連日のマレーシアフットボールリーグMFL観戦です。今回は昨日のMBPJスタジアムと同じスランゴール州にあるシャー・アラムスタジアムへ来ました。シャー・アラムはスランゴール州の州都です。
お約束の屋台仮設店舗が駐車場からスタジアム周辺にかけて開店していました。店の外にはマフラー(?)が売られています。
店内の様子です。オレンジ色はPKNS FCのホームジャージ。チームの愛称がレッドアンツ(赤アリ)だからこんな色です。黄色はパハンのホーム、黒はアウェイジャージです。ちなみにこちらは2018年モデルで、FILA社製ジャージです。
こちらは2019年モデル。やはり黄色がホームで黒がアウェイ、アンブロ社製です。
チケットの値段はこの通り。グランドスタンドが25マレーシアリンギ(約680円)、オープンスタンドが15マレーシアリンギ(約410円)、7歳から12歳の子どもは5マレーシアリンギ(135円です)。
15マレーシアリンギのグランドスタンドのチケットを買いました。
今回はスタジアム内で売られている食べ物を紹介します。手前は揚げソーセージや揚げワンタン、隣の袋はサンドイッチです。向こうに見えるのは焼きそばやココナツミルクで炊いたご飯にサンバルと呼ばれるチリソースがついてくるマレーシアの国民食ナシルマッです。
イスラム教の被り物(トゥドゥン、最近ではアラビア語の影響でヒジャブとも呼ばれます)を被った少女が店番です。スタジアム内の食べ物は全てハラル(イスラム教で禁止されていない)食べ物です。当然、豚肉を使ったものやアルコールは売られていません。手前と向こうで山積みになっているのはラムリバーガーと呼ばれるマレーシアのあちこちで見かける人気バーガーです。でも、そんなには美味しくないです…。
飲み物類。1.5リットル入りのペットボトルをプラスチックカップに小分けにして販売しています。1杯2マレーシアリンギ(約55円)です。
ちなみに私が自分で買ったのはこちら。マレーシアの焼きそばミーゴレンとりんご味(もちろん人工の)炭酸水ザッペル。合わせて7マレーシアリンギでした。ミーゴレンは辛い上に油っこくて手ごわかった…。
そうこうしているうちに選手が出てきました。
今回はパハンFA側に座りましたが、思いの外、サポーターが多かったです。パハン州はスランゴール州に隣接しているとは言え、東海岸まで続くマレー半島では最大の州で、熱帯雨林で有名なタマンネガラ国立公園や合法カジノのゲンティン・ハイランドがあります。
ゴール裏には少数ながら、パハンFAのハードコアサポーターもいました。
試合はPKNSが13分に敵陣ゴール前からのカウンターで攻撃、カンボジア代表のチャン・ワタナカのゴールで先制しました。
しかし、前節で下位のPJシティFCと引き分け、JDTにこれ以上離される訳にはいかないパハンFAは24分にディクソン・ヌワカエメが持ち味を活かし、ディフェンダーを背負いながら体を張ってのゴールで同点に追いつきました。
同点のまま、前半は終了しました。
75分にゼ・ラヴことゼ・エドゥアルドが逆転ゴールを決めました。
このまま試合は終了。パハンFAは2位を堅守、PKNS FCは順位を6位と下げました。