャミ・サファリらは、2月のアセアンサッカー連盟AFFのU22選手権では所属チームが代表チームへの招集を拒否していたため参加せず、チームもグループステージで敗退となっていました。

AFC U23選手権予選の代表候補選手(カッコ内は年齢と所属)
<ゴールキーパー>
*ムハマド・ハジック・ナズリ(21 JDT)
*ムハマド・アズリ・アブドル・ガニ(20 フェルダ・ユナイテッド)
*ダミエン・リム・チェン・カイ(22 ケランタンFA)
<ディフェンダー>
*ドミニク・タン・ジュン・ジン(22 JDT)
*モハマド・ハリス・カマルディン(22 JDT II)
*ムハマド・シャルル・ニザム・ロス・ハスニ(21 ケランタンFA)
*ニック・アズリ・ニック・アリアス(22 ケランタンFA)
R・ディネシュ(21 パハンFA)
*アーマド・タスニム・フィトリ・モハマド・ナシル(20 フェルダ・ユナイテッド)
*アリフ・アル=ラシド・アリフィン(21 PKNS FC)
*エヴァン・ウェンスレイ・ウエンセスラウス(21 サバFA)
*アリアスディアス・ジャイス(21 サバFA)
*ムハマド・アミルル・アシュラフ・アリフィン(21 UITM FC)
*ムハマド・ナジルル・アフィフ・イブラヒム(22 ペラTBG)
*ムハマド・シャミ・サファリ(21 スランゴールFA)
<ミッドフィルダー>
シャマー・クティ・アッバ(22 JDT)
*ニック・アキフ・シャヒラン・ニック・マット(20 ケランタンFA)
*ムハマド・ダニアル・ハキム・ドラマン(21 ケランタンFA)
ムハマド・ダニアル・アミエル・ノーヒシャム(20 フェルダ・ユナイテッド)
*K・シヴァンダラン(20 PJシティFC)
*ムハマド・イザン・シャミ・ムスタパ(22 トレンガヌFC II)
<フォワード>
ムハマド・アクヤ・アブドル・ラシド(20 JDT)
ムハマド・サファウィ・ラシド(22 JDT)
*コギレスワラン・ラジ(21 パハンFA)
モハマド・ファイザル・アブドル・ハリム(21 パハンFA)
*ムハマド・ジャフリ・ムハマド・フィルダウス・チュウ(22 PKNS FC)
*ムハマド・ハディ・ファイヤッド・アブドル・ラザク(19 ファジアーノ岡山)
*は2019年AFF U22選手権の代表選手

エアマリンカップ出場候補選手も発表になっています。
FAMは、3月20日と23日の日程でクアラルンプールのブキ・ジャリルスタジアムを会場に開催される国際サッカー連盟FIFAカレンダーの国際招待大会エアマリンカップに出場するマレーシア代表候補選手25名も発表しています。選手たちは3月12日から始まる強化合宿を経て、オマーン、アフガニスタン、シンガポールが参加する招待大会へ臨みます。
 今回の代表には、昨年末のAFF選手権スズキカップ準優勝のメンバーから13名に加えて、今回新たに招集された選手12名が選ばれています。マレーシア代表は3月20日にシンガポール代表と対戦し、勝てばオマーン対アフガニスタン戦の勝者と優勝を賭けて激突し、負ければこの試合の敗者と3位を争います。決勝及び3位決定戦は3月23日に行われます。なお、この代表チームは3月26日にはネパール代表とも練習試合を行う予定です。
 

エアマリンカップ出場の代表候補選手
<ゴールキーパー>
*ハフィズル・ハキム・カイルル・ニザム・ジョティ(26 ペラTBG)
イフワット・アクマル・チェック・カシム(23 クダFA)
*カイルル・ファミ・チェ・マット(30 マラッカ・ユナイテッド)
<ディフェンダー>
*シャルル・サアド(26 ペラTBG)
*ナジルル・ナイム・チェ・ハシム(26 ペラTBG)
マシュー・デイヴィーズ(24 パハンFA)
アブドル・ラティフ・スハイミ(30 スランゴールFA)
リザル・ガザリ(27 クダFA)
#ニコラス・スワラッド(28 PKNS FC)
*シャズワン・アンディック・イシャク(23 JDT)
*イプファン・ザカリア(24 KLFA)
<ミッドフィルダー>
*ケニー・パルラジ(26 ペラTBG)
#フィルダウス・サイヤディ(26 ペラTBG)
*ムハマドゥ・スマレ(25 パハンFA)
ノー・アザム・アブドル・アジー(24 パハンFA)
*シャズワン・ザイノン(30 スランゴールFA)
#ファイズ・ナシル(27 スランゴールFA)
#アブドル・ハリム・サアリ(25 スランゴールFA)
*アクラム・マヒナン(26 PKNS FC)
#ハフィズ・ラムダン(26 PKNP FC)
ハディン・アズマン(フェルダ・ユナイテッド)
<フォワード>
*ノーシャルル・イドラン・タラハ(33 パハンFA)
*ザクワン・アドハ・アブドル・ラザク(32 クダFA)
*アーマド・ハズワン・バクリ(28 JDT)
S・クマーラン(23 JDT)
*は2018年スズキカップの代表選手、#はタン・チェンホー監督が初めて招集した選手です。

3月3日のニュース:サニックス杯に向けてU19代表候補合宿開始

サニックス杯に向けてU19代表候補合宿開始
マレーシアサッカー協会FAMは、福岡で開催されるサニックス杯国際ユースサッカー大会へ出場するU19代表の候補選手29名を発表しています。この中から強化合宿を経て選ばれた22名が3月10日に日本へ経ち、3月14日から17日まで福岡県宗像市のグローバルアリーナで開催される大会に参加します。大会公式ページではマレーシアU17代表となっていますが、マレーシアからはU19代表が出場します。
 代表候補メンバーは、FAMのサッカーアカデミーがあるマレーシアパハンスポーツスクール(MPSS)から7名、マラッカFAとスランゴールFA、PKNP FCからそれぞれ3名、トレンガヌFAとPKNS FCからはそれぞれ2名、JDT、フェルダ・ユナイテッド、クアラルンプールFA、クダFA、ケランタンFA、ヌグリ・スンビランFA、ペラFA、ペナンFA、サラワクFAから各1名となっています。
 U19代表のボジャン・ホダック監督は、このサニックス杯を今年7月のアセアンサッカー連盟AFFのU19選手権、そしてアジアサッカー連盟AFCのU19選手権予選のための準備に使いたいとしています。昨年2018年のAFF U19選手権では、このホダック監督が指揮したU19代表が準決勝でインドネシア、決勝ではミャンマーを破り初の優勝を遂げていますが、AFC U19選手権ではグループステージ敗退となっています。

 マレーシアは、昨年もこのサニックス杯に出場しており、一回戦(グループステージ)では同組となった前橋育英高校に2−1で勝利(ダイジェスト映像はこちら)したものの、FC東京ユースには0−3、大津高校には0-2と敗れ、グループ3位となり、順位決定戦では東福岡高校とは0−0(PK戦4−3)、台湾の清水(QING SHUI)高校を6−0、そして13/14位決定戦ではロシアのイジョレツ・インコンユースを3−1で破り、最終順位は参加16チーム中13位でした。
 このチームには今シーズン、J2ファジアーノ岡山に加入したハディ・ファイヤッドが10番を着けキャプテンとして出場し、イジョレツ・インコン戦でのハットトリックを含む4得点を挙げています。

13/14位決定戦イジョレツ・インコン戦のスタメン。後列右端の10番がハディ・ファイヤッド選手

3月2日のニュース:エアマリンカップにはソロモン諸島に代わりアフガニスタンが出場

エアマリンカップにはソロモン諸島に代わりアフガニスタンが出場
3月20日から23日までクアラルンプールで開催されることになったエアマリンカップの出場国が、ソロモン諸島からアフガニスタンへと変更になったことが発表されました。最初に参加国が発表になった際には、そもそも「『ソロモン諸島』って…」などという反応がありましたが、それでもソロモン諸島は国際サッカー連盟FIFAランキングでは143位で、マレーシアの167位よりも上のチームです。当初はこの枠にニュージーランドが入る予定でしたが、結局、ニュージランドは招待を辞退、その代りとして同じオセアニア地区ではニュージーランドに続く高ランクチームとしてソロモン諸島が参加することになった経緯があります。
 しかし、このソロモン諸島代表は3月24日に台湾代表とも国際Aマッチを予定しており、3月18日から26日の国際試合カレンダー期間中の代表同士の試合は最大2試合というFIFAの規定があることから、台湾代表との試合を優先し(エアマリンカップは準決勝、3位決定戦、決勝とどの参加チームも2試合を行うことになっています)、エアマリンカップの出場辞退を決めてと報道されています。中国の圧力により、これまで外交関係のあった国々からている台湾にとって、ソロモン諸島は2019年3月現在、台湾と外交関係のある17国の内の1つですので、この背景には政治的な意図などもあるのかも知れません。
 そしてソロモン諸島に代わって出場することになったのが、これまたビミョーなアフガニスタン代表です。大会まで1ヶ月を切っての参加チーム探しは大変だったとは思いますが、それでもアフガニスタンのFIFAランキングは147位で、こちらもマレーシアよりも高いランキングのチームです。内戦のイメージが強いアフガニスタンよりランクが低いマレーシアって一体どれだけ弱いんだ…。ちなみにマレーシアフットボールリーグMFL2部のクランタンFAには、アフガニスタン代表でもプレーするMFムスタファ・ザザイが在籍しています。
 このエアマリンカップは、このアフガニスタン代表の他、オマーン(FIFAランキング90位)、シンガポール(同165位)といずれもマレーシアよりFIFAランキング上位のチームが参加します。今年後半から始まる2022年のFIFAワールドカップ予選では、アジアサッカー連盟AFC34位以上のチームは1回戦が免除になるため、AFCランキング35位にいるマレーシアにとっては経験を積むだけではなく、勝ってFIFAランキングを上げねばならない大会です。

ソロモン諸島に変わりアフガニスタンがエアマリンカップに出場することを知らせるマレーシアサッカー連盟FAMの告知(FAMのホームページより)