観戦記:2月3日MFL1部スーパーリーグ第1節スランゴールFA対フェルダ・ユナイテッド@シャーアラムスタジアム

2月3日の試合は1部スーパーリーグのスランゴールFA対フェルダ・ユナイテッドと2部プレミアリーグのUKM FC対プルリスFAの2試合。給与未払い問題で揺れるプルレスFAの試合も気になったのですが、シャーアラムスタジアムでのスーパーリーグの試合を選びました。

シャーアラムスタジアムの隣は長距離バスのターミナルになっています。

そこを抜けるとスタジアムの灯りが見えてきました。

チケット購入の列に並びます。思ったより長い。

周りにはユニフォームを売る屋台がいくつも出ています。売っているのはホンモノなのかな。

ブールの近くまで来て列が動かなくなりました。このブースはチケットがなくなったようです。(汗)

チケットはオンラインで購入できるみたいです。次はそうしよう。

そうこうしているうちに、また列が動き出しました。チケットは、バックスタンド側が大人15マレーシアリンギ (約400円)、6歳から11歳までが5マレーシアリンギ。

チケットを無事購入。

結局、試合開始には間に合わず、スタンドに入ったときは、もう試合が始まっていました。ニックネームがレッドジャイアンツのスランゴールFAは赤、フェルダ・ユナイテッドは青のユニフォーム。

日曜日の午後9時キックオフという試合でしたが、バックスタンドは結構、観客が入っていました。途中でアナウンスが有りましたが、有料入場者は10000人ほど。

前半41分、フェルダ・ユナイテッド守備陣の足が止まった間隙をついてアントニオ・ジャーマンのシュートが、この試合始めて枠を捉えてスランゴールFAが先制しました。その後、前半は両チームともゆるい守備陣にも関わらず、攻撃陣のシュートが枠を捉えることが出来ず1-0で終了。

途中からは激しい豪雨に見舞われました。屋根付きスタンドなのに、その屋根からの雨漏りでスタンドの一部はビショビショです。

後半69分には、右サイドを上ったMFハディン・アズマンが角度のないところから素晴らしいシュートを決めてフェルダ・ユナイテッドは同点に追いつきました。その後は一進一退を繰り返しましたが、豪雨によりグラウンドコンディションも悪くなり、グラウンダーのパスが通りにくくなった結果、最後はただの蹴り合いとなり結局引き分けでした。

2018年シーズン8位のスランゴールFAにとっては痛いホームでの引き分け、2019年シーズンよりスーパーリーグに昇格した2部プレミアリーグのチャンピオン、フェルダ・ユナイテッドにとっては貴重な勝ち点1だったのではないでしょうか。開幕戦ということもあるのでしょうが、素人目線で見ても、攻守ともパッとしない両チームは、次節以降の奮起が必要そうです。

観戦記:1月26日:プレシーズンマッチPKNP FC対PKNS FC@PKNS FCグラウンド

南国特有のスコールも試合開始時には上がり、夜風が涼しく観戦に最適な日でした。その代り、グラウンドは滑りやすくなっていて、ボールが上手く止まらない場面も多く見られました。

試合前のウォーミングアップをするPKNS FCの選手
試合前のあいさつ。左最後の頭一つ抜けている長身選手がPKNPの新戦力カリドゥ・イエロ選手。デカいです。
試合前のコイントス。赤がPKNS FC、青がPKNP FC
定刻通り午後8時30分試合開始!
と思ったら、10分もしない内に、なんとイスラム教の礼拝の時間となり、試合は一時中断、ベンチに戻る選手もいます。ちなみにマレーシアフットボールリーグMFLの試合開始は午後9時なのも、こんなことを避けることが目的なのかも知れません。ちなみにこの時期のスランゴール州だと、1日5回ある礼拝時間は、日の出、日の入りの時間によって変わりますがだいたい次のような時間帯です。
明けがたから日の出まで(ファジャル):午前6時前後
正午から昼すぎまで(ゾフゥル):午後1時過ぎ
昼すぎから日没まで(アッサル):午後4時40分前後
日没直後(マグリブ):午後7時過ぎ
就職前(イシャ):午後8時30分過ぎ
なので、ちょうどイシャの時間とぶつかってしまったのです。
気を取り直して、試合再開。
結果はPKNS 2-1 PKNPでした。