12月21日のニュース:今季のMリーグ年間表彰式はオンライン開催-東山晃監督は最優秀監督候補に、タイ1部リーグ第15節-タンとスマレ所属のポリス・テロFCは下位クラブに大敗

今季のMリーグ年間表彰式はオンライン開催-東山晃監督は最優秀監督候補に
 Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは公式Facebook上で、今季2020年シーズンのナショナルフットボールアウォード(ABK20)表彰式を12月30日にオンラインで開催することを発表しています。
 今回で第20回となるこの表彰式はMリーグの今季最後の行事ですが、初のオンライン開催となるだけでなく、ファンが投票することができる初の表彰式となることが発表されています。
 Mリーグ1部と2部各クラブの監督、主将、メディアそれぞれ24名で構成される従来の審査員による投票が今回は全体の70%となり、残る30%がファン投票に配分され、最優秀ゴールキーパー、最優秀ディフェンダー、最優秀ミッドフィルダー、最優秀ストライカー、最優秀監督の5部門で投票は12月21日午前10時より12月25日午後11時59分までMリーグの公式FacebookTwitterInstagramで受け付けるということです。
 なお各部門の候補選手10名は以下の通りです。
<最優秀ゴールキーパー部門>
ファリザル・マーリアス(JDT)
イクバル・スハイミ(クチンFA)
カラムラ・アルハフィズ・マット・ロウィ(PJシティFC)
カイルル・ファミ・チェ・マット(マラッカU)
カイルルアズハン・カリド(スランゴールFC)
レメゼイ・チェ・ロス(UKM FC)
サミュエル・サマヴィル(ペナンFA)
シャビニー・アラウィ・ラムリ(パハンFA)
スハイミ・ハサン(トレンガヌFC II)
ザミル・スラマット(クアラルンプールFA)

<最優秀ディフェンダー部門>
アイディル・ザフアン・アブドル・ラザク(JDT)
アズミ・ムスリム(ペナンFA)
ラヴェル・コービン=オング(JDT)
マシュー・デイヴィーズ(JDT)
ラフィウディン・ロディン(ペラTBG)
シャールル・ニザム・ロス・ハスニ(ケランタンFA)
シャールル・サアド(ペラTBG)
シャキール・ハムザ(クダFA)
ヴィクトル・ニレノルド(UITM FC)
ワン・アミルル・アフィク・ワン・アブドル・ラーマン(マラッカU)

<最優秀ミッドフィルダー部門>
アフィク・ファザイル(JDT)
ブレンダン・ガン(スランゴールFC)
ファイサル・アブドル・ハリム(パハンFA)
ゴンザロ・カブレラ(JDT)
レアンドロ・ドス・サントス(ペラTBG)
レアンドロ・ヴェラスケス(JDT)
リー・タック(トレンガヌFC)
ノー・アザム・アブドル・アジー(パハンFA)
サファウィ・ラシド(JDT)
シャミ・サファリ(スランゴールFC)

<最優秀ストライカー部門>
カサグランデ(ペナンFA)
ジオゴ(JDT)
ドミニク・ダ・シルヴァ(トレンガヌFC)
アンク・ヌル・シャキル・アンク・ヤコブ(トレンガヌFC II)
フェルナンド・ロドリゲス(JDT II)
フランシス・コネ(クアラルンプールFA)
イフェダヨ・オモスイ(スランゴールFC)
ラマダン・サイフル・ウスマン(JDT)
シャーレル・フィクリ・ファウジ(ペラTBG)
チェチェ・キプレ(クダFA)

<最優秀監督部門>
アイディル・シャリン・サハク(クダFA)
東山晃(クチンFA)
ベンヤミン・モラ(JDT)
フランク・バーンハート(UITM FC)
マンゾール・アズウィラ・アブドル・ワヒド(ペナンFA)
メフメト・ドゥラコビッチ(ペラTBG)
マイケル・ファイヒテンバイナー(スランゴールFC)
ナフジ・ザイン(トレンガヌFC)
ニザム・アズハ・ユソフ(クアラルンプールFA)
ユスリ・チェ・ラー(ケランタンFA)

 また今季の年間表彰式では、従来行われていた最優秀チーム、最優秀外国籍枠選手、最優秀アセアン東南アジア枠選手などの表彰は行われないということです。
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 今季は新型コロナウィルスによるMリーグが5ヶ月以上中断された影響で日程は短縮、試合数も半減してしまったこともあるかと思いますが、各部門の候補にはMリーグ1部と2部の選手、監督が混在する形になっています。
 ボラセパマレーシアJP的に注目なのは今季Mリーグ2部でクチンFAを率い、2部昇格1年目ながら今季4位へ躍進させた日本出身の東山晃監督が最優秀候補に上がっていることです。日本国外で日本人指導者が年間表彰の対象になるのは稀有なことですが、今季はそうなるだけの実績を十分に残した東山監督がマレーシアサッカー界でどの様に評価されるのかに注目です。

タイ1部リーグ第15節-タンとスマレのポリス・テロFCは下位クラブに大敗
 タイ1部リーグは12月18日と19日に第15節が行われ、マレーシア代表のDFドミニク・タンとFWモハマドゥ・スマレが所属するポリス・テロFCはアウェイでナコーンラーチャシーマー・マツダFCと対戦し、0−4で敗れています。
 タン選手は先発出場し、64分に住まれ選手と交代、スマレ選手は試合終了まで出場しています。
 試合前の順位はポリス・テロFC9位、ナコーンラーチャシーマー・マツダFC14位、しかも前節では9試合ぶりの勝利を挙げたポリス・テロFCは勝利が期待されていましたが、この敗戦でポリス・テロFCは今季成績を5勝4分6敗とし11位に後退、ナコーンラーチャシーマー・マツダFCは13位に浮上しています。
 ポリス・テロFCは次節第16節では、現在16位最下位で、昨季はMリーグのPKNP FCでプレーしたDFアマニ・アギナルド(フィリピン)が所属するタラートFCとホームで対戦します。