FAMは今月末に代表候補合宿実施を計画
マレーシアサッカー協会FAMは今月11月末に代表合宿を予定していると、マレーシア語紙ハリアンメトロ電子版が報じています。
FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は、代表首脳陣が今週11月6日から始まるマレーシアカップの決勝戦が開催される11月22日後、直ちに合宿を開催することを希望していることを明かしています。
昨年2019年11月以来1年近く代表の試合が行われていないため、今回予定されている合宿は短期間で選手と監督、コーチとの「顔合わせ」程度になるとになるとしていますが、マレーシア国内は現在も新型コロナウィルスの1日あたりの新規感染者が1000名前後で推移していることから、あくまでもこの感染状況が改善することが条件であると、スチュアーと事務局長は話しています。
タイ1部リーグ第12節-スマレは出場もタンはベンチ外
タイ1部リーグ第12節は1試合が行われ、マレーシア代表のドミニク・タンとモハマドゥ・スマレが所属するポリス・テロFCはホームで昨季チャンピオンのシンハー・チェンライ・ユナイテッドFCと対戦し0-1で敗れています。
前節第11節に対1部リーグデビューを果たしたスマレ選手は、79分にMFナロン・ジャンサウェックと交代で出場し、試合終了までプレーしましたが、タン選手は今季初めてペンチ入りしませんでした。
この敗戦によりポリス・テロFCは3連敗となり、過去7試合勝ち星なしとなっています。
パハン州FAは来季のクラブ名称コンテストを開催も結局はその結果を無視
11月1日のこのブログでは、パハン州サッカー協会(パハン州FA)が民営化に伴う来季発足する新たなクラブのロゴと名称のコンテストで集まった候補を挙げて、サポーターによる人気投票を行なっていることを取り上げました。その際には、パハン州FAが来季のクラブ名称として既に発表していたスリパハンFCの他、パハンFCやマコタパハンFCという名称もロゴの候補に併記されたことから、スリパハンFCが最終決定ではない可能性があるようだと書きました。
しかし今回、新たに発表された新クラブ名のコンテストでは。投票できる名称が3つしかなく、しかもスリパハンFC以外の候補が「スリインデラプラFC」と「インデラプラFC」とこれまで全く取り上げられたことのない名称が突如、候補になりました。(インデラプラは15世期ごろまで存在した旧パハン王国の首都の名前です)その一方で、前述のパハンFCやマコタパハンFCが候補から外れたため投票ができなくなっています。
サッカー専門サイトのスムアニャボラは、既に締め切られた新クラブロゴのコンテストではパハンFCの名所を含むロゴが全投票数の57%にあたる2861票を集め1位、マコタパハンFCの名称を含むロゴが1828票(同37%)を集め2位になっている点を指摘し、当初はロゴおよび名称コンテストとしていたにも関わらず、この結果を無視していることから、パハン州FAが当初発表したスリパハンFCが採用できなくなることを恐れて、絶対に選ばれないような名称を対抗馬に据えたのではないかと指摘しています。
新クラブ名称への人気投票はスリパハンFCがダントツ1位で票を集めていますが、その得票数自体は1436票とロゴの人気投票に比べると遥かに少ないことから、多くのサポーターがこの3つしかない投票先に不満を示した結果、投票を控えているのではないかと分析しています。
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ここまでパハン州FAがスリパハンFCの名称にこだわるのは、当初発表した名称からの変更では州FAとしてのメンツが立たないといった理由か、あるいは既に「スリパハンFC」を商標登録しており、これを使って一儲けしようという戦略だったのが当てが外れ、慌てた結果のドタバタ劇か、結局はそんなつまらない理由だったりするのかもしれませんが、新クラブとして旗揚げする以上、サポーターからも愛される名称になることを期待したいです。