10月7日のニュース・ニュージーランド戦にU20代表2名を初招集した監督の意図は?・レアル・マドリーやPSGでもプレー経験がある ヘセ・ロドリゲスがジョホールに加入

ニュージーランド戦にU20代表2名を初招集した監督の意図は?

今月のFIFA国際マッチカレンダーでは、10月14日にニュージーランド代表との対戦が決定しているマレーシア代表。昨日現地入りし、試合までの1週間は合宿を行うことも発表されています。直近のFIFAランキングで132位のマレーシアに対し、ニュージーランドは同95位と、東南アジア1位のタイ(同100位)よりもランキングが高いチームです。

既に2026W杯アジア予選で敗退しているマレーシアの現在の目標は、今年12月に行われるAFCアジアカップ2027年大会予選の組み合わせ抽選前までにFIFAランキングを上げることです。FIFAランキングが高ければ、抽選の際に上位のポッドに入って、予選では強豪との対戦を避けることができるからです。そんな目的から格上のチームと対戦して少しでも多くのランキングポイントを獲得しようという今回のFIFAデイズではニュージーランドとの試合が組まれています。

格上のニュージーランドとの対戦で勝利できる可能性は限りなく低いですが、それでもマレーシア戦の3日前の10月11日に2026W杯オセアニア地区予選のタヒチ戦があることから、万が一、タヒチ戦の疲労が抜けきれていなければ、マレーシアにもワンチャンあるかも知れません。

順当に行けば厳しい試合になる相手と、あわよくば勝利してFIFAランキングポイントを獲得したいマレーシアのパウ・マルティ監督ですが、今回は27名の選手とともにニュージーランド入りしています。その中にはいずれも先月のAFC U20アジアカップ予選に出場したマレーシアU19代表のメンバー2名、GKハジク・アイマン(ジョホール・ダルル・タジムFC U23)とMFハイカル・ダニシュ(スランゴールFC U23)が含まれています。いずれも代表合宿初招集となった両選手が今回のメンバーに含まれたことで、SNS上では様々な意見が議論されています。

将来の代表入りに備えて、早い段階で代表チームの雰囲気を体験させる、あるいは代表戦に出場させて経験を積ませることは良いことだ、といった肯定的な意見がある一方で、今回の対戦が少しでもFIFAランキング上げるためのものならば、所属チームのトップチームでプレー経験もなく両選手が格上相手の試合で起用される可能性は低く、それならばニュージーランド戦で少しでも戦力になる選手を帯同させるべきだ、という否定的な意見も見られます。

なお、パウ・マルティ監督はハジク、ハイカルの両選手を招集した理由などを明らかにはしていません。

レアル・マドリーやPSGでもプレー経験がある ヘセ・ロドリゲスがジョホールに加入

ACLエリートでは、東地区第2節を終えて1勝1分で光州FCに次ぐ2位につけているジョホール・ダルル・タジムFC(JDT)はチーム公式SNSで、スペイン出身で元レアル・マドリードの「ヘセ」ことFWヘセ・ロドリゲスの加入を発表しています。31歳のヘセ選手は背番号33を着けることも併せて発表されています。

レアル・マドリードの下部組織出身のヘセ選手は、ロナルドらとともにプレーしたレアル時代にUEFAチャンピオンズリーグ優勝2回、ラ・リガ優勝1回、FIFAクラブW杯優勝1回の経験を持つ他、スペイン年代別代表でもプレー経験があります。しかし2014年に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負った以降は。パリ・サンジェルマン(フランス)へ移籍すると、その後はラス・パルマス(スペイン)、サンプドリア(イタリア)、ストーク・シティ(イングランド)、レアル・ベティス(スペイン)などチームを転々とし、昨年2023年9月からはブラジル2部のコリチーバでプレーしていましたが、今年1月に契約満了で退団するとフリーエージェントとなり、無所属の状態が続いていました。

ACLエリートに出場中のJDTは、東地区の初戦、アウェイの上海海港戦を2−2の引き分けでスタートすると、次戦のホーム、上海申花戦では3-0と勝利し、現在は1勝1分で2位となり、次節第3節では首位の光州FCとの首位攻防戦をアウェイで予定されています。