Mリーグの選手と監督、コーチは5月からワクチン接種開始
国内スポーツを監督する青年スポーツ省のリーザル・メリカン大臣は、Mリーグの選手や監督、コーチを対象とした新型コロナウィルスワクチンの接種が5月より始まると述べています。
マレーシアの通信社ブルナマによると、青年スポーツ省はワクチン接種候補者となる4000名のスポーツ選手を選び出し、ワクチン接種を担当するカイリル・ジャマルディン新型コロナウィルスワクチン接種担当大臣にそのリストを提出済みと言うことです。その中から、東京オリンピックへの出場資格を得るための予選参加者264名を第一陣として今月からワクチン接種を開始、6月にFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選を控える代表選手を含めたMリーグの選手や監督、コーチは第二陣として接種対象となっているということです。
カシオがFAMとスポンサー契約締結-G SHOCKのマレーシア代表モデルも発売へ
マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で日本の電気メーカーであるカシオ計算機と公式スポンサー契約を締結したことを発表しています。なお契約は今年2021年3月1日から2022年2月28日までと言うことです。
FAM本部で行われた契約締結式は、FAMのハミディン・アミン会長、カシオマレーシア社の手塚逸郎社長の他、マレーシア代表のタン・チェンホー監督、シャーレル・フィクリ(スランゴール)とイルファン・ザカリア(KLシティ)らが出席して行われ、その席上ではハリマウマラヤ(マレーシア語で「マラヤの虎」)の愛称を持つマレーシア代表とコラボした限定モデルのG SHOCKも同時に発表されています。999個のみが製作された限定モデルはハリマウマラヤのロゴと伝統的にユニフォームに使われている黄色と黒が基調となっており、そのシリアル番号001はカシオマレーシアの手塚社長からハミディンFAM会長に贈られたということです。
オリジナルTシャツ、リストバンドがセットになったこのハリマウマラヤ限定モデルのG SHOCKは579リンギ(およそ15500円)で6月1日より全国のG SHOCK取扱店やカシオのオンラインストアなどで販売されると言うことです。
(下はFAMのFacebook公式サイトに掲載された「ハリマウマラヤ」限定G SHOCKの写真)
FAMはW杯予選出場の代表のためにMリーグ日程の変更を要望
6月にFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選を控えるマレーシア代表が本番前に練習試合を組めるようにと、マレーシアサッカー協会FAMはMリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLに日程変更を要望していると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。
FAMのモハマド・ユソフ・マハディ会長代理は、イスラム教の断食月(今年は4月13日から5月12日)明けに予定されているMリーグ第11節(5月17日から18日)と第12節(5月22日から23日)を延期して、第13節(7月2日から4日)から再開すれば、代表はW杯予選に集中できるだけでなく、6月3日に予定されているアラブ首長国連邦戦まで2週間以上の時間的な余裕が取れることから、本番前に練習試合を行うことも可能であると話しています。
また代表チームのチームマネージャーも務めるモハマド・ユソフ会長代理は、バーレーン、ヨルダン、オーストラリアの3カ国がW杯予選前の練習試合の相手を希望しているとし、そのうちから2チームをタン・チェンホー監督の希望に沿って選びたいと話しています。
さらにこの要望は代表合宿に参加した選手から提案されたものだと明かしたモハマド・ユソフ会長代理は、W杯予選前により多くの練習時間を確保し、万全な状態で試合に臨みたいと言う選手の姿勢に応えたいと話しています。
今季M3リーグへ参戦する14クラブをAFLが発表
Mリーグ3部にあたるM3リーグはセミプロリーグ化を目指して再編成が行われている最中で、今季は6月に開幕が予定されていますが、今季のM3リーグに参加する14クラブをM3リーグを統括するアマチュアフットボールリーグAFLが公式Facebookで発表しています。この14クラブは以下の通りです。
- AFFC(国軍FC)公式Facebook
- BRM FC 公式Facebook
- サイバーリンクスFC 公式Facebook
- FCランカウイ
- ハリニKS FC 公式Facebook
- キジャンレンジャーズFC 公式Facebook
- キナバルジャガーズFC 公式Facebook
- KSRサイエンスFC 公式Facebook
- クアラカンサーFC 公式Facebook
- ランカウイシティFC 公式Facebook
- マンジュンシティFC 公式Facebook
- MNY FC 公式Facebook
- PIB FC 公式Facebook
- リアルチュカイFC 公式Facebook
AFLのモハマド・ユソフ・マハディ会長は、全部で23クラブから今季のM3リーグ参加の申請があったことを明らかにし、上記の14クラブの他、さらに6クラブについて現在も書類審査が行われていると話し、最終的なM3リーグ参加クラブ名は今後、発表されるとしています。
また書類審査を通過しなかったクラブについては、その理由として州サッカー協会からの支持がないこと、提出された経営プランに不備があることなどを挙げています。
(以下はAFLの公式Facebookに掲載された上記クラブのロゴ。FCランカウイのロゴがないため、全部で13クラブ分になっています。)