新型コロナ感染者発覚のクダはさらに3試合が延期に
Mリーグ1部スーパーリーグは7月24日より後半戦が始まり、既に第14節と第15節が開催されていますが、第14節の試合前に行われた新型コロナ検査で陽性反応を示した選手2名がいたことで、クダ・ダルル・アマンFCは第14節と第15節の試合が延期になっています。しかしマレーシア語紙ハリアンメトロは、さらに第16節の7月31日UTIM FC戦、第17節の8月4日のスリ・パハンFC戦、第18節の8月8日スランゴールFC戦のさらに3試合が延期されたことを報じています。なお、Mリーグを運営するMFLは隔離は8月3日までとなることを発表しています。
「周知のようにクダ・ダルル・アマンFCはチーム全員が隔離下にあり、第14節から第18節までの試合が延期となった。しかし、全てが順調に進み、試合許可が出されれば第19節の8月14日のトレンガヌFCに向けてトレンガヌ州へ遠征する予定である。なお延期となった試合の新たな日程はMFLの理事会の決定に従う。」という発表が公式サイトで発表されています。
またハリアンメトロの取材に対して、クダ・ダルル・アマンFCのカマル・イドリス・アリCEOは現在の隔離終了後には試合開催に向けての体力を回復するためにチームには一定期間が必要だと述べ、PCR検査を行い陰性となった選手には体力回復のための練習が許可されることを望んでいると話しています。
クチンシティはさらに5試合が延期に
両クラブからの公式発表はありませんが、クダ・ダルル・アマンFCと同様に、試合前の検査で新型コロナの陽性者が見つかったMリーグ2部プレミアリーグのクチンシティFCも後半戦開幕となる第13節と次節の第14節の試合が延期となっていますが、MFLの公式サイトではさらにクチンシティFCの第15節のサラワクダービー本日7月31日のサラワク・ユナイテッドFC戦、そして第16節の8月4日PDRM FC戦、第17節の8月8日ヌグリスンビラン戦、第18節8月11日FAM-MSNプロジェクト戦、そして第19節の8月14日ケランタンFCの延期が発表されています。
なお、Mリーグを運営するMFLはクチンシティFCの隔離は8月9日までとなることを発表しています。
ケランタンUの2選手にクラブが出場停止の懲戒処分
Mリーグ2部プレミアリーグのケランタン・ユナイテッドFCは、ガッサマ・アルフセイネイとムハマド・アスラフ・アリフディンの両選手に対して懲戒処分を行なったことを発表しています。クラブの公式発表によると前節第14節のペラFC II戦終了後、両選手は直ちにチームの本拠地があるケランタン州コタバルに戻ることを命じられ、今節第15節の明日8月1日に開催されるJDT II戦はチームに帯同しないということです。
なおアスラフ・アリフディン選手はペラFC IIのアダム・ナズミ・ザムリを殴って75分に退場となっていますが、ガッサマ選手は試合終了後にチームメートのザフアン・アゼマンを殴ってレッドカーを出されるという前代未聞の事態を引き起こしています。
ケランタン・ユナイテッドFCはこの2つの「事件」についての詳細を調査中ということで、両選手にはさらなる処分が下される可能性についても言及すると同時に、再発防止に努めていくとしています。