ペラ州FAは新オーナーがペラFCのユニフォームをピンク色にすることを容認
Mリーグ1部ペラFCの新オーナー候補にコスメ会社社長のハスミザ・オスマン氏が挙がっていることに関連し、ペラ州サッカー協会(ペラ州FA)はペラFCの再生のためにはユニフォームをピンク色にすることも厭わないと話しています。
給料未払い問題により主力選手が次々に退団しているペラFCは、現在新たなオーナーを探している最中ですが、その候補に新オーナー候補に資産家でコスメ会社社長のドクター・ヴィダことハスミザ・オスマン氏が挙がっています。かつてケランタンFCのメインスポンサーとして2016年から2017年にかけて1600万リンギ(およそ4億2000万円)を支援したハスミザ氏は、本拠地のスルタン・モハマド4世スタジアムをピンク色に塗装し、またピンク色のユニフォームを採用するなどしたことがあることから、ハスミザ氏のインスタグラムにはペラFCサポーターからは新オーナーとしてチームの救済を求める声が上がる一方で、ユニフォームをピンク色にはしないで欲しいとコメントが見られました。
この件についてペラ州FAのヤザン・モハマド会長代理は、現時点ではハスミザ氏からはペラFC買収について正式な交渉を開始する依頼は受け取っていないとする一方で、このハスミザ氏を含め複数の個人や企業と買収に関する話し合いを行っていることを認め、その際には伝統的な黄色と黒のユニフォームが維持されれば、それ以外にはピンク色をユニフォームに採用することは厭わないとしています。
海外組がドバイの代表候補合宿に合流
マレーシアの通信社ブルナマは、海外組の1人のルクマン・ハキム・シャムスディン(ベルギー1部KVコルトレイク)が合流し、アラブ首長国UAEのドバイで行われている代表候補合宿に参加する全選手が揃ったと報じています。今回の代表候補合宿の海外組は、ルクマン選手のほか、リリドン・クラスニキ(オーストラリア1部ニューカッスル・ジェッツ)、ドミニク・タン(タイ1部ポリス・テロFC)、ジュニオール・エルドストール(タイ1部チョンブリーFC)の総勢4名です。
FIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選兼AFC選手権アジアカップ2023年大会予選に出場するマレーシア代表は、集中開催地となっているUAEで代表候補合宿を行っていますが、タン・チェンホー代表監督にとっては、自身が招集したい選手全員を集めることができた代表候補合宿は2019年11月以来となります。
今回の代表候補合宿ではいずれも帰化選手のギリェルメ・デ・パウラ(JDT)とリリドン・クラスニキが代表初招集となっていますが、タン監督はこの両選手も含め全員を5月23日に行うクウェート戦、5月28日に行うバーレーン戦の練習試合2試合で精査し、予選で起用する選手を決めたいとタン監督はメディアとのオンライン記者会見で話しています。
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国内メディアでは海外組への期待が高まっていますが、3月に閉幕したタイ1部リーグレギュラーとして試合に出続けたジュニオール・エルドストールを除けば、ケガでシーズン後半を棒に振ったドミンク・タン、今季のベルギー1部リーグでは2試合の出場のみのルクマン・ハキム・シャムスディン、そして今季は全て途中出場で最長でも45分しかプレーしていないリリドン・クラスニキと、海外にいるだけで出場機会がない選手に過度な期待をかけるのは、試合に出ない事実には目を向けず海外にいるだけ組をもてはやしたどこかの国のメディアと似ています。