Mリーグ1部スーパーリーグ 2022年シーズン第20節結果とハイライト

今季のスーパーリーグも今節を含め残りあと3節となり、今季の最終順位争いが激化する一方で、1部と2部が合併して18チーム編成になる新スーパーリーグから複数のクラブが撤退を噂されるなど、ピッチ内外共に熱いMリーグ。今節は天候不順で多くの試合が雨の影響を受け、劣悪なピッチで開催されました。

2022年9月28日@KLフットボールスタジアム(クアラ・ルンプール)
KLシティ 5-0 サラワク・ユナイテッド
⚽️KLシティ:パウロ・ジョズエ(28分)、ライアン・ランバート3(29分、41分、53分)、ジョーダン・ミンター(84分)
🟨KLシティ(2):デクラン・ランバート、イルファン・ザカリア
🟨サラワク・ユナイテッド(3):ボリス・コック、アメル・サイディン
MOM:ライアン・ランバート(KLシティ)
 代表漏れで奮起。
 先日、タイで開催されたキングズカップで代表に招集されたデクラン・ランバートとザフリ・ヤハヤが戻ったKLシティが、給料未払い問題で揺れるサラワク・ユナイテッドに圧勝しています。
 この試合のヒーローは、ハットトリックを決めたライアン・ランバートです。試合後のインタビューでは、これまで1試合で2ゴール以上は決めたことがないと話したランバート選手ですが、チームメイトでもあり双子の兄弟でもあるデクラン・ランバートが代表に初選出された一方で、自身は代替召集メンバーには入ったものの、結局は代表には招集されず、その鬱憤を晴らすように、いずれもペナルティーエリアの外からロングレンジの3本のゴールを決める活躍でした。

2022年10月7日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティ 0-1 スランゴール
⚽️スランゴール:ダニアル・アスリ(81分)
🟨PJシティ(3):K・プラバカラン、マハリ・ジャスリ、カラムラー・アル=ハフィズ
🟨スランゴール(1):ブレンダン・ガン
MOM:シヴァン・ピレイ(PJシティ)
 今は結果が何より大事。
 いずれもMBPJスタジアムを本拠地とする両チームの「スランゴール・ダービー」は、雨により水を多く含んだピッチでタン・チェンホー監督が目指す短いパスを繋ぐサッカーが機能せず苦しんだものの、スランゴールが途中出場のU23代表ダニアル・アスリが挙げたゴールを守り切って勝利し、タン監督就任以来、2連勝を飾っています。
 運営資金不足を理由に来季のスーパーリーグ脱退といった噂も流れているPJシティは、強固な守備でスランゴールの攻撃陣を封じていましたが、残り10分を切っての失点で敗れています。

2022年10月7日@リカススタジアム(サバ州コタ・キナバル)
サバ 4-1 ペナン
⚽️サバ:バドロル・バクティアル(33分)、パク・タエスー(72分)、サディル・ラムダニ(80分)、スチュアート・ウィルキン(89分)
⚽️ペナン:アディブ・ラオプ(70分)
🟨サバ(2):ファルハン・ロスラン、ドミニク・タン
🟨ペナン(5):エンドリック、アジザン・ノルディン、アジム・ラヒム、ジャフリ・フィルダウス・チュウ、ルーカス・シルヴァ
🟥ペナン(1):ラファエル・ヴィトー
MOM:スチュアート・ウィルキン(サバ)
 2位死守。
 リーグ前半とは打って変わって失速気味のサバは2連敗中、さらに直近の4試合で勝利がなく、依然2位ではあるものの、トレンガヌとヌグリスンビランが勝点差1までせまっています。この試合も最下位のペナンを相手に、2試合ぶりの先発となったキャプテンのバドロル・バクティアルが先制ゴールを決めるも、その後は追加点を奪えないまま、70分には同点にされてしまいます。
 しかしこの日はすぐさまパク・タエスーのゴールでリードを奪うと、さらに2ゴールを決めたサバがAFCカップ出場権の懸かった2位を死守しています。
 サバの加賀山泰毅選手は先発して、58分に交代しています。

2022年10月7日@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ 2-4 トレンガヌ
⚽️マラッカ:ファリス・シャー(44分)、シャーミ・シャムスディン(52分)
⚽️トレンガヌ:チェチェ・キプレ3(3分、13分、37分)、ファイサル・ハリム(70分)
🟨マラッカ(0)
🟨トレンガヌ(1):アザム・アズミ
MOM:チェチェ・キプレ(トレンガヌ)
 相性抜群。
 2ヶ月前は6位だったトレンガヌは、6連勝中で3位に浮上し、AFCカップ出場権の懸かる2位まで勝点差1と迫っています。そのトレンガヌは2節を残し、下位チームには勝ち点を落とせない状況の中、チーム得点王のチェチェ・キプレが前半でハットトリックを達成するなど、4ゴールを挙げてマラッカに圧勝しています。
 およそ1ヶ月前の9月3日にトレンガヌのホームで行われた同じカードでも、トレンガヌは5-0と対処していますが、その試合でもチェチェ・キプレはハットトリックを達成しており、2試合で6ゴールとマラッカをいわゆる「お得意様」にしています。
 給料未払い問題が未解決のマラッカは外国籍選手がベンチ入りしておらず、好調のトレンガヌと対戦するには戦力不足でした。給料未払い問題解決の目処が立たず、来季のスーパーリーグ撤退も噂されるなど、選手もモチベーションも上がらない状態では、この結果もやむを得ないのかもしれません。

2022年10月7日@ダルル・マクモルスタジアム(パハン州クアンタン)
スリ・パハン 0-0 JDT
🟨スリ・パハン(0)
🟨JDT(0)
MOM:ファリザル・マーリアス(JDT)
 安全第一。
 豪雨により試合開始が1時間半近く遅れた試合は、ボールが転がらないどころか、テレビで見ていても水が浮いているのがわかる田んぼのようなコンディションの中で行われました。前節のレッドカードで出場停止となっているエースのベルグソン・ダ・シルヴァ、そして相手選手と交錯して負傷したシェーン・ローリーと主力がベンチ外となったJDTは、既に優勝を決めていることもあってか劣悪なピッチでケガをしないよう「安全第一」で試合を進めた結果、スリ・パハンもそれに付き合うような形で、試合は引き分けに終わっています。

2022年10月9日@トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビラン 4-3 クダ
⚽️ヌグリスンビラン:マテウス・アルヴェス(25分)、グスタヴォ2(58分、70分)、ショーン・シヴァラジ(65分)
⚽️クダ:マフムード・アル=マルディ(45+3分)、サンワット・デーミット(82分)、マルク・ヴァレス(90分)
🟨ヌグリスンビラン(1):ナスルラー・ハニフ
🟨クダ(3):アミルル・アズハン、サンワット・デーミット、デシ・マルセル
MOM:グスタヴォ(ヌグリスンビラン)
 楽勝ムードが一転、終盤に冷や汗も2位争いに残る。
 この試合は10月8日に予定されていましたが、豪雨により試合開催が困難となったため、1日順延されて行われています。2位のサバとは勝点差1、3位のトレンガヌと勝点で並び、得失差で4位のヌグリスンビランは6位のクダと対戦。2位という明確な目標があるヌグリスンビランは、試合開始から優位に試合を進め、マテウス・アルヴェスのゴールで25分に先制しますが、前半終了間際のロスタイムにクダが同点に追いつきます。
 後半はグスタヴォの2ゴールなどでリードを3点に広げたヌグリスンビランが楽勝かと思われましたが、クダの猛攻に遭い、最後は1点差まで追い込まれながらも逃げ切っています。
 クダはこの試合後にクラブの所得税未払いが明らかになり、退任が予想されているシンガポール出身のアイディル・シャリン監督や外国籍選手の移籍に支障が起こることが考えられ、残る2試合ではさらにモチベーションが下がってしまう可能性もあります。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第20節終了時)

チーム勝点
1JDT20155054114350
2SAB20123534221239
3TRE20122634181638
4NSE2011543124738
5KLC208572928129
6KDA208393034-427
7SEL207583732526
8SRP207493029125
9PJC204881930-1120
10MEL2046102240-1818
11SWU2042141849-3114
12PEN2024142142-2110
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第20節終了時)

ゴール数選手名所属
125ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
214カイオンSEL
313フェルナンド・フォレスティエリJDT
412ロナルド・ンガKDA
510チェチェ・キプレPJC
10グスタヴォ
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第10節結果とハイライト(2)

2022年10月4日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロー・スター)
クダ 1-3 JDT
⚽️クダ:ロナルド・ンガ(12分)
⚽️JDT:ベルグソン・ダ・シルヴァ(36分)、レアンドロ・ヴァレスケス(60分PK)、アフィク・ファザイル(79分)
🟨クダ(4):シャーリル・サアリ、ロドニー・ケルヴィン、アクマル・ザヒル
🟨JDT(2):ナチョ・インサ、レアンドロ・ヴァレスケス
🟥JDT(1):ベルグソン・ダ・シルヴァ
 MOM:アフィク・ファザイル(JDT)
 クダ州首相でもあり、クダ・ダルル・アマンFC(以下クダ)を運営にも関与するクダ州サッカー協会のモハマド・サヌシ会長と、ジョホール・ダルル・タジムJDTのオーナーで、ジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下の間では試合前から舌戦が繰り広げられ、いやがおうにも盛り上がったこの試合は、10人となりながらも地力を見せたジョホール・ダルル・タジムJDTが、管をねじ伏せています。
 アイディル・シャリン監督の元、2020年、2021年シーズンといずれもJDTに次ぐ2位に終わったクダですが、今季はここまで5位ながら既に今季の優勝を決めているJDTとは勝点で19点離されるなど、調子の波に乗れていません。3日前の10月1日は下位のPJシティにまさかの敗戦を喫していることもあり、累積警告で出場停止となっていたGKシャーリル・サアリとMFマフムード・アル=マルディが戻ったベストの布陣で、JDTとの今季初対戦に臨みました。
 インドネシアのカンジュルハン・スタジアムで起こった事故により亡くなった方々への黙祷を捧げた後に始まったこの試合で、先手を取ったのはクダでした。センターサークル付近で相手パスをカットしたクダのロナルド・ンガがそのまま一気にJDTゴール前まで持ち込みシュート!これが決まって、クダは12分にエースのゴールという理想的な形で先制しました。
 しかしJDTも36分にアフィク・ファザイルがクダのDFラインの裏へ絶妙のパス。これにベルグソン・ダ・シルヴァが反応し、今季25得点目となるゴールを決めて、このまま前半は1-1で終了かと思われたロスタイムに、なんとJDTのベルグソン選手がクダのロドニー・ケルヴィンにパンチを見舞いレッドカード。この試合は主審の判断が安定せず、その前にはロドニー選手も退場になってもおかしくないプレーを見せていましたがお咎めなしだったことから、ベルグソン選手がそれに苛ついてのファウルだったかもしれません。
 JDTが10人となった後半は、クダ有利かと思われましたが、59分にクダのペナルティーエリア内でJDTのシャフィク・アフマドがクダのアズミール・アリスに倒されて得たPKをレアンドロ・ヴェラスケスが決めて、数的不利のJDTがリードを奪います。
 試合前のインタビューでは、クダのアイディル・シャリン監督がとにかく集中力を切らさずプレーするように指示したと、話していましたが、79分には自陣ペナルティエリア内でのパスミスからボールを奪われ、JDTのアフィク・ファザイルに3点目を決められたところでこの試合は万事休す。優勝が決まっていようと、あくなき勝利への執念を見せたJDTのメンタルの強さが際立った試合でした。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第19節終了時)

チーム勝点
1JDT19154054114349
2SAB1911353021936
3TRE19112630161435
4NSE1910542721635
5KLC208572928129
6KDA198382730-327
7SRP197393029124
8SEL196583632423
9PJC194871929-1020
10MEL194692036-1618
11SWU2042141849-3114
12PEN1924132038-1810
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第18節終了時)

ゴール数選手名所属
125ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
214カイオンSEL
313フェルナンド・フォレスティエリJDT
412ロナルド・ンガKDA
58ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド


 

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第19節結果とハイライト

隣国インドネシアでは10月1日に、1部リーグのアレマFC対ペルセバヤ・スラバヤが対戦した「東ジャワダービー」の試合終了後、23年ぶりとなるダービー敗戦に不満を持った一部のアレマFCサポーターがピッチに侵入し、警察とインドネシア国軍からなる暴動鎮圧部隊と衝突しました。
 ピッチ乱入のサポーターの対処に手を焼いたこの部隊は、ピッチだけでなくスタンドに向けても催涙ガス弾を発砲、4万人以上が足を運んでいたスタジアム内は多くの観衆が出口に殺到しました。この結果、一部の観衆はこの殺到に巻き込まれて下敷きになったり、催涙ガスによる呼吸困難や意識不明となり、現地の英語紙ジャカルタポストによると、警察官2名、子供17名を含む174名が死亡、180名以上が負傷したということです。
 その後の報道では、催涙ガスの水平発射が疑われる頭部への負傷などで亡くなった方もいたことや、スタジアム外でも催涙ガス弾が使用されたことが判明、この事態を重く見たインドネシアのジョコ・ウィドド大統領は詳細な調査を命じ、この調査が終了するまではリーグ戦を中断するよう、インドネシアサッカー協会PSSIに命じています。
 ボラセパマレーシアJPは、今回の件で身内や友人を亡くされた方に対して、心からお悔やみを申し上げます。

この事故が起こった10月1日、マレーシアではMリーグ1部スーパーリーグ第19節5試合が行われています。KLシティが10月5日に行われるAFCカップ地区プレーオフ決勝に出場するため、先だって9月24日に行われていたペナン対KLシティ戦と合わせて全6試合が行われた結果、ジョホール・ダルル・タジムJDTが4試合を残して今季優勝とリーグ史上初の9連覇を決めています。この日、トレンガヌに敗れたサバは残り試合を全勝しても、勝点でJDTを上回ることができないことが確定しています。
 JDTは既にFAカップでも優勝しており、またセカンドチームのJDT IIが2部プレミアリーグでも今季優勝を果たしており、リーグ戦後に行われるマレーシアカップにも優勝すれば、今季の国内タイトルを全て制覇することになります。

2022年9月24日@シティスタジアム(ペナン州ジョージ・タウン)
ペナン 1-0 KLシティ
⚽️ペナン:ルーカス・シルヴァ(79分)
🟨ペナン(1):ルーカス・シルヴァ
🟨KLシティ(0)
MOM:カトゥル・アヌアル(ペナン)
 FIFA国際マッチデー期間中に、国内リーグ戦を開催する国はほとんどないと思いますが、そのほとんどない国の一つがマレーシア。KLシティは、10月5日にAFCカップ地区プレーオフ決勝となるPFCソグディアナ・ジザフ(ウズベキスタン)との対戦が控えることから、FIFA国際マッチデー期間中に試合が組まれましたが、結果は最下位のペナンにまさかの0-1で敗れています。
 タイのチェンマイで開催されているキングズカップに出場するマレーシア代表に攻守の中心選手、ザフリ・ヤハヤとデクラン・ランバートが召集されたKLシティは当然ながらベストメンバーで試合に臨めませんでした。しかもキングズカップではザフリ・ヤハヤは出場なし、代表初招集となったデクラン・ランバートも途中出場で出場時間が11分と、KLシティのボヤン・ホダック監督が「チェンマイに休暇を過ごしに行って帰ってきただけ」と皮肉混じりでコメントし、試合で使う気がないならそもそも招集するべきでないと代表のキム・パンゴン監督を批判するなど、今後に遺恨を残す敗戦となりました。
 一方のペナンは6月22日のトレンガヌ戦以来、9試合ぶりの勝利となりました。

2022年10月日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴール 5-0 マラッカ・ユナイテッド
⚽️スランゴール:ノル・ハキム(16分)、ムカイリ・アジマル(33分)、ブレンダン・ガン2(66分、78分)、カイオン(90分PK)
🟨スランゴール(1):ファズリ・マズラン
🟨マラッカ(0):ファドリ・シャス、アミルル・アフィク
🟥マラッカ(1):ザハルルニザム・ザカリア
MOM:ブレンダン・ガン(スランゴール)
 つかみはOK!タン・チェンホー前マレーシア代表監督がシーズン途中ながらスランゴールの監督に就任して初の試合は、相手が6試合勝ちがないマラッカとは言え、スランゴールの各選手がはつらつとプレーしている印象でした。選手の顔ぶれを見ても、現在の8位にいるべきチームではなく、今季を通して不安定だった戦いで失った自信を取り戻せば、リーグ戦後のマレーシアカップでは台風の眼となる可能性があります。
 一方のマラッカは…給料未払い問題が期限までに解決できず、Mリーグを運営するMFLからはマレーシアカップの出場権剥奪処分を受けるなど、スランゴールとは逆にモチベーションが上がる要素が全くない状況の中、この日の敗戦で直近5試合は得点0失点17となりました。

2022年10月1日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴン・バダ)
トレンガヌ 2-0 サバ
⚽️トレンガヌ:パペ・ディアキテ (7分)、ニック・シャリフ・ハセフィ(30分)
🟨トレンガヌ(1):アリフ・ザカリア
🟨サバ(2):リザル・ガザリ、ゲイリー・スティーヴン・ロバト
🟥サバ(1):リザル・ガザリ(🟨x2)
MOM:パペ・ディアキテ(トレンガヌ)
 AFCカップ出場権のかかる2位争いを繰り広げる両チームの戦いは、チームの勢いがそのまま現れた試合でした。リーグ終盤にきてやっと調子を上げてきたトレンガヌは、この試合まで5連勝中。しかもこの5試合では得点13失点1と自慢の攻撃力が遅ればせながら機能してきています。一方、ここにきて失速気味のサバは、この試合まで3試合勝星がありません。
 前半の2ゴールを守り切ったホームのトレンガヌに対し、サバは守備の要リザル・ガザリが不必要なファウルで退場となるなど、この試合でもチームの歯車は噛み合わず、気がつけばトレンガヌとヌグリスンビランが勝点差1でそこまで迫っており、残り3試合で2位を死守できるかどうかに注目が集まります。
 サバの加賀山泰毅選手は先発して、前半で交代しています。

2022年10月1日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロー・スター)
クダ 0-1 PJシティ
⚽️PJシティ:R・ルヴェンティラン(79分)
🟨クダ(1):アクマル・ザヒル、
🟨KLシティ(1):コギレスラワン
MOM:R・ルヴェンティラン(PJシティ)
 前節第19節ではJDTを相手に、2度リードされながら追いついたPJシティがこの試合でも上位チームを相手に善戦し、最後はマレーシア代表のR・ルヴェンティランのゴールで引き分けを挟んで2連勝しています。
 首の皮一枚で2位争いに残っているクダは、その争いから脱落しないためにも勝利が必要な試合でした。司令塔マフムード・アル=マルディ、正GKシャーリル・サアリの両選手をいずれも累積警告で欠く苦しい布陣では1点が遠く、この痛い敗戦で連勝が3で止まっています。

2022年10月1日@サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
サラワク・ユナイテッド 1-4 スリ・パハン
⚽️サラワク:ザフルル・ニズワン(45+2分)
⚽️スリ・パハン:デヴィッド・ローリー(37分)、スティーヴン・ロドリゲス2(58分、78分)、ズハイリ・アイザット(90+4分)
🟨サラワク(1):ボリス・コック
🟨スリ・パハン(1):ムスリム・アフマド
MOM:スティーヴン・ロドリゲス(スリ・パハン)
 リーグ2位の30得点(19試合)を誇るスリ・パハンが連敗を2で止めています。
 一方、リーグ最多の49失点(20試合)のサラワクは、7月31日以来、勝利がなく、引き分けを挟んで5連敗となっています。

2022年10月1日@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダル・プテリ)
ジョホール・ダルル・タジム 5-0 ヌグリスンビラン
⚽️ジョホール:アリフ・アイマン2(35分、49分)、レアンドロ・ヴェラスケス(38分)、ベルグソン・ダ・シルヴァ2(61分、88分)
🟨ジョホール(2):アキヤ・ラシド、シャールル・サアド
🟨ヌグリスンビラン(0):オミド・ナズリ、ナマテヴァン・アルナサラム
MOM:ベルグソン・ダ・シルヴァ(ペナン)
 前2節はスランゴール、PJシティと2試合続けて引き分けるなど、小休止状態だったジョホール。残り4試合を残して、勝点差8で追いすがる3位ヌグリスンビランとの対戦となったこの試合は、若きエース、アリフ・アイマン、そして22ゴール(18試合)でリーグ得点王争いを独走するベルグソン・ダ・シルヴァがそれぞれ2ゴールを挙げるなど活躍し、快勝しています。
 またこの日、トレンガヌに敗れた2位のサバは、残り3試合で勝点36となり、勝点46となったJDTが残り試合を全敗し、サバが残り試合を全勝しても、サバは勝点でJDTを上回ることができないことが確定し、JDTの優勝となりました。
 ヌグリスンビランは、5月11日の第7節ではJDTを相手にロスタイムに失点して0-1で惜敗しており、この試合も接戦が期待されました。先月、タイで行われたキングズカップでは、いずれもマレーシア代表の主力として活躍したDFクザイミ・ピーとGKシーハン・ハズミを擁し、今季ここまで最多失点が2と、強固なDF陣を中心に勝ってきたチームは、今季チーム最多となるまさかの5失点で大敗しています。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第19節終了時)

チーム勝点
1JDT18144051104146
2SAB1911353021936
3TRE19112630161435
4NSE19105327161135
5KLC208572928129
6KDA188372627-127
7SRP197393029124
8SEL196583632423
9PJC194871929-1020
10MEL194682036-1618
11SWU2042141849-3114
12PEN1924132038-1810
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第19節終了時)

ゴール数選手名所属
124ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
214カイオンSEL
313フェルナンド・フォレスティエリJDT
411ロナルド・ンガKDA
59ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第15節と第18節結果とハイライト(2)

2022年9月14日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロー・スター)
クダ 3-1 スランゴール
⚽️クダ:ロナルド・ンガ(23分)、マルク・ヴァレス(33分)、ファイヤド・ズルキフリ(90+5分)
⚽️スランゴール:カイオン(33分)
🟨クダ(2):シャーリル・サアリ、マフムード・アル=マルディ
🟨スランゴール(3):ブレンダン・ガン、ジクリ・カリリ、シャヒル・バシャー
🟥スランゴール(1):アルールチェルヴァン・イレングー(フィットネスコーチ)
MOM:ロナルド・ンガ(クダ)
 延期されていた第15節のこの試合は、マルク・ヴァレスの今季初ゴールなどでクダが3連勝。順位を5位まで上げています。過去2季はいずれも2位だったクダは、前半戦を5勝2分4敗と上位を狙うには苦しい成績で折り返しましたが、この日の勝利でトップ3とAFCカップ出場の可能性が残りました。
 一方のスランゴールは、エースのカイオンが得点王争い2位となる今季13ゴール目をあげるも、相変わらず試合運びが安定せず、借金3の8位に低迷しています。

2022年9月14日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴン・バダ)
トレンガヌ 3-0 ペナン
⚽️トレンガヌ:ファイサル・ハリム(37分)、チェチェ・キプレ2(45+2分、90+1分)
🟨トレンガヌ(0)
🟨ペナン(2):アディブ・アブドル・ラオプ、ファイズ・マズラン
MOM:ペトルス・シテンビ(トレンガヌ)
 この日の勝利で5連勝となったトレンガヌですが、試合後にはナフジ・ザイン監督が契約延長のオファーを受けていないことから、シーズン終了後の退団を示唆するなど、昨季はあと一歩で逃したAFCカップ出場が見えてきた中で、不穏な空気も漂っています。ナフジ監督には来季はクダの監督就任といった噂もあり、その去就は今後も注目です。
 なお今季のAFCカップ出場権はリーグ2位と3位に与えられる可能性があり、今季残り4試合を残して勝点差4の中でひしめく2位サバ、3位ヌグリスンビラン、4位トレンガヌの2位、3位争いも最終節までも連れ込みそうです。
 

2022年9月15日@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ・ユナイテッド 0-0 KLシティ
🟨マラッカ(1):ノラズラン・ラザリ
🟨KLシティ(1):ロメル・モラレス
MOM:ノラズラン・ラザリ(マラッカ・ユナイテッド)
 延期されていた第15節の試合は、ホームのマラッカがスコアレスドローで連敗を3で止めています。過去3試合で12失点と崩壊していた守備陣でしたが、4月9日の第4節以来の先発となったベテランGKノラズラン・ラザリの好守などもあり、8試合ぶりのクリーンシートを達成しています。しかし攻撃陣は唯一の外国籍選手としてFWイフェダヨ・オルセグンが出場したものの、直近3試合を2失点というKLシティの守備陣を崩せず、無得点に終わっています。

2022年9月15日@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティ2-2 JDT
⚽️PJシティ:ダレン・ロック(73分)、コギレスワラン・ラジ(90+1分)
⚽️JDT:ベルグソン・ダ・シルヴァ(48分PK)、アキヤ・ラシド(86分)
🟨PJシティ(1):マハリ・ジャスリ
🟨JDT(3):フェルナンド・フォレスティエリ、マシュー・デイヴィーズ、ファリザル・マーリアス
MOM:カラムラー・アル=ハフィズ(PJシティ)
 リードされながらも2度にわたって追いついたPJシティが、ジョホール・ダルル・タジムJDTを相手にホームで引き分けに持ち込んでいます。高い位置からプレスをかけ続け、守勢に回るとゴール前に全員が戻るスタイルでこの試合に臨んだPJシティ。最後まで運動量が持続できるかが疑問でしたが、効果的な選手交代もあり、JDTに絶対的な好機を作らせない試合運びで前半は0-0で終了。後半の失点はいずれもミスからでしたが、エースで代表のストライカーでもあるダレンロック、そしてスーパーサブのコギレスワラン・ラジがそれぞれ数少ない機会を逃さずゴールを決めて、貴重な勝ち点1を獲得しています。
 JDTはPJシティの選手に比べると、明らかに動きが悪く、ここにきて連戦の疲れが出てきたのかもしれません。チームとしては前節のスランゴール戦に続く引き分けで、サポーターからはエクトル・ビドリオ監督への批判の声も上がりそうですが、残り5試合で2勝すればリーグ9連覇という絶対的優位は動きません。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第18節終了時)

チーム勝点
1JDT17134046103643
2SAB18113430191136
3NSE18105327161135
4TRE18102628161232
5KDA178362626027
6KLC187562427-326
7SRP186392628-221
8SEL185583132-120
9MEL184682031-1118
10PJC183871829-1117
11SWU1842121740-2314
12PEN1814131938-197
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第18節終了時)

ゴール数選手名所属
121ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
213フェルナンド・フォレスティエリJDT
13カイオンSEL
411ロナルド・ンガKDA
8ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第18節結果とハイライト(1)

2022年9月9日@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ 0-3 クダ
⚽️クダ:マフムード・アル=マルディ2(13分、89分)、ファイヤド・ズルキフリ(83分)
🟨マラッカ(0)
🟨クダ(2):カイルル・アズリン・カザリ、マフムード・アル=マルディ
MOM:ロナルド・ンガ(クダ)

2022年9月9日@トゥンク・アブドル・ラーマンスタジアム(ヌグリスンビラン州パロイ)
ヌグリスンビラン 3-2 サラワク
⚽️ヌグリスンビラン:グスタヴォ・アルメイダ2(17分、67分)、マテウス・アルヴェス(80分)
⚽️サラワク:ラジャ・イムラン・シャー(30分)、ヌル・シャミー(86分)
🟨ヌグリスンビラン(0)
🟨サラワク(2):ゴンザロ・ソト、ラジャ・イムラン・シャー
MOM:グスタヴォ・アルメイダ(ヌグリスンビラン)

2022年9月10日@リカススタジアム(サバ州コタ・キナバル)
サバ 2-3 スランゴール
⚽️サバ:バドロル・バクティアル(30分)、ジョゼ・エンバロ(41分)
⚽️スランゴール:ムカイリ・アジマル(24分)、ブレンダン・ガン(25分)、ハイン・テット・アウン(75分)
🟨サバ(1):リザル・ガザリ
🟨スランゴール(4):クエンティン・チェン、ハイン・テット・アウン、ハリス・ハイカル、アリフ・ハイカル
MOM:ハイン・テット・アウン(スランゴール)
サバの加賀山泰毅選手は先発して、フル出場しています。

2022年9月11日@ダルル・マクモルスタジアム(パハン州クアンタン)
パハン 0-2 KLシティ
⚽️KLシティ:ハキミ・アジム・ロスリ(31分)、ザフリ・ヤハヤ(72分)
🟨パハン(2):ノー・アザム・アジー、マヌエル・イダルゴ
🟨KLシティ(1):モハマド・ファウジ
MOM:ザフリ・ヤハヤ(KLシティ)

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第18節途中)

チーム勝点
1JDT1613304483644
2SAB18113430191136
3NSE18105324141032
4TRE179262516929
5KLC177462427-325
6KDA167362325-224
7SRP186392628-221
8SEL175573029120
9MEL174582031-1117
10PJC173771627-1116
11SWU1842121740-2314
12PEN1714121935-267
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第18節途中)

ゴール数選手名所属
121ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
213フェルナンド・フォレスティエリJDT
312カイオンSEL
410ロナルド・ンガKDA
58グスタヴォ・アルメイダNSE
8ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第9節および第16節結果とハイライト(2)

2022年9月2日@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)
クダ 1-0 ペナン
⚽️クダ:ロナルド・ンガ(56分)
🟨クダ(2):シャーリル・サアリ、サンワット・デーミット
🟨ペナン(2):ラファエル・ヴィトール、エンドリック
MOM:ロナルド・ンガ(クダ)

2022年9月3日@MPBJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴール 1-1 JDT
⚽️スランゴール:カイオン(65分)
⚽️JDT:ベルグソン・ダ・シルヴァ(32分)
🟨スランゴール(4):アリフ・ハイカル、アレクサンダー・アギャルクワ、ノー・ハキム・ハサン、アシマウィ・ヤキン
🟨JDT(3):シェーン・ローリー、シャールル・サアド、ナタニエル・シオ
MOM:ムカイリ・アジマル(スランゴール)

2022年9月3日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴン・バダ)
トレンガヌ 5-0 マラッカ
⚽️トレンガヌ:クパー・シャーマン(16分)、ニック・シャリフ・ハセフィ(62分)、チェチェ・キプレ3(67分、75分、81分)
🟨トレンガヌ(1):マヌエル・オット
🟨マラッカ(0)
MOM:チェチェ・キプレ(トレンガヌ)

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第17節終了時)

チーム勝点
1JDT1613204483644
2SAB17113328161236
3NSE1795324141032
4TRE179262516929
5KLC166462227-522
6SRP176382727021
7KDA156361925-621
8SEL164572727017
9MEL164572028-817
10PJC173771627-1116
11SWU1742111537-2214
12PEN1714121935-267
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第17節終了時)

ゴール数選手名所属
121ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
213フェルナンド・フォレスティエリJDT
312カイオンSEL
410ロナルド・ンガKDA
58グスタヴォ・アルメイダNSE
8ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ 2022年シーズン第9節結果とハイライト(3)

8月29日に、これまで延期されていたMリーグ1部スーパーリーグ第9節の1試合が行われています。

2022年8月29日(月)@スルタン・イブラヒムスタジアム(ジョホール州イスカンダル・プテリ)
JDT 4-0 マラッカ・ユナイテッド
⚽️JDT:フェルナンド・フォレスティエリ(13分)、ベルグソン・ダ・シルヴァ3(33分、42分、85分)、
🟨JDT(3):レアンドロ・ヴァレスケス、シェーン・ローリー、ダニアル・アミル
🟨マラッカ(0)
MOM:ベルグソン・ダ・シルヴァ(JDT)
 ACL出場により、リーグ戦の延期が多いJDTはこの日から11日間に3試合を行う厳しい日程ですが、ACL浦和戦後、初の国内試合となったこの試合では、浦和戦大敗の鬱憤を晴らすかのような快勝で首位を堅持、試合数が1試合多い2位のサバとの勝点差を6に広げて、史上初のリーグ9連覇へまた一歩前進しています。
 ACL浦和戦では出場停止になっていたMFレアンドロ・ヴァレスケスや外国籍選手枠の都合で出番のなかったDFカルリ・デ・ムルガ、さらには今季トップチーム初先発となったGKハジック・ナズリやMFダイアル・アミルなど、JDTのエクトル・ビドリオ監督は、ACL浦和戦とはメンバーを入れ替えて臨みましたが、そんなメンバーでも試合開始から終始マラッカを圧倒し、今季無敗記録を15まで伸ばしています。
 マラッカは、3ヶ月分の給料未払いが明らかになっている他、ジャスティン・リムCEOが辞任の噂を否定するなど、毎年繰り返される運営サイドの問題で現場が混乱する中での試合でした。王者JDT相手に先発した外国籍選手がFWアドリアーノ1人では太刀打ちできるはずもなく、GKブライアン・シーが好セーブを連発したにもかかわらず4失点で敗れています。しかも75分には交代枠5名を使い切った後にカイルル・アンワル・シャールディンがケガで退場し10名となり、さらにその後はシェーン・ローリーのタックルを受けたシャールル・アズワリまで退場となるなど、むしろよく4失点で済んだ試合だったと言えます。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第17節終了時)

チーム勝点
1JDT1513204373641
2SAB16112326141435
3NSE1795324141032
4TRE168262016426
5SRP176382727021
6KLC156362925-521
7KDA145361925-617
8MEL154562023-317
9SEL154462626016
11PJC173771627-1116
11SWU1742111537-2214
12PEN1614111934-257
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第17節終了時)

ゴール数選手名所属
120ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
213フェルナンド・フォレスティエリJDT
311カイオンSEL
49ロナルド・ンガKDA
57ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第1節および第9節結果とハイライト(2)

8月21日(日)に、順延されていたスーパーリーグの2試合が行われました。当初の予定では3月5日に開催されるはずだった第1節スリ・パハン対トレンガヌは、開幕してすぐ新型コロナ感染者が出たことによって延期されていました。また、第6節のスランゴール対PJシティは、当初は5月18日に予定されていましたが、5月にベトナムで開催された東南アジア競技大会通称シーゲームズに出場するマレーシアU23代表にスランゴールから多くの選手が招集されたことから延期されていました。

2022年8月21日(日)@ダルル・マクモルスタジアム(パハン州クアンタン)
スリ・パハン 1-1 トレンガヌ
⚽️パハン:マヌエル・イダルゴ(47分)
⚽️トレンガヌ:ハビブ・ハルーン(73分)、ペトラス・シテムビ(87分)
🟨パハン(3):アシャル・アル=アフィズ、スティーヴン・ロドリゲス、アズワン・アリピン
🟨トレンガヌ(1):パペ・ディアキテ
MOM:ママドゥ・サマサ(スリ・パハン)
 マレー半島東海岸に面するパハン州とトレンガヌ州をそれぞれ本拠地とする両チームの対戦は「東海岸ダービー」と呼ばれ、この試合も1万を超える観衆を集めて行われました。
 試合開始から優勢に進めたトレンガヌは、9分にはチェチェ・キプレ、14分にはニック・シャリフがいずれも1対1になりながら、この試合のマンオブザマッチMOMにも選ばれたパハンGKママドゥ・サマサがいずれも好セーブで防ぎ、得点に至りませんでした。一方のパハンも18分にムスリム・アフマドが絶対的な好機にシュートを外すなど、両チームとも得点できないまま、前半は0-0で終了します。
 後半に入るとパハンが先制します。47分には左サイドを上がったアズワン・アリピンからのクロスをゴール前でスティーヴン・ロドリゲスがスルー、右サイドでフリーとなっていたマヌエル・イダルゴがこのボールを受け、落ち着いてゴールを決め、パハンが1-0とリードします。
 しかし73分にはパペ・ディアキテの右コーナーキックにハビブ・ハルーンが頭で合わせ、トレンガヌが同点に追いつきます。さらに87分にはアリフ・アンワルとのワンツーで抜け出したペトラス・シテムビが放ったシュートが、これをブロックしようとしたパハンDFショーン・ジャネッリに当たり、角度が変わりゴールインし、トレンガヌが逆転し、このまま逃げ切り3連勝を果たしています。
 一方、シンガポールのレジェンド、ファンディ・アフマッド氏がテクニカル・ディレクターに就任以来、無敗だったパハンですが、その無敗記録は5で止まっています。

2022年8月21日(日)@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
スランゴール 0-0 PJシティ
⚽️PJシティ:ダレン・ロック(59分)
🟨スランゴール(1):ムカイリ・アジマル
🟨PJシティ(2):ザイナル・アビディン・ジャミル、ダレン・ロック
MOM:ラフィ・ナゴールガニ(PJシティ)
 スランゴールが1994年以来使用してきたシャー・アラムスタジアム(スランゴール州シャー・アラム)は老朽化し、その安全に問題があるとしてMリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLから使用を禁じられています。そのため、改修が終わるまでという条件で、スランゴールはPJシティのホームであるMBPJスタジアムに同居しています。MBPJスタジアムを本拠地とする両チームの「スランゴールダービー」は、本来のホーム、PJシティが代表FWダレン・ロックのゴールで挙げた1点を守り切り、今季3勝目を挙げています。
 スランゴールはここまでリーグ3連敗、FAカップ準決勝ではトレンガヌに敗れるなど、サポーターの不満は頂点に達しており、この試合では一部サポーターが黒い衣服を身につけて入場するなど、クラブに抗議の意思を表しています。これに対してチームも、ミヒャエル・ファイヒテンバイナー前監督を事実上更迭し、ニザム・ジャミル コーチを監督代行に据えるなどの対応を行なっているものの、外国籍選手が1人もいないPJシティを相手に、4月6日以来11試合ぶりの勝利をもたらす一方で、ニザム監督のもとで2連敗、チームは今季初の4連敗を喫しています。
 キム・パンゴン監督も観戦に訪れたこの試合自体はスランゴールが終始、優勢に試合を進めたものの、シュートは枠に決まらず、ラストパスが通らないなどの連敗からくるプレッシャーが感じられました。この敗戦後、チームだけでなくパトロンを務めるスランゴール州皇太子のアミール・シャー殿下までがサポーターに向けて声明を発表するなど 、「赤い巨人」のニックネームを持つスランゴールの凋落は止まりそうにありません。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第17節終了時)

チーム勝点
1JDT1412203973238
2SAB16112326141435
3NSE1795324141032
4TRE168262016426
5SRP176382727021
6KLC156362925-521
7KDA145361925-617
8MEL144552019117
9SEL154462626016
11PJC173771627-1116
11SWU1742111537-2214
12PEN1614111934-257
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第17節終了時)

ゴール数選手名所属
117ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
212フェルナンド・フォレスティエリJDT
311カイオンSEL
49ロナルド・ンガKDA
57ダレン・ロックPJC
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第17節結果とハイライト

8月17日と18日の両日にスーパーリーグ第17節の5試合が行われました。リーグ首位を快走するJDTは、8月19日にACLのベスト8進出をかけて埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦するため、JDT対マラッカ・ユナイテッドの試合は、9月7日に延期されています。
(試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルより)

2022年8月17日(水)@サラワク州立スタジアム(サラワク州クチン)
サラワク・ユナイテッド 0-0 PJシティ
🟨サラワク(1):アブドル・ラーマン・イスマウィ
🟨PJシティ(1):K・グルサミー
MOM:ウチェ・アグバ(サラワク・ユナイテッド)
 1部スーパーリーグと2部プレミアリーグを統合する来季のMリーグ大改編により、降格の心配から開放された10位サラワクと11位PJシティの対戦はスコアレスドローに終わっています。
 今季はここまで16試合でリーグ最多37失点のサラワクと、15試合でリーグ3位の27失点のPJシティは対戦は、まさかのスコアレスドローに終わっています。ともに好機を作りながら、精度の低いフィニッシュにより両チームとも得点できず、ともにリーグ最少の15得点なのも納得の凡戦でした。
 この結果、サラワクは3試合連続、PJシティは4試合連続無得点となりました。

2022年8月17日(水)@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリン・ジャヤ)
スランゴール 0-2 トレンガヌ
⚽️トレンガヌ:ハビブ・ハルーン(13分)、マヌエル・オット(39分)
🟨スランゴール(4):バハー・アブドッラフマーン、シャルル・ナジーム、ムカイリ・アジマル、ヤザン・アル=アラビ
🟨トレンガヌ(3):アザリヌラー・アリアス、アザム・アズミ、アリフ・アンワルf
MOM:ファイサル・ハリム(トレンガヌ)
 ミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督が本来のスポーツディレクターに復帰し(まぁ事実上の更迭ですが)、ニザム・ジャミル コーチが監督代行に就任したスランゴール。ニザム監督代行にとっては、渡邉将基選手や池田圭選手が所属していたフェルダ・ユナイテッド(2020年に解散)で監督を務めて以来のMリーグでの指揮となったこの試合は、トレンガヌのナフジ・ザイン監督とのいわば「次世代指導者」対決となりました。
 またこのカードは8月6日にトレンガヌのホームで行われたFAカップ準決勝と同じカード。このときは、延長戦を終えて1-1と決着がつかず、PK戦の末、トレンガヌが決勝を決めており、スランゴールとしては自身のホームで借りを返したいところです。
 しかし先手を取ったのはトレンガヌ。ハビブ・ハルーンがゴール前に張り付くスランゴールDF陣を見越すように、ペナルティエリアの外からシュートを決めて先制します。2点目は今季好調のファイサル・ハリムがスランゴールDFを引きつけてからゴール前へクロス。これをマヌエル・オットが決めて2点目。今のスランゴールを破るには、トレンガヌにとってはこの2点で十分でした。
 監督交代の効果が出なかったスランゴールはU23代表キャプテンのムカイリ・アジマルが2度の決定的な機会を逃すなど、好機を生かせず、無得点に終わるとともに、今季初の3連敗で9位まで順位を下げています。

2022年8月17日(水)@ダルル・アマンスタジアム(クダ州アロースター)
クダ 1-1 サバ
⚽️クダ:ロナルド・ンガ(6分)
⚽️サバ:ファルハン・ロスラン(84分)
🟨クダ(1):アクマル・ザヒル
🟨サバ(1):リザル・ガザリ
MOM:アル・ハーフィズ・ハルン(クダ)
 2020年、2021年シーズンともリーグ2位だったクダは、ここまでリーグ最多4位タイの25失点(13試合)と既に昨季1年間の28失点(22試合)に迫る勢いですが、この原因の一つが、アンゴラ代表でもプレーするセンターバック、マーク・ヴァレスの不在です。膝のケガのために手術を受けたヴァレス選手は、リーグ戦は5月17日の試合を最後にそれ以降は出場がありませんでした。それまでは4勝2分3敗の成績だったチームは、ヴァレス選手の離脱以降は1勝0分3敗と苦しみ、順位も急落しています。
 そのヴァレス選手がおよそ3ヶ月ぶりに復帰したクダは、ここまで4連勝中のリーグ2位サバを1失点に抑えて引き分けています。試合後の会見でアイディル・シャリン監督は、バドロル・バクティアル、リザル・ガザリ(いずれもサバ)、クパー・シャーマン(トレンガヌ)、レノン・アウヴェス(バリト・プテラ-インドネシア1部)ら、リーダーシップを持つ多くの選手が退団した今季、は、ヴァレス選手不在はチームリーダーの不在でもあったと話し、今回のヴァレス選手の復帰を歓迎しています。
 首位を快走するJDTを脅かす唯一の存在となりえたサバは、この日の敗戦で、試合数が2試合少ないJDTと勝点差が3となりました。最終節第22節ではJDTとの直接対決が残っていますが、そこまで負けられない試合が続きます。
 サバの加賀山泰毅選手は先発して、84分に交代しています。

2022年8月18日(木)@KLフットボールスタジアム(クアラルンプール)
KLシティ 1-0 ヌグリスンビラン
⚽️KLシティ:パウロ・ジョズエ(45+1分)
🟨KLシティ(1):ジョーダン・ミンター
🟨ヌグリスンビラン(3):ザムリ・ピン・ラムリ、グルタヴォ、クザイミ・ピー
MOM:パウロ・ジョズエ(KLシティ)
 8月24日にAFCカップ東南アジア地区決勝が控えるKLシティは、PSMマカッサル(インドネシア)との対戦前の最後のリーグ戦でもあり、好調のヌグリスンビランが相手ながら、この試合に勝ってAFCカップに臨みたいところです。
 一方この試合まで4連勝中のヌグリスンビランは、2位のサバとの差を詰めて、あわよくば来季のAFC主催大会への出場権獲得を目指しています。
 そんな両チームの対戦は、前半終了間際にキャプテンのパウロ・ジョズエがザフリ・ヤハヤのコーナーキックに頭で合わせてゴールを決め、この1点をGKケヴィン・メンドーザを中心にDF陣が守り切って勝利しています。

2022年8月18日(木)@シティスタジアム(ペナン州ジョージ・タウン)
ペナン 1-3 スリ・パハン
⚽️ペナン:スティーヴン・ロドリゲス2(44分、74分)、デヴィッド・ロウリー(80分)
⚽️パハン:ラファエル・ヴィトール(65分PK)、ル=カス・シルヴァ(85分)
🟨ペナン(0):ルーカス・シルヴァ、K・ティヴァンダラン
🟨パハン(0):シェルゾド・ファイジエフ、アザム・アジー、
MOM:スティーヴン・ロドリゲス(スリ・パハン) 
 1980年代から90年代前半にかけてマレーシア代表で活躍したドラー・サレー(パハン)とザイナル・アビディン(ペナン)が監督として対決したこの試合は、直近の4試合で4ゴールを挙げているパハンのスティーヴン・ロドリゲスがこの試合でも2ゴールを挙げ、チームの引き分けを挟んだ4連勝に貢献しています。
 最下位のペナンは一度は同点に追いついたものの、結局、泥沼の6連敗となりました。リーグ第改編のおかげで今季は2部降格がなくなったものの、来季に向けてのチーム再建は必至です。

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第17節終了時)

チーム勝点
1JDT1412203973238
2SAB16112326141435
3NSE1795324141032
4TRE157261815323
5SRP166372625121
6KLC156362925-521
7KDA145361925-617
8MEL144552019117
9SEL144462625116
10SWU1742111537-2214
11PJC162771527-1213
12PEN1614111934-257
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第17節終了時)

ゴール数選手名所属
117ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
212フェルナンド・フォレスティエリJDT
311カイオンSEL
49ロナルド・ンガKDA
57ダレン・ロックPJC
7イフェダヨ・オルセグンMEL
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

Mリーグ1部スーパーリーグ
2022年シーズン第16節結果とハイライト(1)

8月13日(土)にスーパーリーグ第16節の3試合が行われています。AFCカップ東南アジア地区準決勝に出場したクダ、KLシティ、そしてACL東地区準々決勝が控えるJDT関連の3試合は9月に順延されています。
(試合のハイライト映像はMFLの公式YouTubeチャンネルより)

2022年8月13日(土)@MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
PJシティ 0-2 ヌグリスンビラン
⚽️ヌグリスンビラン:グスタヴォ2(11分、62分)
🟨PJシティ(1):D・クガン
🟨ヌグリスンビラン(1):サイフル・リズワン
MOM:グスタヴォ(ヌグリスンビラン)

2022年8月13日(土)@ハン・ジェバスタジアム(マラッカ州マラッカ)
マラッカ・ユナイテッド 2-2 スリ・パハン
⚽️マラッカ:イフェダヨ・オルセグン(38分)、アドリアーノ(51分)
⚽️パハン:デヴィッド・ロウリー(87分)、シャルル・ニザム・ナジル(90分)
🟨マラッカ(0)
🟨パハン(0)
MOM:スティーヴン・ロドリゲス(スリ・パハン)

2022年8月13日(土)@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディンスタジアム(トレンガヌ州ゴン・バダ)
トレンガヌ 1-0 サラワク・ユナイテッド
⚽️トレンガヌ:クパー・シャーマン(72分)
🟨トレンガヌ(0)
🟨サラワク(1):シャミー・イスズアン
MOM:トーフィク・アル・ラシド(サラワク・ユナイテッド)

2022年シーズン スーパーリーグ順位表(第16節一部終了時)

チーム勝点
1JDT1412203973238
2SAB15111325131234
3NSE1695224131132
4TRE146261615120
5SRP155372222018
6KLC145361925-618
7MEL144552019117
8KDA135261824-617
9SEL134452623316
10SWU1641111537-2213
11PJC152671527-1212
12PEN1514101731-147
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド

2022年シーズン スーパーリーグ 得点ランキング(第16節一部終了時)

ゴール数選手名所属
117ベルグソン・ダ・シルヴァJDT
212フェルナンド・フォレスティエリJDT
311カイオンSEL
48ロナルド・ンガKDA
57ダレン・ロックPJC
7イフェダヨ・オルセグンMEL
KDA-クダ・ダルル・アマン、NSE-ヌグリスンビラン、PJC-PJシティ、SEL-スランゴール、KLC-KLシティ、TRE-トレンガヌ、SRP-スリ・パハン、PEN-ペナン、SWU-サラワク・ユナイテッド、SAB-サバ、MEL-マラッカ・ユナイテッド