1月18日のニュース:MFLの新ロゴ、今シーズンの試合日程発表

マレーシアフットボールリーグMFLの新ロゴが発表
国内リーグ戦の運営を行うマレーシアフットボールリーグMFLの新しいロゴが発表になりました。左側の青い3枚のパネルはMFLが運営する3つのカップ戦、マレーシアカップ・チャレンジャーカップ・FAカップを表し、右側の4本の赤い線はスーパーリーグを頂点とする4つの国内リーグを表しています。また中央の六角形はMFLが運営する3つのカップ戦とスーパーリーグ・プレミアリーグ、そしてマレーシアカップの勝者とスーパーリーグの勝者が対戦するサンバンシーカップ(日本で言えばゼロックス・スーパーカップに当たるカップ戦)を象徴しています。そしてその中の三日月と星はマレーシアの国旗を模しています。(三日月はイスラム教を、星の14個の尖頭はマレーシアの13州と連邦直轄地クアラルンプールを表しています。また黄色い色は、マレーシアの王族を象徴する色です)

開幕カードと今シーズンの全日程発表
2月1日から開幕する国内1部リーグにあたるスーパーリーグと2部リーグにあたるプレミアリーグの日程が発表になりました。第1節は以下の通りです。(右側がホーム、試合はいずれも午後9時開始)
2月1日(金)
パハン@KL
PKNS FC@トレンガヌFC
2月2日(土)
ペラ@JDT
MIFA@マラッカ
クダ@PKNP FC
2月3日(日)
フェルダ・ユナイテッドFC@スランゴール

プルリスが新たなダイレクターオブフットボールと契約

マレーシア半島の北部にあるプルリス州サッカー協会(PFA)が、タイの強豪ブリーラム・ユナイテッドから、イギリスのウェールズ出身のマット・ホランド氏を、新たなダイレクターオブフットボールとして招聘したことを発表しました。ノーザンライオンズの愛称で知られ、今シーズンは2部に当たるプレミア・リーグで戦うプルリスは、現代表監督のタン・チェンホーの招聘に動いていましたが、FAMがタン監督と2020年までの契約を更新したことで、このマット・ホランド氏がPFAのダイレクターオブフットボールとなりました。このホランド氏は、かつてはNFDPでリム・ティオンキムとも指導にあったこともあり、タイやインドでもアシスタントコーチの経験があります。また、マレーシア語も堪能だということですので、低迷しているノーザンライオンズを彼がどう立て直すのかに注目が集まります。

ところでダイレクターオブフットボールとは何でしょうか。ネット上でしらべてみたところ、ウイキペディア以外にもこんな記事やまたこんな記事さらにこんな記事も見つかりました。このマット・ホランド氏はブリーラム・ユナイテッドではテクニカルダイレクターをしていたようなので、ヘッドコーチをサポートあるいは監督する現場に直結する役割を担うのかも知れません。

2016年から続いている(!)監督や選手への給料不払い問題が未だに解決していないPFAですが、昨年10月にPFAの会長に就任したダト・アーマド・アミザル・シャイフィット・アーマド・ラフィ氏とマレーシアサッカー協会FAMやマレーシアフットボールリーグMFLとの交渉の結果、猶予期間として60日が与えられ、その間に問題の解決ができない場合にはFAM、MFLからPFAへの2019年度分の供与金は全て未払い給料の解消に当てられることも決まりました。(元記事はマレーシア語です)

ちなみのこの給与未払い問題はPFAに限ったことではなく、マレーシアのチームでは毎年どこかで起こるので、またどこかで触れることがあるでしょう。

PFAのダイレクターオブフットボールに就任したマット・ホランド氏(PFAのFacebookより)