JDTのスタジアム観戦は年間パス購入者のみ
代表合宿により中断していたMリーグは今日4月2日の第6節から再開します。開幕から無観客試合が続いているMリーグですが、今節では1部スーパーリーグのJDT対マラッカ・ユナイテッド(ジョホール州スルタン・イブラヒムスタジアム)とKLシティ対サバ(クアラルンプールフットボールスタジアム)の2試合で試験的に観客を入れて開催します。
ただし入場者数は2000名に制限されていることから、JDTは年間パス購入者のみを対象に入場を認める方針をクラブの公式Facebookで発表しています。年間パスの内、最上位のプラチナパス購入者は試合当日にパスを提示すれば入場可能、その下のランクのゴールドパス購入者は試合前日の3月31日と4月1日にスタジアムで先着順に配布された入場用のQRコードを受け取った購入者のみに観戦が認められると言うことです。
KLシティはJDTを真似て急遽年間パス発行もサポーターはガッカリ
JDTが年間パス購入者を優先して入場させる方法を真似て(おそらく)、KLシティも急遽、年間パスを一昨日3月31日より発売しましたが、これがサポーターをガッカリさせているようです。
JDTとともに第6節のホームゲームで試験的に観客を入れて試合を行うKLシティは、3月31日から本日4月2日までの予定で今季2021年シーズンの年間パスを急遽、発売しています。JDT同様、観客の上限が2000名となっていることから、この年間パス販売により入場する観客数を制限することが目的のようですが、その年間パスを実際に入手したKLシティサポーターはパスを見てガッカリしたしたようです。
それもそのはず、年間250リンギ(およそ6670円)の年間パスはラミネート加工された紙のカードだったようです。(写真左側)しかし、Temporary「一時的」とあるように、有効期限は第6節だけで、実際には右側のようなパスと後に交換されることがKLシティの公式ページで告知されているので、まぁ大騒ぎするほどのことでもなさそうだ、と言うニュースでした。
PDRMはワン・ロハイミ新監督就任を正式に発表
Mリーグ2部プレミアリーグのPDRMはマット・ザン・マット・アリス監督の解任とワン・ロハイミ・ワン・イスマイル新監督の就任を公式Facebookで発表しています。
昨季は1部スーパーリーグで12位となり今季から2部でプレーするPDRMは第5節までで1勝4敗で10位と低迷していることから、わずか5試合でマット・ザン監督を解任しています。Mリーグでは1部のスリ・パハンがわずか2試合でアメリカ出身のトーマス・ドゥーリー監督を「休養」、実質解任しており、マット・ザン監督はMリーグで今季2人目の解任された監督となりました。
ワン・ロハイミ新監督はこのブログでも既報の通り、昨季はペナンのプレジデントカップ(U21)の監督を務めていましたが、Mリーグでの監督は初めてです。これについてワン・ロハイミ監督はMリーグでの経験不足は気にならないとする一方で、育成目的のU21とは違い、Mリーグでは結果が全てであることを理解して全力で取り組みたいと話しています。
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今季開幕前にもPDRMから接触があったと話すワン・ロハイミ新監督は、経営陣が開幕前は自分よりもトレンガヌでのマレーシアカップ優勝経験など実績のあるマット・ザン監督を選びながら、その後、再び声がかかったことについては、与えられた挑戦の機会を受け入れる用意はできていたと話しています。