4月6日のニュース
アセアンフットサル選手権-マレーシアはブルネイに大勝もタイとインドネシアが引き分けで準決勝出場に黄信号
ルクマン・ハキムがU21リーグで今季2ゴール目を挙げる

アセアンフットサル選手権-マレーシアはブルネイに大勝もタイとインドネシアが引き分けで準決勝出場に黄信号

タイのバンコクで開催中の東南アジアサッカー連盟AFFフットサル選手権に出場中のフットサルマレーシア代表はブルネイを10-0で破り、今回回2勝目を挙げています。グループステージA組のマレーシアは、初戦のカンボジアに辛勝、第2戦となったインドネシア戦では1-5で敗れており、この日の勝利で通算成績を2勝1敗としています。

またこの日はここまでA組1位のタイと2位のインドネシアが対戦し、2-2で引き分けています。この結果、4月5日の日程終了時点でタイが2勝1分0敗(得失差29)で1位、同じ2勝1分0敗(得失差16)のインドネシアが2位、これに3位マレーシアが2勝0分1敗(得失差7)が続き、以下4位カンボジア、5位ブルネイと続いています。

現在3位のマレーシアが各組の上位2チームが進出する準決勝に進むためには今日4月6日のグループステージ最終戦でタイに勝利することが条件となりますが、大会8連覇中のタイの壁は厚く、戦前の予想を覆すためにはマレーシアの選手たちの奮起が期待されます。

ルクマン・ハキムがU21リーグで今季2ゴール目を挙げる

マレーシア代表でもプレーする20歳のルクマン・ハキムが所属するベルギー1部のKVコルトレイクU21のメンバーとしてU21リーグのKVCウェステルロー戦に出場し、今季2ゴール目を挙げています。

U21リーグでは14チーム中最下位のKVコルトレイクU21は、この試合では同9位のKVCウェステルローと対戦し、17分にルクマン選手のゴールで先制すると1度は同点に追いつかれたものの、66分に逆転し、そのまま逃げ切っています。

ルクマン選手はトップチームでベンチ入りしたのは今年2月14日のKベールスホットVA戦が最後で、現在はU21チームで出場時間を重ねているのが現状です。

******

東南アジアの年代別代表レベルでは圧倒的に実力を誇っていたこのルクマン選手については期待しているサッカーファンも多く、出場機会がないなら移籍すべき、あるいはマレーシアに戻ってMリーグでプレーするべきなどの声が上がる一方で、育成の仕組みがマレーシアよりも確立していることから出場危害が少なくても残留するべきなどいった声も上がっています。所属するKVコルトレイクは、マレーシア人実業家のヴィンセント・タン氏がオーナーのクラブなので、下手なクラブに移籍するよりは、環境的には恵まれる中で残留し、そこで技術を身につけのも一つの方法だとは思います。スズキカップや先日の参加国対抗などで見る限りは、身体の厚みは増しており、フィジカル面は順調に育っている印象でした。