Mリーグ1部スーパーリーグ第15節では本日7月28日にスランゴールFCがJDTを「ホーム」のMBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)に迎えて試合を行いますが、その試合に先立ってピッチの改修工事がとりあえず完了したことをスランゴールFCが公式Facebookで発表してます。
This is called “Pitch Perfect”と題名がつけられた投稿では、ピッチの写真も掲載されています。
Selangor FC: This Is Called “Pitch Perfect”
スランゴールFCはスランゴール州シャーアラムにあるシャーアラムスタジアムがホームですが、施設の老朽化が目立ち、昨年は屋根の一部が崩落したつことからMリーグを運営するMFLより使用が禁止され、現在は大規模な改修工事に入っています。これによって今季と来季2022年シーズンは同じスランゴール州のプタリンジャヤにあるMBPJスタジアムをここをホームとするPJシティFCと共用する形で「ホーム」として使用することになっています。
PJシティとの共有ということで2日連続で使用することもあり、MBPJスタジアムのピッチはこれまでもその劣悪さがアウェイチームから指摘されていただけでなく、マレーシア特有のスコール後にはピッチ上に水が浮きボールが止まってしまうなど、パスサッカーを目指すスランゴールFC自身にとってもチームのプレースタイルに関わる問題になっていました。
MBPJスタジアム管理事務所のノルマス・ヤキン氏は、ビッチ下の排水の悪さがそもそもの原因で、水捌けが悪いことにより、雨が降るとピッチ上に水が浮き、その結果すぐに泥だらけになってしまうと説明し、昨季開幕前にはMBPJスタジアムではピッチしたの排水システムや更衣室などの改修工事に取り掛かっており、数ヶ月かかるとされるピッチの張り替えなどの最終行程が終了するのは今年いっぱいかかると話しています。
JDTがアストン・マーチンとブランドコラボ
Mリーグ7連覇中のJDTは、スイスの高級腕時計メーカー「ウブロ」Ubolotやユニセフ(Unisef国連児童基金)を筆頭に様々なブランドとコラボを行ってきましたが、今度は高級スポーツカーメーカーとブランドコラボを行うようです。
英字紙ニューストレイトタイムズによると、JDTは英国の高級スポーツカーメーカーのアストンマーチンとパートナーシップを締結し、JDTモデルなる限定車が発売されるということです。
「それぞれの分野のチャンピオンが手を結ぶ」といったコンセプトだということで、現在は国内No. 1クラブのJDTが昨年の国際自動車連盟FIA世界耐久選手権のマニュファクチャラーズチャンピオンであるアストンマーチンレーシングがタッグを組むことになります。
(写真はJDTの公式Facebookより)