マレーシアサッカー協会FAMとマレーシアフットボールリーグMFLは、本日3月16日より1部スーパーリーグ、2部プレミアリーグ、3部M3リーグ、4部M4リーグからマレーシアフットサルリーグMFSL、21歳以下のプレジデントカップ、19歳以下のユースカップまで、FAMとMFL管轄のあらゆるサッカー活動の中断を決定しています。
また無観客試合として行ったMFL第4節以降の日程も発表しておらず、4月2日(金)から4日(日)に予定されている第5節までにこの中断期間が終了するのかどうかも定かではありません。
なお、マレーシア政府は3月18日(水)から31日(火)まで国内全校の閉鎖や教会やモスクでの集会、スポーツを含むイベントの禁止などを発表しており、再会があるとしても4月以降の話になりそうです。
そこで今回は、MFL1部と2部の第2節と第3節の入場者数に関するサッカー専門サイトのヴォケットFCの記事をまとめました。なお第1節についてはこちらをご覧下さい。
MFL第2節の入場者数
マレーシアフットボールリーグMFL第2節は3月6日(金)と7日(土)に行われましたが、この第2節の11試合を観戦したのは7万5563人でした。3月6日(金)のUKM FC対ケランタンFAの試合が雷雨により中止となった、通常より1試合減って11試合が実施されました。
リーグ別に見ると、1部スーパーリーグはジョホール・ダルル・タジムJDTのホーム、スルタン・イブラヒムスタジアムで開催されたJDT対UITM FC戦が2万2387人と、第2節最大の入場者を記録した一方で、スランゴール州のUITMスタジアムで開催されたPJシティFC対パハンFA戦の2110人が第2節最小入場者数でした。この試合はPJシティFCのホーム、MBPJスタジアムが改修工事中のため、UITMスタジアムでの開催でした。なお、1部スーパーリーグ第2節の1試合あたりの平均入場者数は1万466人で、第1節の1万3680人からおよそ24パーセント減少しています。
また2部プレミアリーグでは、ペナンFAのホーム、シティスタジアムで開催されたペナンFA対スランゴール2戦が最大の5855人を集めた一方、最小がトレンガヌ州のスルタン・イスマイル・ナシルディン・シャースタジアムでのトレンガヌFC II対ペラII戦の350人となっています。2部プレミアリーグ第2節5試合の1試合あたりの平均入場者数は2130人で、第1節の平均入場者数の3438人からおよそ38パーセント減少しています。
MFL第3節の入場者数
続く第3節の入場者数は1部スーパーリーグと2部プレミアリーグ合わせて4万8582人と、前節第2節からはおよそ36パーセント減、開幕節の第1節からほぼ半減の52パーセント減となっています。
その理由として、3月10日(火)、11日(水)と平日開催であったこと、また新型コロナウィルスの患者数が国内でも徐々に増え始め、人が多く集まるイベントへの参加自粛が拡大したことなどが考えられます。
第3節は1部スーパーリーグの6試合合計で3万3658人が観戦に訪れています。トレンガヌFC対スランゴールFC戦が開催されたトレンガヌ州のスルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアムが1万7200人と最大の観衆を集め、最小はスーパーリーグの試合で唯一、観衆が1000人を割ったフェルダ・ユナイテッドのホーム、トゥン・アブドル・ラザクスタジアムでのフェルダ・ユナイテッド対マラッカ・ユナイテッド戦でした。なお、1部スーパーリーグ第3節の1試合あたりの平均入場者数は5909人で、第2節の1万466人からはおよそ44パーセント、第1節の1万3680人からおよそ57パーセント減少しています。
一方2部プレミアリーグは6試合で1万4914人の入場があり、ケランタン州のクラブ同士のいわゆる「ケランタンダービー」となったケランタンFA対ケランタン・ユナイテッド戦の入場者数が1万315人と最大の観衆を集めた一方で、KLフットボールスタジアムでのスランゴール2対サラワク・ユナイテッド戦、タンスリ・ダト・ハジ・ハサン・ユノススタ自マムでのジョホール・ダルル・タジムII対クアラルンプールFA戦、ヌグリスンビラン州のトゥンク・アブドル・ラーマンスタジアムでのヌグリスンビランFA対UKM FC戦の3試合で観客が1000人以下となっています。2部プレミアリーグ第3節の1試合あたりの平均入場者数は2485人で、第2節の2130人殻は増加したものの、第1節の平均入場者数の3438人からおよそ28パーセント減少しています。