19歳のアリフ・アイマンが今季のMリーグMVP
今季2021年のMリーグ年間表彰式ナショナルフットボールアウォーズが昨日12月5日にオンラインで開催され、19歳のアリフ・アイマン(JDT)が史上最年少で今季のMVPを獲得しています。これ 今季2021年のMリーグ年間表彰式ナショナルフットボールアゥオーズが昨日12月5日にオンラインで開催され、19歳のアリフ・アイマン(JDT)が史上最年少で今季のMVPを獲得しています。これまでの最年少記録は2018年にサファウィ・ラシド(JDT)が記録した21歳でした。
アリフ選手はJDTではリーグ戦、カップ戦合わせて今季31試合に出場し、成績自体は3ゴール、3アシストと目立った記録は残していませんが、記憶に残る活躍を見せており、MVPの他にベストFW賞と最も将来が期待される選手に与えら得るベストヤングプレーヤー賞も合わせて受賞しています。
2021年年間表彰の受賞者は以下の通りです。
2021年ナショナルフットボールアウォーズ受賞者
最優秀GK:ファリザル・マーリアス(JDT)6度目
最優秀DF:マシュー・デイヴィーズ(JDT)2度目
最優秀MF:バドロル・バクティアル(クダ・ダルル・アマンFC)
最優秀FW:アリフ・アイマン(JDT)初受賞
最優秀監督:ボジャン・ホダック(KLシティFC)
最優秀外国籍選手:ロメル・モラレス(KLシティFC)
最優秀チーム:JDT
フェアプレー賞:FAM-MSNプロジェクト
ゴールデンブーツ(Mリーグとマレーシアカップを合わせた最多得点者):ベルグソン・ダ・シルヴァ(JDT)- 30ゴール
Mリーグ1部最多得点(外国籍選手):イフェダヨ・オルセグン(スランゴールFC)- 26
Mリーグ1部最多得点(マレーシア人選手):バドロル・バクティアル(クダ・ダルル・アマンFC)- 7
Mリーグ2部最多得点(外国籍選手):フェルナンド・ロドリゲス(JDT II)/ ジョーダン・ミンター(トレンガヌFC II)- 16
Mリーグ2部最多得点(マレーシア人選手):ヌルシャミル・アブドル・ガニ(ケランタンFC)- 9
またサポーター投票による今季のベストXIは以下の通りです。(フォーメーション4-3-3で選出)
監督:ナフジ・ザイン(トレンガヌFC)
ゴールキーパー:ケヴィン・メンドーザ(KLシティFC)
右サイドバック:リザル・ガザリ(クダ・ダルル・アマンFC)
センターバック:レナン・アルヴェス(クダ・ダルル・アマンFC)、アリファジラー・アブ・バカル(トレンガヌFC)
左サイドバック:ラヴェル・コービン=オング(JDT)
ミッドフィルダー:ザフリ・ヤハヤ(KLシティFC)、バドロル・バクティアル(クダ・ダルル・アマンFC)、レアンドロ・ヴァレスケス(JDT)
右ウィング:アリフ・アイマン(JDT)
センターフォワード:ベルグソン・ダ・シルヴァ(JDT)
左ウィング:ゴンザロ・カブレラ(JDT)
FAMはMリーグクラブによる帰化選手申請を妨げず
マレーシアサッカー協会FAMのハミディン・アミン会長はMリーグクラブ主導による外国籍選手の帰化申請に関してクラブの意思に任せると述べています。
代表チーム強化を目的としたFAM主導の帰化プログラムは、代表チームに帰化選手が加わることの効果について検討するため、現在は一時停止中ではあると述べたハミディン会長は、Mリーグクラブによる外国籍選手の帰化申請きに関してはクラブの権利であり、申請の条件を満たしているのであれば、FAMがそれを妨げることはしないと、マレーシアの通信社ブルナマの取材に答えています。
FAMは代表チーム強化を目的として帰化選手申請プログラム委員会を発足させ、これまでにブラジル出身のギリェルメ・デ・パウラ(JDT)とコソボ出身のリリドン・クラスニキ(JDTからインドスーパーリーグのオディシャFCに期限付き移籍中)の帰化申請を支援し、両選手は現在、マレーシア国籍を取得しています。またガンビア出身のムハマドゥ・スマレ(JDT)は当時所属していたパハンFAを運営していたパハン州サッカー協会の支援で帰化選手となっています。
今日から開幕するスズキカップに出場するマレーシア代表にはこの3名の帰化選手の内、デ・パウラ選手だけしか召集されていないことを指摘されたハミディン会長は、タン・チェンホー監督の人選については異論がないと前置きした上で、移籍したばかりのクラスニキ選手は実戦が不足していることから召集せず、またスマレ選手は一旦は召集したもののケガによりチームから外れることになったと説明を受けていると述べています。
マレーシアカップで優勝したKLシティFCは、コロンビア出身のロメル・モラレスについてFIFAが規定する同一国に5年以上継続して居住するという帰化選手の条件を満たすことから、帰化選手申請を行う計画があることを明らかにしている一方で、スリ・パハンFCは英国出身のリー・タックの帰化申請を始めていると現地メディアで報じられています。