5月11日のニュース:ペラTBG、PKNP FC、KLFAも新外国人選手を獲得、その他の移籍情報

ペラTBGが新外国人選手を獲得
昨シーズンはマレーシアフットボールリーグMFL1部のスーパーリーグで10勝6分6敗の2位で、マレーシアカップの優勝チームでもあるペラTBGは、今シーズンは第12節を終了して2勝7分3敗の8位に低迷していますが、このペラTBGが二人の新外国人選手を獲得したと当地の英字紙スターのオンライン版が伝えています。
 新入団となったのはいずれもブラジル出身のロナルド・エンリケ・シルヴァ(28)と「カレッカ」ことライアンダーソン・ダ・コスタ・モライス(23)の二人で、6ヶ月契約でそれぞれブラジルのECキンゼ・デ・ノヴェンブロとアトレチコ・アクレアーノから移籍しています。2014年には横浜FCでのプレー経験もあるロナルド選手は、ギルマール・ホセ・ダ・シルヴァと、カレッカはワンダー・ルイスに代わって登録されました。ギルマール選手は2017年からペラTBGでプレーしていますが、昨シーズンは11ゴールを決めていたものの、今シーズンは第12節までで4ゴールと不調が続いており、ペラTBGを運営するペラFAが契約解除に踏み切りました。また、ルイス選手はブラジルにいるお子さんが病気療養中ということで自ら契約解除を申し出たということです。
 これまでのメディアの報道では、ペラFAがオーストラリア出身のDFザック・アンダーソンも契約解除となるのではという噂もありましたが、こちらは特に新しいニュースはありません。

KLFAが新外国人FWを獲得
同じスターのオンライン版によると、MFLの最下位チーム、クアラルンプール(KL)FAもモンテネグロ出身のDFダルコ・マルコヴィッチをマラッカ・ユナイテッドから獲得しました。マルコヴィッチ選手は、インドネシア1部リーグアレマFCに移籍したシルヴァーノ・コンヴァリアス選手に代わって登録されます。
 第12節を終えた時点で30失点、しかもFAカップも含めた直近の3試合で11失点と守備が崩壊しているKLFAのチョン・イーファット監督代行は、彼がセンターバックに入ることで、守備陣が強化されるだけでなく、パオロ・ジョスエ、ザハフリ・ヤハヤらMFが積極的に攻撃に参加できるだろうと期待しています。なおマルコヴィッチ選手自身は今シーズンのMFL1部スーパーリーグでは8試合に出場し、DFながら2ゴール(そのうち1ゴールは対KLFA戦)を挙げています。なお、マルコヴィッチ選手は本日のFAカップ準々決勝フェルダ・ユナイテッド戦から出場の予定です。
 またチョン監督代行は別のメディア(原文はマレー語)では苅部隆太郎選手にも触れ、本来のポジションではないものの守備的MFの役割を十分にこなしているとし、この調子が続くのであれば、新たな外国人選手の獲得は不要だろうとしています。

PKNP FCはブラジル人DFを獲得
本日のFAカップ準々決勝で新外国人FWを獲得したペラTBGと対戦する、MFL1部スーパーリーグ10位のPKNP FCはブラジル出身のDFペドロ・ヴィクトルをブラジルのECノロエスチから獲得しています。契約期間は6ヶ月で、今シーズンの残り試合でのパフォーマンス次第では、契約延長もあり得るとしています。また、PKNP FCとペドロ選手との契約により、タジキスタン出身のDFシヨブシュ・アスロロフが退団しています。

その他の移籍情報(Goal.comより)
MFL1部スーパーリーグ
トレンガヌFC
新入団 モハマド・ナビル・アーマド・ラプティ(アルティメイトFC-MFL3部M3)
フェルダ・ユナイテッド
新入団 カイルル・アムリ(タンピネス・ローヴァーズ-シンガポール)

MFL2部プレミアリーグ
スランゴール・ユナイテッド
退団 セルジオ・アグエロ
ペナンFA
シュクル・サイディン(プルリスFA)
ワン・モハマド・シュクリ(マラッカ・ユナイテッド-期限付き移籍)
セルジオ・アグエロ(スランゴール・ユナイテッド)