2021年のU20ワールドカップはインドネシア開催が決定
スポーツ系ニュースのポータルサイトであるフォックススポーツは、10月24日に中国の上海で開かれた国際サッカー連盟FIFAの定例会議の席上で、U20ワールドカップの開催国にインドネシアが決定したと報じています。
当初はタイ、ミャンマーも含めた8カ国が開催に立候補していましたが、今年8月にタイとミャンマーが立候補を取りやめたことにより、インドネシアは東南アジアで唯一の立候補国となっていました。その後、最終的にはブラジル、ペルーとの争いになっていたようですが、両国に勝って、開催権を獲得したようです。
またこの定例会議では、新たに24チームが出場する新たなクラブワールドカップが2021年に中国で、またU17ワールドカップが2021年にペルーでそれぞれ開催されることも発表しています。
(下はインドネシアサッカー協会PSSIのインスタグラムに挙げられた大会ロゴ)
最新のFIFAランキングでマレーシアは158位と変わらず
10月24日に最新のFIFAランキングが発表され、マレーシアは前回と変わらず158位と変わりませんでした。
東南アジアでは、ベトナムが97位(前回は99位)、先日のワールドカップ予選でアラブ首長国連邦を破った西野朗監督のタイが109位(同114位)、同じく中国と0-0で引き分けたフィリピンが126位(同127位)とトップ3を構成しています。
これに続くのがミャンマーの147位(同145位)で、これに続くマレーシアは東南アジアでは5番手につけています。
マレーシア以下の国では吉田達磨監督のシンガポールが159位(同157位)、インドネシアが171位(同167位)、本田圭佑氏が実質的な指揮を取るカンボジアは172位(169位)、以下ラオス188位(同187位)、ブルネイ191位(同191位)、東ティモール198位(同199位)と続いています。
(以下はマレーシアサッカー協会FAMのFacebookより)
JDT II監督が退任
先日のチャレンジカップ でPK戦の末、UKM FCを下して初優勝したジョホール・ダルル・タクジムJDTのBチーム、JDT IIのエルヴィン・ボバン監督が退任することがJDTのホームページで伝えられています。
クロアチア出身のボバン監督は1989年から1995年まで、JDTの前身となったジョホールFAでプレーし、1991年にはマレーシアカップ優勝に貢献しています。当時のチームメートには、現JDTテクニカルダイレクターのアリスター・エドワーズ、アッバス・サアドなどがいました。
その後、2015年からはJDT III(U21チーム)、そして昨年2018年からはJDT IIの監督を務め、選手、コーチとして12年間に渡ってジョホールFAそしてJDTに関わってきたボバン監督ですが、今季2019年はマレーシアフットボールリーグMFL2部プレミアリーグで優勝したサバFAに勝点で10点も離された2位になり、チャレンジカップでも、決勝第2戦ではUKM FCに敗れるなど苦しいシーズンとなっていました。(下はJDTのFacebookより)