FAMが審判をVリーグに派遣
マレーシアサッカー協会FAMのホームページによると、アジアサッカー連盟AFC審判の資格を持つ2名のマレーシア人審判がベトナムリーグ(Vリーグ)に派遣されることが決まったようです。
派遣されるのはモハマド・アミルル・イズワン・ヤコブ氏とスハイジ・シュクリ氏の両氏審判で、ベトナムリーグ最終日の10月19日の試合をそれぞれ担当するようです。ベトナムサッカー連盟VFFのホームページでは両審判の担当試合の詳細が告知されています。
FAMとベトナムサッカー協会VFFとの連携に基づくのこの派遣について、FAMのスチュアート・ラマリンガム事務局長は、両氏がVリーグの試合で正確なレフェリングを見せてくれることに自信を示し、彼らが得た経験がマレーシアの他の審判にとっても有益なものになることを期待しているとしています。(以下はFAMのFacebookに掲載された告知です。)
ユースカップはトレンガヌFC IVが優勝
ユースカップ(マレーシア語ではPiala Belia)は、マレーシアサッカーリーグMFL1部の12クラブと2部のPDRM FC、UKM FC、JDT II、トレンガヌFC IIを除く8クラブのU19チームに加え、マレーシアサッカー協会FAMとマレーシア政府の青年スポーツ省が共同運営する国家サッカー選手養成プログラムの中核をなすモクター・ダハリアカデミーAMDU16チームとクアラルンプールのスポーツ専門学校ブキ・ジャリルスポーツ学校BJSKU17チームの合計22チームが参加する育成リーグです。
参加チームはA、B二つのグループに別れて、ホームアンドアウェイで対戦し、それぞれのグループの上位4チームがノックアウトステージとなる準々決勝、準決勝、決勝をホームアンドアウェイの形式で戦います。
今季2019年のユースカップは、2月の開幕直後にプルリスFAが出場停止処分となったため、グループAは10チーム、グループBは11チームとなり、準々決勝にはグループAは1位PKNS U19、以下プタリンジャヤPJシティU19、UTIM U19、ケランタンFA U19が、グループBは1位トレンガヌFCIV、AMD U16、ペラTBG U19、スランゴールFA U19がノックアウトステージに進出しました。
そこから決勝に進んだのは両グループの第1位PKNS FC U19とトレンガヌFCのU19チーム、トレンガヌFC IVでした。昨季2018年と同じカードとなった決勝戦はPKNS FCのホームで開催された第1戦は0-0、そして9月28日にトレンガヌFCのホームで行われた第2戦はトレンガヌFC IVが、マレーシアU18代表でもあるMFムハマド・ムスリフディン・アティク・マット・ザイドが63分に挙げたゴールで逃げ切り1−0で勝利、通算成績を1-0としてPKNS FC U19を破り、昨年の雪辱を果たすとともに初優勝を遂げています。(以下は決勝の両チームの先発XIと優勝を祝うトレンガヌFC IV。いずれもFAMのFacebookより。)