JDTは鹿島アントラーズを完封でACL初勝利!
今、試合が終わりました!アジアサッカー連盟AFCチャンピオンリーグACLで、ホームに昨年のACLチャンピオン鹿島アントラーズを迎えたジョホール・ダルル・タクジムJDTが、69分にシャフィク・アーマドが挙げた1点を守りきり、ACL初勝利を挙げています。
通算成績は5試合を終えて1勝1分3敗の勝点4と最下位ですが、ACL初出場のJDTにとっては歴史的な勝利と言えます。試合会場は「ジョホールバルの歓喜」で知られる1997年11月16日に日本代表がイラン代表を破ってFIFAワールドカップ本戦初出場を決めたあのラーキンスタジアムで、今回は地元JDTにとっての「ジョホールバルの歓喜」となりました。ちなみに私はこの試合を現地で見ています。(ちょっと自慢です。)
ただこの試合で悔いが残るのは、試合終盤に時間稼ぎでサファウイ・ラシドがイエローカードをもらってしまったこと。イエローカード積算の結果、グループリーグ突破の可能性が残る最終節のアウェイの慶南FCに出場できなくなってしまいました。個人的には現在、マレーシアでのベストプレイヤーと思っているサファウイ選手の出場停止はJDTには大きな痛手となります。
PJシティFCが新たな外国人選手と契約
マレーシアフットボールリーグMFLの1部スーパーリーグで9位に低迷するプタリン・ジャヤ(PJ)シティFCが、新たな外国人選手と契約したと、当地の英字紙スターのオンライン版が報じています。
K・デヴァン監督自らが選んだと言う新外国人選手は東チモール出身のFWペドロ・エンリケ・コルテスとブラジル出身のFWワシントン・ブランダオの二人です。この他にシーズン当初はプルリスFA(今シーズン途中で2部プレミアリーグ除名処分)と契約していたDFナスリク・バハロムも5月2日から始まっているトランスファーウインドウ期間中に新たにPJシティFCと契約しています。
ペドロ選手は、2018年にはタイリーグ2部のサムット・サーコンFCでプレーしましたが、2015年にはPKNS FCでのプレー経験もあり、その際には13試合で8ゴールを決めています。
一方のワシントン選手は、昨シーズンはインドネシアリーグ1部のプルセラ・ラモンガンでプレーし、それ以前はブラジルのほか、デンマークでもプレー経験があります。
またナスリク選手は2009年にはスランゴールFAでFAカップ優勝に貢献するなど経験豊富なDFです。
ペドロ選手とワシントン選手は、5月4日に行われたMFL第12節のパハンFA戦に既に出場しており、リーグ2位のパハンFAに対して2−0の勝利に貢献しています。なおペドロ選手はゴールも決めています。
今シーズン、スーパーリーグに昇格したPJシティFCは、第12節終了時点で3勝2分7敗で9位となっていますが、7敗のうち5敗は1点差負け、4敗は完封負けと得点力不足に悩まされており、ペドロ選手はDFジョシュア・グロムメン選手(フィリピン)と、ワシントン選手はFWペドロ・エンリケ・アルメイダ選手(ブラジル)に代わって登録されています。
今回の選手獲得について、K・ディヴァン監督はジョシュア選手については攻撃陣を強化するために放出せざるを得なくなったとし、アルメイダ選手については、回復に時間がかかる足の怪我が理由で放出することになったとしています。