9月18日のニュース
AFC U20アジアカップ2023予選-マレーシアはスリランカに勝利し最終節で予選1位を賭けて韓国と対戦
キングズカップ出場の代表合宿開始-25名中24名が参加
セルヒオ・アグエロがマレーシア国籍取得
AFC U17アジアカップ予選出場のU16代表候補25名が発表

AFC U20アジアカップ2023予選-マレーシアはスリランカに勝利し最終節で予選1位を賭けて韓国と対戦

モンゴルのウランバートルで開催中のAFC U20アジアカップ2023年大会予選E組に出場中のマレーシアU19代表は、9月16日の第2節でスリランカと対戦し、3-0で勝利して今予選初勝利を挙げています。

初戦のモンゴル戦では1-1で引き分けていたマレーシアは、53分に退場者が出て10名となったスリランカを相手に、初戦で唯一のゴールを決めていたアリフ・イズワン・ユスラン(スランゴール2)が、この試合でも2ゴールを決め、アダム・ファルハン(JDT III)のゴールと合わせて3-0で勝利しています。この日の勝利でマレーシアは1勝1分となり、最終第3節ではスリランカに6-0、モンゴルに7-0と2連勝中の韓国と予選1位をかけて本日9月18日に対戦します。

今回の予選ではA組からJ組までの1位10チームと各組2位の内、上位5チームの15チームそして、開催国ウズベキスタンの合計16tチームが来年2023年3月の本戦に出場します。

キングズカップ出場の代表合宿開始-25名中24名が参加

タイのチェンマイで今月9月22日より開催される第48回キングズカップに出場するマレーシア代表の合宿が始まり、合宿初日の9月16日には召集された25名中、24名が参加しています。

スランゴール州プタリンジャヤにあるマレーシアサッカー協会FAMのトレーニング施設 には、DFディオン・クールズ(チェコ1部FKヤブロネツ)を除く24名が集合しましたが、その内、DFシャールル・サアド(JDT)は体調不良を理由に、練習には参加していません。また、クールズ選手はマレーシア国内での合宿には参加せず、チェンマイで直接、チームに合流するということです。

キム・パンゴン監督就任後の初の公式戦となった、今年6月のAFC選手権アジアカップ2023年大会最終予選のメンバー23名中、キム監督は17名を再び招集しています。またキム監督就任後、初招集となったのは、GKラーディアズリ・ラハリム(トレンガヌ)、カラムラー・アル=ハフィズ(PJシティ)、DFアザム・アズミ(トレンガヌ)、DFシャルル・ナジーム、MFムカイリ・アジマル、MFブレンダン・ガン(いずれもスランゴール)、MFザフリ・ヤハヤ、DFデクラン・ランバート(いずれもKLシティ)の8名です。

なお、キム監督はタイへ出発する来週月曜日の9月19日まで予定されている合宿に招集した25名全員がタイ入りすると説明し、このキングズカップでのパフォーマンスをもとに、今年末の東南アジアサッカー連盟AFF選手権、三菱電機カップ、そして来年のAFCアジアカップに向けて代表チームのメンバーを絞り込みたいと話しています。

キングズカップでマレーシアは、9月22日にタイ代表と対戦し、9月25日はトリニダード・トバゴまたはタジキスタンと対戦する予定になっています。

セルヒオ・アグエロがマレーシア国籍取得

セルヒオ・アグエロと言っても、マンチェスターシティで活躍したアグエロ選手ではなく、Mリーグでプレーするセルヒオ・アグエロことエセキエル・アグエロのことですが、アルゼンチン出身のこのアグエロ選手がMリーグで通算5年プレーしたことから、FIFAの規定に従ってマレーシア国籍を取得しています。

先日このブログでは英国出身のリー・タックがやはりMリーグで5年連続してプレーしたことでマレーシア国籍を取得したことを紹介しましたが、タック選手同様、アグエロ選手も所属するスリ・パハンやパハン州政府などの支援でマレーシア国籍取得を申請し、これが認められた結果、国籍を取得しています。

自身のインスタグラムで国籍取得を明らかにしたアグエロ選手は、チームのオーナーでもあるパハン州皇室のテンク・アブドゥル・ラーマン・イブニ・スルタン・アフマッド・シャー 殿下(現マレーシア国王の弟君)に感謝の言葉を述べていることから、今回の国籍取得についてはパハン州皇室からの支援なども受けていたことがわかります。

2017年からMリーグでプレーしている28歳のアグエロ選手は、前述のタック選手とともにリーグ戦終了後のマレーシアカップからマレーシア人選手としてのプレーが可能になります。

AFC U17アジアカップ予選出場のU16代表候補25名が発表

マレーシアサッカー協会FAMはAFC U17アジアカップ予選に出場するU16代表候補25名を発表しています。オスメロ・オマロ監督率いるU16代表候補は、国内エリートアカデミーのモクタル・ダハリアカデミーで1合宿を行います。

U16代表は、今年8月にインドネシアで開催された東南アジアサッカー連盟AFF U16選手権に出場し、グループステージを突破できませんでしたが、そのチームのメンバー25名中24名が再び召集されています。詳しいメンバーはこちらから。

10月1日に開幕する今回のAFC U17アジアカップ予選でB組のマレーシアは、開催国インドネシアのほか、アラブ首長国連邦UAE、パレスチナ、グアムと同組になっています。