選手が新型コロナ感染でケランタンFCの試合が延期に
Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは、公式サイト上で今週末5月7日(金)にペラスタジアム(ペラ州イポー)で予定されていたMリーグ2部プレミアリーグ第12節のペラFC II対ケランタンFCの試合延期を発表してています。
MFLのアブドル・ガニ・オスマンCEOはケランタンFCの選手2名が新型コロナウィルス検査で陽性となったことを試合延期の理由としています。なおこの2選手はスランゴール州内の病院で隔離されているということです。
この2選手は第11節に行われたスランゴール2対ケランタンFCの試合前に行われた抗原検査と抗体検査により感染が判明し、直ちにチームから隔離され、当日の試合にも出場しなかったということです。またケランタンFCの他の選手は全員が陰性だったということですが、マレーシア保健省は濃厚接触者に10日間の行動自粛を求めていることから、MFLはペラFC II戦を延期する決断に至ったということです。
移動制限令施行によりMリーグ4試合が無観客で開催
スランゴール州の大半の地域には今日5月6日から、またクアラルンプールには5月7日からいずれも5月17日まで移動制限令MCOが発令されますが、これに伴いスランゴール州とクアラルンプールで開催されるMリーグ1部スーパーリーグと2部プレミアリーグの試合は全て無観客試合で開催することをMFLが公式サイト上で発表しています。
無観客で行われるのはスランゴール州で開催されるいずれもスーパーリーグの5月8日のUITM対KLシティ(UITMスタジアム)と5月9日のスランゴール対トレンガヌ(MBPJスタジアム)、そしてプレミアリーグの5月7日のFAM-MSNプロジェクト対トレンガヌII(UITMスタジアム)、またクアラルンプールで開催される5月8日のスランゴール2対PDRM(KLフットボールスタジアム)の計4試合です。
今週末のスーパーリーグ第13節とプレミアリーグ第12節の後は、FIFAワールドカップ2022年大会アジア2次予選により両リーグとも中断期間に入り、AFCチャンピオンズリーグに出場するJDTやAFCカップに出場するクダ・ダルル・アマンやトレンガヌが所属するスーパーリーグは7月9日に、プレミアリーグは6月19日にそれぞれ再開されます。