9月7日から8日のニュース:マレーシア代表は警察車両でスタジアムから脱出、UAE戦と言えば…2015年の悪夢、タン監督「インドネシア戦勝利に浮かれるな」、UAEは早々とマレーシア入り

マレーシア代表は警察車両でスタジアムから脱出
 9月5日に行われたFIFA国際サッカー連盟ワールドカップWC2022年大会アジア二次予選試合のインドネシア戦はアウェイながらマレーシアが3-2と逆転で勝利を収めましたが、試合終了後、敗戦に不満な一部インドネシアサポーターの暴走によりスタジアム内が混乱し、後にインドネシアサッカー協会PSSIが謝罪したものの、マレーシアサッカー協会FAMはFIFAとアジアサッカー連盟AFCに報告書を提出する事態になりました。その試合後にマレーシア代表選手が警察車両によって宿舎へ戻る映像が、マレーシアサッカー協会FAMの公式YouTubeチャンネルで公開されています。
 会場となったゲロラ・ブン・カルノスタジアムから、バラクーダと呼ばれる装甲兵員輸送車4台に分乗し、ホテルまで約6分ほどの距離を移動したようですが、警察車両での移動ということで、マレーシア代表の選手たちはくつろいだ雰囲気だった様子が見て取れます。映像は下からどうぞ。

UAE戦と言えば…2015年の悪夢
 敵地インドネシアで勝点3を獲得し好発進のマレーシア代表。WCアジア二次予選の第2戦はアラブ首長国連邦UAE戦が9月10日(火)に控えています。
 UAE戦と言えば、2015年9月3日のWC2018年大会アジア予選対UAE戦に触れずにいることはできないでしょう。現在はパハンFAの監督を務めるドラー・サレーが代表監督を務めていた当時のマレーシア代表は、敵地UAEで10-0とマレーシアサッカー史上最大の大敗を喫しました。マレーシアサッカーにとっては悪夢とも言えるこの試合でベンチ入りしていたメンバーで、今回の代表チームにも選ばれている唯一の選手であるマシュー・デイヴィーズ(パハンFA)が、英字紙スター電子版で当時を振り返っています。
 当時は弱冠20歳のデイヴィーズ選手は、このWCアジア予選が代表初招集でしたが、前半終了時点で既に7-0となった試合について、今でもはっきり記憶に残っており、チーム全体が壊滅的な状況であったと述べています。
 しかしその一方で今回の代表チームは、前回とはメンバーが全く違っていること、そして不利と言われたジャカルタでのインドネシア戦でも二度リードされながら逆転勝ちしたことを挙げ、インドネシア戦前同様、過去の歴史を振り返らず、プラス思考でUAEとの試合に臨みたいと語っています。
 なお、この試合のハイライトはこちらから視聴可能です。

タン監督「インドネシア戦勝利に浮かれるな」
 マレーシア代表のタン・チェンホー監督は、インドネシア戦勝利によって良いスタートが切れたのは事実だが、次のUAE戦はさらに厳しい戦いとなるとして、選手たちに浮かれずに気を引き締めることを求めていると、英字紙スター電子版が伝えています。
 前述した2015年の試合でもハットトリックを決めているFWアリー・マブフートや、やはり2015年の試合に出場し、マレーシアのホームゲームとなったシャーアラムスタジでの試合でゴールを決めているMFオマル・アブドゥッラフマーンなど、どのポジションにもタレントが揃っているUAEに対して、タン監督はインドネシア戦とは戦術変更を行うとも語っています。
 最新のFIFAランキングではUAEが65位に対して、マレーシアは159位と明らかに格下であり、しかもUAEとの過去7回の対戦成績は1勝6敗、しかも唯一の勝利は1980年9月20日まで遡らなければならない強豪に対して、マレーシア代表がどのような試合を見せてくれるのか楽しみです。

UAEは早々とマレーシア入り
 そのUAE代表は、マレーシアの気候と時差ぼけ対策として、マレーシアがインドネシアと対戦した前日の9月4日に早々とマレーシア入りしています。
 英字紙ニューストレイトタイムズNST電子版によれば、2015年のAFC最優秀選手FWアーメド・カリル、そして2016年のAFC最優秀選手MFオマル・アブドゥッラフマーンを含む25名のうち、マレーシア入り後にケガをし全治2週間と報道されたFWハルファン・ムバラクを除く24名から、最終ベンチ入りメンバー23名が決まるようです。
 オランダ人のベルト・ファン・マルワイク監督は、2010年大会ではオランダを、2018年大会ではサウジアラビア(ただし大会直前に監督辞任)をそれぞれワールドカップへ導いた名将で、今年2019年3月に就任したばかりですが、アル・アビヤド(アラビア語で「白」)のニックネームを持つUAE代表には才能豊かな選手が多く、その才能を伸ばして、UAE代表を次のWC(2022年カタール大会)に出場できるような競争力のあるチームにしたいとNST電子版の取材に答えています。
 親善試合のヨルダン戦、そしてWC予選のインドネシア戦では、守備陣に不安を残したマレーシア代表ですが、FWのアリー・マブフート、アーメド・カリルやMFオマル・アブドゥッラフマーンをどう抑えるかが、勝利のカギとなりそうです。

9月6日のニュース:WC予選でマレーシアサポーターにアウェイの洗礼、FAMはKリーグのトレーニングにも若手選手を派遣

WC予選でマレーシアサポーターにアウェイの洗礼
 マレーシアが敵地でインドネシアを3−2で破った国際サッカー連盟FIFAワールカップ2022年大会アジア二次予選では、マレーシアサポーターに強烈なアウェイの洗礼があったようです。
 英字紙ニューストレイトタイムズ電子版によると、安全確保のため試合開始に先立つこと4時間前に地元警察の警護とともにマレーシアサポーターを乗せたバス6台が試合会場となったジャカルタのゲロラ・ブン・カルノスタジアムに到着すると、すでにそこにいたインドネシアサポーターの一部が投石で出迎えたとのこと。幸い怪我人は出なかったようです。
 また試合中はこちらの映像でわかるように、インドネシアサポーターがピッチに乱入して試合が10分に渡って中断し(映像はニューストレイトタイムズ電子版より)、インドネシア代表のサイモン・マクメネミー監督は試合後の記者会見で「ピッチ乱入については自分としては何もできないが、影響がなかったとは言い難く、両チームにとって不都合であった。」と述べ、「インドネシアサポーターは世界一ではあるが、その反面、最悪なサポーターとなるときもある。」とも述べています。
 英字紙スター電子版によれば、試合終了後には、観戦に訪れていたマレーシア政府のサイド・サディック・サイド・アブドル・ラーマン青年スポーツ相を含むマレーシアサポーターに対して、インドネシアサポーターから金属片やビン、発煙筒が投げつけられ、マレーシアサポーターはほとぼりが冷めるまでスタジアム内の安全な場所で待機させられたようです。この後、インドネシア政府のカウンターパートであるイマム・ナーラウィ青年スポーツ相が混乱に対して謝罪し、サイド・サディック大臣もこれを受け入れたようです。
 しかしマレーシアサッカー協会FAMは、インドネシアサッカー協会PSSIの対応が不十分であったとして、国際サッカー連盟FIFAとアジアサッカー連盟AFCに対して報告書を提出することを決めたことが、FAMのホームページで告知されています。

FAMはKリーグのトレーニングにも若手選手を派遣
 U18代表選手6名が今月9月から10月にかけてセレッゾ大阪やFC東京の練習に参加するために日本へ派遣されるという記事を以前とりあげましたが、FAMはKリーグの協力を得て、韓国へも選手を派遣するようです。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、大韓サッカー協会KFAのチョン・モンギュ会長と会談したFAMのダト・ハミディン・モハマド・アミン会長は、Jリーグクラブへの派遣と同様に、Kリーグクラブへも1、2名の選手を派遣したいと話しています。
 また2週間という短い期間で日本へ派遣しても、選手にとっては何も良い影響が出ないという批判の声が一部から出ていることについては、FAMとJFAの間で調印された了解覚書(りょうかいおぼえがきMOU)の重要性を理解することが重要だとし、この2週間という期間は若手選手が日本のプロクラブ環境を体験することにあるとし、MOUで規定された内容を実行することが、日本のプロクラブとの関係高地につながるものであると反論しています。


 

観戦記:8月30日国際親善試合 マレーシア代表対ヨルダン代表@ブキ・ジャリル国立競技場

こちらでは8月31日はムルデカ・デーと呼ばれる独立記念日。1957年8月31日に当時の英領マラヤが英国から独立した日を記念するこのムルデカ・デーを翌日に控えた8月30日、国際サッカー連盟FIFAランキング99位のヨルダンに同159位のマレーシアが挑みました。

会場となったクアラ・ルンプールのブキ・ジャリル国立競技場は綺麗にライトアップされていました。

2020年末までマレーシア代表の公式戦は全て、このブキ・ジャリル国立競技場で行われることが発表されましたが、ライティングにはマレーシア代表のニックネーム「ハリマオ・マラヤ(マレーの虎)」にちなんでか、虎の模様が写し刺されていました。

今回はオープンスタンド20リンギ(約500円)をオンラインで購入。当初はオンラインのみの販売となっていましたが、入場口に並ぶとチケットを持った人も多く、聞いてみるとカウンターでの販売が試合当日に行われたようでした。

今回、画期的だったのは、チケットやスマホのバーコードで入場ができるようなシステムが導入されたことです。ただし、オンラインチケット購入時には、入場に提示が求められる身分証明書(外国人はパスポート)の携行が求められていましたが、そんなチェックは全くなし。マレーシアらしいと言えばそれまでですが…。

オープンスタンドの20リンギに対して、メインスタンドの入場料は40リンギ(約1,000円)でしたが、そのせいか、メインスタンドはガラガラで、オープンスタンドの1階は8割方埋まっていました。

ウルトラス・マラヤの皆さんも当然いらっしゃいます。

両チームが入場して、国歌斉唱と国旗掲揚が行われました。なおワールドカップアジア二次予選でグループBのヨルダンは、9月5日に台湾の台北市で行われる台湾戦の途中でマレーシアに立ち寄っています。今年年初に行われたアジアサッカー連盟選手権アジアカップでは、ベスト16でPK戦の末、ベトナムに敗れていますが、FIFAランキングではマレーシアより60位も上のチームです。

試合開始7分で、ヨルダンが先制点。ディフェンスラインの裏を取られての失点でした。この試合で、その後も同じような場面が何度かあり、サッカー素人から見るとマレーシアのバックラインはやや安定感が欠けているように見えました。

マレーシアの攻撃陣もシュートは放つものの、ゴールの枠を捉えられていなかったり、弱いシュートがGKの正面へ行くなど、ヨルダンゴールを脅かすことなく前半が終了しました。

各方面から不評のブキ・ジャリル国立競技場のピッチですが、この試合ではピッチのコンデション自体はよく見えました。なお、ハーフタイムには、ディボットを埋めるなど芝の手入れが行われていました。

後半は両チーム共、得点が入らず1−0のまま試合終了。攻撃陣は予選本番となる9月5日のアウェイ、インドネシア代表戦に期待が持てそうですが、守備陣は何度かゴール前でフリーでヘディングをさせる場面があり、その辺りの修正が必要そうというのが試合後の印象でした。
 以下はこの試合のハイライト映像です。

8月7日のニュース:U15代表はAFF選手権準決勝進出、FAMやチームは選手会の発表に反論、デ・パウラは帰化選手として代表でプレーすることを希望

U15代表はAFF選手権準決勝進出
 タイのチョンブリで開催中のアセアンサッカー連盟AFFU15選手権で、マレーシアU15代表は、グループステージ最終戦でタイと1-1で引き分け、グループBの首位で準決勝へ進出を決めました。開幕から3試合連続の完封勝ちと好調だったマレーシアは、4試合目のラオス戦にも快勝して準決勝進出を決めるかと思いきや、80分を過ぎたアディショナルタイムに相手のオウンゴールで辛くも1-1の引き分け。しかも最終戦のタイ戦も同様にアディショナルタイムに相手のオウンゴールで2試合続けて1-1の引き分けでした。
 選手の資格問題なども含め、今大会台風の目となった東ティモールとの最終戦1-0で辛勝したベトナム(グループA2位)との準決勝に勝利すれば、もう1試合の準決勝インドネシア(グループA1位)対タイ(グループB2位)の勝者と決勝戦で対戦します。(以下はグループステージの結果-マレーシアサッカー協会FAMのFacebookより)

FAMやチームは選手会の発表に反論
 マレーシアフットボールリーグMFL所属の12クラブが総額およそ640万リンギ(約1億6300万円)の未払い給料を抱えていることをプロサッカー選手会PFAM(以下「選手会」)のイズハン・イスマイルCEOが行なった記者会見で明らかにしましたが、これに対して、マレーシアサッカー協会FAMや記者会見で具体的に名前を挙げらたクラブから反論が上がっていると、英字紙スター電子版が伝えています。
 FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長はの発表は不正確であり、かつ職業倫理に反するものであると非難しています。ラマリンガム事務局長は反論の中で、ヌグリ・スンビランFAについては、係争中の未払い給料問題はFAM、国際サッカー連盟FIFAのいずれにも報告されていないとし、パハンFAについては同様の問題がFIFAに報告されていたもののの既に解決済みであるとしています。また、マラッカ・ユナイテッドは1件の給料未払い問題がFAMに、2件がFIFAに報告されているもののの資格委員会の最終的な判断を待っており、プルリスFAやケランタンFAは新たな経営陣が経営状況を安定させるために努力をしている状況下で、選手会による発表は問題解決の役に立たないどころか、状況を悪化させかねないと選手会を非難すらする逆ギレに近いコメントを出しています。
 さらに既に解散したクラブに関してはFAMの管轄外であると責任放棄の発言し、個々の選手に訴訟を起こすように促しています。
 また選手会に名前を挙げて非難されたヌグリ・スンビランFAのサトワント・シン事務局長は、先月末には未払い給料問題は解決したとし、選手会の発表を無責任な発表であると非難しています。
 とは言え、そもそもプロ選手に対して給料未払い問題が存在すること自体が問題であり、たかだか数週間前にやっと解決したくらいで選手会に謝罪を要求する州サッカー協会の姿勢や、そういった状態をこれまで放置してきながら、選手会との関係断絶をちらつかせるFAMの危機感のなさこそが、この問題の根源のように思えます。選手会のイズハンCEOの「選手は奴隷ではない。」という言葉の重みをどれだけのFAMやMFL、そして国内クラブの経営者が理解しているかは疑問です。

デ・パウラは帰化選手として代表でプレーすることを希望
 クアラ・ルンプール(KL)FAでプレーするブラジル出身のFWギリェルメ・デ・パウラは、マラッカ・ユナイテッドのコソボ出身MFリリドン・クラシニキとともに帰化選手としてマレーシア代表でプレーできるよう、FAMがマレーシア市民権取得申請書類を内務省に提出した最終候補です。
 マレー語紙ウトゥサン・マレーシア電子版の記事で、このデ・パウラ選手は今年9月から始まるFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選までに帰化申請が完了し、代表に招集されることがあれば、最高のパフォーマンスを見せたいと語っています。母国ブラジルでは代表経験のない33歳のデ・パウラ選手は、マレーシア人となってマレーシア代表としてプレーすることができれば名誉なことだと語り、その可能性を与えてくれたFAMに感謝するとともに、代表のユニフォームを着られるように努力したいと述べています。
 今年11月31日にKLFAとの契約が切れるデ・パウロ選手について、FAMの帰化プログラム委員会のダト・モハマド・ユソフ・マハディ委員長は、デ・パウロ選手とクラシニキ選手は、まず市民権付与に値する選手であることを証明する必要があり、さらに帰化申請中のフィットネスレベルと試合でのパフォーマンスが代表招集の際の参考になるだろうと述べています。

6月12日のニュース:WCアジア一次予選の結果まとめ

アジア一次予選の結果まとめ
アジアサッカー連盟AFC加盟国のうち国際サッカー連盟FIFAランキング下位12チームが参加したFIFAワールドカップ2022大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選がほぼ終了しました。結果は以下の通りです。(カッコ内はFIFAランキング)
 一次予選を勝ち抜いたマレーシア、モンゴル、ラオス、グアム、カンボジアとスリランカ/マカオは、7月17日にカタールのドーハで行われる組み合わせ抽選を経て、9月5日から開催予定の二次予選に参加します。

マレーシア(168位)12-2東ティモール(195位)
第1戦:マレーシア7-1東ティモール@ブキ・ジャリル国立競技場、クアラ・ルンプール
第2戦:東ティモール1-5マレーシア@*ブキ・ジャリル国立競技場、クアラ・ルンプール
*東ティモール国内にAFCの規格にあった競技場がないため、同じ会場で東ティモールのホームゲームとして開催されました。
 予想通り難なく一次予選を突破したマレーシア代表ですが、前回2018年大会アジア二次予選では、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、パレスチナ、東ティモールと同組となり、8試合で2勝6敗7得点29失点という結果でした。しかもその2勝は、東ティモール代表が選手の出生証明書を偽造したことに対するFIFAによる試合没収処分によるもので、これによりマレーシアと東ティモールの対戦はいずれも3-0でマレーシアの勝利となっています。つまり、東ティモールとの対戦を除くと6試合で0勝6敗1得点29失点と壮絶な結果でした。選手自身がここ数年では最強の代表チームというマレーシア代表がどこまで進めるのか、期待が高まります。

モンゴル(187位)3−2ブルネイ(194位)
第1戦:モンゴル2-0ブルネイ@MFFフットボールセンター、ウランバトール
第2戦:ブルネイ2-1モンゴル@ハサナル・ボルキア国立スタジアム、バンダル・スリ・ブガワン)
(写真はモンゴルサッカー協会のFacebookより)

マカオ(183位)対スリランカ(202位)
第1戦:マカオ1-0スリランカ (ズー・ヘイ・スポーツセンタースタジアム、珠海-国内の競技場が改修中のため中国本土で開催)
第2戦:*マカオがスリランカでの開催を拒否し中止-詳しくはこちら
*この件については、AFCがFIFAに対応について問い合わせをしていることがAFCのホームページで告知されています。
 見出しで「ほぼ」と書いたのは、中止となった第2戦がどうなるかが確定していないためです。マカオの棄権となれば、スリランカが二次予選に進出します。

ラオス(184位)0-1バングラディシュ(188位)
第1戦:ラオス0-1バングラディシュ@国立競技場、ヴィエンチャン
第2戦:バングラディシュ0-0ラオス@バンガバンドゥ国立競技場、ダッカ
(写真はバングラディシュサッカー協会のFacebookより)
 今回のアジア一次予選では、FIFAランキング通りの結果にならなかったカードが2つありましたが、その1つがこの両チームの試合でした。

ブータン(186位)1-5グアム(193位)
第1戦:ブータン1-0グアム@チャンリミタン競技場、ティンプー
第2戦:グアム5-0ブータン@グアムサッカー協会フィールド、デデド
 FIFAランキング通りの結果にならなかった2カードのもう1つがこの両チームの試合でした。グアムのジェイソン・カンリフがハットトリックの活躍でした。

カンボジア(173位)1-5パキスタン(200位)
第1戦:カンボジア2-0パキスタン@国立オリンピック競技場、プノンペン
第2戦:パキスタン1-2カンボジア@ハミド・ビン・カリファ競技場、*カタール
*パキスタンは諸々の事情から、ホームとなる試合を国外のカタールで行いました。
 第2戦をネット観戦しましたが、パキスタンが先制してもしやと思われましたが、順当にカンボジアが二次予選進出を決めています。

6月11日のニュース:マレーシアは東ティモールに連勝でWCアジア二次予選へ進出

マレーシアは東ティモールに連勝でWCアジア予選二回戦へ進出
本日、クアラ・ルンプールのブキ・ジャリル国立競技場で行われた国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会兼2023年アジアカップの一次予選第2試合で、マレーシア代表は東ティモール代表を5−1で破り、通算成績12-2で二次予選進出を決めました。
 なお、この試合は東ティモール国内にアジアサッカー連盟AFCの規格にあったスタジアムがないことから、東ティモール代表のホームゲームとして行われています。
 マレーシア代表のタン・チェンホー監督は、GKをキャプテンのファリザル・マーリアス(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)からイフワン・アクマル(クダFA)へ、左サイドバックを先日の試合で代表初ゴールを挙げたラヴェル・コービン=オング(JDT)からシャズワン・アンディック(マレーシアフットボールリーグMFL2部のJDTII)へ、先日の試合でケガのため途中退場したトップ下のシャフィク・アーマド(JDT)に代わってシャーレル・フィクリ(ペラTBG)、そしてサファウィ・ラシド(JDT)からアキヤ・ラシド(JDT)と、6月7日の第1戦のスタメンから4人を入れ替えました。まt、この試合ではシャールル・サアド(ペラTBG)がキャプテンを務めました。
 ちなみにこの試合は日本人審判が担当し、プロ審判荒木友輔氏が主審を、野村修氏とプロ審判の八木あかね氏が副審を、そして第四審判を岡部拓人氏が務めました。
 この試合のハイライト映像はこちらです。試合はワールドカップ予選初先発となったシャーレル・フィクリがハットトリックを達成し、やはり初スタメンとなったアキヤ・ラシドが第1戦に続く連続ゴールを決め、自分でシュートするよりパスする方を好むというモハマドゥ・スマレも1得点を挙げ、マレーシア代表が快勝しています。

6月11日(火)
FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選第2戦
マレーシア代表5-1東ティモール代表(ブキ・ジャリル国立競技場)
得点者:マレーシア-シャーレル・フィクリ3(10分、17分、64 分)、モハマドゥ・スマレ(37分)、アキヤ・ラシド(55分)、東ティモール-ルフィーノ・ガマ(72分)

6月10日のニュース:シャフィク・アーマドのケガは完治まで数週間、東ティモール代表監督はマレーシアに買い物に来ている選手もいると嘆く

シャフィク・アーマドのケガは完治まで数週間
6月7日(金)に行われた国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会アジア一次予選の東ティモール戦で、わずが12分で途中退場を余儀なくされたマレーシア代表のシャフィク・アーマド(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)は内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)を痛めており、最低でも2週間の休養を要することを英字紙スターの電子版が伝えています。
 メンバー変更を余儀なくされたマレーシア代表のタン・チェンホー監督は、試合までの練習を見て入れ替える選手を考えるものの、戦術的な変更はしないとしています。
 アジアサッカー連盟AFCチャンピオンズリーグACLでは、鹿島アントラーズ相手にゴールを決め、JDTに歴史的な初勝利をもたらしたシャフィク選手ですが、次の活躍は9月からのアジア二次予選になりそうです。
 このシャフィク選手の代わりとなる選手として、スターの電子版はファイズ・ナシル(スランゴールFA)、ファイザル・ハリム(パハンFA)、シャレル・フィクリ(ペラTGB)を挙げていますが、3月のエアマリンカップ、そして先日の東ティモール戦とゴールを挙げている身長150cmのファイズ選手や、やはりU23選手権予選で活躍したファイザル選手、昨年はマレーシア人選手としては三人目となったタイリーグの経験者(ナコーンラーチャシーマーFCでプレー)シャレル選手と誰が入っても楽しみな布陣となりそうです。
 また代表チームではシャズワン・ザイノン(スランゴールFA)も先週土曜日の練習中に右足首を痛めたという情報もあり、明日6月11日の対東ティモール第2戦は第1戦の先発メンバーと大きな変更はなさそうです。

東ティモール代表監督はマレーシアに買い物に来ている選手もいると嘆く
6月7日の試合後の記者会見で、若手中心のチーム編成になっている理由を年長選手の練習不足とプロ意識の欠如と非難した東ティモール代表の築舘範男(つきたてのりお)監督は、6月11日のマレーシア代表との第2戦を控えた記者会見では、チームにはマレーシアに買い物に来ているつもりの選手もいると嘆いているとGoal.comのマレーシア版が伝えています。
 「若手選手の中には国際Aマッチを戦った経験が、(今年12月にフィリピンで行われる)東南アジア競技大会で役に立つだろう」としながらも、「マレーシアへは新しいスパイクを買いに行きたい」と考えている選手もおり、少しずつは変わってきてはいるものの、そういった考え方の選手が未だに(代表チームに)いることで頭が痛いとも述べています。
 

6月8日のニュース:マレーシアはWC一次予選初戦を勝利でスタート

マレーシアはWC一次予選初戦を勝利でスタート
アジアサッカー連盟AFCの最下位12チームが参加する国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選がいよいよ始まりました。
 6月6日には、カンボジアがホームでパキスタンに2-0で勝利するなど、各地で5試合が行われ、最後となる6試合目が、AFC最下位12チームの中では168位とFIFAランキングが最も高いマレーシアと195位の東ティモールの試合でした。以下、結果です。

6月7日(金)
FIFAワールドカップ2022年大会兼AFC選手権アジアカップ2023年大会一次予選
マレーシア代表7-1東ティモール代表(ブキ・ジャリル国立競技場)
得点者:マレーシア-ラヴェル・コービン=オング(12分)、シャーレル・フィクリ(23分)、ノーシャルル・イドラン・タラハ(43分)、サファウイ・ラシド2(45分、59分)、ファイズ・ナシル(78分)、アキヤ・ラシド(89分)、東ティモール-ジョアン・ペドロ(53分)

6月2日に行われたネパール代表との国際親善試合の先発メンバーからは、FWシャズワン・ザイノンとMFハリム・サアリのスランゴールFAコンビに代わり、出場停止処分が解けたFWムハマドゥ・スマレとMFノー・アザム・アジーのパハンFAコンビがスタメンで出場しました。
 スタメンは、キャプテンのファリザル・マーリアス(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)がゴールを守り、ラヴェル・コービン=オング(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)とマシュー・デイヴィーズ(パハンFA)が左右のサイドバック、中央にはシャールル・サアド(ペラTBG)とアダム・ノー・アズリン(JDT)を配置した守備陣に、ノー・アザム・アジーとアクラム・マヒナン(PKNS FC)が中盤、攻撃陣はワントップのノーシャルル・イドラン・タラハ(パハンFA)の下に右からムハマドゥ・スマレ、シャフィク・アーマド(JDT)、サファウイ・ラシド(JDT)を配置し、ネパール戦と同じ4-2-3-1のフォーメーションでスタートしました。(下はこの試合のマレーシア代表のスタメンーマレーシアサッカー協会FAMのFacebookより)

 連日の大雨のせいで心配されたピッチは、前日6月6日の公式練習日にマッチコミッショナーが両チームにブキ・ジャリル国立競技場のピッチを使った練習を禁止するなどしてこの試合を迎えています。
 この試合はテレビ観戦しましたが、マレーシア、東ティモールとも積極的にボールを回し、ピッチの状況がプレーに影響を与えているような印象はありませんでした。

試合は開始からマレーシアが一方的に攻め、12分には公式戦初出場となったコービン=オング選手がサファウイ選手のクロスをヘディングで代表初ゴールを決めました。ネパール戦では、シャズワン・ザイノンとのコンビネーションが悪かったコービン=オング選手でしたが、前にいるサファウィ選手とはクラブではチームメートということもあってか、サファウィ選手が積極的に動いて、空いたスペースにコービン=オング選手がオーバーラップするという動きが何度も見られました。この試合では、このコービン=オング選手と右サイドバックのデイビーズ選手が積極的に攻撃参加する場面が目立ち、効果的に機能してました。
 2点目はそのデイヴィーズ選手からのクロスをケガのシャフィク・アーマドに代わって入ったシャーレル・フィクリ(ペラTBG)が、6点目も同じデイヴィーズ選手のクラスをやはり途中出場のファイズ・ナシル(スランゴールFA)がダイレクトボレーでともに公式戦初ゴールを決めました。
 この試合のダイジェストはこちらです。

東ティモールもタイリーグ3部のノース・バンコク大学FCでプレーする18歳のキャプテン、ジョアン・ペドロが後半開始早々にドリブルで持ち込んでゴールを決めますが、反撃もここまででした。
 東ティモールは、インドネシアに併合されるまではポルトガルの植民地であったこともあり、かつては同じポルトガルの植民地という歴史を持つブラジル出身の選手を多数帰化させた過去(しかし出生証明書の偽造により、2017年には罰金とアジアカップ2023年大会予選参加を禁じる処分をAFCより受けています)もありますが、近年は国内リーグが活発になり、最年長が24歳、最年少は15歳という今回の代表選手もその国内リーグでプレーする選手たちで構成されています。また監督はグアム代表やブータン代表の監督経験もあり、同国のU15やU19の監督を経て、昨年12月にフル代表の監督に就任した築舘範男(つきたてのりお)氏です。(下は試合前の記者会見の様子。左から東ティモール代表のジョアン・ペドロ主将、築舘監督、マレーシア代表のタン・チェンホー監督、ファリザル・マーリアス主将-FAMのFacebookより)

今回の一次予選はホームアンドアウェイ形式で行われますが、自国内にAFCの規格にあった競技場がない東ティモールは、ホームの試合も同じマレーシアのブキ・ジャリル国立競技場で6月11日(火)に行います。

6月6日のニュース:明日のWC一次予選メンバーが発表、スタジアム管理会社はWC予選までにピッチを整備すると約束

明日のWC一次予選メンバーが発表
明日6月7日(火)の東ティモール戦から国際サッカー連盟FIFAワールドカップ2022年大会の予選が始まるマレーシア代表。マレーシアサッカー協会FAMのホームページでは、このアジア一次予選の登録メンバー23名が発表されています。
 5月27日から始まっていた代表候補合宿で招集された26名のうち、5月18日のPKNP FC戦で足首を痛め、27日の合宿初日に合流したもののその後の練習には参加していなかったDFシャミ・サファリ(スランゴールFA)、6月2日のネパール代表選では先発したものの、やはりケガのため途中退場となったMFアブドル・ハリム・サアリ(スランゴールFA)、そして今回初めて代表候補合宿に参加したロドニー・セルヴィン・アクウェンシヴィ(PKNS FC)の3選手が外れることになりました。
 昨年のアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップで主力選手として活躍し、素晴らしいゴールを決めたシャミ選手が欠けるのは痛いですが、すでに代表でプレーしているFWサファウイ・ラシド、FWアキヤ・ラシド(ともにジョホール・ダルル・タクジムJDT)らとU23代表でプレーしたMFシャマー・クティ・アバ、DFドミニク・タン(ともにJDT)やファイザル・ハリム(パハンFA)が残るなど、世代交代も徐々に進み、今回の23名の代表選手のうち30歳代はキャプテンGKファリザル・マーリアス(33歳、JDT)、FWノーシャルル・イドラン・タラハ(33歳、パハンFA)、FWシャズワン・ザイノン(30歳、スランゴールFA)の3名だけです。

ポジション氏名年齢所属
GKファリザル・マーリアス33JDT
ザリフ・イルファン24PKNS FC
イフワン・アクマル23クダFA
DFアダム・ノー・アズリン23JDT
ラヴェル・コービン=オング28JDT
ドミニク・タン・ジュンジン22JDT II
シャズワン・アンディック23JDT II
マシュー・デイヴィズ24パハンFA
シャルル・サアド26ペラTBG
イルファン・ザカリア24KLFA
MFアクラム・マヒナン26PKNS FC
ケニー・パッラジ・ダバラギ26ペラTBG
ファイズ・ナシル27スランゴールFA
シャマー・クティ・アバ22JDT II
ノー・アザム・アジ24パハンFA
FWアキヤ・ラシド20JDT
サファウィ・ラシド22JDT
シャフィク・アーマド24JDT
モハマドゥ・スマレ25パハンFA
ノーシャルル・イドラン・タラハ33パハンFA
ファイサル・アブドル・ハリム21パハンFA
シャズワン・ザイノン30スランゴールFA
シャーレル・フィクリ25ペラTBG

スタジアム管理会社はピッチを最善にすると約束
6月2日(日)に行われたマレーシア代表とネパール代表の国際親善試合の会場となったブキ・ジャリル国立競技場は、試合後に両チームの監督からピッチの状況を酷評されましたが、この競技場の管理会社であるマレーシア・スタジアム社は、6月7日(金)と6月11日(火)の両日に行われる国際サッカー連盟FIFAワールドカップアジア一次予選の対東ティモール戦に向けて、試合当日にはマレーシア代表が最善の状態で試合に臨めるよう保障する、マレー語紙ブリタ・ハリアンの電子版が伝えています。
 同社のニック・ラジーン・アダム・ダウドCEOは、ピッチの状態を最善に保つための努力はこれまでも行ってきているものの、ここ数日間の天候不順によりそれが難しくなっていたことを認めています。今回もマレーシアサッカー協会FAMの要望に応えて芝(正確にはこちらではカウグラスと呼ばれる幅の広い草)を短く刈る予定だったが、連日の豪雨でピッチが非常に柔らかくなっており、結局、要望通りのピッチが提供できなかったと言い訳しています。さらにブキ・ジャリル国立競技場のピッチに使われているカウグラスは高質のものなので、世界でもトップレベルのピッチが提供できているとも発言しています。
 ちなみにこの記事の最後の部分はマレーシアでよく言われる「設備は一流、その維持は三流」を地でいく発言なので、記事を読んだ際、思わず吹き出してしまいました…。と言うのは、ブキ・ジャリル国立競技場のピッチが問題になるのが今回が初めてではないからです。2013年8月には、プレシーズンツアーで東南アジアを回っていたチェルシーやバルセロナといったクラブが、ブキ・ジャリル国立競技場のピッチの悪さにプレーを拒否し、最終的にスランゴール州のシャー・アラムスタジアムへと会場を変えて試合を行い、当時の青年スポーツ省大臣が「このようなピッチで試合をすれば世界に恥をさらすことになる」と述べたこともありました…

6月5日のニュース:国際親善試合でマレーシアはネパールに勝利、両チーム監督は芝の状態に不満、

6月2日
国際親善試合(会場:ブキ・ジャリル国立競技場、クアラ・ルンプール)
マレーシア代表2-0ネパール代表
得点者:マレーシア代表-サファウィ・ラシド(51分PK)、シャールル・サアド(80分)

国際親善試合でマレーシアはネパールに勝利
観戦記にも書きましたが、6月2日(日)に行われた国際親善試合(国際Aマッチ)で、マレーシア代表がネパール代表に2-0で勝利しました。87000人収容可能なブキ・ジャリル競技場での試合は、公式発表では観衆3797人とフル代表の試合としては少々寂しいものでした。しかもメインスタンドのアウェイ席にはネパール側サポーターがかなり入っていましたので、マレーシア側のサポーターの数は3000人を切っていたかも知れません。
 6月7日(金)と11日(火)に行われる国際サッカー連盟FIFAワールドカップのアジア一次予選の準備として行われたこの試合は、FIFAランキングでは、ネパールの161位に対してマレーシアは168位と格下ですが、これにはスウェーデン人ヨハン・カリンネパール代表監督も驚いていると発言しています。
 フル代表が年末のアセアンサッカー連盟AFF選手権スズキカップでの準優勝、U23代表はアジアサッカー連盟AFC U23選手権でベスト8、U19代表がAFF U19選手権で優勝し、AFC U19選手権でも12年ぶりに本戦出場を果たすなどが、2018年は明るいニュースが多かったマレーシアのサッカー界ですが、言い換えればここまでFIFAランキングが下がってしまうほど、それ以前のマレーシアサッカー界の闇は深かったということです。

両チーム監督は芝の状態に不満
この試合後、マレーシア代表のタン・チェンホー監督、ネパールの両代表監督はグラウンドコンディションの悪さについて言及しています。
 早いペースのポゼッションサッカーを目指すタン マレーシア代表監督は、多くの得点機を逃した理由とするわけではないとしながらも、グラウンドコンディションの不良で思うようなサッカーができなかったとしています。質の高いサッカーをするのは不向きなグラウンドコンディションが直ちに改善されることを望んでいるとも発言しています。
 試合直前まで、クアラ・ルンプールとその周辺は豪雨に見舞われていましたので、それが影響していることもありますが、柔らかく湿った芝には、ネパール代表のヨハン・カリン監督も不満を述べていました。
 これについて、マレー語紙ウトゥサン・マレーシアの電子版では、国立競技場を監理するマレーシア・スタジアム社のCEOは、この両監督の不満に足してグラウンドは試合可能な状態だったと反論する記事を掲載していますが、その一方で、5月25日に同じ会場で行われたアジアラグビー選手権のマレーシア対韓国戦でグラウンドコンディションが影響を与えたかも知れないとも発言しています。
 数日後には大事なFIFAワールドカップの予選が控えるマレーシア代表にとってホームでのアドバンテージとなるブキ・ジャリル競技場の芝に苦しまないことを祈るばかりです。