ACL予選G組マッチデー6-JDTはスコアレスドローでACL終了
AFCチャンピオンズリーグ予選G組は最終日のマッチデー6となり、予選3位のJDTは4位のラーチャブリーFCとG組の3位と4位を賭けて対戦しました。
激闘の名古屋戦から先発8名を入れ替えたJDTは、開始7分にサフィク・ラヒムがラーチャブリーGKカンポン・ファトマッカックルと1対1となるチャンスを得ながらシュートがゴールの枠を捉えられず先制機を逃します。
JDTは37分には守備のキーマンDFマウリシオがケガで交代し、守勢に回るかと思われましたが、前戦の浦項スティーラーズ戦でのラーチャブリーの戦いぶりをベンヤミン・モラ監督が「勝とうとはせず、負けないような試合運びをした」と評したように、この試合でもラーチャブリーは自陣深くで守りカウンターを狙う戦術を選択しました。前半終盤には、ラーチャブリーが攻撃に転じる場面もありましたが、決め手を描く両チームはいずれもゴールを割れず0-0で前半を終了します。
後半に入ると途中交代のモハマドゥ・スマレ、アキヤ・ラシドらがラーチャブリーゴールを狙いますが、ゴール前を固めるらーチャブリー守備陣の壁を破れないまま時間が過ぎ、結局、フラストレーションの溜まる試合はこのまま終了し、JDTの今季ACL最終戦はスコアレスドローに終わりました。
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昨季、JDTがいたACL予選G組は新型コロナウィルス感染拡大により中断を挟んでカタールのドーハで集中開催となりましたが、当時、マレーシア政府が不要不急の海外渡航を認めていなかったことからJDTは途中棄権となりました。今回、満を辞してACLに臨んだJDTでしたが、国内リーグ得点王のベルグソン・ダ・シルヴァが6試合で無得点に終わり、不調のサファウィ・ラシドは先発どころか最終戦はベンチ入りすらせず、また、ラヴェル・コービン=オングがケガで2試合の出場に終わるなど思うような試合運びができず、2年ぶりのACL挑戦は今回も残念な結果に終わりました。
FCチャンピオンズリーグ2021予選G組マッチデー6
2021年7月7日@ラジャマンガラスタジアム-タイ、バンコク
JDT 0-0 ラーチャブリーFC
得点者:なし
(下は両チームの先発XI-JDTとらーチャブリーFCのFacebookより)
G組のもう1試合は既にベスト16進出を決めている予選G組首位の名古屋グランパスが2位の浦項スティーラーズと対戦し、こちらの試合も先制した名古屋に浦項が試合終了間際に追いつき、1-1と引き分けに終わっています。
FCチャンピオンズリーグ2021予選G組マッチデー6
2021年7月7日@ラジャマンガラスタジアム-タイ、バンコク
浦項スティーラーズ 1-1 名古屋グランパス
得点者:名古屋-前田直輝(51分)、浦項-ボリス・タシティー(88分)
(下は両チームの先発XI-ラーチャブリーと浦項のFacebookより)
ACL予選G組順位(マッチデー5終了時点)
Team | G | W | D | L | GF | GA | GD | P | |
1 | 名古屋 | 6 | 5 | 1 | 0 | 13 | 2 | 11 | 16 |
2 | 浦項 | 6 | 3 | 2 | 1 | 9 | 5 | 4 | 11 |
3 | JDT | 6 | 1 | 1 | 4 | 3 | 9 | -6 | 4 |
4 | ラーチャブリー | 6 | 0 | 2 | 4 | 0 | 10 | -10 | 2 |