6月28日のニュース
AFCカップ-クダが初勝利
バングラデシュ遠征中の女子代表は親善試合2試合目はスコアレスドロー

AFCカップG組-クダが初勝利

インドネシアのバリ島で集中開催されているAFCカップグループステージG組に出場しているMリーグ1部スーパーリーグのクダは第2節でカヤFC(フィリピン)と対戦し、4-1と快勝し、通算成績を1勝1敗としてます。

バリ・ユナイテッド、ビサカFC(カンボジア)の2チームを含めた4チームからなるG組は、6月27日に第2節の2試合がいずれもバリ・ユナイテッドの本拠地カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアムで行われました。

第1節のバリ・ユナイテッド戦を0-2と落としているクダのアイディル・シャリン監督は、アル・ハーフィズ・ハルンとアミルル・ヒシャムに代えて、いずれも経験豊富なシャズワン・ザイノンとアザムディン・アキルを起用した以外は初戦と同じ先発XIを起用しています。

両チームとも前半を無得点で折り返したこの試合は、56分にファヤド・ズルキフリのゴールでクダが先制すると、63分にはマフムード・アル=マルディ、82分にはロナルド・ンガ、そして90+3分にはファヤド・ズルキフリがこの試合2ゴール目を決め、カヤFCの反撃を1点に抑えてグループステージ初勝利を挙げています。

最終節となる7月30日の第3節でクダはグループステージ突破をかけてビサカFCと対戦します。

AFCカップ2022 グループステージG組第2節
2022年6月27日(月)@カプテン・イ・ワヤン・ディプタスタジアム(バリ、インドネシア)
クダ 4-1 カヤFC
⚽️クダ:ファヤド・ズルキフリ2(56分、90+3分)、マフムード・アル=マルディ(63分)、ロナルド・ンガ(82分)
⚽️カヤ:ハビエル・ガヨソ(86分)
🟨クダ(0)
🟨カヤ(1):オスカリ・ケッコネン
 カヤFCの藤井亮選手は先発して、フル出場しています。

(以下はクダの先発XIとこの試合の映像-アストロアリーナの公式YouTubeチャンネルより)

またこの試合の前に行われたG組のもう一つの試合は、地元のバリ・ユナイテッドが先制しましたが、ビサカFCがそこから逆転し、2連勝を飾るとともにG組首位に浮上しています。

AFCカップ2022 グループステージG組第2節
2022年6月27日(月)@カプテン・イ・ワヤン・ディプタスタジアム(バリ、インドネシア)
ビサカFC 5-2 バリ・ユナイテッド
⚽️ビサカFC:パウロ・ヴィクトル2(17分、63分)、オーク・ソヴァン2(45分、88分)、イ・ジェゴン(55分)
⚽️バリ・ユナイテッド:イルファン・ジャヤ(9分)、プリヴァット・ムバルガ(85分)
🟨ビサカFC(2):パウロ・ヴィクトル、マルコス・ヴィニシウス
🟨バリ・ユナイテッド(2):イ・マデ・アンディカ・ウィジャヤ、エベル・ベッサ

AFCカップ2022 グループステージG組順位(第1節終了)

チーム得失差勝点
1ビサカFC22007346
2バリ・ユナイテッド210145-13
2クダ21014313
3カヤFC200237-40
AFCカップH組-KLは試合なしもマカッサルが勝利しグループ首位浮上

クアラルンプールが集中開催地となっているAFCカップH組は、ミャンマーのクラブが出場を辞退したため、PSMマカッサル(インドネシア)、タンピネス・ローヴァーズ(シンガポール)、そしてKLシティの3チームで構成され、試合会場はKLシティの本拠地であるKLフットボールスタジアムです。

3チーム構成のため、第2節のこの日は仲村京雅、山下柊哉両選手を擁するタンピネス・ローヴァーズ対PSM マカッサルの1試合のみ。この試合は初戦でKLシティと引き分けたPSMマカッサルが3-1で勝利し、H組首位に立っています。

初戦では何度かチャンスを作りながら、それをものにできずゴールがなかったPSMマカッサルですが、この試合でも試合開始から好機を作るものの得点に至らず、逆にタンピネスは29分にゼフルディン・メヒメドビッチのゴールでリードします。しかしその直後の30分にタンピネスのクリストファー・ヴァン・ヒュイゼンが2枚目のイエローで退場となってしまうのですが、この早い時間帯での退場が、この後、タンピネスの選手たちに少しずつ影響を及ぼしていきます。

前半でリードを許したものの数的有利となったマカッサルは後半開始直後の48分にリズキー・エカ・プラタマのゴールで同点とすると、そこからは怒涛の攻撃でタンピネスゴールへ迫るものの、放ったシュートはいずれもゴールを捉えられず、嫌な雰囲気となっていきました。しかしタンピネスの選手たちの運動量が落ち始めた79分にエヴェルトンがゴールを決めて2-1とリードを奪うと、ロスタイムの90+3分にもエヴェルトンがダメ押しゴールを決めて、マカッサルが勝利を収め、このAFCカップH組を1勝1分の成績で終えています。

この結果、今週木曜日7月30日の第3節でKLシティがタンピネス・ローヴァーズとの試合で3点差以上をつけて勝利すればKLシティが、それ以下の得失差であればKLシティが勝利しても、PSMマカッサルがH組の首位としてノックアウトステージへ進みます。

AFCカップ2022 グループステージH組第2節
2022年6月27日(月)@KLフットボールスタジアム
タンピネス・ローヴァーズ 1-3 PSMマカッサル
⚽️タンピネス:ゼフルディン・メヒメドビッチ(29分)
⚽️マカッサル:リズキー・エカ・プラタマ(48分)、エヴェルトン2(79分、90+3分)
🟨タンピネス(3):クリストファー・ヴァン・ヒュイゼン、イルファン・ナジブ、イルワン・シャー
🟨マカッサル(4):リズキー・エカ・プラタマ、アクバル・タンジュン、エヴェルトン、アダム・リーフディ
🟥タンピネス(1):クリストファー・ヴァン・ヒュイゼン(🟨x2)
 タンピネス・ローヴァーズの仲村京雅、山下柊哉は先発してフル出場し、PSMマカッサルの南部健造選手はベンチ入りしませんでした。

(以下はPSM マカッサルとKLシティの先発XIとこの試合の映像はPSMマカッサルの公式YouTubeチャンネルより)

AFCカップ2022 グループステージH組順位(第1節終了)

チーム得失差勝点
1PSMマカッサル21103124
2KLシティ10100001
3タンピネス・ローヴァーズ100113-20
バングラデシュ遠征中の女子代表は親善試合2試合目はスコアレスドロー

バングラデシュ遠征中のマレーシア女子代表は、遠征2試合目となるバングラデシュ女子代表との国際親善試合を行い、0-0で引き分けています。

バングラデシュ女子代表との初戦では0-6と大敗したマレーシア女子代表ですが、ダッカのビル・シェレスタ・シャヒード・シパヒ・モスタファ・カマルスタジアムで行われたこの試合ではGKアズリン・マズランが闘志あふれるプレーを見せたと、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。

マレーシア女子代表はこの試合でバングラデシュ遠征を終え、一旦マレーシアに帰国した後、7月4日にフィリピンで開幕する東南アジアサッカー連盟AFF女子選手権に出場します。この大会でマレーシアはグループステージA組に入り、シンガポール(試合は7月4日)、インドネシア(7月6日)、開催国フィリピン(7月8日)、前回2019年大会準優勝のタイ(7月10日)、そしてオーストラリア(7月12日)と対戦します。


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