10月の代表合宿メンバー発表
マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で10月1日から始まる代表合宿の参加メンバー24名を発表しています。
今年2021年6月にアラブ首長国連邦で行われたFIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選のメンバー26名からは主将のDFアイディル・ザフアン・アブドル・ラザク(JDT)、GKカイルルアズハン・カリド(スランゴールFC)、DFディオン・クールズ(デンマーク1部FCミッティラン)ら12名が残り、残る12名は代表初招集となるGKカラムラー・アル-ハフィズ(PJシティFC)、DFクエンティン・チェン、FWアル-ハフィズ・ハルン(ペナンFC)、DFシャルル・ナジーム、MFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、ハキミ・アブドラ(トレンガヌFC)の6名と、今季Mリーグ1部スーパーリーグでマレーシア人選手最多の7ゴールを挙げているボドロル・バクティアル(クダ・ダルル・アマンFC)、2010年のスズキカップ優勝時のGKだったカイルル・ファアミ・チェ・マット(マラッカ・ユナイテッドFC)らベテランが融合したチーム編成となっています。
なお今回の代表合宿は国外で開催され、10月1日に集合する代表は翌日10月2日にヨルダンのアンマンへ向けて出発し、10月10日に帰国予定になっています。
今回の合宿参加メンバー全員のリストはこちらです。
代表のヨルダン戦とウズベキスタン戦が確定
FAMの公式サイトでは代表合宿参加メンバー発表とともに、ヨルダン、ウズベキスタンとの練習試合が決定したことも発表されています。
FIFA国際マッチデー期間(10月2日から12日)に国際Aマッチとして行われるこれらの試合は、いずれも合宿地のヨルダンで行われ、直近のFIFAランキング154位のマレーシアは10月6日にはアンマンのキング・アブドラII世スタジアムで同93位のヨルダンと、また10月9日にはアンマン国際スタジアムで同84位のウズベキスタンと対戦します。
これらの試合は12月5日に開幕するアセアン東南アジアサッカー連盟AFF選手権スズキカップ2020年大会、さらに来年2022年2月から始まるアジアサッカー連盟AFC選手権アジアカップ2023年大会3次予選に向けての準備の一環として行われます。
3部クラブがボルシア・ドルトムントとの提携を発表
Mリーグ3部に当たるM3リーグのランカウィシティFCがドイツ1部のボルシア・ドルトムントとの育成を中心とした提携関係を結んだことをクラブ公式Facebook上で発表しています。
いわゆるボルシア・ドルトムントの指導に基づき草の根レベルでの育成から、ユース向け大会などを開催する一方で、双方がスポーツツーリズムの観点なども踏まえて協力する内容になっています。
なおこの提携は既に9月1日より発効しており、2023年12月31日まで継続されるということでです。
この提携についてボルシア・ドルトムントのカルステン・クレイマーCEOはこの提携関係により双方がランカウィを含めたマレーシアの草の根レベルでの育成を支援という目的を果たせることを願っているというコメント寄せる一方で、ランカウィシティFCの支援者でもあり、ランカウィ島選手具の議員でもあるマハティル・モハマド元マレーシア首相も「今回の提携を喜ばしく思う。世界的な規模で見ても成功を収めているボルシア・ドルトムントからランカウィシティFCはピッチ内外で成功するために多くのことを学び、さらにそれがランカウィ島の住民にとっても実りあるものになることを望んでいる。」とコメントしています