ユスリ監督がKLFAの監督を辞任
マレーシアフットボールリーグMFLで唯一勝ち星がなく、開幕から泥沼の5連敗で最下位に沈む1部スーパーリーグ所属のKLFAのユスリ・チェ・ラー監督が辞任しました。今シーズン苅部隆太郎選手が加わったKLFAはMFL第6節を終えて得点4、失点13と攻守ともに精彩を欠いています。
昨シーズンはケランタンFAの監督を務め、今シーズンKLFAの監督に就任したユスリ監督は、これまでも外国人選手の獲得や出場選手決定に自分の意志が反映されていないことを明言しており、過去2シーズンのKLFAのリーグ戦だけで40ゴール、カップ戦も合わせれば55ゴールをあげているFWギリェルメ・デ・パウラが開幕戦以降、ケガからの回復を遅れを理由にベンチ入りしていないのも、ユスリ監督との確執があるといった噂もあります。実際に辞任会見でも、ユスリ監督は外国人選手との関係について言及しています。
今シーズンのMFL監督交代第1号となったユスリ監督は、クラブを運営するKLサッカー協会や一部サポーターからの圧力ではなく、あくまでも自らの意思で辞任すると述べており、KLFAのノクマン・ムスタファ事務局長は、ユスリ前監督の後任としてチョン・イーファットアシスタントコーチを暫定監督に任命し、次のトランスファーウインドウが開く5月2日から29日の期間中に新たな選手の獲得を行うとしています。なおMFLはFIFAカレンダー期間中のエアマリンカップ開催のため、2週間試合がありませんので、KLFAはこの期間中を利用して、まずは選手のモラルも含めた立て直しが急務でしょう。

JDTのACL第2戦はホームで慶南FC戦
アジアサッカー連盟AFCチャンピオンズリーグACLデビュー戦で鹿島アントラーズに惜敗したJDTは、今日、ホームに韓国の慶南FCを迎えてACL第2戦を戦います。
試合前の記者会見でJDTのベンジャミン・モラ監督は、鹿島戦の様にプレーできれば、ホームのファンの前で良い試合を見せられるだろうとしながらも、2月2日に行われた開幕戦、ペラTBGとのサンバンシーカップでケガをして以来、スーパーリーグに出場していないナチョ・インサが今日の試合に出場できるよう、本人、医療チームと話し合いを続けているとも述べています。欧州サッカー連盟UEFAチャンピオンズリーグ出場経験もあり、昨シーズンもレギュラーとして活躍したインサ選手が戻ることで、攻撃陣に比べると不安の残る守備陣が締まることも期待できます。
一方の慶南FCのキム・ジョンブ監督は、2017年にはUITM FCで、2018年にはトレンガヌFCとケランタンFAでプレーした経験のあるFWド・ドンヒュンから、JDTの情報は得ていると記者会見で話すなど自信を見せています。(写真は左からJDTのベンジャミン・モラ監督、慶南FCのキム監督、両チームのキャプテンと監督)