キム・パンゴン前代表監督がスランゴール監督就任
2022年1月から2024年7月までマレーシア代表監督を務めた韓国出身のキム・パンゴン氏が、マレーシア1部スーパーリーグで現在4位のスランゴールの監督に監督に就任したことがクラブ公式SNSで発表されています。
2024年のアジア杯では韓国代表相手に3-3と善戦するなど、代表監督としての2年半で35試合で指揮をとり、19勝7分9敗の成績を残したキム氏は監督就任についてスランゴールとの協議に入っていることは複数のメディアでも報じられていました。
またスランゴールのキャプテンを務めるファイサル・ハリムを始め、キム氏が代表監督だった際の選手たちからも歓迎の声が上がっているということです。
キム氏は、マレーシアサッカー協会(FAM)と2022年1月から2年間の監督契約を結ぶと、FIFAランキング154位だったマレーシアを一時は過去18年間で最高位となる130位まで引き上げるなど、2年間で17勝2分6敗の成績を残しました。この好成績を受けてFAMは2024年1月からの新たな2年契約をキム監督にオファーし、キム監督もこれを受けて2025年12月31日まで契約を延長していました。
しかしキム監督は昨年2024年7月に家庭の事情を理由に突如辞任してしまいます。そしてその2週間後には韓国1部蔚山HD監督就任が発表されました。これは前任のホン・ミョンボ監督が、同年2月にユルゲン・クリンスマン監督解任により空席となっていた韓国代表監督に就任したことが原因でした。しかし家庭の事情を理由に挙げながら、クラブの監督に就任したことで、当時のFAM会長からは「不誠実」と激しく批判されました。
蔚山HDでは、2024年シーズンにリーグ優勝を果たし、コリアカップでも準優勝していましたが、今季は、5試合連続未勝利、11試合白星なしなど期待された成績を残せず、またサポーターからも応援ボイコットが起こり、8月1日に解任が発表されていました。
昨年9月に解任された喜熨斗勝史監督に代わり指揮を取るクリストファー・ギャメル監督代行のもとでも、ACL2敗退、またFAカップベスト4敗退ながら、リーグ戦前半を終えて3位まで順位を上げてきているスランゴール。2020年シーズンから数えると、8人目の監督となるキム氏がスランゴールをどう立て直すのかに期待がかかります。
なおキム監督就任に伴い、喜熨斗勝史前監督解任後からこれまで指揮をとってきたギャメル監督代行は、スランゴールのテクニカルディレクターに就任することも併せて発表されています。
また公式発表はありませんが、スランゴールは元マリ代表で、身長192cmのMFマハメ・シビーが加入するとも報じられています。フランス生まれのシビー選手はスウェデン1部のマルメFFから移籍する29歳のDMFということです。
2025年6月にマルメFFに移籍する前には、フランス2部のバスティアや同1部のストラスブール、パリFCといったチームでのプレー経験もあるということです。
