PKNS FCもインフルで試合延期
マレーシアフットボールリーグMFLのホームページで、本日7月12日に予定されていたMFL第21節のマラッカ・ユナイテッド対PKNS FCの試合が、PKNS FCの選手8名がインフルエンザに感染したことから、7月16日に延期になったことが告知されています。
マラッカ・ユナイテッドのホーム、ハン・ジェバスタジアムで予定されていた試合は、PKNS FCから出された医師による診断書をMFLが確認した上で、マラッカ・ユナイテッドの同意を得て延期されたとしています。
インフルエンザの影響で延期となった試合はこの試合だけでなく、第20節のジョホール・ダルル・タクジムJDT対プタリン・ジャヤ(PJ)シティFCの試合も7月10日から16日に延期されています。
KLFA監督の処遇は年次総会後に決定
マレーシアの通信社ブルナマによると、休養中のクアラ・ルンプール(KL)FAのチョン・イーファット監督の処遇は、KLFAのシーズン終了後の成績を元に、今年11月に予定されているKLサッカー協会の年次総会後に決定すると、ノクマン・ムスタファKLサッカー協会事務局長が述べています。
KLサッカー協会のクラブチームKLFAは、就任したばかりのユスリ・チェ・ラー前監督がMFL1部スーパーリーグ開幕から5連敗の責任を取って3月に辞任し、チャンコーチが監督代行に指名されました。その後、正式に昇格したチャン監督のもとKLFAは4勝2分8敗の成績でしたが、4試合を残したところでKLサッカー協会はチャン監督の「休養」を発表、ロスリ・モハマド・デラスコーチを監督代行に指名していました。
ロスリ監督代行の下、KLFAはパハンFA、フェルダ・ユナイテッドにいずれも0-2で敗れ、現在は最下位に沈んでおり、残る2試合は優勝を決めているJDT(ホーム)、リーグ6位でここ5試合で4勝1敗と好調のペラTBG(アウェイ)との対戦が残っています。
ライバルチームの監督が呉越同舟
明日7月13日のMFL1部スーパーリーグ第21節で対戦するフェルダ・ユナイテッドのニザム・ジャミル監督とPKNP FCのアブ・バカル・ファジム監督が試合会場となるPKNP FCのホームであるペラ州マンジュンまで相乗りしていく予定であると、英字紙ニューストレイトタイムズが報じています。
クアラ・ルンプール(KL)で開催されているマレーシアサッカー協会FAMによるプロコーチングライセンスのセミナーに出席している二人は、3時間ほどの道のりを相乗りしていくようです。MFLの規定では、試合前に対戦相手が相乗りしてはいけないということはないようですが、フェルダ・ユナイテッドのニザム監督は、車中では試合の話には触れないとしています。
現在11位のフェルダ・ユナイテッドと10位のPKNP FCとは勝点15で並び、得失点差がそれぞれ-16と-15と、MFL2部プレミアリーグへの降格争いの最中で、この試合の勝利はどちらにとっても降格圏から一歩抜け出す貴重な勝点をもたらします。
なお二人が参加しているプロコーチングライセンスのセミナーは7月17日まで続きますが、マレーシアではFAMのセミナー中でも、ベンチ入りはしないものの、試合会場に足を運ぶことは一般的なようです。