2月14日のニュース
今日はフットサル関連2題
フットサルリーグは今週末に開幕-注目は今季初参戦のジョホール
現在空席のフットサル代表監督は近日中に発表予定

マレーシアスーパーリーグは2月24日に昨季の王者ジョホール・ダルル・タジム(JDT)対昨季2位トレンガヌFCの対戦で開幕しますが、国内フットサルリーグのマレーシアプレミアフットサルリーグ(MPFL)はそれより一足早い今週末の2月18日に開幕します。

マレーシアプレミアフットサルリーグ概要

今季は新たにアジア枠の外国籍選手枠が追加され、各チームと2名の外国籍選手がプレー可能になっています。今季は参加14チームが2つのグループに分かれて8月5日の決勝を目指して戦いますが、そのグループ分けは以下の通りです。

A組
マレーシア国軍(ATM)、クダ、KPT-PSTマスタングズ(国内の大学の選抜チーム)、パハン・レンジャーズFC、ペナン、サバ、トレンガヌ
B組
ジョホール・ダルル・タジム(JDT)、KLシティFC、クアラルンプール、PFAオディン・サラワク、スランゴールMAC、スランゴールTOTユナイテッド、シャーアラムシティ

開催方法ですが、各組のリーグ戦はホームアンドアウェイ方式で行われ、それぞれの組の上位4チームがノックアウトステージへ進みます。7月29日に予定されている準々決勝から始まるノックアウトステージは、なぜか準決勝は一発勝負で行われますが、準決勝と決勝はリーグ戦同様、ホームアウェイ形式で行われます。

またリーグ決勝後の8月19日から9月23日にかけては、マレーシアフットサルカップが予定されています。リーグ戦各組の上位3チームに加え、4位と5位のチームの間で行われるプレーオフの勝者2チームの合計8チームが出場し、決勝までの全ての試合がホームアンドアウェイ方式で行われます。

今季のマレーシアプレミアフットサルリーグに参加する14チームのロゴ
注目は今季初参戦のジョホール・ダルル・タジム(JDT)

今季のマレーシアプレミアフットサルリーグの最大の話題は、今季から参戦するジョホール・ダルル・タジム(JDT)です。マレーシアスーパーリーグで8連覇中のJDTがフットサルチームを新設してMPFL参戦を発表したことが十分なニュースでしたが、その後のチーム強化がその方法も含めて注目されています。

監督にレアル・ベティスフットサルの監督だったフアン・アントニオ・ミゲル・ガルシア氏を招聘すると、昨季のリーグとマレーシアフットサルカップの二冠を達成したスランゴールMACからGKアズルル・ハディー・トフィクを筆頭にアズワン・イスマイル、エクマル・シャーリン、アズリ・ラーマンと4名のマレーシア代表選手を引き抜き獲得、さらに昨季準優勝のパハン・レンジャーズFCからは昨季のリーグMVPアブ・ハニフ・ハサン、アワルディン・マット・ナウィの両マレーシア代表選手も獲得しています。サッカーのJDT同様、チームの主力全員が代表選手、しかも後述する外国籍選手も加わることで、さらにベンチにも代表選手が控えるという豪華な布陣を短期間で揃えています。

その外国籍選手ですが、リーグの外国籍選手枠は2枠(その内の1つはアジア枠)で、その枠には2016年にUEFAフットサルカップで優勝経験のあるカイオ・セザール・ガルシア・レゴ(ブラジル)をAFCカイラト(カザフスタン)から、そしてアジア枠でアブドル・ラーマン・サラニ(イラン)をガンド・カトリン・アモルFC(イラン)からそれぞれ獲得しています。

昨季二冠のスランゴールMACと準優勝のパハン・レンジャーズFCも外国籍選手を獲得して対抗

主力マレーシア人選手がいずれもJDTに流出した昨季二冠の覇者スランゴールMACと、リーグ戦、カップ戦ともその後塵を排したパハン・レンジャーズFCは、チームの強化を外国籍選手に託しています。

リーグ3連覇を狙うスランゴールMACは、前述の通り代表選手4名がJDTに移籍した他、もう2名もやはりJDTに移籍しており、昨季までとは大きく陣容が変わっています。また残る主力選手の1人で元代表キャプテンでもあるカイルル・エフェンディがケガのため今季の出場が絶望となるなど、厳しい状況にあります。昨季オフに就任したブラジルの強豪カルロス・バルボーザ出身のエドガー・バラダッソ監督は、残った若い選手主体のチーム編成となることを明言していますが、それを支えるのが今季が2年目となるやはりブラジル出身のセアラことマテウス・ヴァスコンセロス、そしてスニチ・サヴェーSFC(イラン)から加入するレザ・スパンダル(イラン)の両外国籍選手です。

またスペイン出身で2020年に就任しながら、新型コロナによるリーグ中止により今季が実質2シーズン目となるヘラルド・カサス監督が率いるパハン・レンジャーズFCも3期連続リーグ2位から優勝を目指して、ブラジル出身の23歳マテウス・アウグストと、アジア枠では同じイラン出身で代表経験もあるアミン・ナスロラ・ザデを獲得しています。

現在空席の代表監督は近日中に発表予定

またこの他のフットサル関連のニュースでは、現在、空席となっているフットサルマレーシア代表監督について、マレーシアサッカー協会FAMのノー・アズマン・ラーマン事務局長によれば近日中に発表されるということです。

これまで監督を務めていたチュウ・チュンヨン監督は、昨年4月の東南アジアサッカー連盟AFFフットサル選手権ではタイとインドネシアに敗れてグループステージを突破できずに敗退、また翌5月に開催された東南アジア競技大会ベトナム大会でも、出場5チームで争われた中、0勝1分4敗で得点7失点20の最下位となったこともあり、契約が延長されませんでした。なお今季のフットサルマレーシア代表は10月の東南アジアサッカー連盟AFFフットサル選手権、そして11月のアジアインドア&マーシャルアーツゲームズに出場を予定しています。