2月16日のニュース
アセアンU23選手権-ミャンマーも出場辞退でマレーシアは次戦勝利で準決勝進出決定
タイ1部リーグ第20節-チョンブリーは敗れて4位降格、エルドストールは後半出場

アセアンU23選手権-ミャンマーも出場辞退でマレーシアは次戦勝利で準決勝進出決定

カンボジアのプノンペンで開催中の東南アジアサッカー連盟AFF U23選手権に出場中のマレーシアU23代表は、昨日2月15日にミャンマーとの初戦を迎える予定でした。しかしチーム内で新型コロナ陽性者が複数見つかったことを理由にミャンマーが試合当日に大会出場を辞退することを表明しています。これによりマレーシアの初戦(そしてグループステージ最終戦)は2月18日のラオス戦となり、この試合に勝利するとグループステージ突破が決まります。

2016年にはMリーグのクランタンFA(現クランタンFC)の監督も務めたことがあるミャンマーU23代表のヴェリザール・ポポフ監督は、試合前日の記者会見の席上で、国内の政情不安から家族の安全のために国内に残ることを選んだ選手やケガから回復していない選手がいることからU23の主力選手を招集できず、今大会に参加するチームは大半はU19の選手であると話したポポフ監督は、現チームの目標は今年5月の東南アジア競技大会通称シーゲームズだと話し、今大会ではU19主体のメンバーがどこまでやれるかを見ることが目標と話していましたが、その目標を果たせないまま大会を去ることになりました。

今大会でマレーシアが入るB組は、大会開幕前に既にインドネシアが出場辞退を決めており、ミャンマー、ラオス、マレーシアの3チームとなっていましたが、ミャンマーの出場辞退でわずか2チームになってしまいました。なおマレーシア対ラオスの勝者はA組、C組のそれぞれ1位、そして3組の2位チームのうち最も成績が良い1チームとともに2月24日の準決勝に進出します。

なおマレーシアの通信社ブルナマは、インドネシアに続き、ミャンマーも出場辞退を決め、グループステージが1試合となってしまったことから、マレーシアサッカー協会FAMはラオスと2試合を行うことを提案したものの、ラオス側にこの提案が拒否されてしまったことも伝えています

タイ1部リーグ第20節-チョンブリーは敗れて4位降格、エルドストールは後半出場

タイ1部リーグ第20節が2月12日と13日に開催され、マレーシア代表のDFジュニオール・エルドストール(タイでの登録名はプテラ・マデル・アマラン・マデルネル)が所属するチョンプリーFCは、松村亮選手が所属するポリス・テロFCにロスタイムに決勝点を許し1-2で敗れ、リーグ順位も3位から4位に転落しています。

2022年2月13日@チョンブリースタジアム
チョンブリーFC 1-2 ポリス・テロFC
前節第19節ではベンチ外だっジュニオール・エルドストールは、今節ではベンチ入りしたものの、54分から交代出場し、89分にはイエローカードをもらったものの最後まで出場しています。
(試合のハイライト映像はタイリーグの公式YouTubeチャンネルより)

タイ1部リーグ順位表(第20節終了時)

順位チーム得失差勝点
1ブリーラムU2114342142
2バンコクU2111461437
3BGパトゥムU211074737
4チョンブリーFC2110561435
順位は上位3チームとマレーシア人選手が所属するチョンブリーFCのみ表示しています。