MFL2019年シーズンが開幕!
マレーシアフットボールリーグMFLの2019年シーズンが開幕しました。試合の詳細は後日掲載したいと思いますので、結果だけ。(右側がホームチーム)
<1部スーパーリーグ>
パハンFA 3-1 クアラルンプールFA(KLFAスタジアム)
得点者:サディル・ラムダニ(23分)、ディクソン・ヌワカエメ(51分、90分)、KLFA-アフィック・アーマド・ラザリ(48分)
PKNS FC 1-1 トレンガヌFC
得点者:PKNS−ニコラス・スウィラッド(65分)、トレンガヌ-アブドゥル・マリク・アリフ(90分)
<2部プレミアリーグ>
UITM FC 3-1 PDRM FC(スラヤンスタジアム)
得点者:UITM−アディ・サイド(1分、36分)、ロベルト・ウォリー・ロペス(84分)、PDRM−リ・チャン・フン(90分)
サンバンシーカップでJDTとペラTBGが対戦
前年のスーパーリーグのチャンピオンとマレーシアカップのチャンピオンが対戦するサンバンシーカップは、シーズンの開幕を告げる前哨戦として行われてきました。ところが2019年シーズンは、2月1日に開幕したスーパーリーグの翌日に行われます。しかも対戦するこの試合は、2018年シーズンチャンピオンJDTとマレーシアカップチャンピオンのペラTBGのスーパーリーグの公式戦として行われます。
プレミアリーグ開幕の1週間前にイングランドFAが開催するかつてのチャリティーシールド、現在のコミュニティーシールドを倣ってはじまったサンバンシーカップは、その存在意義が問われているのかも知れません。コミュニティーシールドが中立の開催地となるウェンブリースタジアムで行われるのに対し、サンバンシーカップはスーパーリーグのチャンピオンチームのホームスタジアムが会場になります。両チームのファンに公平となるには、例えばブキ・ジャリル国立競技場を会場にして、両チームにチケットを等しく分配するなどの措置も取れると思いますが、主催するFAMはその辺りをどう考えているのでしょう。
それにしてもリーグ戦の一部になってしまっているのは、イベント性も低下してしまい、もったいないなぁ。また、試合の売上を慈善団体に寄付するというシャリティーシールドという本来の目的も果たせなくなってなってしまうのではないでしょうか。だとしたら「寄与・貢献」という意味のサンバンシーという名称を使うのも正しくないですね。