7月30日のニュース:U19代表候補二次合宿のメンバーが発表、Mリーグの今季残り試合の日程発表、試合会場が用意できなかったPJシティFCに制裁金

U19代表候補二次合宿のメンバーが発表
 マレーシアサッカー協会FAMは公式サイトにて、FAM本部グラウンドで8月3日から4週間の予定で行われるU19代表候補二次合宿の参加メンバー30名を発表しています。
 二次合宿には7月26日に終了した一次合宿35名から残った26名に、FAMと青年スポーツ省が運営する国家サッカー選手養成プログラムNFDPのエリートアカデミーAMDのU17チームからGKシャミ・アディブ・ハイカル・モハマド・シュクリ、MFジアド・アル・バシール・ノーヒシャム、トレンガヌFCのGKアーマド・イルファン・イブラヒム、そしてベルギー1部リーグKVコルトレイクと契約したルクマン・ハキム・シャムスディンの4名が加わります。また、参加が危ぶまれていたアメリカ出身のワン・クズリ・ワン・カマルも二次合宿への参加が発表されています。今回の30名のリストはこちらです。なおこのブラグでも取り上げたドイツ出身のベックラー兄弟は今回の30名には含まれていません。
 U19代表のブラッド・マロニー監督は今回の合宿でも選手の評価と選考を続け、最終メンバー23名を決めたいと話しています。
 U19代表は10月にウズベキスタンで開催されるアジアサッカー連盟AFC U19選手権に出場し、予選グループDでタジキスタン、カタール、イエメンととタシュケント郊外のオルマリクにあるFC AGMKのホームAGMKスタジアムで対戦します。またこの大会の上位4チームは来年2021年にインドネシアで開催されるFIFA U20W杯への出場権を獲得します。

Mリーグの今季残り試合の日程発表
 国内リーグMリーグを運営するマレーシアフットボールリーグMFLは、8月26日から再開される今季2020年Mリーグ1部と2部の試合日程を公式Facebook上で発表しています。
 第4節を終えて中断となっていた1部、2部とも8月26日に第5節から再開し、26日に3試合、翌27日に3試合が予定されています。また最終節となる第11節は9月22日と23日に1部、2部とも3試合が行われるなど、4週間で7試合を消化して今季が終了します。また中断前の日程のうち、延期となっていた1部のトレンガヌFC対PJシティFCと、2部のケランタンFA対UKM FCの試合は、この日程に先駆けて8月22日に開催されます。なお全ての試合は無観客で行われます。
 この他、暫定ルールとして5人の選手交代が可能となる一方で、交代機会はフルタイムで3回、延長で1回、前半と後半の間で1回となることや、今季終了後の1部から2部への降格と、2部から1部への昇格は従来通り、2チーム降格、2チーム昇格となることも発表されています。
 また現在、新型コロナウィルス感染者数が増加傾向にあるサバ州とサラワク州に状況についてはMFLは監視を続けていくとしています。

試合会場が用意できなかったPJシティFCに制裁金
 マレー語紙ブリタハリアン電子版は、3月14日に予定されていたMリーグ1部第4節でホームチームながら試合会場を用意できなかったPJシティFCに3万リンギ(およそ74万円)の制裁金が課されたことを報じています。
 MFLのアブドル・ガニ・ハサンCEOはこの処分について先月の理事会で決まったものだと話し、制裁金の他、PJシティFCには厳重な注意と警告が与えられたと話しています。
 ガニCEOは試合会場に関する問題を軽視するべきではないことを、全てのMリーグクラブに示すための処分でもあると話して、このような事態は関係者全員が被害を被るだけでなく、試合日程を作成するMFLにとっても迷惑であると話しています。
 この3月14日の試合は、PJシティFCの本拠地MBPJスタジアムの改修が予定日までに終わらなかったため使用できず、代わりとなる周辺のスタジアムを探したものの空きが見つかりませんでした。そこでさらにPJシティFCはこの試合をトレンガヌFCの主催試合としてトレンガヌFCの本拠地スルタンミザンザイナルアビディンスタジアムでの開催を提案したものの、トレンガヌFCは航空券や宿泊など移動の手配を済ませていたことから、PJシティFCの提案を受け入れることができず、結局、試合は延期となりました。